【24-25】ショップ店長に聞いた!国産のスノーボード板おすすめ9選

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こんにちは、20年以上スノーボードしている、らくスノです。

皆さん「国内ブランド=国産」だと思ってませんか?

実はジャパンブランドでも上位モデルだけ国内工場、下位モデルを海外工場で作っている場合もあります。

今回は前半部分で勘違いしやすい国産スノーボードの定義。

後半部分で知り合いのショップ店長やライダーさんから聞いたおすすめの国産ボードを紹介したいと思います。

※当コンテンツは独自の評価基準を元におすすめギアをピックアップしてます。評価・選定基準のガイドラインに関してはこちらを参照ください。

日本にあるスノーボード工場はわずか5箇所しかない

そもそも日本にはスノーボード工場が5箇所しかありません。

  • ブルーモリス(青森)
  • オガサカ(長野)
  • アクトギア(新潟)
  • ヨネックス(新潟)
  • ウチヤマ(新潟)

「でも、国内ブランドだけで数十社ありますよ?」

そうなんです。

実はほとんどのブランドはOEMで生産しています。

OEMとは、製造工場が他社(発注元)ブランドの製品を製造すること。

スノーボード生産には高額な設備投資が必要なので、国内で製造するなら必然的にこの5社に依頼するしかないんですね。※ごく一部、ハンドクラフトで作っているブランドもあります。

国内ブランドでも国産とは限らない

では、すべてのジャパンブランドが国内工場で生産しているかといえば、必ずしもそうではありません。

特に最近は中国工場のOEMが多いです。

理由は簡単、生産コストが安いから。

実際、スノーボード工場の数も中国のほうがはるかに多いです。

だから「モススノーボードだから国産だな!」というのは早計ですよ。

同じブランドでもモデルにより生産工場が異なる

さらに踏み込んだ話をすると、同じブランドだからと言ってすべてのボードを同じ生産工場で作っているとは限りません。

前項でお話した通りコスト面の問題はもちろん、単純に工場の製造スケジュールに入らなかったとか、特殊なボードだからという事情もあるようです。

例)

  • Aモデル→オガサカ
  • Bモデル→ウチヤマ
  • Cモデル→中国

一般的には下位モデルを中国で作ることが多いようです。

自社工場を持つヨネックスでさえ、下位モデルは中国で作ってますからね。

ショップ店長に聞いた!国産のスノーボード板おすすめ9選

ここからは、ライダーさんや知人のショップ店長に聞いた、おすすめの国産ボード9選を紹介したいと思います。

  1. スプレッド LTA-F
  2. 011 Xフライスピン
  3. モス TOTOブラックSF
  4. モス U4ハーフ
  5. ゲンテンスティック TT
  6. ノベンバー アイスキャット
  7. オガサカ FC
  8. ヨネックス スラスト
  9. モス RRR

カテゴリーは以下のとおりです。

グラトリにおすすめの国産ボードTOP3

パウダーランにおすすめ国産ボードTOP3

カービングにおすすめの国産ボードTOP3

次項から順番に解説します。

グラトリにおすすめの国産ボードTOP3

グラトリ好きにおすすめしたい国産ボードを紹介したいと思います。

そもそもグラトリというジャンル自体、日本が圧倒的に進んでいて、ボードのクオリティーに関しても国産ボードが1歩リードしてます。

「今シーズンは更に上手くなりたい」という方は、ぜひチェックしてみてください。

スプレッド LTA-F(レディースはLTV)

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定価109,780円(税込)
形状ツイン/キャンバー
フレックスミドルソフト
サイズ136〜156

グラトラーに大人気、スプレッドの看板モデルであるLTA-Fを紹介します。

創始者の尾川慎二さんに取材した時も、アクトギア工場で生産されるLTA-Fは「自信作です」とおっしゃってました。

他のモデルよりウエストが太いので、プレスや刺し系トリックでの安定感が抜群

さらにコンベックス(船底形状)で、ドライブ等のトリックで逆エッジになりづらい。

そして、なんといってもめちゃくちゃ軽いんですよね。

木材の中でも軽量な桐・檜(ひのき)をコアに使っているので、とてもコントロールしやすい。

720回しちゃうような上級者から、グラトリ始めたての初心者まで対応できる万能ボードです。

創始者尾川慎二プロに聞いてみた!最強グラトリボードスプレッドの魅力

011アーティスティック Xフライスピン(レディースサイズあり)

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定価107,800円(税込)
形状ツイン/ダブルキャンバー
フレックスミドル
サイズ138〜155

グラトリボードの先駆者的ブランド、011アーティスティックから人気モデルのXフライスピンを紹介します。

生産しているオガサカ工場は、研究開発に熱心なんですよね。(最近もイザナスというカーボンに変わる高反発素材を使ったりしてます。)

Xフライスピンにはフォームコアと呼ばれる、サーフボードに使われる素材を使用しています。

フォームコアは軽量なのはもちろん、衝撃吸収性に優れた素材です。

当然ながらトリック毎に大小さまざまな衝撃が加わるわけです。

Xフライスピンはしっかり衝撃を吸収してくれるから、次のトリックに移るときも安定感が抜群なんですね。

高いクオリティーは国産ならではというか、海外工場では真似できないと思います。

モス TOTOブラックSF(レディースサイズあり)

定価128,700円(税込)
形状ツイン/可変キャンバー
フレックスミドル
サイズ138〜155

モスといえばカービングボードやパウダーボードが知られていますが、ウチヤマ工場製のTOTOブラックSFはグラトリの隠れた名機です。

名前の通りモスの看板モデルTOTOのアウトラインをベースにしつつ、フレックスやトーションをグラトリ向きに調整してます。

ノーズテールにカーボンを配置。張りは強いですが、ツボに入るとものすごい反発が返ってきます

しかもTOTOベースということで、ラントリ的な動きも得意なんですよね。

中上級者向けのスペックにはなりますが、高回転やハイスピードでのグラトリではナンバーワンの板です。

グラトリボードに関しては以下の記事で特集してます。さらに詳しく知りたい方は合わせて参照ください。

人気ライダーさん達に聞いた!おすすめのグラトリ板16選

パウダーランにおすすめ国産ボードTOP3

国内のパウダーを滑るなら、やはり国産ボードでしょう。

そもそも海外と日本では、雪質が異なります。

海外のビッグマウンテンはアイシーなスピードバーンになることが多く(もちろん場所にもよります)、日本の粉雪とは対照的。

当然ボードの作りも変わってきますから、海外ブランドのボードはしっくりこないことが多いんですよね。

日本のパウダーボードはローカルブランドも多く、滑走ルートに合わせて板をチョイスすることができます。

今回はあえて人気の3モデルに絞って紹介します。

モス U4ハーフ

定価176,000円(税込)
形状キャンバー(ロッカーノーズ)
フレックスミドルソフト
サイズ154

基本的にモススノースティックは海外工場で制作してますが、U4ハーフはウチヤマ工場で作られているんです。

その事実だけ取っても、いかにモスがU4ハーフに力を入れているかが分かると思います。

モスの大人気モデルであるU4とU5の良いとこ取りシェイプ。(だからU4ハーフなんですね)

軽快なターンと浮力のバランスが良いペンシルノーズと、ボードコントロールしやすいスクエアテールで、パウダーはもちろん重雪でも操作性が抜群です。

ロッカーノーズですが反りが浅いので、普通に圧雪のカービングも遊べます。

フラッグシップモデルだけあって、どんなコンディションでも遊べるボードに仕上がってますよ。

ゲンテンスティック TT

パウダーボードといえばゲンテン。ゲンテンといえばTTですよね。

定価183,700円(税込)
形状フラット
フレックスミドルソフト
サイズ160,165

ゲンテンもヤクイなど海外工場を使ってますが、TTはウチヤマ工場生産モデル。

歴史が長いのにほとんど形状を変えておらず、まさにゲンテンの原点を感じることができます。

モスのU4ハーフもそうですが、TTもペンシルノーズ&スクエアテールになってます。ただサイドカーブが浅いので、スピードレンジが高いですね。

汎用性は高いですが、どちらかといえばツリーランよりはオープンバーン向きのモデル

ビッグフィッシュやマンタレイなど他にも人気モデルはありますが、もし迷っているならバランスが良いTTを選べば間違いありません。

ノベンバー アイスキャット

定価116,600円(税込)
形状ローキャンバー
フレックスミドルハード
サイズ149,154

アイスキャットはオガサカ工場が作るショートファットボード。

極太ノーズでパウダーボードの形状を残しつつ、レングスが短いので沢や落ち込みでのトリックも遊べちゃいます。

肝心のパウダーですが、浮力はまったく問題ないですね。

さらにスワローテールの雪抜けが良いので、加速しやすいうえにコントロールも軽快

パウダーボードにも関わらずプレート入りなんで、圧雪でも調子がいいです。

「コンディションの良い午前中はパウダー、バーンが荒れてきた午後は圧雪で遊ぶ」なんて使い方ができる1枚です。

ニセコ、旭岳、白馬、野沢…滑走ルートが決まっている方は、ぜひ以下の記事でローカルブランドもチェックしてみてください。

メジャーから玄人向けまで!おすすめのパウダーボード30ブランド

カービングにおすすめの国産ボードTOP3

最後はイントラ御用達の国産カービングボードを紹介します。

はっきり言って乗りこなすにはそれなりのスキルが必要な板ばかりです。

ただし、一度壁を突き破れば、最高のポテンシャルをを提供してくれるでしょう。

オガサカ FC(レディースサイズあり)

定価116,600円(税込)
形状ディレクショナル/キャンバー
フレックスミドル
サイズ145〜163

オガサカを代表するモデルであるFCの特徴は、なんといっても圧倒的な乗りやすさ!

オートカービングと呼ばれる機能を有しており、板を立てるだけで簡単に曲がってくれるのです。

シェイプをみれば一目瞭然ですが、セミハンマー形状で有効エッジが長い。

それでいて、オールラウンドボードのルーズさも残しているので、ハンマー独特のクセがありません。

初乗りからフロントでもグイグイ体を倒して行けるボード、ロングターンが一気に楽しくなります。

ヨネックス スラスト

定価126,720円(税込)
形状ディレクショナル/可変キャンバー
フレックスミドル
サイズ157〜169

自社工場を持つヨネックスの名機、スラストの最大の特徴は圧倒的な衝撃吸収性能、安定感が違います。

通常のカーボンの約2.4倍の振動吸収力を持つSTABELAと呼ばれる複合カーボンと振動減衰性に優れたABSORB DECKを採用。

荒れたバーンはもちろん、コブや春雪にも柔軟に対応できるようになりました。

スラストは衝撃吸収性に優れ、さらには有効エッジも長いので、どんなコンディションでも攻めのカービングができるのです。(157cmレングスで、有効エッジ1295mm)

春雪のボコボコバーンでも、減速せずにターン後半までしっかり雪面に食いついてくれます。

モス RRR(レディースサイズあり)

定価123,200円(税込)
形状ディレクショナル/キャンバー
フレックスミドル
サイズ146〜162

ウチヤマ工場生産。モスを代表するカービングボードRRRの最大の特徴と言えば、2段階のサイドエッジですね。

これにより、板の立て方次第で様々なコンディションに対応できます。

ショートでは浅いエッジが反応するので、軽快にエッジを切り替えることができます。

逆にロングでは深いエッジが雪面に食いつくき、自分のイメージ以上に体が倒せるのでビビります(笑)

カーボン無しのウッドコアを採用しているので、よりナチュラルに雪面を感じられる逸品です。

カービングにおすすめのボードに関しては、以下の記事で特集しています。さらに詳しく知りたい方は合わせて参照ください。

元スノボイントラが厳選!レベル別カービングにおすすめの板13選

まとめ

以前取材したスプレッドスノーボードの尾川プロもおっしゃってましたが、国内工場だと圧倒的にフィードバックしやすいんですよ。

だから、よりブランドのコンセプトを反映したモデルが作れるというわけです。

ぜひ当記事を参考に、国産ボードを探していただければと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

スノーボード歴22年の自称育メンボーダー。北海道出身の父の影響で小学生からスキーをはじめ、18歳でスノーボードに出会う。学生時代に留年してまで山にこもり大会などにも出場するが、就職を機に趣味となる。現在は娘も幼いためあまり滑りにはいけないが、いつか子どもとスノーボードに行くのが楽しみ。