こんにちは、20年以上スノーボード滑っている元イントラの、らくスノです。
この記事にたどり着いたということは、グラトリの板選びに迷っている方も多いのではないでしょうか?
- 柔らかい板がグラトリ向きって聞いたけど?
- 高回転を目指すなら軽い板がおすすめなの?
- 上達するには有名な011とかライス28に乗るべき?
上記はすべて誤り。
インターネットやSNSでは、残念ながらこういった誤った情報が流れているのも事実です。
ご自身のスタイルに合った正しいボード選びをしないと、上達の妨げになることも…
とにかくグラトリが上手くなりたいなら、ボード選びは慎重にしなければなりません。
今回の記事は、知人のイントラやプロショップ店長、プロライダーさんの話をもとに選び方のコツやおすすめのグラトリボードを紹介します。
この記事を最後まで読めば、きっとあなたにぴったりのグラトリ板が見つかるはずです!
目次
グラトリ板の選び方5つのポイント
グラトリ板を選ぶなら、以下の項目をチェックしてみましょう。
次項から順番に解説します。
まず板ではなく自分が目指すスタイルを考える
まず板ありきではなく、自分がどういったスタイルを目指すのかを考えてみましょう。
ひとくちにグラトリといっても、大きく3つのスタイルに分かれます。
- プレス系…プレスや低回転のトリックがメインのスタイル。
- 回転系…540以上の高回転トリックがメインのスタイル。
- ラントリ系…高速トリックやカービング・リバースターンがメインのスタイル。
どのスタイルを目指すかで板選びも変わってきます。
たとえば「回転系・ラントリ系」ならミドル以上のフレックス、「プレス系」ならソフトフレックスが向いてます。
だから、一概に「グラトリ=柔らかい板」とは言えないんです。
まずはYou Tubeの動画などを参照しながら、自分の目指すスタイルを考えてみましょう。
→短く軽く柔らかい板がグラトリ向きとは限らない!選び方の基準はスタイルです
板の長さは身長-15~-20cm&スタイルで決める
まずはセオリー通り、身長-15~-20cm(鼻とアゴの間くらい)のサイズの基準にしてみましょう。
さらに、ご自身のスタイルによって長さを調整してください。
- 長い板…高速での安定感が増す
- 短い板…回しやすい、軽い
ラントリ系ならワンサイズ大きい板、低速や高回転のグラトリならワンサイズ小さい板をチョイスしてみてください。
ただし、短い板はドラグ(足がボードからはみ出る)のリスクがあります。
ドラグの防止方法については、別記事を参照ください。
→スノーボード板のワイド(横幅)からブーツがはみ出ても良いの?ドラグの疑問にお答えします!
高速・高回転ならミドル、低速ならソフトフレックスがおすすめ
フレックスとは板の硬さのこと。
ボードの「しなり」と言ったほうがわかりやすいでしょうか。
基本的には以下の基準で選んでください。
- ラントリ…ミドルフレックス〜ハード
- 高回転…ミドルフレックス
- 低速・低回転…ソフトフレックス
前項で説明したとおり、ご自身のスタイルが分かっていると選びやすいですね。
形状の選び方①ツインとディレクショナル
続いてはグラトリ板の形状について、ポイントは2つあります。
まず正面から見たときの形状。
板のビス穴からノーズ(先頭)、テール(後部)の長さが均一なものをツイン、ノーズが長いものをディレクショナルといいます。
ディレクショナルのほうがコントロールが容易で安定感が高い、ツインのほうがスイッチで滑りやすいです。
また中間のディレクショナルツインというボードも存在します。
- ツイン…スイッチスタンスを多用する方はツインがおすすめ。
- ディレクショナル…スイッチではあまり滑らない、またはラントリメインという方におすすめ。
- ディレクショナルツイン…ツインとディレクショナルの中間に当たるバランス型の形状。
ちなみにセットバックというセッティングをすれば、ツインでもディレクショナルボードのような乗り心地になります。
→スノボ初心者でも簡単!バインディングのスタンス幅と角度、セットバックの決め方
形状の選び方②横から見た形状
さて次は形状の違いについて解説します。
キャンバーやロッカーというのは、写真のように板を真横から見た時の形状の違いです。
各メーカー呼び名の違いはあるものの、おおむね6種に大別されます。
ターン | オーリー | 逆エッジ | 乗りやすさ | |
キャンバー | ◎ | ◎ | ✖ | ✖ |
可変キャンバー | ○ | ◎ | △ | △ |
ロッカー | ✖ | ✖ | ◎ | ◎ |
ダブルロッカー | △ | △ | ◎ | ○ |
フラット | ○ | △ | ○ | ○ |
ダブルキャンバー | ○ | ○ | ○ | △ |
- キャャンバー…高さのあるオーリーやキレのあるターンができるが、逆エッジしやすく難しい板。
- Wキャンバー・フラット…ロッカーボードと、キャンバーボードの中間に位置する板。万能型。
- ロッカー…逆エッジしづらく、プレス系の技に向いている。簡単に乗れる反面、キレのあるターンや高さのあるオーリーが難しい。
一般的にキャンバーボードは扱いが難しいとされていますが、初心者の方でも「より上達したい」という目標があるなら選んでもいいでしょう。
→日本一わかりやすい!スノーボード板の形状や各スペックの特徴を詳しく解説します
板は軽量化するほど高額になり安定感が失われる
「グラトリするなら軽い板の方がいいって聞いたけど…?」
特に初心者や脚力の無い方にとって、板の重量は気になるスペックだと思います。
軽量化したほうがボードのコントロールが容易になるのは確かです。
しかし、軽量化と反比例して板の安定性が失われます。
つまり、板のバタつき・ふらつき等の原因になるわけです。
また、軽量なボードは特殊な加工を施しているため高額になる傾向にあります。
スノーボード黎明期ならともかく、今はそこまで重い板はないです。
軽量化はご自身のスタイルや予算を加味して選ぶと良いでしょう。
レベル別おすすめのグラトリ板
価格帯(目安)/フレックス | ソフト | ミディアムソフト | ミディアム |
3万円〜 | ジオメトリック | ||
4万円〜 | デマンド | ||
5万円〜 | ダメージ | プロセス | |
6万円〜 | KINK | アクセ | イロドリ |
7万円〜 | スケートバナナ | RT7 | ハックナイフ |
8万円〜 | G8 | アサシン | |
9万円〜 | ユニコーン | カスタム | |
10万円〜 | ダブル | Xフライ | カスタムフライングV |
※筆者や知人のショップ店員さんの評価を元に作成してます。
ここからはレベル別おすすめグラトリ板を紹介したいと思います。
次項から順番に紹介します。
グラトリ初心者におすすめのモデル
グラトリ初心者の方は、板選びより練習量のほうが大事。
まずは安いグラトリ板を購入して、浮いたお金でスキー場へ行きましょう。
こちらの項で紹介するモデルは型落ち品なら3万円台〜購入できるうえ、どれも乗りやすいシェイプです。
まずは低速・低難易度のグラトリを楽しんでみてください。
ボロボロになるまで乗り続ければ、間違いなくレベルアップしているはず!
FNTC/TNT
→FNTC
私が尊敬するライダーのひとりである、タッキーさん所属のブランドFNTC。
タッキーさんは10万人超えのYou Tubeチャンネル、スノボー先生のライダーとしても有名ですよね。
実はTNT、日本で一番売れているグラトリボードだそうです。
■TNTが人気の理由
- ライダーではなく初心者が乗りやすい板をコンセプトにしている
- 商品説明が丁寧なので購入してから後悔することがない
- デメリットもしっかり伝えている
- 機能性が高いのに価格がリーズナブル
「とりあえず何を選んでいいか分からない」という方は、TNTを買っておけば間違いありません。
→日本で一番売れてるグラトリボード!FNTCのTNT人気の秘密教えます
K2/ジオメトリック
K2の名器、もはや説明不要のWWWが21-22シーズンからジオメトリックとしてパワーアップしました。
ほどよいフレックスでプレスもやりやすい。
上手く弾く事ができればグラトリでも720回せるポテンシャルを秘めています。(実証済み)
リーズナブルな価格帯も魅力的ですね。
ライド/KINK
ヘリックスやワーピグなど革新的なものづくりに定評のあるライドの中で、変わらないスタンダードモデルがKINKです。
ソフトフレックスなのにハイブリットキャンバー形状から得られる反発があり、フリーランの安定感も抜群。
昔から「グラトリ入門機はKINK」と言われるくらい有名なモデルです。
ナイデッカー/PLAY
スイスの老舗ブランド、ナイデッカーからPLAYを紹介します。
フリースタイルカムロックと呼ばれる形状は、フラットとロッカーが融合した独特のシェイプで、しっかりエッジグリップが効いてくれます。
硬すぎず適度に反発があるフレックスでグラトリには最適ですね。
ナイトロ/デマンド
ナイトロが日本のグラトリシーンを意識したモデル(デマンド)を、ジャパンリミテッドとして販売しました。
低速で扱いやすいソフトフレックス、さらにスタイルに合わせてキャンバーとハイブリッド形状を選べるようになっています。
デザインも洗練されていてかっこいい!
バートン/プロセス
プロセスはスノーボード界の雄、バートンのフリースタイル向けエントリーモデル。
オリンピックメダリストでもあるマーク・マクモリスが使用することでも有名です。
キャンバーとフライングV(ハイブリッド形状)の2つのラインナップが用意されているので、ご自身のレベルやモチベーションに合わせてチョイスできるもの魅力的。
何より膨大な開発費をかけているバートンが生み出した入門機ですから、間違いはありません。
バタレオン/ディザスター
バタレオンは、なんといっても特許技術の3Dシェイプ(船底形状)で逆エッジしづらい。
グラトリ始めた頃って、逆エッジで「頭からドーン」っていうのがけっこう怖いんですよね。
ディザスターは心理的にも安心してトリックの練習ができます。
コスパ最強!2万円から買える激安グラトリボード
- ハニカム構造で軽量化したグラトリボード
- カーボンで反発力が高いグラトリボード
- 特殊形状により逆エッジしづらいグラトリボード
他にも高性能なのにお買い得なグラトリボードはたくさんあります。
以下の記事では初心者・初級者の方向け激安グラトリボードを特集してますので、合わせて参照ください。
→【最新版】元スノボイントラが厳選!ガチで上達したい初心者・初級者におすすめの入門板11選
グラトリ初級者におすすめのモデル
まさに今が一番グラトリが楽しいという時期ではないでしょうか。
実際180やプレスができると、一気にフィールドが広がりますからね。
初級者レベルだと「キャンバー形状か?ハイブリッド形状か?」で好みが分かれるところですね。
やはり中上級者を目指すならミドルフレックスのキャンバー形状ですが、楽しく遊びたい方はソフトフレックスで万能型のハイブリッド形状をオススメします。
アライアン/ダメージ
フラッグシップモデルであるプリズムと双璧を成す、アライアンの人気モデルがダメージです。
オーリーで高さを出すには最適なハイキャンバー形状ですが、ソフトフレックスでプレスもやりやすい。
プロのグラトリライダーも使用する、ポテンシャルの高いモデルです!
リブテック/スケートバナナ
何を隠そう、このバナナシリーズこそスノーボードの歴史を変えたモデル。
世界初のロッカーボードですが、10年以上たった今ではハイブリッドロッカーに進化してます。
ハイブリッドロッカーとは、ロッカーに似た引っ掛かりのない乗り心地ですが、しっかりエッジも効いてくれるという良いとこ取りな形状をしてます。
文字通り、初心者コースを軽く流す、スケートライクな滑りができますよ。
ロームSDS/チープトリック
ロームのおすすめモデルはチープトリック。
独自テクノロジーであるホットロッドは、ボードのしなりを損なうことなく高い反発を生み、高いオーリーとキレのあるターンを可能にします。
コンタクトロッカー(フラットキャンバー)はマイルドな乗り心地で、高回転グラトリや高速カービングの練習にぴったりの1枚です。
なによりロームはデザインがカッコいい!
バートン/カスタムフライングV
バートンのカスタムは、数々の有名ライダーが使用してきた超有名モデル。
フライングVは前述のスケートバナナと同じくハイブリッドロッカー構造で、逆エッジしづらいのにしっかりグリップしてくれます。
またスーパーフライⅡコアを使用しており、軽快な取り回しで扱いやすい!
私も現役時代使っていた板ですので、スペックには太鼓判を押します。
ヨネックス/イロドリ
ヨネックスからとんでもないグラトリボードが販売されました。
イロドリはなんと長さ135cmの超ショートレングスボード。
これだけ短いと板が圧倒的に扱いやすい、特に回転系の技では無敵の軽さです。
ただし、短い分安定性が失われるので、高速や荒れたバーンに弱いのがデメリット。
低速グラトリがメインの初級者や、上級者のセカンドボードとしておすすめです。
グラトリ中級者におすすめのモデル
高速カービングやグラトリで540以上を狙う中級者の方は、こちらでご紹介するモデルが一押しです。
私の経験上、高速時やアプローチ・着地での安定を求めるなら、ミドルフレックスをオススメします。
ヨネックス/アクセ
何を隠そうヨネックスが本気で作ったグラトリボードがアクセなんです!
前項では「軽さは安定感を失う」とお話しましたが、ヨネックスは振動吸収性能が高いカーボンボードによってその問題を解決しました。
安定のキャンバー形状に、オールカーボンの軽さと反発を合わせ持ったまさに最強のモデルです。
サロモン/アサシン
サロモンといえばアサシン!
キャンバーのディレクショナルツイン形状・ミドルフレックスで、高速での安定感は抜群です。
高回転はもちろん、カービングやリバースターンなどラントリで進化を発揮するモデル。
ショップ店長が「アサシンにサロモンの全てが詰まっている」と豪語した1枚です。
ノベンバー/デザイア
オガサカのフリースタイル部門、ノベンバーが作る至高のグラトリモデルがデザイア。
人気ライダーも愛用する有名モデルですが、グラトリ向けボードでありながらターンも抜群の切れ味。
なぜなら足下に配置されたプレートが高速時の安定感を約束してくれるからです。
そもそもフリースタイルボードにプレートが入っていること自体が珍しいですよね。
さらなる上達を目指すなら、ぜひ乗って欲しい逸品ですね。
バートン/カスタム
もう、説明は不要ですね。
世界で一番有名なスノーボードのモデルがバートンカスタム。
世界のトップライダーやオリンピック選手にも愛好者が多数おります。
特にハイスピードでのラントリや地形を使ったグラトリが得意な方におすすめです。
高速時でもバタつかないので、カービングやリバースターンにもってこいの一枚。
カスタムのような深いキャンバーは年々減りつつありますが、私のような愛好家もいるので、ぜひ今後も出し続けて欲しいものです。
グラトリ上級者におすすめのモデル
グラトリで720回しちゃう上級者、またはこれから回したいと思っている向上心のあるあなたにおすすめのモデルをご紹介します。
正直、各モデルともお高いですが(笑)購入するだけの価値はあると思いますよ。
スプレッド/LTA-F
フラットバーンでは不可能と思われた900やロデオを映像に残し、グラトリ界の改革者となった尾川慎二プロが立ち上げたブランド。
おすすめのモデルLTA-Fについては、その尾川プロから直接聞いたので間違いありません!
その時の取材記事については、下記を参照ください。
→最強グラトリボードスプレッドの魅力やトリック上達のコツを尾川慎二プロに聞いてみた!
011アーティスティック/ダブル
もう「私の説明いります?」っていうくらい有名なモデルであるダブル。
グラトリで「あと180」っていう壁を越えたいなら間違いないです。
ソフトフレックスの可変キャンバーですが、キレのあるカービングはもちろんクイックなオーリーまで答えてくれる異次元のボードに仕上がってます。
011アーティスティック/Xフライ
こちらフXフライもダブルと双璧をなすフラッグシップモデル。
サーフボードで使われるフォームコアを使用することで軽量化を実現しました。
他にもコンベックスやフレックスバランス等、こだわりをあげたらきりがありません。
ダブルよりもエッジングがシビアなので、乗りこなすのは相当難しいです。
しかし、より高回転を目指すならXフライをおすすめします。
ライス28/RT7
このRT7は、ライス28のフラッグシップモデルです。
YouTubeでもRT7に乗った所属ライダーさんがグラトリを披露していますが、とんでもないポテンシャル。
どうしてもライス28というとグラトリのイメージが先行してしまいますが、カービング時の安定感も抜群です。
こちらも011と同じく早々に売り切れ必須のモデルなので、購入はお早めに!
スクーター/G8
どちらかというとテクニカルボードで有名なオガサカ工場が、本気で作ったグラトリ向け板がG8。
ツインチップ、ソフトフレックスとグラトリ向きの要素は抑えつつ、ハイキャンバーなんて無骨なところはオガサカブランドらしいですね。
また、ソールの滑走性が抜群なので、シャバ雪でも安定したトリックを披露することができます。
トルクレックス/ユニコーン
トルクレックスのユニコーンもグラトリ板として超有名ですね。
特質すべきがガラス芯材と言われる特許を取得した独自のコア。
柔らかいのに、クイックで高反発!おまけに軽い。
可変キャンバーがしっかり雪面に食いついてくれる、文句なしの上級者向けグラトリボード。
モス/TOTOブラックSF
日本でもっとも長い歴史を持つブランドのひとつモスから、代表的なフリースタイルモデルTOTOブラックSFの紹介です。
ソフトフレックスで軽量、さらにキャンバー形状なので高反発でグラトリ・パークにピッタリ!
特に足と一体化したかのような反応の良さは、他モデルの追従を許しません。
サロモン/ハックナイフ
ハックナイフはとにかく弾きやすいボードに仕上がっています。
ノーズ・テールから放射状に伸びるカーボンにより高い反発力を実現。
また足下のフレックスを調整しているので、トランポリンのように跳ねてくれます。
実勢価格で国内ブランドより1〜2万円安く購入できる価格も魅力的ですね。
軽量なグラトリボード11選
形状やデザインはもちろん、グラトリボードで一番気になるのが”板の重量”ですよね。
キッカーやパイプと違い、自身の筋力のみで跳ばなければならないグラトリは、板の重さも大事なスペックです。
下の記事では軽量ボードのおすすめモデルはもちろん、メリット・デメリットについても詳しくお話してます。
気になる方はチェックしてみてください。
→えっこんなに軽いの!?元イントラの筆者がおすすめするグラトリ用の軽量な板11選
ラントリにおすすめの板11選
現在のスノーボードのトレンドとして、高速カービングからトリックをきめるラントリが人気を集めています。
では、グラトリボードやカービングボードとの板選びの違いは何でしょうか?
解釈は色々あると思いますが、私が考えるラントリの定義はターンやカービングの延長でスピードを保ったままトリックをすることです。
だからラントリボードに求められるのは、高速カービングに耐えうる安定感・グリップ力とトリックしやすいフレックス・反発という幅広い性能なんですよね。
この辺りの考え方が、一般的なグラトリボード・カービングボードとラントリボードの差だと思います。
今回の記事の趣旨とは違うので、ラントリにおすすめのボードは別記事にしました。
気になる方は合わせて参照ください。
→【最新版】元スノボイントラが厳選!ラントリにおすすめの板10選
グラトリにおすすめのブーツ・ビンディング
グラトリ用ボード選びとともに気になるのがビンディングとブーツではないでしょうか。
どれだけ良い板を使っていても、ブーツ・ビンディングが悪ければ意味を成しません。
特にブーツは直接体に触れるギアなので、選び方を間違えるとパフォーマンスが一気に悪化します。
でもご安心あれ!
下の記事ではグラトリ用ブーツ・ビンディングのおすすめモデルはもちろん、選び方のコツ・注意点についても詳しく知ることができます。
グラトリを極めたい方は、この記事と合わせて参照いただければと思います。
→本気で上達したいならこれ!ベテランスノーボーダーが本気でおすすめするグラトリ用ブーツ10選
→最強のモデルはこれだ!ベテランスノーボーダーが本気でおすすめするグラトリ用ビンディング10選
まとめ
価格帯(目安)/フレックス | ソフト | ミディアムソフト | ミディアム |
3万円〜 | ジオメトリック | ||
4万円〜 | デマンド | ||
5万円〜 | ダメージ | プロセス | |
6万円〜 | KINK | アクセ | イロドリ |
7万円〜 | スケートバナナ | RT7 | ハックナイフ |
8万円〜 | G8 | アサシン | |
9万円〜 | ユニコーン | カスタム | |
10万円〜 | ダブル | Xフライ | カスタムフライングV |
今回はグラトリにおすすめのボードをピックアップしてみました。
ただし、グラトリが上達したいならギアのトータルバランスが重要。
いくら良い板でも、ビンディングやブーツが合ってないとあなたの実力が十分に発揮できません。
他のグラトリギアは関連記事にまとめています。
「今シーズンこそはグラトリが上達したい!」という方は、合わせて参照ください。
【関連記事】
→本気の人しか見ないで下さい!ベテランスノーボーダーが本当におすすめできるグラトリ板10選
→元イントラが厳選!グラトリにもおすすめのダブルキャンバーボード11選