こんにちは、元スノーボードインストラクターの、らくスノです。
スキー・スノーボードってとにかくお金がかかりますよね。
特に学生さんなんて、いくらウインタースポーツに興味があっても旅費を捻出するのは辛いと思います。
でも、やってみたら分かりますが、本当に楽しいスポーツなんですよ。
「お金がネックでスキー・スノボ旅行へ行けない人を少しでも減らせればなぁ」と、勝手な正義感から今回の体験記事を思い立ったわけです。
というわけで今回は新宿から白馬へ。交通費含め3万円以下で2泊3日のスノボ旅行に行けるかレポートしたいと思います。
この記事を最後まで読めば、金欠の方も賢く節約してスキー・スノボが楽しめるようになりますよ。
目次
スキー・スノーボード旅行の予算は一泊4万円前後が相場
スノボ旅行は日帰りだと1万5千円くらい、宿泊すると4万円くらい必要になります。
だから普通に考えたら、とても3万円でスキー・スノーボード旅行なんて行けないです。
でも、今回はスノボ歴20年以上の知識を総動員して、なんとか2泊3日を3万円以内で収めることができました!
■今回の白馬トリップの内訳
- バス代 往復10,400円
- 宿泊代 2泊11,000円
- リフト代 8,500円
- 食費 ほぼ0円
旅費のトータルは29,900円です。
割安でスキー・スノーボード旅行するポイント
そもそもスキー・スノーボード旅行って、
- ガソリン代
- 高速代
- 宿泊費
- リフト券代
…等、めちゃくちゃお金が必要なんですよね。
参照記事:スノーボード1回行くといくらかかるの?交通費から宿泊費・リフト代まで試算してみた!
それでも、人数が多ければ旅費を頭数で割れるので、ある程度節約することが可能です。
でも、単独や少人数のスキー・スノーボード旅行となると話は違ってきます。
安く済ませるならツアーバス一択になると思いますが、宿泊付きプランだとそもそも一人ではツアーに申し込めなかったり、提携の宿しか予約できません…
では、どうすれば旅費を安く済ませることができるのでしょうか?
■割安でスキー・スノーボード旅行するポイント
- スキー場付近に停車するハイウェイバスを予約
- 宿はドミトリー(相部屋)で節約
- リフト券は事前予約で割引購入
- 食事はコンビニ・スーパーで節約
- スキー場からの移動は歩いて節約
次項から詳しくお話していきたいと思います。
スキー場付近に停車するハイウェイバスを予約
まずはスキー場に行く”足”からです。
冒頭でお話したとおり、少人数のスキー・スノーボード旅行だと車での移動はコストがかかります。
そこでおすすめしたいのが、ハイウェイバス(高速バス)の利用です。
■片道の料金(目安)
- 新宿→白馬 5,200円〜
- 新宿→みなかみ 3,400円〜
- 新宿→湯沢 3,100円〜
- 新宿→蔵王温泉 2,800円〜
参照:バス比較ナビ
今回旅行先に選んだ白馬の場合、バスタ新宿から白馬バスターミナルまで片道5,200円から購入できます。
確かに、これだと行く場所は限られてしまいますが、電車や車と比べてもかなり割安ですよ。
宿はドミトリー(相部屋)で節約
7時半に新宿を出たバスに揺られること5時間、白馬バスターミナルに到着しました。
ところで、旅費の中で一番負担になるのが宿の料金ですよね。
特に単独だと、旅行会社のサイトで宿を検索しても、そもそも一人では予約できなかったりします。
そこでオススメなのが、ドミトリー(相部屋)の宿。要は二段ベッドが2・3基設置されている部屋を他人と共有することです。
「○○(スキー場名) ドミトリー」などで検索すると、相部屋の宿を探すことができます。
だいたい食事無しで3,800円くらいから宿泊できます。
確かに格安のドミトリーは設備もそれなりですが…
正直3,800円くらいなら電球が暗くても部屋が汚くてもぜんぜん許せます(笑)
それに、海外から来ているバックパッカーや他のスキーヤー・スノーボーダーと仲良くなることも!
※女性限定部屋や、男性と分けてくれる親切な宿もあります。
ただ、今回は一人でゆっくり寝たかったので、激安ペンションを予約することにしました。
ドミトリーよりは値が張るものの、それでも1泊5,500円なのでかなり安いですね。
→一人でも宿泊OK!スキー・スノボで激安ドミトリー(相部屋)を利用するメリット
リフト券は事前予約で割引購入
スキー・スノーボードトリップでは、交通費や宿だけでなくリフト券代が必要ですよね。
スキー場で普通に購入すると5,000円前後かかってしまいます。
あらかじめ旅行の日程が決まっているなら、早期割のリフト券を購入することをおすすめします。通常の30%OFFなどで購入できるので、かなり節約することができますよ。
また、その他にもリフト券を割安で購入する方法があります。
詳しくは下記の記事にまとめていますので合わせてご参照ください。
→ゲレンデで買ったら損するかも!?スキー、スノーボードのリフト券を簡単に安くする方法教えます
今回は2日間分、白馬五竜・47と白馬共通リフト券の2枚を8,500円で購入しました!
食事は持参・コンビニ・スーパーで節約
2泊3日の旅行となると、食事代もバカになりません。
スキー場で普通に飲食すると1,000円前後はかかりますよね。
ですので、食事はできる限りコンビニやスーパーの食材で済ませましょう。
とはいえ、現地にはコンビニ・スーパーもなかったりするので、あらかじめ調べておくことをおすすめします。
今回は、食材を持参したので旅行期間の食費はほぼ0円です(笑)
スキー場からの移動は歩いて節約
大きなスキー場だと、だいたい無料シャトルバスが出ていたりします。
実際、白馬だと周辺の宿はシャトルバスで網羅されているので、足に困ることはありません。
出典:白馬八方尾根スキー場
また、個人的には目的地まで2kmくらいなら歩いて行っちゃいますね。(朝一だとシャトルバスがなかったりするので…)
これで、現地でのタクシー代もかかりません。
節約スノボ旅行のデメリット
ただし、このプランにデメリットがないわけではありません。
■すべて個人で予約しなければいけないのが面倒
いわゆる旅行会社のパッケージプランではないので、いちいち手配するのが面倒ですね。
■旅行そのものを楽しみたい人にはおすすめしません
まぁ当たり前の話ですが、格安宿でカップラーメンすすりながらの旅行が楽しいかと言えば…ですよね(笑)
どちらかと言えば、ガチでスキー・スノーボードだけを楽しみたい人におすすめのプラン。
温泉やご当地グルメを味わいたいなら、もう少しお金をかけてもいいかもですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
- バス代 往復10,400円
- 宿泊代 2泊11,000円
- リフト代 8,500円
- 食費 ほぼ0円
トータル29,900円でスノーボードトリップすることができました!
私も学生時代は自家用車もお金もなかったので、このプランでよくトリップしてました。
特に「少人数・単独でもスキー・スノーボード行きたい」なんて方におすすめですね。
近場のスキー場ならさらにお安く旅行することもできるでしょう。
「お金はないけどスキー・スノーボードを思う存分楽しみたい!」なんて方は、ぜひお試しいただければと思います。
体育会系の学生さんや一人でもトリップしたいなんて方は一度試してみてはいかがでしょうか?
この記事が参考になれば幸いです。
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