こんにちは、20年以上スノーボードやっている元イントラの、らくスノです。
レンタルウェアは1日4,000円前後、ネットの激安ウェアでも最低10,000円前後はします。
ただでさえ交通費、宿泊代、リフト代等…スキー・スノボ旅行は費用がかさむのに、できるだけ出費は抑えたいですよね。
結論から言えば、防寒とサイズ感だけ間違えなければレインウェアでも十分スキー・スノボできます。
今回はレインウェア(雨がっぱ)でスキー・スノボするコツや、実際に滑ってみた感想をお話したいと思います。
この記事を最後まで読めば、家にある雨がっぱでスキー・スノボウェアを賢く節約することができますよ。
目次
厚着すればレインウェアでもスキー・スノボできる!
冒頭でお話した通り、レインウェアでも十分スキー・スノーボードは可能です。
上記の写真はドンキで買ったレインウェアですが、多少吹雪いても快適に滑ることができました。
ただし、以前紹介したワークマンやユニクロの防風・防寒ジャケットと違い、どのホームセンターで売っているレインウェア(雨がっぱ)も圧倒的に薄い!
…まぁ、スキー・スノーボードウェアじゃないですからね(笑)
だから雪は防げるとしても、しっかり着込んで防寒対策しなければなりません。
→賢く節約しよう!スキー、スノボ専用じゃなくても代用・兼用できるウェア・小物
スキー・スノボウェアとして使えるレインウェアの特徴
出典:ワークマン
まず、レインウェアは大きく分けて撥水素材と防水素材に分かれます。(有名なゴアテックスも防水素材です。)
主題ではないので細かい説明は割愛しますが、一般的には防水素材の方が水を通さず快適です。
でも、はっきり言って防水素材は値段が高い…ここは自分の予算で判断しましょう。
耐水圧10,000mm、透湿度5,000g/㎡くらいあれば十分
出典:ワークマン
耐水圧はどれだけの雨を防ぐことができるか、透湿度は蒸れにくさの基準です。
ゴアテックスともなると耐水圧40,000㎜以上、透湿性25,000g/㎡以上あると言われています。(ゴアテックスとしては公式に発表していません)
しかし、ゲレンデでスキー・スノボするくらいなら、そこまでハイスペックなウェアは必要ありません。
一般的なスキー・スノボウェアでも耐水圧10,000mm、透湿度5,000g/㎡くらいなので、同程度のスペックがあれば十分です。
ポンチョはNG
なんとなく想像できると思いますが、ポンチョは風圧でめくれ上がるのでスキー・スノーボードには向きません。
やはり、ジャケットとパンツがセパレートになったレインウェアがおすすめですね。
ドン・キホーテでレインウェア(雨がっぱ)を買ってみた!
というわけで、実際にドン・キホーテでレインウェア(雨がっぱ)を買ってみました。
もちろん地域やお店にもよると思いますが、おおむね撥水素材のもので2,000円前後、防水素材で5,000円前後といったところでしょうか。
私は防水素材のレインウェアを購入しました。
レインウェアとスキー・スノボウェアの機能性の違い
ただのレインウェアなので、専用ウェアと比較してついてない機能があります。
- パウダーガード
- パスケース
- ベンチレーション
- パンツのすその間口
次項から順番に解説します。
パウダーガード(雪止め)
パウダーガード(雪止め)の有無が、専用ウェアとの一番の違いですね。
ご自身の滑走レベルによっては注意が必要です。
ちなみに私の場合はパーカーをパンツにINしてたので、ウエスト周りから雪が侵入することはありませんでした。
パスケース
パスケースに関しては、確かにあったら便利ではあるものの、後付けできるのでデメリットというほどではありません。
ベンチレーション
ベンチレーションは脇の下などを開閉してウェア内の蒸れを防ぐシステム。
快晴時は暑くなり過ぎてしまうので、インナーの着脱で体温を調整する必要がありますね。
パンツのすそが狭い
パンツのすそはブーツに被せる必要があるので、できればマジックテープなどで間口を調整できるタイプのものがおすすめです。
実際にゲレンデで使用してみました!→まったく問題なし
さて、言葉だけで「おすすめです!」って言っても説得力がないので、実際にゲレンデで試してみました。
2月の白馬栂池高原スキー場、ここでOKだったら本州のスキー場はオールOKでしょう。
冒頭でもお伝えしたとおり、あくまでレインウェアなので防寒性は皆無。
ですので、上半身はワークマンで買った極暖インナーにスウェットパーカー、下半身はタイツとスウェットパンツで完全防寒しました。
→コスパ最強!ワークマンでスキー・スノボに使えそうな小物を買ってみた!
見てください、この水の弾き具合!
さすがレインウェア、防水のほうはまったく問題なし。
何度もこけたのですが、破けたりということもありませんでした。
しかし、良いことだけではありません…
まず、すそをブーツに被せることができませんでした。
まぁこれに関しては1サイズ大きいものを買えば解決しますが、購入時に注意が必要ですね。
安物のレインウェアは透湿性が皆無なので暑いとサウナスーツ状態です。
寒い日はいいですが、この日は快晴で2月とはいえかなり暑かった。
ジャケットの胸元をパタパタして乗り切りましたが、トップシーズンはともかく春スキー・スノボはちょっと辛いかも。
深雪のツリーランでも使用してみましたが、まったく問題ありませんでした。
むしろ、寒い時の方が快適に過ごせますね!
まとめ
多少の快適性を犠牲にすれば、レインウェア(雨がっぱ)は最安のスキー・スノボウェアと言えるのではないでしょうか。
しかも、今回実験してみて分かりましたが、意外とレインウェアだってバレないですよ(笑)
「スキー・スノーボードやってみたいけどお金が無い…」なんて方は、ぜひお試し頂ければと思います。
なお、当ブログではユニクロやワークマンなどでもスキー・スノボできるか実験を行っています。
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