スキー・スノボ1回行くと費用はいくらかかる?→日帰りで1万2千円〜、宿泊だと3万円〜

こんにちは、20年以上スノーボード滑っている元イントラの、らくスノです。

「来週スキー・スノボに誘われたんだけど、費用はいくらかかるの?」

結論からいうと、日帰りだと最低1人あたり1万2千円くらい、宿泊すると3万円くらい必要になります。

でも、いったい何に対してそんなにお金が掛かるのでしょうか?

もう少し節約する方法はないのでしょうか?

今回はスキー・スノーボード旅行の費用内訳から、賢く節約する方法まで教えちゃいます!

この記事を最後まで読めば、費用を抑えて気軽にスキー・スノボ旅行を楽しむことができますよ。

スキー・スノボ旅行の費用→日帰りで1人1万2千円〜、宿泊だと3万円〜

スキー・スノボ旅行1人分の費用の相場(1日)

■スキー・スノボ旅行1人分の費用の相場(1日)

  • 交通費 (往復)約10,000円
  • 道具のレンタル費用 約8,000円
  • リフト券 約7,000円
  • 食費約1,500円
  • 宿泊費 約15,000円
  • その他雑費 約2,000円

ツアーだとリフト券・レンタルが無料だったりしますが、それでも最低1人1万2千円くらい、宿泊すると3万円くらいかかります。

次項からスキー・スノボ旅行の内訳についてお話ししたいと思います。

交通費の相場は約10,000円

交通手段金額の目安
自家用車8,500円
バスツアー8,900円
レンタカー12,000円
新幹線13,500円
※バス・新幹線はツアー代にリフト券が含まれているため、自家用車・レンタカーにもリフト代を上乗せしています。

たとえば東京から4人、日帰りで新潟県にある石打・丸山スキー場に行くと、一人あたり上記の費用がかかります。

金額だけでいえば自家用車が最安ですが、スタッドレスの購入や履き替える費用も考えると、トータルではバスツアーが最安でしょう。

ただし、バスツアーは時間の融通がきかなかったり、途中で寄り道ができないなどのデメリットもあります。

レンタル費用の相場はスキー・スノボセットとウェアで約8,000円

スキー場スキー・スノボセットウェア上下
苗場スキー場3,000円4,500円
石打丸山スキー場3,900円3,500円
ニセコアンヌプリ6,600円5,500円
蔵王温泉スキー場4,500円4,200円
野沢温泉スキー場5,000円3,200円
丸沼高原スキー場5,500円4,000円
※大人1日分のレンタル料の相場

続いては道具のレンタル費用です。有名なスキー場のレンタル料を比較してみました。

だいたいスキー場でレンタルすると8,000円前後が相場になってきます。

上記はあくまで目安ですので、付近を探せばもっと安いレンタルショップがあるかもしれません。

でも、レンタルの場合安ければ良いというものではなく、中には20年以上前の化石みたいなギアや不衛生なウェアが出てくる時もあります。

くれぐれも値段だけでレンタルショップを選ばないようにしましょう。レンタル料金については以下の記事に詳しくまとめています。

スノボ道具のレンタル料金の相場は?賢く節約する方法も教えます!

リフト券の費用は約7,000円が相場

スキー場リフト券代
苗場スキー場7,200円
石打丸山スキー場7,000円
ニセコアンヌプリ7,000円
蔵王温泉スキー場7,500円
野沢温泉スキー場7,300円
丸沼高原スキー場6,000円
※全国の代表的なスキー場のリフト券代(1日券、おとな1人)

リフト券代もバカになりませんね。上記は代表的なスキー場のリフト券代です。

バスや新幹線ツアーで申し込んだ場合はリフト券代が料金に含まれることもありますが、個人旅行ではご自身で購入しなければなりません。

宿泊すると2日間分のリフト券が必要なので、単純に料金も2倍になります。

食費の相場は1食約1,500円

メニュー金額
雪山オムライス1,200円
トムヤム風ラーメン1,000円
上州カルビクッパ1,000円
ピリ辛ぷるぷるホルモン丼1,100円
チョコバナナクレープ550円

せっかくのスキー・スノボ旅行ですから、美味しいもの食べたいですよね。

ゲレ食が充実しているたんばらスキー場のレストランは、上記の値段設定になっています。

しかし、味はともかく値段はちょっとお高いファミレスくらいしますね。

さらにビールなどを追加すると、1食で2,000円以上かかるかもしれません。

宿泊代の相場は約15,000円

宿の種類宿泊費
ドミトリー3,000円~
ペンション7,000円~
ビジネスホテル8,500円~
温泉旅館15,000円~
リゾートホテル20,000円~

宿泊費は平日or祝日、人数、食事の有無等の条件で料金が変わるので、上記の表はあくまで目安になります。

10,000円以下で泊まりたいならドミトリー、ペンション、ビジネスホテル。温泉旅館やホテルは15,000円以上が相場です。

宿泊費に関しては、節約できる要素がたくさんあるので、のちほど紹介します。

その他費用(ロッカー、駐車代等)約2,000円

その他費用金額
コインロッカー500円~
駐車場代1,000円~
日帰り温泉代1,000円~
お土産代2,000円~
飲み物代500円~

その他、金額的には大きくないもの上記の費用が発生します。

スキー場によっては付近にコンビニ等お金が下ろせる場所がないこともあります。まだまだ電子マネーを使える施設も少ないのが現状ですからね。

あらかじめ5,000円程度余分に準備しておくと安心ですね。

スキー・スノボの持ち物の費用は?→基本的に家にあるもので代用可

スキー・スノーボード持ち物一覧

スキー・スノーボード滑走時に必要な道具は上図のとおり、基本的に家にあるもので代用できますので、お金はかからないです。

あえていうならゴーグルやグローブですね。感染症対策の影響でゴーグル・グローブレンタルを中止にしているショップも多くあります。

節約方法については、記事後半で解説しますね。

スキースノボの持ち物→スマホにコピペできるチェックリスト作ったよ

レンタル代の節約術→ワークマンやユニクロで代用

スキー・スノーボードってとにかくお金がかかりますよね。

特に学生さんだと、数万円というお金は気軽に出せる金額ではないと思います。

ここからは、スノーボード歴20年以上の元イントラが、とっておきの節約方法を伝授したいと思います。

ワークマンや家にあるユニクロで節約

ニセコでは全身ワークマンで滑ってました。

最近はワークマンのウェアでスキー・スノボしている人が多いんですよ。

実際、私の知人のプロやイントラさんも普通にワークマン使ってます

スノーウェア(4,900円)防寒グローブ(780円)、ハイソックス(780円)等…「もはやスキー・スノボショップでしょ!」と感じるくらい。

また、見た目さえ気にならないならユニクロ製品やレインウェアで滑ったり、タオルをプロテクター代わりにするなんて方法もあります。

パスケース、ゴーグルケースなど、100円均一のアイテムもかなり使えますね。

詳しくは以下の記事で解説してますので、合わせて参照ください。

賢く節約しよう!スキー、スノボ専用じゃなくても代用できるウェア・小物

防寒グローブはワークマンなら780円〜購入できる

ワークマンの防寒グローブはユニセックスで、基本M〜LLまでの3サイズ展開。モデルによってはSサイズもあります。
ゴーグル・グローブ
苗場スキー場
石打丸山スキー場
ニセコアンヌプリ各2,200円
蔵王温泉スキー場
野沢温泉スキー場
丸沼高原スキー場
※上記はスキー場付属のレンタルショップ。ーは貸出なし。

そもそも費用以前に、レンタルショップによっては感染症対策の一環としてゴーグル・グローブの貸出しを中止している場合があります。

また、仮に貸出しがあっても、正直匂いとか衛生面が微妙なんですよね。当然レンタル毎に洗っているわけではないので…

だから、あらかじめ購入することをおすすめします。

個人的にイチオシなのが、ワークマンの防寒グローブ。

780円という価格ながら丈夫で温かい!

私も2シーズン使用してますが、いまだに破けたりといったトラブルがありません。

グローブをレンタルすると500円くらいかかりますからね。

もちろん防寒グローブはスキー・スノボ以外でも使えるし、もはや買ってしまったほうが安上がりだと思います。

【スキー・スノボ】2年間ワークマンの防寒グローブを使って分かった6つのメリット

ゴーグルはAmazonで激安モデルを購入しておこう

筆者は6つのゴーグルを所持するほどマニアですが、アマゾンの激安ゴーグルは汗ばむ陽気でもまったく曇りません

ゴーグルはAmazonの激安ブランドがおすすめ。

  • Wレンズ
  • 曇り止め加工
  • 3層スポンジ
  • ベンチレーション
  • ジャパンフィット
  • ヘルメット対応
  • 収納ケース
  • 100%UVカット
  • ジュニア/男女兼用
  • メガネ対応

これだけの機能がついて1,980円と超低価格!Amazon評価4.5で、元イントラも太鼓判を押すゴーグルです。

Amazonのスキー・スノボゴーグルOMATA/ジュニア/男女兼用/税込1,980円

【あまりに良いのでレビュー記事書きました!】

高機能なのに1,980円!アマゾンでスキー・スノボ用激安ゴーグル買ったら最高でした

リフト券代を節約する方法→スマホかコンビニで購入しておく

スマリフというサイトは、スマホでリフト券が購入できる!

リフト券を節約するコツは、ずばり事前に用意しておくことです。スキー場で購入するのが一番損します。

手軽なのはスマホ決済やコンビニ。中には食事券付きなどのチケットもあるので、数百円を節約することができます。

他にもレディースデーやシニアデーなど特定日割引があるので、出発前に調べておきましょう。

リフト券をお安く購入する方法は以下の記事にまとめています。

スキー場で買ったら損するよ!割引リフト券を購入する11の方法教えます

食費を節約する方法→究極はコンビニ飯

シーズン滑走日数50日を超えるガチ勢の友人達も、毎回ゲレ食だとお金がかかるので、昼食はコンビニで済ませています(笑)

前述の通り、あらかじめ食事券付きリフト券を購入すれば、実質割引になります。

また極論を言ってしまうと、スーパーなどで買いだめしておくのも一つの方法ですね。実際、私は本当にお金がないときは、スキー場の駐車場で菓子パンを食べてました(笑)

付近にコンビニがあれば、カップ麺やコーヒーも買えるので天国ですね。

ちなみに激安ペンションやドミトリーは、飲食持ち込みOKな宿が多いです。レンジやポットを常備してくれていることもありますよ。

宿泊代を節約する方法→最強はドミトリー、ビジホも快適!

コスパ重視なら3,000円〜宿泊できるドミトリー(相部屋)がおすすめ!筆者は宿で寝るだけなので、ドミトリーを愛用してます。

宿泊費を極限まで節約するなら、ドミトリーがおすすめですね。

実はスキー場付近にはドミトリーなるものが多数存在します。要は相部屋みたいなものですね。

当然ながらスキー・スノボメインでトリップしているわけなので、筆者も宿に温泉や料理などクオリティーは求めていません。暖がとれて寝られればOK。

一人できているスキーヤー・ボーダーも多いので、ドミトリーで仲良くなって、次の日一緒に滑るなんてこともあります。そんな思わぬ出会いもドミトリーの魅力です。

ビジネスホテルはコスパ最強

個室希望なら7,000円位から泊まれるビジネスホテルがおすすめ!スキー場付近なら、乾燥室が完備されているビジホもあります。

相部屋に抵抗がある方は、ビジネスホテルがおすすめです。

実際、私は毎年ニセコにトリップしてますが、あの辺りは1泊10万円以上する宿ばかりなので(笑)10km離れたビジホに泊まってます。

なんといってもビジホは、全国どこで宿泊してもほぼ値段が変わらないところが魅力なんですよね。

地方のビジネスホテルだと、朝食で海鮮バイキング(いくら、サーモン取り放題!)があったり、それなりに旅行気分も味わうことができますよ。

2泊3日スキースノボ旅行予算は?→節約すれば3万円で行ける

費用ツアーで予約極限まで節約
交通費(往復)20,000円10,400円
道具のレンタル10,000円0円
リフト券14,000円8,500円
宿泊費40,000円11,000円
食費10,000円ほぼ0円

実際に元イントラの筆者が知識を総動員して、2泊3日のスノボ旅行を3万円で過ごしてきました。

詳しい旅行日程や具体的な節約術に関しては、以下の記事にまとめています。

「少しでも節約してスキー・スノボへ行きたい」という方は、合わせて参照ください。

2泊3日スキースノボ旅行予算は?→相場9万円だけど節約すれば3万円で行ける

まとめ

こうやってまとめてみると、スキー・スノーボードってすっごくお金かかりますよね。

特に学生の方はお金を用意するのに苦労するんじゃないかな?

でも、スキー・スノーボードは楽しいスポーツです。

ぜひ今回ご紹介した節約方法を参考に、スキー・スノボ旅行へ行ってみてはいかがでしょうか?

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ABOUTこの記事をかいた人

スノーボード歴22年の自称育メンボーダー。北海道出身の父の影響で小学生からスキーをはじめ、18歳でスノーボードに出会う。学生時代に留年してまで山にこもり大会などにも出場するが、就職を機に趣味となる。現在は娘も幼いためあまり滑りにはいけないが、いつか子どもとスノーボードに行くのが楽しみ。