こんにちは、元スノーボードインストラクターの、らくスノです。
- 友達がスキーウェア貸してくれるっていうけど、スノボは滑れますか?
- ゲレンデでスキーウェア着てスノボしてたらバレる?
- スキーウェアとスノボウェアって何が違うの?
そんな疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。
ゲレンデで「あの人スキーウェアでスノボ滑ってる…(笑)」なんて陰口言われたら嫌ですよね。
結論からいえば、スキーウェアでスノボを滑ってもまったく問題ありません。
なぜなら、機能性にはほとんど違いがないからです。
だからウェアのデザインさえOKなら、スキーウェアでスノボしても問題なし。(もちろんスノボウェアでスキーしてもOK!)
周りに気づかれることもないでしょう。
今回はスキーウェアでスノボしても問題ない理由や、機能的な違いについてお話したいと思います。
目次
スキーとスノボウェアの機能的な違いは3つだけ
冒頭で申し上げた通り、スキーとスノボウェアの明確な違いはありません。
基本的な機能はスキーもスノボも一緒。
■主なスキー・スノボウェアの機能
- そでのアジャスターとハンドゲイター
- パウダーガード
- すそ・フードのアジャスター
- ベンチレーション
- パスケース
あえて言うなら、スキーとスノボウェアの違いは
- シルエットの違い
- サスペンダー付いてる
- エッジガードが付いてる
この三点くらいです。
では、なぜ機能的な違いが問題にならないか、次項から順番にお話していきます。
シルエットの違い
基本的にはスキーウェアはタイト、スノボウェアはルーズに作られています。
正面を向いて滑るスキーの場合、ルーズなウェアは空気抵抗を多く受けるため、タイトなシルエットが主流です。
スノーボードは転倒することが多いので、プロテクターを着用できるようルーズになっています。
しかし、最近はスノーボードでもタイトなウェアが流行ってますし、逆にルーズシルエットのスキーヤーもいます。
写真を見ても、ほとんど違いが分かりませんよね。
あえて言うならジャケットのすそが短いくらいでしょうか。
だからゲレンデで違和感を感じることはないでしょう。
サスペンダーが付いてる
スキーウェアには、パンツがずれ落ちることを防ぐためにサスペンダーがついている場合があります。
しかし、パンツのサスペンダーは外から見えないので、スノボを滑っても特に問題ありません。
ちなみにスノボウェアは、サスペンダーではなくパウダーガード(雪止め)が付いていることが多いです。
エッジガードの有無
スキーパンツはすそにエッジガードと呼ばれるあて布が施されています。
とはいえ、付いてるからといってスノーボードの動きが阻害される訳ではありません。
まして「よ~く見たら分かる」レベルの装飾なので、ゲレンデでバレることもないです。
節約、兼用できるならスキー・スノボウェアどちらでもOK!
本日は全身ワークマンでニセコ全山制覇してきました(笑)
…人体実験です🤣
もちろんパウダーガードなんてありませんが、インナーをパンツにインすればほとんど気になりません👌
1日中ワークマンでニセコいけたら、もはや日本全国のスキー場どこでも耐えられる気がします💪🏼 pic.twitter.com/SeFmfwXzXU
— らくスノ@スノボブログやってる人 (@rakusnowkousiki) December 29, 2021
スキーウェアでスノーボードを滑ってもバレませんし、機能的なデメリットもありません。
だから、友人に借りるにしてもインターネットで買うにしても、基本的にはデザインさえ許容できるならOK!
そもそも私なんて、スキーウェアどころかワークマンやユニクロ、ドンキ・ホーテの雨ガッパでスノボ滑ってますからね(笑)
代用できるウェア・小物に関しては下の記事にまとめています。
→賢く節約しよう!スキー、スノボ専用じゃなくても代用・兼用できるウェア・小物
スキー、スノボ両方楽しむなら兼用ウェアがおすすめ
最近はスキー・スノーボード兼用のウェアも販売されています。
これから購入予定で両方楽しみたい方は、兼用ウェアを買ってもいいかもしれませんね。
たとえば私が大好きなOCスタイルというブランドは、「スノーウェア」というネーミングで兼用ウェアを販売しています。
デザインもおしゃれで上下セットが10,000円〜買える!
気になる方はチェックしてみてください。
手っ取り早く滑りたいならスキー、ある程度かっこよく滑りたいならスノボを選ぶ
これから会社やサークルなどでスキー場へ誘われる機会も多いと思います。
でも、スキーもスノボも未経験だった場合、どちらを始めたらいいか迷いますよね。
一般的に初心者期間が長いのがスノボ、初級者期間が長いのがスキーといわれています。
だから初日から手っ取り早く滑りたいならスキー、ある程度かっこよく滑りたいならスノボがおすすめです。
→スキーとスノボどちらが簡単?難易度の違いや始める時の判断基準教えます!
今シーズンおすすめのスノボウェアブランド
下の記事では、ハイエンドから激安ブランドまで、おすすめのウェアブランドを特集しました。
知り合いのイントラやショップ店長の意見も取り入れているので、リアルな人気ブランドを知ることができます。
スノボウェアを検討中の方は、ぜひチェックしてください!
→ベテランスノーボーダーの筆者がおすすめ!おしゃれなスノボウェアブランド16選
→今シーズンの流行は?最新スノーボードウェア人気80ブランド紹介します
まとめ
モーグルやフリースタイルスキーのプロ選手の中には、スノーボードウェアを着ている人もいます。
そのくらいスキーとスノーボードウェアの境界線って曖昧なんです。
競技をやるというならともかく、少なくともゲレンデで普通に滑るだけならスキーウェアでスノボしてもまったく問題ありません。
ウェアをレンタルすると1日3,000円前後かかりますからね。
友人・家族がスキーウェアを持ってるなら遠慮なく借りちゃいましょう!
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