【23-24最新版】スノーボードバックカントリー向けスノーシューおすすめモデル7選

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20年以上スノーボードやっている元インストラクターの、らくスノです。

この記事では、スノーボードバックカントリー向けのおすすめスノーシューについてお話したいと思います。

とはいえ、一口にスノーシューと言っても、数多くのモデルが販売されています。

それこそバックカントリーに向かないモデルを買ってしまうと、歩きづらいばかりかトラブルに巻き込まれることも…

今回はバックカントリースノーボードに特化したおすすめモデルはもちろん、選び方のコツについても詳しくお話したいと思います。

この記事を最後まで読めば、バックカントリー初心者の方でも最適なスノーシューが選べるようになります。

スノーシューとアイゼンの違い

冬山を歩行するギアとして、スノーシューとアイゼンがあります。

ざっくり分けると、斜度がない低山ではスノーシュー、急峻な高山ではアイゼンを使用する場合が多いです。

ことバックカントリーのメジャールートでいえば、ほとんどがスノーシューでアプローチできます。

スノーボードをメインに選ぶなら、スノーシューで問題ありません。

スノーシューは大きく分けて3種類ある

スノーシューは以下の種類があります。

  • 登山用(金属フレーム)
  • バックカントリー用(プラスチックフレーム)
  • スノーハイキング用(パイプフレーム)

スノーボードのバックカントリーで使用するなら、登山用かバックカントリー用を購入しましょう。

※当ブログでは、森林限界点以上を登山、なだらかな丘陵をバックカントリーと定義しています。

登山用(金属フレーム)

出典:MSR

登山用のスノーシューは金属フレームで強度が高く、過酷な歩行にも耐えることができます。

爪が多くグリップ力が高いので、滑落の危険が高まるトラバース(山道を横断すること)においても威力を発揮します。

森林限界点以上を目指すなら、登山用を購入しましょう。

バックカントリー用(プラスチックフレーム)

出典:MSR

登山用スノーシューは強度・グリップ力が強い反面、柔軟性がないので疲れやすいです。

その点、バックカントリー用なら軽量&柔軟でハイクも楽々。

グリップは登山用ほどではないですが、初・中級ルートならまったく問題ありません。

スノーハイキング用(パイプフレーム)

出典:ベルモント

スノーハイキング用は安価で歩行も楽ですが、ほとんどのモデルが平地を想定しているためバックカントリーには不向きです。

スノーシューの選び方5つのポイント

スノーシュー選びには5つのポイントがあります。

次項から順番に解説します。

サイズは靴ではなく体重+荷物の重量で選ぶ

サイズ 21インチ 22インチ 23インチ 24インチ 25インチ 26インチ 27インチ
推奨重量 〜65kg 〜70kg 〜75kg 〜80kg 〜85kg 〜90kg 〜95kg

スノーシューは靴のサイズではなく「体重+荷物の重さ」で選んでください。

「体重が軽い」とか「軽いものしか持たない」ようであれば、男性の方がレディースを履いてもOK。

スノーシューは「大は小を兼ねる」ものではありません。

  • サイズが大きいと雪面の浮力はあるが重くて歩きづらい
  • サイズが小さいと雪面の浮力は劣るが歩きやすい

しっかり自分に合ったサイズを選びましょう。

ヒールリフターは傾斜での歩行が楽になる

ヒールリフターは、かかとを斜めにすることで斜面が歩きやすくなる機能です。

基本的にバックカントリー用のスノーシューには付属していることが多いですが、購入前に念のため確認してみましょう。

クランポン(かぎ爪)の数でグリップ力が決まる

出典:アトラス

基本的にクランポン(爪)の多いほうがグリップ力が高いです。

同じバックカントリー用スノーシューと言っても、クランポンの数は違います。

ご自身のメインに考えているフィールドを想定して選びましょう。

フレームの素材で変わる歩きやすさ

出典:アトラス

  • 金属フレーム…登山用
  • プラスチックフレーム…バックカントリー用
  • パイプフレーム…スノーハイキング用

バックカントリー初心者の方が購入するならプラスチックフレームがおすすめです。

金属フレームは強度・グリップ力が高いものの柔軟性に欠けるため、慣れないと足に負担がかかります。

ベルトの種類で装着が楽になる

出典:タブス

  • ゴムベルト…装着が楽、予備があれば山で修理もできる
  • BOAベルト…装着はすこぶる楽だが、山での修理が難しい
  • ナイロンベルト…強度は高いが、装着に時間がかかる

初めて購入するならゴムかBOAベルトがおすすめ。

ただしダイヤル式のBOAベルトは装着が楽な反面、壊れると修理が困難です。

より安全性を担保するなら、ゴムベルトかナイロンが無難でしょう。

バックカントリー向けスノーシューおすすめモデル7選

グリップ 収納 重量 歩きやすさ 脱着
MSRライトニング 1.84kg(22in)
MSR EVO 1.63kg(21in)
タブス VRT 2.18kg(24in)
アトラス ヘリウムBC 1.41kg(23in)
アトラス レンジBC 1.65kg(22in)
TSL シンボイス 1.96kg(23in)
バーツ ウルトラ 0.84kg(23in)

※重量意外は筆者の主観です。

私がおすすめするバックカントリー用のスノーシューは上記の7つになります。

というか「ほとんどのスノーボーダーが上記の7モデルを使っているのではないか」と思うくらい、シェア率は高いです。

それぞれメリット・デメリットはあるものの、とりあえず上記の7モデルから選んでおけば間違いありません。

トッププロも愛用!MSR ライトニング

MSR

バックカントリー用スノーシューとしては、もっともハイスペックなモデルがMSRのライトニングです。

日本を代表するバックカントリープレイヤーの中井孝治プロも愛用してます。

外周を取り囲む合金フレームとヒールまで配置された爪で、スノーシューが不得意なアイスバーンやトラバースにおいても抜群のグリップを発揮します。

パラゴンバインディングと呼ばれるハンモックのようなストラップは、他メーカーにくらべて着脱が楽です。

ただし、強度が高い反面、プラスチック性に比べると疲れが溜まりやすいのも事実。

値段も高いので、バックカントリー中上級者向けと言えるでしょう。

柔軟性が高く歩きやすい!MSR EVO

MSR

「MSRは有名だから気になるけど、合金フレームは敷居が高い…」

そんな方におすすめなのがEVOです。

フレームがプラスチックなので柔軟性があり、バックカントリー初心者の方でも歩きやすい。

ライトニングには劣るものの、左右の刃がしっかりグリップしてくれるので安心感があります。

また、小さく収納できるので、滑走時のバランスも取りやすい。

実勢価格はライトニングの半分程度で、購入しやすい値段も魅力的ですね。

圧倒的な着脱の速さ!タブス VRT

タブス

タブスからはVRTを紹介したいと思います。

VRTはBOA(ダイヤル式)採用しており、とにかく脱着が楽!

筆者もタブスのBOAを使ってますが、脱着が多いルートでは最強のレスポンスを発揮します。

さらにテール部分が柔らかく、長時間の歩行でも疲れにくいです。

ルーバー(テールの羽板部分)に雪が付きづらいのも地味に助かりますね。

ただし、BOA部分が小さくたためないので滑走時にかさばります。

またBOAはその場での修理が難しいので、トラブルに弱い点はあらかじめ留意が必要です。

軽量スノーシューの代名詞!アトラス ヘリウムBC

アトラス

「軽量スノーシューと言えば、アトラスのヘリウム!」というくらい有名なモデルです。

空気より軽いヘリウムをモデル名に冠しているだけあって、バックカントリー用スノーシューでは最軽量クラス。

23インチで1.41kgと、前項のタブスの2/3の重量しかありません。

また、軽さだけでなく、ルーバー(羽板)がとにかく柔らかく歩きやすい。

あえて言うなら、MSRやタブスにくらべ装着にやや時間がかかるのがデメリット。

とはいえグリップ、収納、歩きやすさなどを考慮すると、バランスの取れたモデルです。

アルミフレームで強度が高い!アトラス レンジBC

アトラス

アトラスからもう一つ、レンジBCを紹介します。

ヘリウムとの一番の違いは、アルミフレームだということです。

強度が高く、より過酷なトレイルにも耐えることができます。

また幅が狭いので、装着時にも違和感なく歩きやすい。

グリップこそ同じく金属フレームのライトニングに劣るものの、実勢価格で2万円安く買えることを考えるとコスパは高いです。

柔軟性があり歩きやすい!TSL シンボイス

TSL

MSR、ダブス、アトラスと並ぶ人気スノーシューブランドTSLからは、シンボイスを紹介します。

まぁ紹介もなにも、上の写真を見てもらえば一目瞭然ですよね。

他のブランドとは一線を画すハイパーフレックスと呼ばれる構造。

それぞれの爪が独立していることで実現できる柔軟性なんですね。

さらにフレームレスで細身だから、パウダーはもちろん荒れたバーンでも快適に歩行できます。

ただし、スノーボードのビンディングのような装着方法なので、歩行感覚は好き嫌いが分かれるかもしれません。

気になる方は、専門店に相談することをおすすめします。

新感覚のスノーシュー!バーツ ウルトラ

バーツ

簡易スノーシューとして驚異的な軽さを誇り、有名ライダーの間でも大人気になっています。

バックパック内に収納できることから、予備のスノーシューとして持ち運ぶ方もいるようです。

ただし、合金フレームにくらべて強度が弱いので、使用は難易度の低い山に限定されます。

それでも入門モデルとしては超おすすめなので、バックカントリー初心者の方はぜひチェックしてみてください。

安いスノーシューはNG

「もっと安いスノーシューはないの?」

たしかに探せばもっと安いスノーシューはありますが、個人的にはおすすめしません。

なぜなら、安価なブランドは信頼性が無いからです。

「重い」とか「脱着しづらい」というだけならともかく、雪山でスノーシューが壊れると行動不能になり遭難する恐れも…

値段に惑わされず、あくまで機能性メインで信頼できるブランドを選んでください。

メジャーから玄人向けまで!おすすめのパウダーボードブランド

一般的なオールラウンドボードと異なり、パウダーボードはローカルブランドも数多く存在します。

以下の記事ではメジャーからローカルブランドまで、思いつく限りピックアップしてみました。

さらにパウダーボードの選び方のコツも解説しているので、気になる方は合わせて参照ください。

メジャーから玄人向けまで!おすすめのパウダーボード30ブランド

バックカントリースノーボードにおすすめのブーツ

バックカントリースノーボードといえば「ノートラックのパウダースノーを優雅にライディング」なんて想像をされる方も多いと思います。

しかし、実際は9割がハイクアップ、滑走なんて一瞬で終了です。

だからこそ、本当はボードやビンディングではなく、ブーツを最優先に考えなければいけません。

下の記事では、ゲレンデ用ブーツとバックカントリー用ブーツの違いや、おすすめのモデルについて解説してます。

【最新版】スタイル別スノーボードバックカントリーにおすすめのブーツ9選

パウダーボードと相性ぴったりなビンディング9選

パウダーボードのビンディング選びに迷ったことのある方も多いと思います。

一口にバックカントリー用ビンディングと言っても、

  • スノーサーフ
  • フリースタイル
  • ツリーラン
  • ゲレンデクルーズ併用

スタイルによりおすすめのモデルは変わります。

「ゲンテンの玉井太朗さんがソフトバインだから…」なんて、ご自身のメインとするルート・スタイルに合わないビンディングを選んでしまうと、雪山で後悔することに…

下の記事ではバックカントリーのスタイル別おすすめビンディングを紹介してます。

気になる方は合わせて参照ください。

【最新版】バックカントリーにおすすめのパウダーボード用ビンディング9選

バックカントリーにおすすめのスプリットボード9選

  • スプリットボードとスノーシューの違いは?
  • スプリットボードのメリット・デメリットは?
  • おすすめモデルは?

そう疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

下の記事ではおすすめのスプリットボードモデルはもちろん、メリット・デメリットやスノーシューとの違いについても詳しく解説しています。

スプリットボードも検討中の方は、以下の記事も合わせて参照ください。

【最新版】バックカントリーにおすすめのスプリットボード9選

雪山でのハイクアップにおすすめな高品質ウェアブランド

バックカントリースキー・スノーボードというと聞こえは良いですが、実態は冬山登山。

ときには雪崩、滑落、気象遭難等…トラブルに巻き込まれることも。

だからこそ、ウェアは最高品質のものを選ばなければなりません。

下の記事では山岳ガイドやプロライダーも愛用する、バックカントリーにおすすめのウェアを紹介しています。

より安全にスキー・スノーボードを楽しみたい方はご一読ください。

【最新版】スキー・スノーボードバックカントリーにおすすめのウェアブランド

まとめ

今回はスノーシューの有名&人気モデルをまとめてみました。

この記事で紹介したスノーシューは、どれも信頼のおけるブランドばかりです。

とはいえ、経験者はともかく初心者の方はどれがいいか迷いますよね。

もし分からないことがあればしっかり専門店で相談、納得してから購入しましょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

スノーボード歴22年の自称育メンボーダー。北海道出身の父の影響で小学生からスキーをはじめ、18歳でスノーボードに出会う。学生時代に留年してまで山にこもり大会などにも出場するが、就職を機に趣味となる。現在は娘も幼いためあまり滑りにはいけないが、いつか子どもとスノーボードに行くのが楽しみ。