国産のスノボ板が良いとは限らない!みんな勘違いしている7つ常識とは

こんにちは、20年以上スノーボードしている、らくスノです。

「この板は国内ブランドだから品質も高いしおすすめですよ!」

店員さんからこんなことを言われた経験はないでしょうか。

実際当ブログでもよく使っていますが…(笑)

でもね、必ずしも国産の板が優れているとは限らないんです。

板選びで重要なのは生産工場ではなく、その人のスタイルに合っているかどうか。

だから安易に「国産=高品質」なんて言葉を信じると、自分の目指すスタイルに合わないボードを選んでしまうかもしれません。

今回は皆さんが勘違いしている、国産スノーボード板に関する7つの常識についてお話したいと思います。

この記事を最後まで読めば、国産・外国産にとらわれることなく、フラットな目線でボードを選ぶことができるようになります。

みんな勘違いしている!国産スノボ板に関する7つの常識とは

みなさんが勘違いしている、国産スノーボード板の常識とはどんなことがあるのでしょうか。

  1. 日本にあるスノーボード工場はわずか5箇所しかない
  2. 国内ブランドでも国産とは限らない
  3. 同じブランドでもモデルにより生産工場が異なる
  4. 生産国を正確に知ることはできない
  5. 国産だから良いということではない
  6. 国産だから高価なわけではない
  7. 国産よりも国内ブランドであることが重要

冒頭では偉そうに話しましたが(笑)実は私も最近まで知らなかったことが多かったです。

でもこのブログの取材を通じて、

  • メーカーの開発に関わっている方
  • プロライダー
  • ブランドの代表
  • ショップ店長

様々な方に裏事情を教えてもらいました(笑)

もちろん名前は出せないのですが、スノーボード制作の裏側を少しだけ暴露したいと思います。

日本にあるスノーボード工場はわずか5箇所しかない

そもそも日本にはスノーボード工場が5箇所しかありません。

  • ブルーモリス(青森)
  • オガサカ(長野)
  • アクトギア(新潟)
  • ヨネックス(新潟)
  • ウチヤマ(新潟)

「でも、国内ブランドだけで数十社ありますよ?」

そうなんです。

実はほとんどのブランドはOEMで生産しています。

※OEMとは、製造工場が他社(発注元)ブランドの製品を製造すること。

スノーボード生産には高額な設備投資が必要なので、国内で製造するなら必然的にこの5社に依頼するしかないんですね。

国内ブランドでも国産とは限らない

では、すべてのドメスティックブランドが国内工場で生産しているかといえば、必ずしもそうではありません。

特に最近は中国工場のOEMが多いです。

理由は簡単、生産コストが安いから。

実際、スノーボード工場の数も中国のほうがはるかに多いです。

だから「モススノーボードだから国産だな!」というのは早計ですよ。

同じブランドでもモデルにより生産工場が異なる

さらに踏み込んだ話をすると、同じブランドだからと言ってすべてのボードを同じ生産工場で作っているとは限りません。

前項でお話した通りコスト面の問題はもちろん、単純に工場の製造スケジュールに入らなかったとか、特殊なボードだからという事情もあるようです。

例)

  • Aモデル→オガサカ
  • Bモデル→ウチヤマ
  • Cモデル→中国

一般的には下位モデルを中国で作ることが多いようです。

自社工場を持つヨネックスでさえ、下位モデルは中国で作ってますからね。

生産国を正確に知ることはできない

「このモデルは国産なので、品質も高いですよ!」

店員さんからこんな売り文句を言われた事はありませんか?

でもね、安易に信じるのも危険なんですよ。

なぜなら末端のショップ店員さんは、生産国を知ることができないからです。

自社工場があるヨネックスでさえ中国にOEMしているわけですから、メーカー以外の人が生産国を正確に把握することは難しいでしょう。

シーズンごとに生産国が変わる場合もあるし、まして生産工場に関する正確な情報は分かりません。

  • カタログに記載がある
  • 関係者がSNS等で発信
  • メーカーの人に聞く

上記の情報をもとにある程度把握することは可能です。

でもね、特に中国製はメーカーとしても隠したがるし、わざわざ公表しているブランドは少ないのが現状ですね。

国産だから良いということではない

前項でお話した通り、中国製というだけで悪いイメージが先行してしまうんですよね。

でも、中国産だから悪いというわけでも、国産だから良いというわけでもありません。

中国でもヤクイなどは最新の設備を有しており、高品質なボードを作っていることで有名ですからね。

実際あるブランドは10万円超えの上位モデルを中国で作っているそうです。

ただし、あるメーカーの代表から聞きましたが、フィードバックをしやすいのは圧倒的に国内工場だそうです。

やはり中国だと言葉や文化の違いで、ライダー・開発者の意向を上手くフィードバックできないこともありますからね。

実際、依頼したボードとまったく違うものが届くなんてトラブルもあるようです(笑)

国産だから高価なわけではない

一般的に「国産=品質が高い=高価」というイメージがありますよね。

ただし、必ずしも国産だから高価、中国産だから安いということではありません。

人件費の安い中国で作ったほうが原価が安いのは確かですが、制作するロット数によっても金額は変わります。

実際ボードを成形するプレス金型は、1つ作るだけで数十万円かかるそうです。

だから、たくさん作ったほうが1枚あたりの原価は安い。

中国産でもロットが少なければ高額になるし、国産でもロットが多ければ安くなります。

国産よりも国内ブランドであることが重要

最後は個人的な見解ですが、国産にこだわるなら国内ブランドということにこだわったほうがいいと思います。

なぜなら、国内ブランドは日本の雪質、日本人の体格に合わせたボードづくりをしているからです。

グラトリなんてまさに日本独特のスタイルで、ボードのクオリティーは海外ブランドの追従を許しません。

そして、なにより大事なのは、自分のスタイルに合っているかどうか。

ボードとの相性は生産国で決まるわけではないので、たくさんのボードに触れることが大事だと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

  1. 日本にあるスノーボード工場はわずか5箇所しかない
  2. 国内ブランドでも国産とは限らない
  3. 同じブランドでもモデルにより生産工場が異なる
  4. 生産国を正確に知ることはできない
  5. 国産だから良いということではない
  6. 国産だから高価なわけではない
  7. 国産よりも国内ブランドであることが重要

一般ボーダーからしたら、目からウロコの情報ばかりですよね。

私も以前は国産ボード至上主義だったんですが(笑)関係者の話を聞くに従って考えが変わりました。

今は生産国よりも自分のスタイルにマッチしたボードがベストだと思っています。

ぜひ生産国・生産工場なんて気にせず、試乗会や展示会等でたくさんのボードに触れていただければと思います。

必ずご自身のスタイルに合ったボードに出会えるはず。

この記事が参考になれば幸いです。

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ABOUTこの記事をかいた人

スノーボード歴21年の自称育メンボーダー。北海道出身の父の影響で小学生からスキーをはじめ、18歳でスノーボードに出会う。学生時代に留年してまで山にこもり大会などにも出場するが、就職を機に趣味となる。現在は娘も幼いためあまり滑りにはいけないが、いつか子どもとスノーボードに行くのが楽しみ。