コスパ最強の高級ゴーグル!MessyWeekendのメリット・デメリットをレビューします

コスパ最強の高級ゴーグル!MessyWeekendのメリット・デメリットをレビューします
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こんにちは、元スノーボードインストラクターの、らくスノです。

この記事にたどり着いたということは、「MessyWeekend(メシーウィークエンド)のスノーゴーグルが気になっている」という方も多いと思います。

まず結論から言ってしまうと、ハイエンドゴーグルとしてはコスパ最強。なぜならメーカー直販のみなので、中間マージンを抑えることができるからです。

もちろんコスト面だけでなく、調光、マグネットレンズ、アジアンフィット等…高い機能性を有してます。

デメリットはほとんど店舗販売をしてないので試着ができないことですが、30日間の返品保証があるので個人的にはあまり気にはなりませんでしたね。

今回はMessyWeekendのスノーゴーグルのメリット・デメリットを忖度なくレビューしてみたいと思います。

この記事を最後まで読めば、MessyWeekendのゴーグルで、最高のスキー・スノボライフを送ることができますよ。

MessyWeekend(メシーウィークエンド)は北欧生まれのアイウェアブランド

MessyWeekendは2018年にスタートした、デンマーク・コペンハーゲン発のアイウェアブランドです。

「高品質なアイウェアを、誰もが使えるような適正な価格で届ける」をコンセプトとしてます。

実際サングラスはビームスやZOZOなどで扱われるほど、ファッション業界では認知されています。

またデザインだけでなく、高品質の素材を使用して丁寧に作られており、厳格な品質検査を行っているのでハードに滑走する方でも安心して着用できます。

まだ誕生したばかりの新しいブランドですが、ゲレンデでも徐々に着用するスキーヤー・スノーボーダーが増えてます。

最新のトレンドである調光レンズやマグネットゴーグルを採用

現在のゴーグルのトレンドは、「調光レンズ」「マグネットゴーグル」です。MessyWeekendはまだ歴史の浅いブランドでありながら、いち早く最新のシステムを採用しています。

調光レンズは紫外線に反応して色が変わるレンズです。紫外線が強いときは濃く、弱いときは薄くなるので、ゲレンデの天候を問わず使用できる画期的なレンズ。

マグネットゴーグルはその名の通り、磁石でレンズ交換ができるというスグレモノなんです。

  • リフトに乗車中、曇ったレンズを本体から外して拭く
  • 急に視界が悪くなってきたので、ミラーからクリアレンズに交換する
  • ゴンドラ乗車中に顔が火照ってきたので、レンズだけ外す

様々なシチュエーションで絶大な効果を発揮するシステムです。

実際筆者が試してみたところ、凹凸はめ込み式のゴーグルの着脱が47秒に対し、マグネットゴーグルは6秒で交換が終わりました。

ここが最高に良かった!MessyWeekendのゴーグル4つのメリット

実際に筆者が手にとって感じたメリットは以下のとおりです。

次項から順番に説明していきます。

調光レンズ、マグネットなど…最新機能を有しながら最高のコスパ!

◆MessyWeekendと他ブランドの価格比較

調光レンズハイコントラスト&マグネット調光&マグネット
MessyWeekend25,000円24,000円31,000円
スミス/スカッドmag52,800円
ドラゴン/PXV49,500円
エレクトリック/KABRU41,800円49,500円
ダイス/バンク31,900円
スワンズ/OUTBACK35,200円
ウベックス/downhill30,800円
GIRO/コンツアー48,400円
オークリー/Flight Deck32,120円
※上記はすべて定価(税込)。

最初にMessyWeekendを知った時の感想が「コスパ最強じゃない?」だったので、他ブランドと価格を比べてみました。

上記は有名ゴーグルブランドを代表するモデルですが、MessyWeekendのコスパがいかに優れているか分かりますよね。

特に調光レンズなんて高額になりがちなんですが、25,000円〜と低価格に抑えてくれてます。

低価格の理由は、冒頭でお話した通り直販による中間マージンのカットなんです。

標準機能がすでにハイスペック!最低価格のモデルでも高機能

◆すべてのモデルに搭載されている機能

  • ハイコントラストレンズ
  • 曇り&防傷コーティング
  • シリコン滑り止め加工ベルト
  • 100%紫外線カット
  • ハードケース・マイクロファイバーポーチ
  • 眼鏡対応(FLIP、FERDI)

MessyWeekendはデフォルトの機能がすでにハイスペックなので、最低価格の18,000円のモデルを購入しても、十分満足のいくゴーグルになってます。

ハードケースとマイクロファイバーポーチが付属している

さらにこのお値段で、ハードケースとマイクロファイバーポーチまでついてます。(マイクロファイバーポーチはゴーグル拭きになります)

筆者が昨シーズン使ったゴーグルは3万円以上しましたが、付属してなかったのでハードケースを追加購入しました。

ハードケースって安いものでも1,500円くらいするので、買わなくもいいのはありがたいですね。

アジアンフィットなので日本人の顔にも馴染む

実は以前、妻と子ども用にアマゾンの激安ゴーグルを買ったんですが、これが欧米仕様だったのでまったくフィットせず…

特にほおや鼻の部分に隙間ができてすぐ吐息で曇ってしまい、まったく使い物にならなかったんです。

しかし、MessyWeekendはアジアンフィットなので、頬や鼻にもしっかりフィットしてくれます。

実際上記は他社ブランドと比べた写真ですが、特に鼻部分の違いが顕著です。MessyWeekendはしっかり鼻を包み込むようにスポンジが配置されてますよね。

簡単に書いてますが、こういったちょっとしたギミックにも手間はかかっているわけで。いかにMessyWeekendのゴーグルが丁寧に作られているかが分かります。

モデルは3種類(レンズは2種)のみなので選びやすい

ひとくちにゴーグルといっても、ブランドによっては10種類以上のモデルが存在します。

私も毎年ゴーグルを買い替えるので、各ブランドのホームページを検索するのですが、自分には何が合っているのか分かりづらい。

でも、MessyWeekendは3種類(レンズは2種)しかないうえに、コンセプトもはっきりしているので、ゴーグルが圧倒的に選びやすい。

この項では3種の特徴を紹介したいと思います。

CLEARはフレーム気にならないくらい広角の視野が特徴

定価ハイコントラストレンズ:24,000円(税込)、調光レンズ:31,000円
主な機能マグネットゴーグル
・スペアレンズ(ハイコントラストモデルのみ)
・曇り&防傷コーティング
・シリコン滑り止め加工ベルト
・100%紫外線カット
・ハードケース

・マイクロファイバーポーチ

CLEARは上下左右のフレームが気にならないくらいの圧倒的な視野を誇る人気モデルです。

人間の視野は両目で約200度と言われていますが、CLEARは210度の超広角フレームを採用しています。

また他モデルよりも眼球とゴーグルの距離が近いので、より自然な掛け心地を体験できます。

たとえばスキーヤーとスノーボーダーって滑走ラインの違いから、よく衝突事故が起きるんですよ。でも、視界が広ければ、その分事故のリスクも低減できます。

滑りやすさの違いはもちろん、安全面においてもCLEARは優れたモデルと言えるでしょう。

ハイコントラストレンズ(XE2)には視界不良やナイター用のスペアレンズが付属してます。

FLIPはフレームの剛性が高くハードなランにも耐えれるのが特徴

定価ハイコントラストレンズ:24,000円(税込)、調光レンズ:31,000円
主な機能マグネットゴーグル
・スペアレンズ(ハイコントラストモデルのみ)
・曇り&防傷コーティング
・シリコン滑り止め加工ベルト
・100%紫外線カット
・ハードケース

・マイクロファイバーポーチ
・眼鏡対応

FLIPは見た目通り、ハードなランにも耐えれる、高い剛性を誇るモデルになっています。レンズを囲うようにフレームがあることで、レンズに傷が付きづらいのも特徴です。

ゴーグルには視界の確保の他、顔面を保護する役割もあります。実際筆者は現役時代、ジャンプ台の着地に失敗して顔面を強打しましたが、ゴーグルのお陰で大事には至りませんでした。

またFLIPは、上下はもちろん左右にもベンチレーションが配置されているので、汗をかいてもレンズが曇りづらいです。

降雪時に長時間滑っていると、ゴーグル上部に雪が溜まってくるんですよ。定期的に雪を払っておかないとベンチレーションが塞がれて曇りやすくなってしまうんです。

だからゴーグルってスポンジの上部から破けてダメになるパターンが多いんですよね。

でもFLIPは格子状のプレートが配置されているので、凍った雪を払ってもスポンジが痛みません

アルペン志向の方、バックカントリー志向の方、ジャンプ台やハーフパイプ志向の方は、剛性が高いFLIPがおすすめです。

FERDIはリーズナブルなのに高品質!初心者の方にもおすすめ

定価ハイコントラストレンズ:18,000円(税込)、調光レンズ:25,000円
主な機能・曇り&防傷コーティング
・シリコン滑り止め加工ベルト
・100%紫外線カット
・ハードケース

・マイクロファイバーポーチ
・眼鏡対応

コスパ重視の方にはFERDIがおすすめです。

強度の高いフレーム、洗練されたデザイン、ハイコントラストレンズ採用(調光モデルもあります)と、MessyWeekendの特徴は維持しつつ初心者の方でも手に取りやすい価格のゴーグルを提供してくれてます。

たしかにマグネットゴーグルや調光レンズは便利ですが、それはある程度長い時間滑る中上級者に限った話。最低限雪面が見やすく、安全性が担保されていればいいですよね。

さらに他モデルよりも軽量でコンパクトなので、滑走中も顔に負担がかかりません。

なによりFERDIはおしゃれなので、どんなウェアにも合わせやすいのが魅力です。

ゲレンデでも着用している人が少ないのでレア感がある

ゴーグルとはいえ「ゲレンデで人と被りたくない」という方は多いと思います。

実際筆者は以前、某ブランドの大人気ゴーグルを使っていましたが、どこのスキー場にも装着している人がたくさんいて、同じゴンドラへ乗った時はさすがに気まずかったです。

前述の通りMessyWeekendはまだ新しいブランドで、ほとんど店舗販売もしてないのでまだまだ使っている人は少ないです。

実際リフト待ちなんかで他の滑走者のギアチェックってされる方が多いと思いますが(笑)MWのロゴは圧倒的に目立ちますね。

着用していると、友達に「それなんのブランド?」なんて聞かれるかもしれません。

唯一のデメリットは試着できないこと→でも30日間返品保証あり

良いことばかり話されてもなかなか信用できないですよね(笑)もちろんMessyWeekendだってデメリットがないわけではありません。

個人的に一番ネックだったのが、インターネットでしか購入できないということですね。

ゴーグルで一番大事なのはフィット感。そのフィット感を確認せずに2万円以上もする買い物ってなかなか勇気がいると思うんです。

筆者自身「激安ゴーグルならともかく、2万円超えのハイスペックゴーグルを試着無しで買うのはちょっと…」と躊躇してました。

でも、最後に決め手になったのは30日間返品保証です。もしもゴーグルがフィットしなかった場合、30日間は返品保証してくれます。

たしかに試着できないというのはかなりデメリットなんですが、返品保証があれば安心ですよね。

プロライダーやショップ店長に聞いた!おすすめのゴーグル11選

モデル名定価総合評価視界の広さ曇りにくさ機能性コスパ
ドラゴンPXV33,550円(税込)★4.55553
スミス4Dマグ58,300円(税込)★4.255552
OCスタイルICEG-913H3,990円(税込)★4.254445
ダイスBANK30,800円(税込)★4.044.54.53
オークリーFlight Deck33,000円(税込)★4.05443
アックスAX90019,800円(税込)★4.03.54.544
リボルトSUPER LIGHT FRAME29,700円(税込)★3.753.54.543
スミスTHE NORTH FACE35,000円(税込)★3.754.54.533
ボルコムFOOTPRINTS20,900円(税込)★3.754.543.53
アマゾン/OMATA1,980円(税込)★3.754335
ハイマスマニア4,980円(税込)★3.503344
カーバスGENDERLESS6,380円(税込)★3.503335

以下の記事では、知人のショップ店長やライダーさんに聞いた中で、特におすすめのスノーゴーグルを特集してみました。

最新機能を搭載したモデルからハイクオリティーの激安ブランドまで、人気ゴーグルばかりです。

MessyWeekend以外のゴーグルも検討したい方は、以下の記事も合わせて参照ください。

業界のプロ達に聞いた!おすすめのスノボゴーグル11選

まとめ

筆者自身、最近のゴーグルの高価格化を懸念してたんです。

一昔前なら、2万円超えてたら超ハイエンドモデルと言われていました。しかし、今は各ブランド4万円を超えるモデルがスタンダードになってきてます。

たしかに機能性は年々向上してます。でもその弊害としてゴーグルの値段も高騰してきて、もはやお金に余裕がある人しか買えなくなってきてました。

そんな中、登場したのがMessyWeekendというわけです。

今流行りの調光レンズやマグネットレンズが2万円台で買えるので、大学生の方でも購入しやすい価格帯ですよね。

「お手軽な価格帯でハイエンドゴーグルの機能を味わいたい」という方は、ぜひMessyWeekendをチェックしてみてください。

コスパ最強の高級ゴーグル!MessyWeekendのメリット・デメリットをレビューします

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ABOUTこの記事をかいた人

スノーボード歴22年の自称育メンボーダー。北海道出身の父の影響で小学生からスキーをはじめ、18歳でスノーボードに出会う。学生時代に留年してまで山にこもり大会などにも出場するが、就職を機に趣味となる。現在は娘も幼いためあまり滑りにはいけないが、いつか子どもとスノーボードに行くのが楽しみ。