最強グラトリボードスプレッドの魅力やトリック上達のコツを尾川慎二プロに聞いてみた!

スポンサーリンク

こんにちは、らくスノです。

グラトリの改革者、尾川慎二プロを中心に2017年よりスタートしたブランドスプレッドスノーボード。

今回は尾川プロにインタビューする機会をいただいたので、スプレッドの魅力やブランドに込めた思い、グラトリ上達のコツについてお話をうかがってきました。

尾川慎二プロの略歴

20代よりBCストリームのライダーとして活躍。

その後、自身のライダーとしての経験を活かし、2017年よりスプレッドスノーボードを立ち上げ現在に至る。

ロデオや900などフラットバーンでは到底不可能と思われた技を多数映像作品に残し、10年以上グラトリシーンの第一線で活躍するプロライダー。

スプレッドスノーボードの魅力は軽さ・反発・扱いやすさ

なぜブランドを立ち上げようと思ったのでしょうか?

もともとBCストリームでライダーをやらせてもらってたのですが、残りのスノーボード人生を考えた時、より自分の好みのボードを形にしたいという思いが強くなり、ブランドを立ち上げようと思いました。

周りにすごいライダー達がいたこと、そしてアクトギアさん(BCストリームの板などを制作している国内工場)とのつながりがあったことも挑戦を後押ししてくれました。

スプレッドのコンセプトや魅力は?

スプレッドは「広める」という意味があるのですが、スノーボードを通じて笑顔や繋がりを広めていきたいとの思いからこのブランド名にしました。

スプレッドスノーボードの魅力は、軽さ・反発・扱いやすさです。

特に軽さは、空中に飛び出すスピードや滞空時間に影響します。滞空時間が長ければ、より空中でのスタイルも出しやすくなりますよね。

また、軽量化することにより、脚力の弱い女性ボーダーにも扱いやすい板になっています。一日中グラトリしても、足への負担が少ないです。

ボード作りに関して、特にこだわった部分は?

軽量化すると、どうしてもコアが薄くなって折れやすくなるので、軽さと強度のバランスにはこだわりました。

また、ライダー自らが立ち上げたブランドなので、テストでの乗り心地を工場へ直接フィードバックできる環境にあります。

より自分のコンセプトが反映された板に仕上げることができました。

スプレッドはどうしてもグラトリのイメージが強いですが、カービングやキッカー・ジブなどはどうでしょうか?

私自身はグラトリのイメージが強いですが、実はジブやキッカー、カービングも好きでオールマイティに滑っています。

ロッカーやWキャンバーは早抜けなどの危険もあるので、とにかくキャンバーにこだわりました。

実際、スプレッドのモデルには、キャンバーか可変キャンバーしかありません。

もちろん、ジブやキッカー、カービングもテストしてますしDVDでも様々なシーンの映像を残しているので、ぜひご覧いただければと思います。

スプレッドはブランド価値を大事にしています

まだ2シーズン目の新しいブランドですが、ボーダーの反応はどうですか?

おかげさまで、良い評価をいただいています。

ブランド立ち上げ当初から、取扱店には板と同時にスプレッドのDVDも置いてもらっています。

やはり口頭の説明だけでは伝わらない部分も多いので、映像作品を見て「あんな感じで滑りたい」とイメージして購入してもらえればと思います。

板のデザインがおしゃれですよね

ホワイト、ブラックをコンセプトカラーにして、シンプルで高級感のあるデザインを心がけています。

実はスプレッドのライダーである菅谷くんがデザインしているんですよ。

ライダー自身がボードのデザインまでするブランドは少ないと思いますが、スプレッドのコンセプトは表現しやすいですね。

あえて流通量をセーブしているそうですね

はい、ブランド価値を大事にしているので、あえて流通量をセーブしてますね。

やっぱり、コアなボーダーほどゲレンデで板が被るの嫌がるじゃないですか(笑)

欲しい人がいるのに買えないというのはリスクもありますが、それ以上にスプレッドに乗っているボーダーさんに希少性を感じてもらえればと思います。

スプレッドのおすすめモデルは?

スプレッドのおすすめモデルをご紹介いただけますでしょうか?

スプレッドのおすすめモデルは、メンズのLTA-FとレディースのLTVです。

キャンバーのLTA-Fは、LTAよりもコアが2mm薄いので、スプレッドのモデルの中でも軽量で扱いやすいフレックスになっています。

また、センターのフレックスを調整することにより、オーリー時の反発はもちろん、プレストリックもやりやすい。

同じくキャンバーのLTVは、柔らかめのフレックスで女性の脚力でも扱いやすいモデルに仕上がっています。

持ってみると、あらためて軽いのがよくわかりますね

軽ければ良いというものでもなくて、軽いと必然的にコアが薄くなるので折れやすくなってしまいます。

軽さと剛性のバランスが難しかったのですが、何度もテストして調整しました。

ですので、スプレッドの板は脚力の弱い女性にも扱いやすい仕上がりになっています。

このフレックスは驚異ですね

ただ柔らかいだけでなく、一番おいしいところで(しなりが)止まってくれるので、より高い反発を得ることができます。

ボーダー自身のポテンシャルを最大限に引き出してくれるボードになっています。

2モデルともコンベックスソールとスチールエッジですよね?

コンベックスソール自体は珍しいものではありませんが、スプレッドの場合、ノーズからセンター、テールにかけてすべてコンベックス形状です。

ですので、より繊細なエッジングが要求されるバーンでも、逆エッジを防ぐことができます。

スチールエッジは扱いが難しいのですが、剛性が高くレールに入ってもエッジ割れしにくいのが特徴です。

コンベックスとは

ソールに丸みをつけることにより、逆エッジしづらくなる加工のこと。

グラトリで大切なのは姿勢・視線・先行動作

尾川プロのグラトリは超高難易度ばかりですが、どのように練習されていますか?

グラトリをするときは、常に姿勢・視線・先行動作を意識してますね。

グラトリってコマの動きなんですよ。姿勢・視線・先行動作の軸がしっかりしてないと回らないんですね。

ですので、高回転を目指している方は、胸はまっすぐ並行を保つイメージで、片足にプレスして体の軸を作る練習がおすすめです。

オフシーズンは芝トレもできますし、エアトレ(イメトレ)などで板を履かずに飛ぶ練習も効果的。

エアトレ(イメトレ)→芝トレ→フラット→斜面

このルーティーンが最強です。

ゲレンデではグラトリだけでなくオールマイティーに練習されているそうですね

1日中グラトリをしていることはないですね。カービングやキッカーがグラトリに生きることもあるので、オールマイティーに練習しています。

また、「今日はグラトリでグラブしてみよう」とか、一日一個は新しいトリックに挑戦するようにしています。

テンションが高いと3トリックくらい一気にマスターできるので、そういう時はうれしくなって「焼肉食べて帰ろう」ってなりますね(笑)

オフシーズンのトレーニング方法は?

別に何をやってもいいんです。

サッカーとか卓球でもOK。こういったスポーツはジャンプ力や瞬発力を鍛えることができるじゃないですか。

3Dの体幹を鍛えるならトランポリンもいいですね。

逆に、スケートボードばかりやっていてもイマジネーションの範囲が狭まってしまいます。

また、日頃からスクワットなどで筋力UPしておくとオンシーズンの上達も早いです。

スキムボードもやられてますよね

スキムボードも20歳から始めました。スノーボードと同じくらい続けていますね。

実はボコボコの砂浜を走ると体幹が鍛えられるんですよ。スノーボードのバネ感にも生きてます。

グラトリの技はSF映画からヒントを得ています

尾川プロの想像力の源はなんですか?

僕、けっこうSF映画が好きなんですよ。想像力をかきたてるじゃないですか。

DVD作品では絶対同じ技はやらないようにしているので、SF映画を見ながらグラトリの技を考える時もあります。

当ブログはスノーボード初心者の方向けに情報発信しています。これからグラトリを初めてみたい方に一言いただけますか?

まずは1、2月の雪がふかふかの時期に、しっかり教えてくれる人と行くことですね。

僕が初めてスノーボードを滑った時は、白馬五竜の山頂だったので(笑)10月のイエティなんかもNG。

グラトリはコケて痛くなると嫌になることが多いので、トップシーズンに始めることをおすすめします。

スノーボードは自由なスポーツです。特にグラトリは怪我するリスクも少ないので、ガンガントリックに挑戦してみてください!

スプレッドスノーボードホームページ

■撮影協力

Board Shop High Side

東京都千代田区神田小川町2-10 宇野ビル301

www.highside8.com


スノボ専門ブログらくスノ公式ツイッター

スノーボード歴18年の知識や経験をもとに、毎日初心者の方むけのハウツーやお役立ち情報つぶやいてます。気軽にフォローしてくださいね!




板、ブーツ、バイン、ウェア、小物…
19-20シーズン最新スノーボードギア270ブランド大特集!

スノボ歴19年の私らくスノが厳選した、2019-20シーズンの最新スノーボードギア270ブランドを集めてみました!デザイン?それとも機能?ゲレンデに行く前に最新のギアをチェックしてライバルに差をつけよう!




スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

※日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

ABOUTこの記事をかいた人

スノーボード歴19年の自称育メンボーダー。北海道出身の父の影響で小学生からスキーをはじめ、18歳でスノーボードに出会う。学生時代に留年してまで山にこもり大会などにも出場するが、就職を機に趣味となる。現在は娘も幼いためあまり滑りにはいけないが、いつか子どもとスノーボードに行くのが楽しみ。