こんにちは、20年以上スノーボードやっている元イントラの、らくスノです。
スノーボードで操作性や乗り心地を大きく左右するスペックが形状です。
しっかり形状別の特徴を知っておかないと、思い通りの滑りができなかったり、上達の妨げになることも…
今回はダブルキャンバー、可変キャンバー、ハイキャンバー形状の中から、評判の良いモデルのみを厳選してチョイスしました。
この記事を最後まで読めば、もうボード選びで失敗することはありません!
※当コンテンツは独自の評価基準を元におすすめギアをピックアップしてます。評価・選定基準のガイドラインに関してはこちらを参照ください。
目次
- 初心者でも簡単!スノーボード板の選び方3つのコツ
- 【目次】おすすめのダブルキャンバーボード11選
- グラトリ・ラントリにおすすめのダブルキャンバーボード
- パークにおすすめのダブルキャンバーボード
- コスパ最強!初心者にもおすすめのダブルキャンバーボード
- 【目次】おすすめの可変(ハイブリッド)キャンバーボード11選
- グラトリ・ラントリにおすすめの可変キャンバー
- オールラウンドに遊べる可変キャンバー
- カービングにおすすめの可変キャンバー
- 初心者の方におすすめの可変キャンバー
- 【目次】究極のパフォーマンス!おすすめのフルキャンバーボード9選
- オールラウンドに遊べるフルキャンバーボード
- グラトリにおすすめのフルキャンバーボード
- カービング・ラントリにおすすめのフルキャンバーボード
- 元イントラが厳選!ジャンル別おすすめの板92選
初心者でも簡単!スノーボード板の選び方3つのコツ
「はじめてスノボ板を買うけど、選び方が分からない…」なんて方も多いと思います。この項では、元イントラである筆者が、スノーボード板の選びのコツを伝授したいと思います。
とりあえず以下の3つの項目を選べば、あなたにピッタリの板を選ぶことができますよ!
- ボードのサイズ(長さ)
- ボードのフレックス(硬さ)
- ボードのシェイプ(形状)
次項から順番に解説します。
ボードの長さは体重✕0.8+100という計算式で分かる!
よく「身長-15〜-20cmが適正サイズ」なんて言われますが、実はウソなんです。「身長-15〜-20cm」というのは、スノボショップの店員さんが接客時間の短縮のために言い出したこと。
そもそも同じ身長だからって、体重60kgの人と体重120kgの人が同じ長さの板っておかしいですよね。
ボードの適正な長さは、体重✕0.8+100という計算式で簡単に求めることができます。
例)65kg✕0.8+100=152cmが適正サイズ
ただし、極端な痩せ型、肥満型の方は推奨サイズがないこともあります。(45kg以下または85kg以上)その場合は、一番近いサイズを選べば問題ありません。
自分の志向に合わせてボードのフレックス(硬さ)を選ぶ
ボードの長さが分かったら、次はボードのフレックス(硬さ)を決めていきます。
基本的に硬くなるほどグリップ力・反発力は増すが、コントロールがシビアで操作が難しくなると思ってください。
初心者の方やグラトリをやりたい方はソフトフレックス。カービングやラントリ、高回転のグラトリがやりたい方はミドルフレックスをおすすめします。
操作性とグリップ・反発力のバランスが優れた、ミドルソフトという中間のフレックスもあります。
ちなみにハードフレックスはモデル数が少なく、カービングやハーフパイプ・キッカー(ジャンプ台)の超上級者しか使いませんので、よほどこだわりがなければ候補から除外してください。
ボードのシェイプ(形状)は3種類!レベルに合わせてチョイスしよう
シェイプとは板を横から見たときの形状のこと。今はキャンバー、可変キャンバー、ダブルキャンバーが主流になってます。
- 操作は難しいけど究極のグリップ力、反発力を求めるならキャンバー
- グリップ力・反発力は劣るけど操作しやすくて逆エッジになりにくいダブルキャンバー
- キャンバーとダブルキャンバー良いとこ取り!バランス型の可変キャンバー
ボードの形状は「操作のしやすさか?パフォーマンスの高さか?」で選ぶと失敗がないです。
次項からは、ダブルキャンバー、可変キャンバー、キャンバーの順でおすすめボードを紹介していきます。各形状の目次は、上部のナビゲーションバーから飛べます。
「有効エッジってなに?」「ツインとかディレクショナルの意味は?」など、さらに詳しくボード選びのコツを知りたい方は、以下の記事も参照ください。
【目次】おすすめのダブルキャンバーボード11選
ブランド/モデル | 定価 | 形状 | フレックス |
---|---|---|---|
WRX/mk-W※ | 125,400円(税込) | ツイン | ミドル |
011/Xフライスピン※ | 107,800円(税込) | ツイン | ソフト |
ノベンバー/デザイアW※ | 112,200円(税込) | ツイン | ミドル |
スクーター/スピナー※ | 108,900円(税込) | ツイン | ミドル |
バートン/フライングV | 107,800円(税込) | ディレクショナル | ミドル |
ファナティック/トリックマスター※ | 79,200円(税込) | ツイン | ミドルソフト |
アライアン/ニルバーナ | 81,400円(税込) | ディレクショナルツイン | ミドル |
FNTC/TNT-R※ | 64,900円(税込) | ツイン | ミドルソフト |
ナイトロ/デマンドGW | 70,400円(税込) | ツイン | ソフト |
ナイデッカー/ヴァーヴ | 70,400円(税込) | ツイン | ソフト |
ロームSDS/チープトリック | 69,300円(税込) | ツイン | ソフト |
ダブキャンを一言で表すと、攻守にバランスの取れた形状です。
たとえばハイスピードでの安定感やより高い反発力を求めるならフルキャンバーや可変キャンバー形状ですが、コントロールがシビアなので操作がとても難しい。
その点ダブキャンはマイルドで軽快な操作感でありながら、カービングや中難易度のパークにも対応できます。
苦手な種目がないので、カービングからラントリ、グラトリ、パーク、地形まで万能に遊びたいならダブルキャンバーが圧倒的におすすめです。
タイプ別おすすめのダブルキャンバーボードは以下のとおりです。
リンクをタップでそれぞれのランキングに移動します。
次項から順番に解説します。
グラトリ・ラントリにおすすめのダブルキャンバーボード
まずはグラトリ・ラントリにおすすめのダブルキャンバーボードを紹介します。
ダブルキャンバーといえばグラトリ・ラントリで真価を発揮する形状です。
- 中低速で操作しやすい
- 逆エッジになりにくい
- 乗り系・スピン系トリックがやりやすい
とにかく柔軟性が高いので、スノーボードが楽しくなりますよ。
WRX/mk-W(レディースサイズあり)
定価 | 125,400円(税込) |
形状 | ツイン |
フレックス | ミドル |
サイズ | 144〜156 |
ラントリという言葉を生み出したいぐっちゃんが開発した、ハイスピードボードです。
一番の特徴は、板がめちゃくちゃ太いこと。
ワイドが太いと板が立てやすいうえにドラグしないので、いくらでもボードを倒していくことができます。
とにかくエッジグリップが強く「やば、エッジ抜ける!」と思っても、しっかり食いついてくれる。
だからカービングでもリバースでも、自分の実力以上のターンが可能になります。
そして、なんといってもダブキャンなのでプレス系トリックが安定しますね。
反発力も高いので、サイドヒットでオーリーしているだけでも楽しくなる。
バーンコンディションが良い午前中は前振りセットバックでスピード重視のラントリ。
バーンが荒れてきた午後は、ダッグにしてトリックを楽しむなんて遊び方もできますね。
ラントリ志向の方はぜひチェックしてみてください。
011アーティスティック/Xフライスピン(レディースサイズあり)
定価 | 107,800円(税込) |
形状 | ツイン |
フレックス | ソフト |
サイズ | 138〜155 |
Xフライスピンは、その名の通りめちゃくちゃ軽いボードです。
サーフボードなどに使われる素材、フォームコアを使用しており、剛性、衝撃吸収性はそのままに超絶軽量化されています。
Xフライスピンは軽いだけではありません。
ダブキャンなので普通に考えたらキャンバーほどの反発はないはずなんですが、トランポリンのような粘りのある返しが得られます。
なぜならカーボンよりも高い反発力を備えたPEファイバーをX字に配置しているからです。
「ボードは軽ければ良い」という単純なものではありません。
でも、筋力に自信のない人や女性の方は、軽量ボードに乗るメリットのほうがはるかに大きいと思います。
計量で扱いやすいボードを探しているなら、Xフライスピンで決まりですね。
ノベンバー/デザイアW(レディースサイズあり)
定価 | 112,200円(税込) |
形状 | ツイン |
フレックス | ミドル |
サイズ | 138〜152 |
ノベンバーの歴史あるグラトリボード、デザイアのダブキャン仕様です。
デザイアはセンターフレックスが柔らかいので、弾き系、乗り系ともにやりやすいです。
でも、柔らかいだけだと、反発が弱いじゃないですか。
そこでノーズ・テールにカーボンリボンを配置することで、反発力を高めています。
ただね、たしかにデザイアは名機なんですが、フルキャンバーなので操作がめちゃくちゃ難しかったんですよ。
「もうちょっと中低速でもマイルドに乗れるボードなら良いのに…」なんて思ってたら、ダブキャンも出してくれました(笑)
反発力、弾きやすさ、スイングウエイトの軽量化等…デザイアのメリットは生かしながら、めちゃくちゃコントロールしやすいバランス型のボードに仕上がってます。
バランス型ボードは数あれど、これだけ高次元に仕上がっている板は他にありませんよ。
スクーター/スピナー(レディースサイズあり)
定価 | 108,900円(税込) |
形状 | ツイン |
フレックス | ミドル |
サイズ | 138〜151 |
カービング性能抜群の、スピナーを紹介します。
元イントラの筆者から言わせると、ダブルキャンバーってターン性能が物足りなかったりするんですよね。
実際、ダブキャンでがっつり板を立ててカービングしようとするとエッジが抜けてしまう。
でもね、スピナーに乗った時、ダブキャンのイメージが良い意味で崩れたんです。
乗り味はマイルドで軽快なのに、がっつりカービングしてもエッジが噛んでくれる。
これ、3段階の角度を持つサイドカーブが、がっつりカービングから低速低回転のグラトリまで幅広く対応してるからなんです。
さらに超軽量フォームコア、高反発ポリアミドトップシート、高い剛性をほこるカーボンリブ等…
すべてが絶妙なバランスで配置されているので、ジャンプトリックから乗り系まで、何でもやりやすい。
ラントリからシャバ雪の低速グラトリまで安定して乗れるボードです。
パークにおすすめのダブルキャンバーボード
続いては、パーク向けのダブルキャンバーボードを紹介します。
一時期ダブキャンで大会に出るプロライダーもいましたが、今ではキャンバーボードが主流です。
ただ、それはあくまで上位層の話であって、よほどのビッグキッカーやスーパーパイプでなければダブキャンのほうが取り回しがいいです。
むしろジビングなんて、ダブキャンのほうがやりやすいですからね。
ぜひ初中級のパークボーダーは以下のモデルをチェックしてみてください。
バートン/カスタムフライングV
定価 | 107,800円(税込) |
形状 | ディレクショナル |
フレックス | ミドル |
サイズ | 150〜166 |
世界でもっとも有名なオールラウンドボード、フライングVのご紹介。
実は私自身イントラ時代に乗ってた板なので、フライングVの性能の高さは太鼓判を押します。
パークはもちろん、カービング、バンクドスラローム、グラトリ、地形遊びまで、これ一本で楽しめる板です。
もともと直線的なサイドカーブなので、スピードレンジが高いうえに失速しづらいんですよね。
しかもノーマルカスタムだと操作が難しいのですが、フライングVはイージーにコントロールできる。
だから大きなキッカーやパイプを攻めないのであれば、むしろフライングVのほうが使い勝手がいいです。
ゲレンデをくまなく遊び尽くしたいボーダーには、フライングVをおすすめしたいと思います。
ファナティック/トリックマスター(レディースサイズあり)
定価 | 79,200円(税込) |
形状 | ツイン |
フレックス | ミドルソフト |
サイズ | 139〜156 |
軽量ダブルキャンバーボードの代名詞、ファナティックのトリックマスターを紹介します。
ファナティック最大の特徴が、航空機からヒントを得たというハニカム構造。
板を蜂の巣状に肉抜きすることで、剛性を損なうことなくボードの軽量化に成功しました。
トリックマスターはノーズ・テールがハニカム構造なので、スイングウエイトが圧倒的に軽い!
ダブルキャンバー構造と相まって、特に回転系トリックでは最強のボードと言えるでしょう。
普通、軽量化するほど価格が高くなっていくものなんですが、ファナティックは型落ちなら4万円台で買えるもの魅力。
男女兼用なので、脚力のない女性にもおすすめです。
アライアン/ニルバーナ
定価 | 81,400円(税込) |
形状 | ディレクショナルツイン |
フレックス | ミドル |
サイズ | 151〜164 |
アライアンのニルヴァーナは他のダブルキャンバーと少し構造が異なるんですよね。
他のブランドは、接雪すると片方が浮くアーチが浅いダブキャンが多い。
でもニルヴァーナは深いアーチのダブルキャンバーなので、ノーズテールがしっかり接雪しています。
だからハイスピードでも安定感が抜群なんです。
それでいて、ダブキャンのメリットである取り回しの良さはしっかり生かされています。
さらに太めのワイドボードだから、荒れたバーンやパウダーでも安定感が抜群です。
X字に配置されたファイバーの粘りも相まって、ターンの切り返しがトランポリンの反発のようで気持ちいい。
中級者クラスのパークランはもちろん、ラントリやカービングも楽しめます。
スピード感のある滑りを求めるなら、最高のパートナーと言えるでしょう。
コスパ最強!初心者にもおすすめのダブルキャンバーボード
ラストはコスパ最強のダブルキャンバーボードを紹介します。
攻守にバランスの取れたダブルキャンバーの特徴はおさえつつ、とても乗りやすい板ばかりです。
また値段もリーズナブルなので、初めて手にするボードとしてもおすすめ!
FNTC/TNT-R(レディースモデルあり)
定価 | 64,900円(税込) |
形状 | ツイン |
フレックス | ミドルソフト |
サイズ | 139〜160 |
ビギナーレベルのダブルキャンバーボードでもっともおすすめなのがTNT-R。
なんといっても、今日本で一番売れているグラトリボードですからね。
TNTは超絶テクニックを持ったプロライダーではなく、あくまで初心者が乗りやすい板をコンセプトにしています。
だからスノボ初心者の方でもイージーにグラトリを楽しむことができるんです。
しかも機能性が高いのに価格がリーズナブル。
TNTの魅力を語るととんでもない文字数になるので別記事にしました。
さらに詳しくTNTを知りたい方は下の記事も合わせて参照ください。
→日本で一番売れてるグラトリボード!FNTCのTNT人気の秘密教えます
ナイトロ/デマンド(ガルウイング)
定価 | 70,400円(税込) |
形状 | ツイン |
フレックス | ソフト |
サイズ | 138〜155 |
初心者モデルにも関わらず高いグリップ力を持つモデル、ナイトロのデマンドを紹介します。
前項のTNTと打って変わって深いアーチが特徴的、低速グラトリはもちろんラントリの練習にももってこいです。
板は柔らかいので、とても乗りやすい。
たとえばグラトリって、最初はトーションを使うのが難しかったりするんですね。
でもデマンドなら、踏切りのきっかけがつかみやすいので、上達がめちゃくちゃ早いですよ。
- 360以上が回せない…
- リバースでエッジを返すのが難しい…
- シャッフル系のトリックでいつも逆エッジになってしまう…
そんな悩みをお持ちの方は、今すぐデマンドに乗り換えましょう。
ナイデッカー/ヴァーヴ
定価 | 70,400円(税込) |
形状 | ツイン |
フレックス | ソフト |
サイズ | 149〜157 |
有名スノーブランド、ナイデッカーが作った信頼のダブルキャンバーモデル「ヴァーヴ」を紹介します。
ヴァーヴの特徴は、日本のグラトリシーンを想定して作られたジャパンリミテッドモデルということです。
そもそも海外ブランドは日本の雪質や流行のスタイルなんて想定していませんので、試乗してみるとしっくりこないことも多いんですよ。
特にナイデッカーが誕生したスイスはアイシーな雪質なので、自然と硬いボードが主流になってくるんですね。
でも、ヴァーヴは海外ブランドとは思えないくらい操作感が良くて、グラトリ初心者でもぐいぐい攻めて行けるボードです。
中低速域メインのくびれたサイドカーブ。
フラットバーンで扱いやすいソフトフレックス。
なんといっても型落ちなら3万円台前半で購入できる価格帯も魅力的ですね。
ロームSDS/チープトリック
定価 | 69,300円(税込) |
形状 | ツイン/ダブルキャンバー |
フレックス | ソフト |
サイズ | 147〜156 |
ロームの大人気モデルチープトリックは、低速でのグラトリに優れたレスポンスを発揮します。
両足間のロッカーが長めに配置されているので、プレスやスピン系トリックがやりやすい。
さらに逆エッジを防ぐ効果もあるので、難易度の高いトリックも安心して挑戦できます。
竹を芯材に使ったバンブーロッドは、木材よりも軽量で粘りが強く、タメからの弾きが気持ちいいくらい返ってくるんです。
扱いやすい分、高速カービングや荒れたバーンでの安定感は落ちますが、「とりあえず低速グラトリしかやらない」という方にはピッタリのボードと言えるでしょう。
【目次】おすすめの可変(ハイブリッド)キャンバーボード11選
ブランド/モデル | 定価 | 形状 | フレックス |
---|---|---|---|
オガサカ/TF※ | 101,200円(税込) | ツイン | ソフト |
WRX/Mk-S※ | 125,400円(税込) | ディレクショナルツイン | ミドルソフト |
011/ブルフライ※ | 112,090円(税込) | ツイン | ソフト |
キャピタ/DOA | 88,000円(税込) | ツイン | ミドル |
ライド/ツインピグ※ | 86,900円(税込) | ツイン | ミドル |
リブテック/ダイナモ | 101,200円(税込) | ディレクショナル | ミドル |
BCストリーム/エス※ | 115,500円(税込) | ディレクショナル | ミドル |
モス/RRR※ | 123,200円(税込) | ディレクショナル | ミドル |
K2/ジオメトリック※ | 66,000円(税込) | ツイン | ミドルソフト |
バートン/インスティゲーター | 59,000円(税込) | ディレクショナルツイン | ソフト |
サロモン/フロンティア※ | 59,400円(税込) | ディレクショナルツイン | ソフト |
近年トレンドになっているのが可変キャンバー形状です。
その名の通り、通常はキャンバー形状ですが、踏み込んで板がたわむとノーズ(先頭)・テール(後方)がせり上がり可変します。
この可変する形状により、キャンバーのようなグリップ・反発力を保ちつつ、操作性が格段に向上しました。
ターンのしやすさから、入門〜上級者モデルまで多くの板に採用されている形状です。
タイプ別おすすめの可変キャンバーボードは以下のとおりです。
リンクをタップでそれぞれのおすすめに移動します。
次項から順番に紹介していきます。
グラトリ・ラントリにおすすめの可変キャンバー
オガサカ/TF(レディースモデルあり)
定価 | 101,200円(税込) |
形状 | ツイン |
フレックス | ソフト |
サイズ | 146〜154 |
オガサカの定番CTから派生したモデルがTFです。
元々カービング寄りのオールラウンドボードとしてCTがありましたが、「もっとラフに遊びたい」という要望に答え、TF(The Free)が生まれました。
CT自体が完成された板なので、派生系のTFのポテンシャルに関しても言う事ありません。
もちろんCTよりも柔らかく、可変キャンバーなので多少見劣りする部分はあります。
でも、その分コブや湿雪、パウダーなど不安定なバーンではCT以上の安定感。
軽快な滑り心地なので、女性にもおすすめのグラトリボードです。
WRX/Mk-S(レディースモデルあり)
定価 | 125,400円(税込) |
形状 | ディレクショナルツイン |
フレックス | ミディアムソフト |
サイズ | 138〜154 |
WRXのMk-Sは、有名You Tuberいぐっちゃんが開発したラントリ専用ボード。
ラントリなので、当然カービング時の安定感は重要です。
Mk-Sはセミハンマー形状なので、有効エッジが長く体をグイグイ倒していけます。
でも、セミハンマーってめちゃくちゃコントロールがシビアなので、トリックには不向きなんですよね。
普通のカービングボードになってしまう。
だからハイブリットキャンバーを採用することで、乗り味を少しマイルドにしたわけです。
ミドルフレックスなので高回転スピンもいけちゃう、最強のラントリボードといえるでしょう。
011アーティスティック/ダブルフライ(レディースモデルあり)
定価 | 112,090円(税込) |
形状 | ツイン |
フレックス | ソフト |
サイズ | 138〜156 |
私が本格的にスノーボードを始めた頃からトップに君臨するグラトリボードがダブルフライ。
最大の特徴は圧倒的な軽さと扱いやすさ。
正直板を軽くするのは簡単なんですよ、単純にボードを薄くすればいいだけですからね(笑)
ただ軽量化するとボード自体の強度はもちろん、バタついて滑走が安定しません。
でも、ダブルフライはフォームコア(サーフボードで使われる素材)を使用することで、軽量化と安定性の両立を実現。
また昔ながらのオーソドックスなシェイプは、癖がなく乗りやすい。
さらに接雪点にフラット部分を設けることで、プレス時の安定感が抜群。
「今シーズンは高回転スピンを目指したいけど、どんなボードを選べばいいか迷ってる」なんて方に全力でおすすめします。
オールラウンドに遊べる可変キャンバー
パークから地形、果ては端パウまで、オールラウンドに遊べる可変キャンバーボードを紹介したいと思います。
フルキャンバーだとパウダーや低速に弱い、ダブルキャンバーだとグリップや安定感が弱い。
そんな欲求不満なボーダーの要望を満たしてくれるのが可変キャンバー形状です。
キャピタ/DOA
定価 | 88,000円(税込) |
形状 | ツイン |
フレックス | ミドル |
サイズ | 148〜164 |
キャピタのフラッグシップモデル、DOAを紹介します。
DOAはオーストリアにある巨大スノーボード工場、マザーシップを代表するフリーライドモデルです。
とにかく反発が強いのでキッカー・パイプはもちろん、地形遊びが超面白い板に仕上がってます。
またメーカー側もおすすめしているようにカービングも得意とする板なので、地形・パークに飽きたらセットバック入れてゲレンデクルージングもいいですね。
国内ブランドの同レベルの板より実勢価格で2万円ほど安いのも魅力的。
ライド/ツインピグ(レディーズモデルあり)
定価 | 86,900円(税込) |
形状 | ツイン |
フレックス | ミドル |
サイズ | 136〜156 |
この記事で紹介するボードの中で、もっとも変わり種の可変キャンバーボードがライドのツインピグ。
極太ワイドと物理的な重量がヤジロベーのように重心を保ってくれるので、カービングがやりやすい。
さらに浮力がハンパないので、降雪時の端パウが最高に面白いです。(私は普通にバックカントリーでも使ってました。)
トリックも高回転スピンは厳しいといいましたが、低回転であれば十分楽しめます。
値段も型落ちなら5万円以下で買えるので、遊び用のセカンドボードとしてもおすすめです。
リブテック/ダイナモ
定価 | 101,200円(税込) |
形状 | ディレクショナル |
フレックス | ミドル |
サイズ | 153〜165 |
リブテックのダイナモは一風変わった可変キャンバー形状。
センターが浮いているのは他ブランドの可変キャンバーと変わりませんが、少しロッカーが入っておりダブルキャンバーに近い乗り心地です。
そもそもキャンバー形状は降雪・低速に弱いのが難点。
でもダイナモの可変キャンバーは、パウダーでの浮力が抜群で低速でもしっかり踏める板に仕上がっています。
さらにハード寄りのミドルフレックスなので、トリックの着地やカービングで抜群の安定感があります。
カービング、パウダー、パーク、地形、バンクド等…オールマイティーに遊びたい方におすすめのボードです。
カービングにおすすめの可変キャンバー
カービング板といえば、フルキャンバーボード一択と考えているボーダーも多いと思います。
ただフルキャンバーボードは降雪や低速に弱いので、コンディションを選べないサンデーボーダーには不向きなんですよね。
乗り味マイルドな可変キャンバーなら降雪時や低速グラトリも楽しめるので、汎用性は高いといえます。
BCストリーム/S(レディースモデルあり)
定価 | 115,500円(税込) |
形状 | ディレクショナル |
フレックス | ミドル |
サイズ | 143〜162 |
カービングの入門ボードとして激押しなのがBCストリームのS。
ラウンドボードなのでどんなコンディションでも乗りやすい。
それこそハンマーボードなんて降雪や荒れたバーンに弱いですが、Sならコンディションを気にせず攻めていけます。
カービング初心者にとって角付けは鬼門だと思いますが、Sは可変キャンバー形状なのでスムーズなターン導入が可能です。
もちろん本来はカービング寄りのボードですが、グラトリ、パーク、ラントリ、地形…コンディションを選ばずなんでもいけるボードに仕上がってます。
モス/RRR(レディースモデルあり)
定価 | 123,200円(税込) |
形状 | ディレクショナル |
フレックス | ミドル |
サイズ | 146〜162 |
モスを代表するカービングボード、RRR(トリプルアール)の紹介です。
RRRはノーズだけに可変キャンバーを配置した特殊なモデル。(テールは通常のキャンバー)
だからターンの捉えはスムーズだけど、テールがしっかりグリップするから可変キャンバー独特のルーズさを感じません。
キャンバーの反発を感じやすいのでターンの切り返しが楽しい。
セミハンマーに乗り慣れてない方にもおすすめのボードです。
初心者の方におすすめの可変キャンバー
最後は初心者の方におすすめの可変キャンバーを紹介します。
ロッカーやダブルキャンバーといった、いわゆる初心者向けの形状に比べコントロールは難しいです
でも、いったん乗りこなすことができれば初心者の方でも切れのあるターン、高さのあるオーリーができます。
こちらの項で紹介するモデルは、どれも有名ブランドなうえに安価でおすすめです。
K2/ジオメトリック(レディースモデルあり)
定価 | 66,000円(税込) |
形状 | ツイン |
フレックス | ミドルソフト |
サイズ | 144〜157 |
K2ジオメトリックは歴史ある初心者向けグラトリボードとして有名です。
特に低速域でのコントロール性能においては他の追従を許しません。
可変キャンバーは乗り味がマイルドとはいえ、ダブルキャンバーやロッカーと比べコントロールは難しいです。
ただ、ジオメトリックの場合、反り上がりにロッカーを配置しているので低速域でも容易にコントロールできる。
それでいて雪面へのグリップがいいので、グラトリ初心者におすすめなんですね。
フラットバーンでの低速トリックを中心に練習するなら、ジオメトリックで間違いないでしょう。
バートン/インスティゲーター
定価 | 59,000円(税込) |
形状 | ディレクショナルツイン |
フレックス | ソフト |
サイズ | 140〜165 |
バートンのインスティゲーターは、ピュアポップと呼ばれる可変キャンバーを備えた入門モデルとなっています。
普通スノーボード入門モデルの板っていうと、原付きバイクのようなイメージで…
たしかに走ることはできるけど、本当のバイクの魅力が味わえるかといえば微妙ですよね。
でもインスティゲーターは違います。
低速域はもちろん、高速域でも抜群の安定性を実現。
それでいてターン・トリックしやすいので、スノーボードの楽しさを存分に体感させてくれます。
フラット部分が浮力を与えてくれるので、パウダーランもいけちゃう!
このランクでは間違いなくナンバーワンの可変キャンバーと言えるでしょう。
サロモン/フロンティア(レディースモデルあり)
定価 | 59,400円(税込) |
形状 | ディレクショナルツイン |
フレックス | ソフト |
サイズ | 138〜157 |
サロモンの入門モデルであるフロンティアは、フラットアウトと呼ばれる可変キャンバーを採用してます。
前項のインスティゲーターよりも、トリックやカービングの安定感が優れているモデルです。
ただし、その分コントロールもシビアになるので、生半可な気持ちで購入すると乗れずに後悔します。
逆に乗りこなすことができれば、中上級者向けの板への乗り換えもスムーズ。
カービングやラントリ志向の初心者におすすめの1枚です。
【目次】究極のパフォーマンス!おすすめのフルキャンバーボード9選
ブランド/モデル | 定価 | 形状 | フレックス |
---|---|---|---|
バートン/カスタム | 107,800円(税込) | ディレクショナル | ミドル |
アライアン/プリズム | 85,800円(税込) | ディレクショナルツイン | ミドル |
ヨネックス/スムース※ | 108,900円(税込) | ディレクショナル | ミドル |
ノベンバー/デザイア | 112,200円(税込) | ツイン | ミドル |
デスレーベル/デスシリーズ | 108,900円(税込) | ツイン | ミドル |
バタレオン/Fun.Kink | 83,600円(税込) | ディレクショナルツイン | ミドルソフト |
グレイ/デスペラードTiC※ | 149,600円〜(税込) | ディレクショナル | ハード |
オガサカ/FC※ | 116,600円(税込) | ディレクショナル | ミドル |
ライス28/RT7 | 108,600円(税込) | ツイン | ミドルソフト |
グリップの良さと高い反発力。究極のパフォーマンスを有するのがフルキャンバーの特徴です。
雪面をしっかり捉え、高速時や荒れたコースでも安定して滑ることができます。
実際ツイッターのアンケートでもシェア率ナンバーワンでした。
かなり技術を要求される形状ですので、フルキャンバーは中上級者向けの板と言えるでしょう。
タイプ別おすすめのフルキャンバーボードは以下のとおりです。
リンクをタップでそれぞれのおすすめに移動します。
次項から順番に紹介します。
オールラウンドに遊べるフルキャンバーボード
まずは地形、パーク、グラトリ、カービング、バンクド等…オールラウンドに遊べるキャンバーボードを紹介します。
キャンバーボード自体がスノーボード黎明期から存在するシェイプなので、どれもブランドを代表するモデルばかりです。
バートン/カスタム
定価 | 107,800円(税込) |
形状 | ディレクショナル |
フレックス | ミドル |
サイズ | 150〜158 |
スノーボードの歴史そのものと言っても過言ではないモデルがバートンカスタムです。
世界のトップライダーが愛用してきた、名品中の名品。私自身も現役時代、メインで使っていました。
カスタムは癖がなく乗りやすい。それでいて踏み込むとパワフルな反発がかえってくるチートボードに仕上がっています。
そもそもシグネチャーモデル出せるクラスの大物ライダーが、あえてカスタム乗ってる時点で、完成度の高さが伺えますよね。
キャンバーボードのことを知らないのであれば、答えはカスタムにあります。
アライアン/プリズム
定価 | 85,800円(税込) |
形状 | ディレクショナルツイン |
フレックス | ミドル |
サイズ | 150〜155 |
アライアンのフラッグシップモデル、プリズムを紹介します。
キャンバーボードはとにかく乗り方が難しいので売れないんですよ。
ほとんどのボーダーは初・中級者なので、乗りやすいダブルキャンバーやハイブリットキャンバー買いますよね。
実際サロモン、K2など大手ブランドも、純粋なハイキャンバーは出さなくなっちゃいました。
だからこそ、決して大手ではないアライアンが愚直にキャンバーボードを発表するのは好感が持てるんですよ。
プリズムはカーボン入りで、高速時もバタつきを感じません。
メインはパークですが、地形のRやギャップを使ったジャンプ、圧雪でのカービングもキレるモデルです。
ヨネックス/スムース(レディースモデルあり)
定価 | 108,900円(税込) |
形状 | ディレクショナル |
フレックス | ミドル |
サイズ | 138〜162 |
ヨネックスを代表するオールラウンドモデル、スムース。ヨネックスがサポートする五輪代表選手が愛用していることでも知られています。
何を隠そう、現在筆者がメインで使っているボードです。
ヨネックスといえばオールカーボン。
カーボンは軽量で振動吸収性に優れており、航空機の材料としても使用されています。
いわずもがなスムースも軽量で、高速時の安定感も抜群。
たとえばパーク、地形、圧雪問わず、午後になるとコンディションが悪くなってくるじゃないですか。
スムースなら午後のデコボコバーンでも安定した滑走ができます。
まさにSMOOTH(円滑)の名に恥じないキャンバーボードといえるでしょう。
グラトリにおすすめのフルキャンバーボード
続いてはグラトリにおすすめのフルキャンバーボードを紹介したいと思います。
オールマウンテンボードにくらべ低速で滑ることが多いグラトリは、よりキャンバーボードのデメリット(低速に弱い)が際立ちます。
とはいえ低速でもキャンバーボードのメリットは変わりません。
もし低速下でもキャンバーボードを操ることができれば、オーリーの高さ、回転数、滞空時間等…ライバルに圧倒的な差をつけることができます。
ノベンバー/デザイア(レディースモデルあり)
定価 | 112,200円(税込) |
形状 | ツイン |
フレックス | ミドル |
サイズ | 147〜156 |
011/ダブル、ヨネックス/アクセ、FNTC/TNT、グレイ/トリックスティック等…
有名なグラトリボードは数あれど、いまだに純粋なキャンバーボードでリリースしてくれているのはデザイアしかありません。
まぁ当たり前ですよね。低速に弱いキャンバーボードよりも、乗りやすいダブルキャンバーや可変キャンバーのほうが顧客の評価は高くなります。
でもね、そんな時代の流れにあって、いまだにフルキャンバーボードを出し続けているノベンバーのこだわりには本当に感謝です。
デザイアはセンターを薄くシェイプすることで、粘り強いのに弾きやすいという異次元の板に仕上がっています。
迷ってるならデザイアを買ってください。乗りこなすことができれば、確実に景色が変わりますよ。
デスレーベル/デスシリーズ
定価 | 108,900円(税込) |
形状 | ツイン |
フレックス | ミドル |
サイズ | 148〜158 |
デスシリーズはミドルフレックスのグラトリ上級者向けの仕様になっています。
正直540くらいだったらパワーだけで無理やり回すこともできるんですよ。
でも720を目指すなら、ボード最大限のフレックス・トーションを使わないと回しきれません。
ソフトフレックスだと、やはり反発が弱くて高く飛べないのは確かなんですね。
デスシリーズなら外側にせり出したエッジがしっかり雪面を捉え、圧倒的な高さを提供してくれます。
さらに高速のラントリやカービングも大得意。
乗り手は選びますが、ポテンシャルをすべて引き出せれば最高のパートナーになるでしょう。
バタレオン/Fun.Kink
定価 | 83,600円(税込) |
形状 | ディレクショナルツイン |
フレックス | ミドルソフト |
サイズ | 149〜162 |
「キャンバーは難しい」って言われるほど乗りたくなる方も多いと思うんですよ。
そんなボーダーにおすすめのキャンバーボードがバタレオンのファンキンク。
キャンバーのデメリットは低速と逆エッジ。
でもファンキンクはボードを船底のように丸くすることで(3BT形状)、低速時のアンコントローラブルや逆エッジのリスクが低減しました。
「そんな機能聞いたことないけど…?」
それもそのはず、バタレオンが特許を取っているので他のブランドは使えないんですよ。
ハイキャンバーのメリットを享受しつつ、デメリットを究極に抑えたモデル。
フレックスも柔らかいので、グラトリ初級者から上級者まで満足できる仕上がりになってます。
カービング・ラントリにおすすめのフルキャンバーボード
最後はカービング・ラントリにおすすめのキャンバーボードを紹介したいと思います。
高速時の安定感がもっとも高いキャンバー形状は、まさにカービング・ラントリスタイルにぴったりと言えるでしょう。
近年は可変キャンバーが主流になっていますが、さらにキレのあるカービングをしたいなら、ぜひフルキャンバーボードを検討してみてはいかがでしょうか。
グレイ/デスペラードTiC(レディースモデルあり)
定価 | 149,600円〜(税込) |
形状 | ディレクショナル |
フレックス | ハード |
サイズ | 146〜166 |
カービングガチ勢御用達のモデルがデスペラードTiCです。
足下のカーボン&チタンリボンが高速下での吸収振動や安定性、踏み込んだときの反発力を高めてくれます。
キャンバーの面白さってバネ感だと思うんですよね。
カービングで踏み込んだときの沈み加減、切り返したときの跳ねる感触。
これって可変キャンバーやダブルキャンバーでは絶対味わえない感覚です。
カービングの楽しさを再認識させてくれる1枚です。
オガサカ/FC(レディースモデルあり)
定価 | 116,600円(税込) |
形状 | ディレクショナル |
フレックス | ミドル |
サイズ | 145〜163 |
オガサカのフラッグシップモデル、FCも昔ながらのフルキャンバーボードです。
バートンカスタムもそうですが、歴史あるモデルが愚直にハイキャンバーをリリースし続けてくれるのは素直に感謝ですね。
セミハンマーでハリのあるフレックス。決して乗りやすいボードとは言えません。
とはいえいったん乗りこなすことができれば、エッジが抜けやすいターン後半でもしっかり雪面をグリップ。
ボードへの信頼感が生まれるので、どんどん体を倒していけます。
自分の実力をネクストステップにいざなってくれる、そんな信頼のおけるボードがFCです。
ライス28/RT7(レディースサイズあり)
定価 | 108,600円(税込) |
形状 | ツイン |
フレックス | ミドルソフト |
サイズ | 136〜157 |
ラントリの第一人者、いぐっちゃんも使用するモデル。
いぐっちゃんのブランド、WRXのMK-Sがトリック寄りのラントリボードとすれば、RT7はカービング寄りのラントリボード。
ちょっと表現が難しいですが(笑)
あくまでカービングメインで、たまにグラトリする方はRT7がおすすめです。
いわゆるカービングボードとRT7の違いはフレックスバランス。
ゴリゴリのカービングボードって板が硬すぎて弾きづらいんですよ。
でも、RT7はフレックスバランスを調整することで、粘りがあるのに弾きやすいボードに仕上がりました。
いぐっちゃんのようなラントリスタイルを目指すなら、ぜひチェックしてみてください。
元イントラが厳選!ジャンル別おすすめの板92選
以下の記事では、
- グラトリにおすすめの板
- カービングにおすすめの板
- ラントリにおすすめの板
- 軽量な板
- オールラウンドに乗れる板
…等、ジャンル別のおすすめ板をまとめています。
他のボードを検討したい方は以下の記事を参照ください。
→元イントラが厳選!ジャンル別おすすめのスノーボード板92選!