【23-24】ショップ店長に聞いた!国産のスノーボード板おすすめ9選

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こんにちは、20年以上スノーボードしている、らくスノです。

皆さん「国内ブランド=国産」だと思ってませんか?

実はジャパンブランドでも上位モデルだけ国内工場、下位モデルを海外工場で作っている場合もあります。

今回は前半部分で勘違いしやすい国産スノーボードの定義。

後半部分で知り合いのショップ店長やライダーさんから聞いたおすすめの国産ボードを紹介したいと思います。

※当コンテンツは独自の評価基準を元におすすめギアをピックアップしてます。評価・選定基準のガイドラインに関してはこちらを参照ください。

日本にあるスノーボード工場はわずか5箇所しかない

そもそも日本にはスノーボード工場が5箇所しかありません。

  • ブルーモリス(青森)
  • オガサカ(長野)
  • アクトギア(新潟)
  • ヨネックス(新潟)
  • ウチヤマ(新潟)

「でも、国内ブランドだけで数十社ありますよ?」

そうなんです。

実はほとんどのブランドはOEMで生産しています。

OEMとは、製造工場が他社(発注元)ブランドの製品を製造すること。

スノーボード生産には高額な設備投資が必要なので、国内で製造するなら必然的にこの5社に依頼するしかないんですね。

国内ブランドでも国産とは限らない

では、すべてのジャパンブランドが国内工場で生産しているかといえば、必ずしもそうではありません。

特に最近は中国工場のOEMが多いです。

理由は簡単、生産コストが安いから。

実際、スノーボード工場の数も中国のほうがはるかに多いです。

だから「モススノーボードだから国産だな!」というのは早計ですよ。

同じブランドでもモデルにより生産工場が異なる

さらに踏み込んだ話をすると、同じブランドだからと言ってすべてのボードを同じ生産工場で作っているとは限りません。

前項でお話した通りコスト面の問題はもちろん、単純に工場の製造スケジュールに入らなかったとか、特殊なボードだからという事情もあるようです。

例)

  • Aモデル→オガサカ
  • Bモデル→ウチヤマ
  • Cモデル→中国

一般的には下位モデルを中国で作ることが多いようです。

自社工場を持つヨネックスでさえ、下位モデルは中国で作ってますからね。

ショップ店長に聞いた!国産のスノーボード板おすすめ9選

おすすめの国産ボード10選を紹介したいと思います。

  1. スプレッド LTA-F
  2. スクーター デイライフ
  3. ノベンバー レッドライブ
  4. グレイ ラブバズ
  5. オガサカ CT
  6. BCストリーム S
  7. オガサカ FC
  8. ヨネックス スラスト
  9. モス RRR

カテゴリーは以下のとおりです。

トリック寄りのおすすめ国産ボード

まずは私のようなトリック好きにおすすめしたい国産ボードを紹介したいと思います。

私自身昔はイントラでしたが、ガチガチのカービングボードではなくパークボードに乗っていました。

「あくまでメインはトリック」という方はぜひチェックしてみてください。

スプレッド LTA-F

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スクーター デイライフ

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ノベンバー レッドライブ(レディースサイズあり)

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ノベンバーはオガサカ製ですが、どちらかといえばフリースタイル寄りなイメージ。

このレッドライブに関しても、ハーフパイプでの使用を想定しています。

ショートの切り返しやターン導入がしやすいので、初心者の方でも乗りやすい。

さらに、フリースタイルボードとしては珍しく、足下にプレートも入ってます。

私のようにトリック、フリーラン志向のボーダーさんにおすすめしたい板です。

グレイ ラブバズ

ラブバズの特徴は、オールラウンドに遊べるカービングボードということです。

圧雪バーンでのカービングはもちろん、パークや地形、果てはサイドカントリーの非圧雪でも遊べたりします。

バリオキャンバーと呼ばれる独特の形状をしたシェイプが、低速化では有効エッジを小さく、高速時には大きくすることによって”遊べるカービングボード”を実現しました。

乗りやすさ重視で選ぶおすすめ国産ボード

この項ではとにかく乗りやすいボードを紹介します。

カービング、荷重・抜重、角付け等…

とにかくコントロールしやすいので、乗り手を育てる板と言っても過言ではありません。

イントラを目指すボーダーはもちろん、カービング初級者にもおすすめしたい国産ボードです。

オガサカ CT(レディースサイズあり)

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オガサカブランドの看板モデルのひとつCT。

後述のカービング板FCとの違いはフレックス、CTのほうが若干柔らかいです。

しかもラウンドトップなので、初級者の方でもオールラウンドボードの延長で乗ることができます。

軽快な操作性、シャバ雪や低速でも安定したターンが可能。

「とにかく乗りやすい板を探している」なんて方にはぴったりな板と言えるでしょう。

BCストリーム S(レディースサイズあり)

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BCストリーム(アクトギア)の看板モデルSの特徴は、荷重から抜重までがスムーズだということ。

可変キャンバーを採用していますが、フルキャンバー信者の私は「ちゃんと角付けできるの?」なんて思っていたわけです。

しかし、いざ乗ってみると角付けがスムーズ、ターン後半までしっかり粘ってくれます。

それでいて、アーチが緩いのでノーズの引っかかりもありません。

技術面が未熟でも、しっかり「Rで曲がる」ということをサポートしてくれる板に仕上がっています。

イントラを目指す方におすすめの国産ボード

最後はイントラ御用達の国産ボードを紹介します。

はっきり言って乗りこなすにはそれなりのスキルが必要な板ばかりです。

ただし、一度壁を突き破れば、最高のポテンシャルをを提供してくれるでしょう。

オガサカ FC(レディースサイズあり)

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オガサカを代表するモデルであるFCの特徴は、なんといっても圧倒的な乗りやすさ!

オートカービングと呼ばれる機能を有しており、板を立てるだけで簡単に曲がってくれるのです。

シェイプをみれば一目瞭然ですが、セミハンマー形状で有効エッジが長い。

それでいて、オールラウンドボードのルーズさも残しているので、ハンマー独特のクセがありません。

初乗りからフロントでもグイグイ体を倒して行けるボード、ロングターンが一気に楽しくなります。

ヨネックス スラスト

ヨネックスの名機スラストの最大の特徴は圧倒的な衝撃吸収性能、安定感が違います。

通常のカーボンの約2.4倍の振動吸収力を持つSTABELAと呼ばれる複合カーボンと振動減衰性に優れたABSORB DECKを採用。

荒れたバーンはもちろん、コブや春雪にも柔軟に対応できるようになりました。

スラストは衝撃吸収性に優れ、さらには有効エッジも長いので、どんなコンディションでも攻めのカービングができるのです。(157cmレングスで、有効エッジ1295mm)

春雪のボコボコバーンでも、減速せずにターン後半までしっかり雪面に食いついてくれます。

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モス RRR(レディースサイズあり)

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モスを代表するカービングボードRRRの最大の特徴と言えば、2段階のサイドエッジですね。

これにより、板の立て方次第で様々なコンディションに対応できます。

ショートでは浅いエッジが反応するので、軽快にエッジを切り替えることができます。

逆にロングでは深いエッジが雪面に食いつくき、自分のイメージ以上に体が倒せるのでビビります(笑)

カーボン無しのウッドコアを採用しているので、よりナチュラルに雪面を感じられる逸品です。

まとめ

以前取材したスプレッドスノーボードの尾川プロもおっしゃってましたが、国内工場だと圧倒的にフィードバックしやすいんですよ。

だから、よりブランドのコンセプトを反映したモデルが作れるというわけです。

ぜひ当記事を参考に、国産ボードを探していただければと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

スノーボード歴22年の自称育メンボーダー。北海道出身の父の影響で小学生からスキーをはじめ、18歳でスノーボードに出会う。学生時代に留年してまで山にこもり大会などにも出場するが、就職を機に趣味となる。現在は娘も幼いためあまり滑りにはいけないが、いつか子どもとスノーボードに行くのが楽しみ。