24-25グラトリにおすすめのビンディング→329人に聞いたらフラックス、バートン、ユニオンでした

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こんにちは、20年以上スノーボード滑っている元イントラの、らくスノです。

結論、グラトリするんだったらフラックス、バートン、ユニオンのビンディングを使っておけば間違いないです。

実際、いぐっちゃん、こきっすんさん、ラマさん、江端翔兵さん、尾川慎二さん等…名だたるグラトリライダーが3ブランドを愛用してます。

アンケート結果でも、3ブランドでシェア率約70%です。

今回は3ブランドからおすすめのグラトリ用ビンディングをピックアップしてみました。

グラトリ用ビンディングの選び方のコツに関しては以下の記事にまとめています。

再度こちらの記事に戻って来られる記事構成になっているので、選び方が分からないという方は先にチェックしてみてください。

元イントラが教える!グラトリ用ビンディングの選び方

本気でおすすめするグラトリ用ビンディング9選

価格帯/特徴 軽量 剛性・安定感 高反発 扱いやすい
低価格帯 フライトプロ フリースタイル PR
中価格帯 DS CARTEL
高価格帯 ストラータ マラビータ XF ウルトラ

※ランク別の相対評価。筆者や知人のショップ店員さんの評価を元に作成してます。

カテゴリーは下記のとおりです。

次項から順番に解説します。

すべてのモデルにレディースサイズ、もしくは同等のモデルが存在します。

グラトリ初心者・初級者におすすめのビンディング

グラトリ初心者・初級者の方は、柔らかいビンディングを選びましょう。

なぜなら「柔らかい=乗りやすい」からです。

たしかに上位モデルと比べるとレスポンスは遅いものの、反応が良すぎると…

  • コントロールが難しい
  • スキルが未熟だと転倒しやすくなる
  • 筋力が必要になる

グラトリ初心者・初級者にはメリットよりデメリットのほうが大きいです。

まずは柔らかいモデルでグラトリのHave Funの部分を知ってから、中上級モデルに移行するのが良いと思います。

コスパも機能性も高い!フラックス PR

型落ちやセット購入なら2万円を切る価格は、グラトリ初心者の方には優しいですよね。

ハイバック自体は柔らかいものの、3方向に伸びた骨組みがしっかりパワーを伝達。

つまり早い力にはレスポンスよく遅い力にはゆっくり反応するので、回転系からプレス系まで思い通りのグラトリが楽しめます。

さらに、見ての通り空洞化による肉抜きでとても軽い!

とりあえず「ビンディングの良し悪しが分からない」という方は、PRを買っておけば間違いないでしょう。

コントロールが容易なバイン!バートン フリースタイル

出典:バートンホームページ

デザインの洗練されたフラックスPRより、見た目がゴツくて鈍重そうなイメージですよね(笑)

でも、見た目とは裏腹に軽量で、コントロールが容易なビンディングに仕上がっています。

特にベースプレートやハイバックの剛性が抜群で、荒れたバーンや高速域での安定感は他の追従を許しません。

フリースタイルも型落ちを狙えば2万円以下で購入可能です。

まさにラントリ志向の方にはピッタリのビンディングと言えるでしょう。

女性はシチズンというモデルが同等になります。

このクラスではあり得ない軽さ!ユニオン フライトプロ

フライトの特徴は、このクラスではありえない軽さです。

実際、フラックスPRやバートンフリースタイル等…同クラスのモデルと比べても100g以上軽量!

ウルトラグリップと呼ばれるトゥストラップは、足先を包み込むような形状をしているので、強く締めなくてもしっかりフィットしてくれます。

さらに、肉厚ストラップが足首の負荷を分散。

「グラトリを練習してると足が痛くなって困る」なんてボーダーさんにおすすめのビンディングです。

グラトリ中級者におすすめのビンディング

初級者から脱却して、540やコンボトリックを目指すならこちらの項で紹介するビンディングがおすすめです。

540にしてもコンボにしても、

  • エッジング
  • レスポンス
  • 剛性
  • ウエイト
  • フィット感

…等々、初級者モデルよりさらに高次元のビンディングが求められます。

入門モデルからの乗り換え、最初は違和感があるかもしれません。

でも、一旦慣れるとボーダーのポテンシャルを最大限引き出してくれる、そんなビンディングを集めてみました。

ラマさんも愛用する歴史ある名機!フラックス DS

フラックスから歴史ある名機として名高いDSのご紹介です。

軽量のミドルフレックスで、程よい柔らかさのハイバックがオールラウンドに乗りやすい。

ハイバック下部の穴が適度にレスポンスを調整。

スピン系トリックはクイックに弾き、プレス・ボードスライド系のトリックはスローに反応します。

DSは下部がロッカー構造になっており接地面積が少ないので、板のフレックスを損なうことなくオーリーやプレスがメイクしやすい。

さらに付属のスタビライザーをつけると、より反応がクイックになります。

DSひとつで、低速グラトリから高速カービング・ラントリまでオールラウンドに遊べますよ。

軽量ビンディングの代名詞!ユニオン ストラータ

ユニオンの軽さは昔から有名で、今でも軽量ビンディングの代名詞です。

特にストラータは、肉抜きされたハイバックにストラップも最低限のクッションだけ。

なにより、他のブランドでは当然のようについているストラップカバーが無いいさぎよさです。

さらにストラータはミニディスクを採用しているので、板に接している面積がわずか5%。

フレックスを損なうことなく、板のポテンシャルを十分引き出すことができます。

剛性の高いアルミニウム・ヒールカップを採用しており、ライダーの動きをパワーロスなく板へ伝達してくれます。

540からバター系、ソネやシャッフルまでオールラウンドにこなせるバランスの良いビンディングです。

いぐっちゃんも使用する歴史ある名機!バートン CARTEL

バートンの裏フラッグシップモデルとも言うべき、永遠のスタンダードcartel。

私も現役時代使用していたモデルの一つです。

ベースプレートの剛性は確かですが、それでいてミディアムフレックスのフィールでほどよく遊びがあり、地形をルーズに流したい人なんかはぴったり。

高速ラントリや高回転ばかりがグラトリではありません。

落ち込みのストレートエアで個性的なグラブ決めたり、フラットで体を絞ってスタイル全開なんて最高にかっこいいですよね!

現行のカーテルは、間違いなく洗練されています。

女性はレクサが同等のモデルになります。

グラトリ上級者におすすめのビンディング

回転数で言うとフラットで720回すような上級者御用達のビンディングを紹介します。

本来おすすめする立場でこういうこと言うのもあれですが、はっきり言って難しいです。

車で例えると分かりやすいと思います。

スポーツカーより軽自動車のほうが小回りきくし運転しやすいですよね。

ビンディングも一緒。上級者モデルはHave Funとは程遠いので、生半可な気持ちで購入すると後悔するでしょう。

でも「向上心を持って乗り続けたら確実にレベルアップさせてくれる」そんな最強のビンディング達です。

圧倒的なレスポンス!フラックス XF

 

高回転のグラトリや、カービングを織り交ぜたラントリ向きのモデル。

なんと言っても、XF最大の特徴は圧倒的なレスポンスでしょう。

ハイバックに縁どられた厚みが、前後左右の動きにクイックに反応してくれます。

上級者になるほど、ターンやジャンプ踏切時の反応は重要になってきますからね。

XFなら、荒れたバーンでも安定感が抜群です。

さらにフォワードリーンやローテーションの自由度が高く、ツールレスで簡単に調整できる。

540以上の高回転はもちろん、高速カービングからのラントリやクイックなリバース系トリックでそのポテンシャルをいかんなく発揮してくれます。

板を自在にコントロールできる!バートン マラビータ

 

マラビータの特徴は、なんといってもヒールハンモックでしょう。

横から見れば一目瞭然。ハイバックが二重になってますよね。

これ何がすごいかって、弱い力と強い力を自在に使い分けることができるんですよ。

硬いハイバックって高速時や高回転のグラトリには威力を発揮しますが、その分遊びがないのでコントロールが難しい…

その点、マラビータなら弱い力には内側のハイバックが、強い力には外側のハイバックがそれぞれ反応するので、どんな地形・スピードでも自由自在に板を操ることができます。

このハイバックなら、720をはじめとする高回転からスローな低回転トリックまで万能にこなせます。

本当に、マラビータに慣れると他のモデルは難しくて乗り換えることができません。

女性はエスカペイドが同等のモデルになります。

こきっすんさんもイチオシ!ユニオン ウルトラ

COWDAYのグラトリフィルムコンテストでいぐっちゃんなど並み居る強豪を抑えて優勝した、こきっすんさんがメインで使っているビンディングです。

ウルトラのすごいところ、皆さん口をそろえて言うのがより繊細なコントロールができることなんです。

ハイバックは4層構造になっており、中心部分にシェルが重なっています。

これは弱い力に対してはハイバック全体で、強い力にはハイバックのコア部分で反応するようにできてます。

つまりハイバックへの力のかけ方で、より繊細にコントロールできるようになっているんです。

はっきりいってビンディング全体に多重構造を施しているモデルは他にありません。

ハイバックにかける力を使い分けるには相当な技術が必要ですが、一度ものにできれば最強のビンディングとなることでしょう。

まとめ

価格帯/特徴 軽量 剛性・安定感 高反発 扱いやすい
低価格帯 フライトプロ フリースタイル PR
中価格帯 DS CARTEL
高価格帯 ストラータ マラビータ XF ウルトラ

私の経験や試乗会、はたまたショップや友人の評判まで総合しておすすめのグラトリ用ビンディングを特集してみました。

でも、お役に立てる記事だとは自負していますので、みなさんのビンディング選びの参考になったら嬉しいですね。

そして、なにより一番大事なことは練習です。

いくら良い道具を買っても、練習しなければ乗りこなせるようにはなりません。

買って満足ではなく、最強のビンディングを購入したら速攻ゲレンデへGOですね(笑)

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ABOUTこの記事をかいた人

スノーボード歴22年の自称育メンボーダー。北海道出身の父の影響で小学生からスキーをはじめ、18歳でスノーボードに出会う。学生時代に留年してまで山にこもり大会などにも出場するが、就職を機に趣味となる。現在は娘も幼いためあまり滑りにはいけないが、いつか子どもとスノーボードに行くのが楽しみ。