【23-24】プロライダーも愛用!バックカントリー向けスノーシューおすすめモデル7選

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20年以上スノーボードやっている元インストラクターの、らくスノです。

一口にスノーシューと言っても、たくさんのモデルがあります。

それこそバックカントリーに向かないモデルを買ってしまうと、歩きづらいばかりかトラブルに巻き込まれることも…

今回はバックカントリースノーボードに特化したスノーシューのおすすめモデルについて、詳しくお話したいと思います。

この記事を最後まで読めば、バックカントリー初心者の方でも最適なスノーシューが選べるようになります。

※当コンテンツは独自の評価基準を元におすすめギアをピックアップしてます。評価・選定基準のガイドラインに関してはこちらを参照ください。

スノーシューの選び方のコツに関しては以下の記事にまとめています。

再度こちらの記事に戻って来られる記事構成になっているので、選び方が分からないという方は先にチェックしてみてください。

バックカントリー初心者でも分かる!正しいスノーシューの選び方

 

バックカントリー向けスノーシューおすすめモデル7選

グリップ 収納 重量 歩きやすさ 脱着
MSRライトニング 1.84kg(22in)
MSR EVO 1.63kg(21in)
タブス VRT 2.18kg(24in)
アトラス ヘリウムBC 1.41kg(23in)
アトラス レンジBC 1.65kg(22in)
TSL シンボイス 1.96kg(23in)
バーツ ウルトラ 0.84kg(23in)

私がおすすめするバックカントリー用のスノーシューは上記の7つになります。

というか「ほとんどのスノーボーダーが上記の7モデルを使っているのではないか」と思うくらい、シェア率は高いです。

それぞれメリット・デメリットはあるものの、とりあえず上記の7モデルから選んでおけば間違いありません。

トッププロも愛用!MSR ライトニング

MSR

バックカントリー用スノーシューとしては、もっともハイスペックなモデルがMSRのライトニングです。

日本を代表するバックカントリープレイヤーの中井孝治プロも愛用してます。

外周を取り囲む合金フレームとヒールまで配置された爪で、スノーシューが不得意なアイスバーンやトラバースにおいても抜群のグリップを発揮します。

パラゴンバインディングと呼ばれるハンモックのようなストラップは、他メーカーにくらべて着脱が楽です。

ただし、強度が高い反面、プラスチック性に比べると疲れが溜まりやすいのも事実。

値段も高いので、バックカントリー中上級者向けと言えるでしょう。

柔軟性が高く歩きやすい!MSR EVO

MSR

「MSRは有名だから気になるけど、合金フレームは敷居が高い…」

そんな方におすすめなのがEVOです。

フレームがプラスチックなので柔軟性があり、バックカントリー初心者の方でも歩きやすい。

ライトニングには劣るものの、左右の刃がしっかりグリップしてくれるので安心感があります。

また、小さく収納できるので、滑走時のバランスも取りやすい。

実勢価格はライトニングの半分程度で、購入しやすい値段も魅力的ですね。

圧倒的な着脱の速さ!タブス VRT

タブス

タブスからはVRTを紹介したいと思います。

VRTはBOA(ダイヤル式)採用しており、とにかく脱着が楽!

筆者もタブスのBOAを使ってますが、脱着が多いルートでは最強のレスポンスを発揮します。

さらにテール部分が柔らかく、長時間の歩行でも疲れにくいです。

ルーバー(テールの羽板部分)に雪が付きづらいのも地味に助かりますね。

ただし、BOA部分が小さくたためないので滑走時にかさばります。

またBOAはその場での修理が難しいので、トラブルに弱い点はあらかじめ留意が必要です。

軽量スノーシューの代名詞!アトラス ヘリウムBC

アトラス

「軽量スノーシューと言えば、アトラスのヘリウム!」というくらい有名なモデルです。

空気より軽いヘリウムをモデル名に冠しているだけあって、バックカントリー用スノーシューでは最軽量クラス。

23インチで1.41kgと、前項のタブスの2/3の重量しかありません。

また、軽さだけでなく、ルーバー(羽板)がとにかく柔らかく歩きやすい。

あえて言うなら、MSRやタブスにくらべ装着にやや時間がかかるのがデメリット。

とはいえグリップ、収納、歩きやすさなどを考慮すると、バランスの取れたモデルです。

アルミフレームで強度が高い!アトラス レンジBC

アトラス

アトラスからもう一つ、レンジBCを紹介します。

ヘリウムとの一番の違いは、アルミフレームだということです。

強度が高く、より過酷なトレイルにも耐えることができます。

また幅が狭いので、装着時にも違和感なく歩きやすい。

グリップこそ同じく金属フレームのライトニングに劣るものの、実勢価格で2万円安く買えることを考えるとコスパは高いです。

柔軟性があり歩きやすい!TSL シンボイス

TSL

MSR、ダブス、アトラスと並ぶ人気スノーシューブランドTSLからは、シンボイスを紹介します。

まぁ紹介もなにも、上の写真を見てもらえば一目瞭然ですよね。

他のブランドとは一線を画すハイパーフレックスと呼ばれる構造。

それぞれの爪が独立していることで実現できる柔軟性なんですね。

さらにフレームレスで細身だから、パウダーはもちろん荒れたバーンでも快適に歩行できます。

ただし、スノーボードのビンディングのような装着方法なので、歩行感覚は好き嫌いが分かれるかもしれません。

気になる方は、専門店に相談することをおすすめします。

新感覚のスノーシュー!バーツ ウルトラ

バーツ

簡易スノーシューとして驚異的な軽さを誇り、有名ライダーの間でも大人気になっています。

バックパック内に収納できることから、予備のスノーシューとして持ち運ぶ方もいるようです。

ただし、合金フレームにくらべて強度が弱いので、使用は難易度の低い山に限定されます。

それでも入門モデルとしては超おすすめなので、バックカントリー初心者の方はぜひチェックしてみてください。

安いスノーシューはNG

「もっと安いスノーシューはないの?」

たしかに探せばもっと安いスノーシューはありますが、個人的にはおすすめしません。

なぜなら、安価なブランドは信頼性が無いからです。

「重い」とか「脱着しづらい」というだけならともかく、雪山でスノーシューが壊れると行動不能になり遭難する恐れも…

値段に惑わされず、あくまで機能性メインで信頼できるブランドを選んでください。

まとめ

グリップ 収納 重量 歩きやすさ 脱着
MSRライトニング 1.84kg(22in)
MSR EVO 1.63kg(21in)
タブス VRT 2.18kg(24in)
アトラス ヘリウムBC 1.41kg(23in)
アトラス レンジBC 1.65kg(22in)
TSL シンボイス 1.96kg(23in)
バーツ ウルトラ 0.84kg(23in)

今回はスノーシューの有名&人気モデルをまとめてみました。

この記事で紹介したスノーシューは、どれも信頼のおけるブランドばかりです。

とはいえ、経験者はともかく初心者の方はどれがいいか迷いますよね。

もし分からないことがあればしっかり専門店で相談、納得してから購入しましょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

スノーボード歴22年の自称育メンボーダー。北海道出身の父の影響で小学生からスキーをはじめ、18歳でスノーボードに出会う。学生時代に留年してまで山にこもり大会などにも出場するが、就職を機に趣味となる。現在は娘も幼いためあまり滑りにはいけないが、いつか子どもとスノーボードに行くのが楽しみ。