こんにちは、らくスノです。
スキー・スノーボードの板を処分する際、一昔前ならリサイクルショップか粗大ゴミにするくらいしか選択肢がなかったのですが、今はフリマアプリで売ることができますよね。
特にメルカリの場合、やり方によっては高額で売れることもありますので、使ってみたいなんて方も多いのではないでしょうか?
しかし、「どうやって郵送するの?」「本当に売れるの?」なんて疑問もありますよね。
というわけで、今回はメルカリで郵送する方法や高額で売却するコツについてお話したいと思います。
メルカリで売却する手順
まずは、メルカリでスキー・スノーボード板を売却する手順についてお話したいと思います。
特に郵送についてはネットの情報が断片的だったので、順を追ってまとめてみたいと思います。
①出品する
売却のコツについては後ほど解説します。

②送り状番号を発行する
売却が決まり、購入者の入金が完了したら送り状番号を発行します。
メルカリの場合、ヤマト運輸と提携した「らくらく便」というサービスがありまして、アプリの画面内で発送方法を選ぶと自動で手配が完了するのでとても楽です。もちろん、宛名書きの必要もありません。

出典:メルカリより
③出荷する
発送はコンビニ、自宅引き取り(送料が+30円になります)、ヤマトの営業所持ち込み、宅配ボックスなどから選ぶことができます。
全国送料一律なので、送料出品者負担の場合も購入者の住所を気にする必要は無し。アプリの送り状ナンバーを見せれば出荷は完了です。
商品の配達が完了し、購入者から受取評価をもらったら取引完了です。

出典:メルカリより
どうやって郵送するの?
まぁ出品から出荷までの流れは他の商品と変わらないので説明するまでもありませんでしたが、問題は郵送ですよね。ビンディングやブーツはともかく、板はどうやって郵送するのでしょうか?
メルカリの場合、ヤマト運輸と提携していますが、通常は縦×横×高さ3辺の合計が160cm・25kg以内でないと引き取ってもらえません。
まぁ重さはともかく、スキー・スノーボード板は間違いなく160サイズを超えますよね…でも安心してください。
ヤマト運輸にはスキー・スノーボード便というのがありまして、ケースを購入(530円)すれば規定サイズとして郵送してくれます。
ただし、ケースはヤマトの営業所でしか購入できないので、そこが面倒ですね。

ケースに入れれば規定サイズとして1,600円で出荷できます。(メルカリを経由せずヤマトに直接依頼すると、場所によって値段が変わります。)

出典:ヤマト運輸より
ちなみに、ケース内は緩衝材が入っているので、ソールカバー無しのエッジむき出し状態でも出荷は可能です。

ただし、郵送時に破損する可能性も否定できないので、ソールカバーが無いならプチプチなどで巻いてあげるとより親切ですね。

で、基本はこのケースに入れないと引き取ってくれません。(ソールカバーのみなどはNG)
たとえば、袋を自分で買ってきて入れるとか無理やりダンボールに詰めるなんてこともできなくないですが、その場合は大型荷物になるので、かなりの料金を取られます。
結果的に、ヤマトの専用ケースを買ったほうが安上がりだということですね。
その他、ボードケースでの出荷も可能ですが、送料が高くなります。(2,070円)

出典:ヤマト運輸より
メルカリで売る時のコツ
続いては、メルカリで売却するときのコツについてお話したいと思います。
スキー・スノボ以外の商品もそうですが、ちょっと工夫するだけでより高額で売れやすくなります。
■セット販売がマスト
大前提として、メルカリで購入する人はほとんどが初心者の方です。ですので、ボードやビンディングを単品で出品するよりもセット販売の方が売れます。
また、ワックスやセッティングまでした状態の方が、購買欲をそそりますね。(その場合は、必ず「ワックス・セッティング済み、すぐ乗れます!」など商品説明欄に記載しましょう。)
■写真はできる限り多く掲載する
メルカリは商品写真を10枚まで載せることができます。
商品全体を撮影したメイン写真だけではなく、個別のアイテムもアップしましょう。写真が多いほど、購入者も安心します。
特に破損箇所があれば、細かく接写することをおすすめします。
■必ずブランドとモデル名をタイトルに
タイトルには必ずブランドとモデル名を入れること。この方が、購入者の目にとまりやすくなります。中には「バートン」など指名検索する人もいるので、特に有名ブランドなら記載すべきですね。
■商品説明や状態は細かく記載する
前述のように、購入はほとんどが初心者の方です。年式、サイズ・モデル、定価、状態はもちろん、どういったブランドなのかも記載してあげると丁寧です。(グラトリボードとして有名なブランド等…)
スノーボードは消耗品である以上、ある程度のキズは仕方がありません。写真とともに傷の箇所を細かく記入すれば、購入者の方も安心しますよ。
また、詳細を記入するとキーワード検索に引っかかる可能性もあるので、販売するうえで有利です。
■相場は他の出品者を見て確認
相場がわからない場合は、他の出品者や売買契約済みの商品を参考にしましょう。ブランドで検索すれば大体の相場観は分かると思います。
■送料は出品者負担がマスト
基本的に送料は出品者負担にしましょう。
小型の商品と違い、大型のスキー・スノボは送料がどのくらいかかるかわからないため、購入者が二の足を踏んでしまいます。
■シーズン中が一番高値で売れる
これは、経済理論と全く一緒なんですが、欲しい人が多ければ値段が上がります。ですので、11月~1月くらいを目処に販売することをおすすめします。
逆に需要が少ないオフシーズンに販売しても、高額で売れません。無理やりオフシーズンに売るなら、シーズンインまで保管しておくのも良いですね。

まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事を書いたきっかけも、「そもそもボードってどうやって出品・郵送するの?」という疑問からでした。
正直言うと、他の出品と違いスキー・スノーボード板は専用ケースを買うのがちょっと面倒かなと思いました。
また、高額商品なので値下げ交渉とかもありますが、それも面倒に感じる要因かもしれません。
とはいえ、リサイクルショップだと言い値になってしまうので、少しでも高く売りたいならメルカリがおすすめですね。
ぜひ一度メルカリを試してみてはいかがでしょうか?
この記事が参考になれば幸いです。
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