こんにちは、20年以上スノーボードやっている元イントラの、らくスノです。
【GIF】
サシワンはGIFのように、ノーズ(板の先端)が雪面についたまま180するトリックです。
このトリックをメイクするコツは、ずばり上半身の動き!
確かに通常の180より少し動きは複雑ですが、サシワンがマスターできればコンボ系のトリックも上達します。
それに難易度が低いので、グラトリ初心者の方にもおすすめのトリックです。
180のバリエーションとして、ぜひ皆さんもチャレンジしてみてください!
目次
サシ180のコツは上半身の動き
このブログでは散々話していますが、サシワンも上半身の動きがめちゃめちゃ重要です。
ジャンプしたあとは、ほぼ上半身の動きだけでメイク(成功)できると言っても過言ではありません。
画像を見れば分かるとおり、オーリーの時点で上半身を回転方向に振っています。
これが先行動作というやつですね。
このあとが忙しいのですが、下半身を回すと同時に、今度は上半身を回転方向とは逆にひねります。
これは、回し過ぎないように上半身で回転の勢いを止めているんです。
最後は他のサシトリックと同様、ヒール(かかと側)の逆エッジに気をつけながら回しきります。
腕をめいっぱい開くと、技が大きく見えてカッコいいですよ!
でも、技の説明だけ聞いても「こんなのできないよ!」なんて方が多いと思います。
次項からは、具体的な練習方法についてお話します。
まずはイメトレ
グラトリは「上半身の使い方」と「イメージトレーニング」がめちゃめちゃ大事なんです。
グラトリ初心者の方はYouTubeのハウツーなんかで下半身の動きを真似ようとしますが、実はそれ以上に上半身が重要。
とはいえ、上半身の使い方ってゲレンデでいきなりできるものではありません。
- オーリーと同時に上半身を回転方向にひねる
- 板をバックサイド方向(背中側)に回している間に上半身は逆にひねる
- 逆エッジに気をつけながら着地
まずは、この一連の流れを鏡の前などで練習してみましょう。
※ちなみに、トリック前のイメージトレーニングはプロもやってます。
→プロスノーボーダーも実践!グラトリが加速度的に上手くなる4つの練習方法教えます
ジャンプと180を分けて練習しよう!
イメトレが終わったら、実際にゲレンデで練習してみましょう。
とはいえ、いきなり「さぁサシ180だ!」と言っても、すぐにできるようにはなりません(笑)
まずは、ジャンプと180を分けて練習してみましょう。
このように、オーリーでテール(板の後方)だけ浮かす練習をします。
また同時並行でバックサイドのサシ180も練習しておきましょう。
もちろん最初から高く飛ぶ必要はありません!
いきなり完璧になんて思わず、まずは低空でもいいので一連の流れを練習してみてください。
10カテゴリー48種グラトリ技ハウツー動画まとめ
当ブログは、初心者の方でも気軽に挑戦できる「グラトリ」を1つの柱として情報発信しているわけですが、一口にグラトリと言ってもたくさん種類がありますよね。
当ブログでは上図の通り、10カテゴリー48種のグラトリ技のハウツー動画をまとめてみました。
シフティー系トリックだけで5種類も収録してます。詳しく知りたい方は以下の記事を参照ください。
→【永久保存版】10カテゴリー48種!グラトリ技のハウツーyoutube動画まとめ
初心者でもできる!グラトリ初級技ハウツーまとめ記事
以下の記事では、グラトリハウツーの中でも、初心者・初級者の方向けのトリックをまとめてみました。
しかも「なんちゃって360」「引っかけ180」「リバースピボット450」など、youtubeを探しても見つからない当ブログのオリジナルトリックばかりです。
180だけで7つのバリエーションを解説しているので、詳しく知りたい方はチェックしてみてください。
→グラトリ初心者でも簡単にできるトリックや 最短でマスターするコツまで記事まとめ
業界のプロ達に聞いた!グラトリにおすすめのボード、バイン、ブーツ
筆者にはスノーボードショップ店長やプロライダー、イントラの友人・知人がたくさんおります。
以下の記事では、そんなプロ達への取材を元に、グラトリにおすすめのボードやビンディング、ブーツを特集してます。
グラトリはギアがめちゃくちゃ重要ですからね。上達を促進してくれるのも、足を引っ張るのも、ギアしだい。
気になる方は、以下の記事も参照ください。
→グラトリにおすすめのビンディング→329人に聞いたらフラックス、バートン、ユニオンでした
→【最新版】プロライダーやショップ店長に聞いた!グラトリにおすすめのブーツ10選
まとめ
【GIF】
あまりメジャーな技ではないですが、ゲレンデでやっている人が少ないので目立つと思いますよ~
ぜひ、マスターして友達を驚かせちゃってください!
慣れてきたら、地形や雪玉でやってみるのも面白いですよ。