こんにちは、元スノーボードインストラクターの、らくスノです。
- 板やブーツはレンタルでいいけど、ウェア・小物は代用品で節約できないの?
- ワークマンやユニクロでもスキー・スノボは滑れる?
- スキーウェアは持ってるけど、スノボでも使える?
スキー、スノーボードってとにかくお金がかかりますよね。
代用品で少しでも節約したいと思っている方は多いはず。結論からいえばスキー・スノボ専用のものでなくても、ユニクロ、ワークマンなどで代用可能です。
実際私が全国のゲレンデで実験してきたので間違いありません。
今回はウェアはもちろん、インナーやグローブなどの小物類まで、代用できるアイテムをまとめてみました。
この記事を最後まで読めば、スキー、スノーボードウェアや小物を賢く節約することができます。
※当コンテンツで紹介する商品はすべて自費で購入しています。メーカーから一切報酬を得ていません。評価・選定基準のガイドラインに関してはこちらを参照ください。
目次
コスパ最強!ワークマンのスノーウェアは上下5,000円
代用・兼用ウェアの代表格といえばワークマンでしょう。アウトドア用防水防寒ジャケットが税込2,900円、パンツが税込1,900円など…もはや価格破壊。
レンタルウェアの相場は1日3,500円前後ですからね。単順に2日間以上、もしくは2回以上スキー・スノボに行けばレンタルより安い!
しかもスキー・スノボ専用ウェアと違い、日常生活でも使えることを考えると、レンタルするより断然お得です。
ワークマンの機能性や5年間使用した感想ついては以下の記事にまとめています。
→レンタルより安い!?5年間ワークマンウェアをスキー・スノボで着まくった感想
ワークマンならキッズウェアもそろう!
子どもはすぐに大きくなって着れなくなるし、むしろ節約したいのはキッズウェアですよね。
ご安心ください、ワークマンなら上下セットが2,880円〜と激安で購入できます。
ただし、今のところ120・130・140・150サイズしかラインナップがありません。だから平均身長でいうと小学生〜くらいが着用できる基準になってくると思います。
不安な方は実際に店舗で試着することをおすすめします。こちらも実際に志賀高原のスキー場で着用してみました。以下レビュー記事です。
→ワークマンの激安キッズ服はスキー・スノボウェアに使えるか検証してみた!
ニット帽、ソックス、ベルト…ワークマンは小物類も安い!
ワークマンがすごいのはウェアだけではありません。小物類も断然お買い得!
- 裏ボアインナー上下(上780円、下1,280円)
- グローブ(780円)
- ドライインナー手袋(1,180円)
- フード付きネックウォーマー(980円)
- バラクラバ(499円)
- ハイソックス(780円)
- 防水トートバッグ(1,500円)
- 小物ケース(998円)
- リュック(5,800円)
- ニット帽(299円)
- ヘルメット(1,900円)
- スノーブーツ(2,900円)
- 撥水ベルト(1,527円)
特にネックウォーマーや小物ケースが人気です。「ワークマンのウェアはデザイン的にちょっと…」なんて方も、小物類なら十分検討に値すると思いますよ。
ニット帽やグローブなんて、ぱっと見ワークマンだと分からないですからね。以下の記事に感想をまとめています。
→コスパ最強!ワークマンでスキー・スノボに使えそうな小物を買ってみた!
ワークマンのインナーは機能性が抜群
ワークマンのインナーなら、ゲレンデでも寒さ知らず。実際-20℃のニセコでもワークマンのインナーを着ましたが、まったく問題ありませんでした。
- 吸汗肌着(税込780円)
- メリノウールインナー(税込1,500円)
- ヘビーウェイト裏起毛フーディ(税込1,500円)
- ダイヤフリース裏アルミジャケット(税込1,900円)
- ストームシールドジップシャツ(税込1,500円)
- 裏ボア肌着(税込上780円、下1,280円)
当然ながら激安です。しかも裏ボア、速乾生地、立体裁断、保温性アルミ素材等を使い、機能性も抜群!
もともとワークマンは作業着メーカーなので、防水防寒性の信頼度は高いですね。インナーの使用感やデザインについては以下の記事にまとめています。
→ネットショップより安い!?ワークマンでスキー・スノボに使えるインナー買ってみた
レインウェア(雨かっぱ)でもスキー・スノボできる!
「水に強い」といえばレインウェア(雨かっぱ)ですよね。
ワークマンで買った上下4,900円(税抜)のレインウェアはゲレンデでも大活躍!しかも同行した友人達は、誰もレインウェアだと気づきませんでした(笑)
耐水圧20,000mm、透湿度3,000g/㎡!と、ゲレンデで使うには十分なスペック。
たしかに生地は薄いものの、インナーを厚着すれば問題ありません。値段だけ考えれば最強のウェアです。
ただし、パスケースやパウダーガードはついてないので、その点は注意が必要ですね。レインウェアでスキー・スノボするコツについては以下の記事にまとめています。
→ワークマンのレインウェアでスキースノボできる?→問題なく滑れます(実験済み)
100円均一で買えるスキー・スノボグッズ!
100円均一はスキー・スノボグッズの宝庫です。一番使えるのはパスケース。普通にスキー場で買ったら1,000円くらいしますからね。
あと、記事内でも特に評判が良かったのがスキーバンド。正直スキーバンドは失くしたりするし消耗品なので、安いもので十分です。
ゴーグルケースとして100円均一の袋を買われる方も多いですね。他にもたくさん使えるグッズがあったので、気になる方は以下の記事を参照ください。
→100均で買える!ゲレンデに持っていくと便利なグッズ18選
レンタルできないアイテムもある→あらかじめ安い物を買っておこう
ヘルメット | プロテクター | ゴーグル・グローブ | |
---|---|---|---|
苗場スキー場 | 1,000円 | ー | ー |
石打丸山スキー場 | 1,000円 | ー | ー |
ニセコアンヌプリ | 2,200円 | ー | 各2,200円 |
蔵王温泉スキー場 | ー | ー | ー |
野沢温泉スキー場 | ー | ー | ー |
丸沼高原スキー場 | 800円 | 500円 | ー |
筆者自身スキー場関係の友人がたくさんいるので言いづらいんですが…ウェアやスキー・スノボセットはともかく、ゴーグルやグローブをレンタルするのって抵抗ありません?
一番気になるのが衛生面。実はレンタルって毎回洗っているわけではないので、前回誰が付けたか分からない物を使うわけです。
だから衛生面や感染症対策の一環でゴーグル、グローブ、プロテクターのレンタルを中止してしまったレンタルショップもあります。(表を参照)
筆者と同じく、ちょっと衛生面に抵抗を感じる方は、以下で紹介する激安アイテムを購入することをおすすめします。
激安とはいえ、元イントラの筆者自身が使ってもストレスを感じないほど高性能ですよ。
レンタルできない!?あらかじめ激安ゴーグルを購入しておこう
今は感染症対策の一環として、ゴーグルレンタルを中止しているショップも多くなってます。
サングラスでの代用も可能ですが、初心者の方は転倒時に怪我する恐れも…
だからあらかじめインターネットで激安ゴーグルを購入しておきましょう。
筆者がおすすめしているAmazonの激安ゴーグルは、
- Wレンズ
- 曇り止め加工
- 3層スポンジ
- ベンチレーション
- ジャパンフィット
- ヘルメット対応
- 収納ケース
- 100%UVカット
- ジュニア/男女兼用
- メガネ対応
これだけの機能がついて1,980円と超低価格!Amazon評価4.5で、元イントラも太鼓判を押すゴーグルです。
→Amazonのスキー・スノボゴーグルOMATA/ジュニア/男女兼用/税込1,980円
【あまりに良いのでレビュー記事書きました!】
→高機能なのに1,980円!アマゾンでスキー・スノボ用激安ゴーグル買ったら最高でした
レンタルのグローブに抵抗がある方はワークマンがおすすめ!
グローブは1日500円程度でレンタルすることができます。
とはいえ誰が使ったか分からないグローブを着用するのは、さすがに衛生面で抵抗ありますよね。
それにゴーグル同様、感染症対策の一環でレンタルできないショップが増えています。
ワークマンの防寒グローブは780円(税込)!
しかも安いだけでなく機能性も抜群です。
■ワークマングローブのメリット
- 生地が厚くて暖かい
- 耐久性が高い
- すそが絞れる
- ジョイントできる
- 種類が豊富
スキー・スノボへ行く前に、ぜひ一度ワークマンの店舗を訪れてみてはいかがでしょうか?
ワークマングローブの使用感は以下の記事にまとめています。
→2年間ワークマンの防寒グローブを使って分かった6つのメリット
タオルをプロテクターにしてみよう!
スノーボードはたくさんお尻をつきますよね。怪我を予防するためにもお尻プロテクターは着用しておきたいところ。
でも、1シーズン何回も行かないのにお尻パッドを買うのももったいない…そんな方におすすめなのが、タオルプロテクターです。
やり方は簡単、タイツにタオルを挟むだけ!お金がかからないので、ぜひ気軽に試してみてくださいね。
アマゾンの激安プロテクターもおすすめ!
「しっかりしたお尻パッドが欲しい」という方はアマゾンのヒッププロテクターがおすすめ。
正直今までの激安プロテクターは安かろう悪かろうだったんですが、ついにアマゾンからEVAパッドを使用したとんでもないプロテクターが販売されました。
以前「マンションの屋上から卵を落しても割れない」みたいな衝撃吸収パッドが話題になりましたよね。
アマゾンのお尻パッドがまさにそれなんです。この特殊衝撃吸収材を使用することで、転倒時の衝撃を吸収してくれます。これで2千円以下で買えるんですから、お得過ぎますね。
家にあるユニクロ商品で賢く節約
ユニクロは基本シティーユースなので、スキー・スノボで使用することを考えるとワークマンには劣ります。
でもワークマンと違い、ユニクロならどの家庭にも必ず一着はありますよね。
だから、家にあるものを流用するという意味では、コスパは高いと思います。
インナーやヒートテック靴下、ネックウォーマーはスキー場でも代用可能です。
ご自宅にユニクロ製品があるなら、わざわざスキー・スノボ用に購入する必要はありません!
→ユニクロで激安スノーボード始めてみませんか?【初心者の方必見!】
インナーはヒートテックよりエアリズムがおすすめ!
もはやどの家庭にも1枚はあるといっていいでしょう、累計10億枚以上売れているというユニクロのヒートテック。
実際、スキー・スノボで使用されている方も多いです。
しかし、ヒートテックは吸湿性が高いため、底冷えの原因になります。
特に春スキーや快晴の日など汗をかく状況においては、ヒートテックよりエアリズムのほうが相性がいいです。
もしヒートテックしか持っていないという方は、替えを持参するといいですよ。
ソックスはヒートテック靴下二重履き!
ある程度滑れる人ならともかく、初心者の方はユニクロのヒートテック靴下で十分。
そもそも、たった一回のスノボで専用のソックスを買うなんてもったいないじゃないですか。
靴下が薄いようであれば二重履きすればOK。
そりゃ専用のソックスは快適ですが、それなら靴下を買うお金をスノボ旅行代にしたほうが、私は有意義だと思います。
→普通の靴下とスノーボード用って何が違うの?やっぱり専用のものを買ったほうが良い?
イントラやプロライダー・山岳ガイドも愛用!絶対に濡れないゴム手袋
定価2万円のゴアテックスグローブといえど、しょせん布です。長時間使っていると水が浸透してくる場合があります。
その点ゴム手袋なら、長時間使用しても絶対に水が染みてくることはありません。
「いやいや防水性が高いのは分かるけど、ゴム手袋って…」
実は私の知人のイントラやプロライダー、プロの山岳ガイドも普通に雪山でゴム手袋使ってますよ。
2,000円くらいで買えますし、少なくてもゲレンデで滑るだけならまったく問題ありません。
ゴム手袋でスキー・スノボするメリット・デメリットは以下の記事にまとめました。
→テムレス防水防寒グローブをスキー・スノボで使った感想!ワークマンのゴム手袋との違いも解説
スキーウェアとスノボウェアは兼用できる!
- 友達がスキーウェア貸してくれるっていうけど、スノボは滑れますか?
- ゲレンデでスキーウェア着てスノボしてたらバレる?
- スキーウェアとスノボウェアって何が違うの?
そんな疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。
ゲレンデで「あの人スキーウェアでスノボ滑ってる…(笑)」なんて陰口言われたら嫌ですよね。
結論からいえば、スキーウェアでスノボを滑ってもまったく問題ありません。もちろん、その逆もOK!
なぜなら、機能的にはほとんど違いがないからです。
あえて言うなら、スキーとスノボウェアの違いは
- シルエットの違い
- サスペンダーが付いてる
- エッジガードが付いてる
この三点くらい。
だからウェアのデザインさえOKなら、スキーウェアでスノボしてもまったく問題ありません。
→スキーウェアとスノボウェア違いは3つだけ!もちろん代用可能です
元イントラが厳選!今シーズンおすすめのウェアブランド40選
ショップ店長、ライダー、イントラ等…業界のプロたちの評判や展示会で触れた100ブランドの中からランキング化。もっともおすすめのスノーボードウェアブランドをまとめました。
メンズ、レディース、クオリティー、コスパの各カテゴリーでまとめています。
最新のトレンドやジャンル別でスノーウェアを検討したい方は、以下の記事を参照ください。
→元イントラがおすすめ!おしゃれなスノボウェアブランド40選
まとめ
私はプロライダーやイントラ等、業界関係の知り合いも多いですが、みんなワークマンやユニクロなど上手に使ってます。
表に出てこない理由は、ショップやスポンサーの手前言えないだけです(笑)
なんでもかんでも高価なギアで揃えてたら、お金がいくらあっても足りませんからね。
代用できるアイテムを賢く使って、お得にスキー・スノボをはじめてみましょう!