これで解決!ゲレンデでゴーグルが曇る3つの原因と対策を教えます【スキー、スノボ】

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こんにちは、元スノーボードインストラクターの、らくスノです。

「ゲレンデでゴーグルが曇って、滑りに集中できない…」なんてことありませんか?

拭いても拭いても曇りがとれないと、本当にイライラしますよね。

またゴーグルが曇ると視界が悪くなり、他のスキーヤー・スノーボーダーと接触する危険も…

でも、ご安心ください!

今回はレンズが曇る3つの原因と対策、曇ったゴーグルを乾かすときの注意点について詳しくお話したいと思います。

この記事を最後まで読めば、もうゲレンデでゴーグルの曇りに悩まされることはなくなりますよ!

ゴーグルが曇る3つの原因と対策

そもそも、なぜゴーグルは曇ってしまうのでしょうか?

  • 汗・雪などの水分がゴーグル内に侵入している
  • ゴーグルの隙間やフェイスマスクから吐息が侵入している
  • ゴーグルの曇り止めコーティングが剥がれている

この3つの原因に対してしっかり対策すれば、ゴーグルは曇らなくなります。

次項から順番に説明していきます。

汗・雪などの水分がゴーグル内に侵入している

汗や雪などの水分がゴーグル内に侵入すると、ゴーグルが曇りやすくなります。

なぜならゴーグル内部が濡れると、湿度が高まり曇りの原因となるからです。

ゴーグルはこまめに拭いて水分を取り除く

あらかじめゴーグル用クロスをウェアのポケットに入れておきましょう。

汗はもちろん、転んだ拍子にゴーグルが外れ雪が付着した時も、すぐに拭くことができますよね。

ちなみにゴーグルに付属しているケース(袋)もクロス代わりとして使えます。

ベンチレーションを塞がない

ベンチレーションとは外気を取り込む機能のこと。

ゴーグルのスポンジ部分が雪やニット帽で塞がれていると、湿度が高まり曇りの原因になります。

雪が付着した場合は、こまめに落とすようにしましょう。

サングラスを併用する

トップシーズンでも快晴の日は汗をかきやすいですよね。

そんな時はサングラスもおすすめです。

サングラスなら発汗による結露を防ぐことができます。

軟質素材のサングラスも販売されているので、転倒による怪我のリスクも少ないです。

サングラスでスキー・スノボは滑れる?メリットや注意点教えます!

出典:スミス

また、最近はスミスのワイルドキャットフレームやPOCのドゥーブレードなど、ゴーグルとサングラスの中間のようなアイテムが流行しています。

ゴーグルの軟質性・視界の広さと、サングラスの通気性・手軽さを併せ持った逸品です。

合わせて検討してみてはいかがでしょうか。

ゲレンデで使える!人気スキー・スノボ用サングラス20ブランド紹介します

ゴーグルの隙間やフェイスマスクから吐息が侵入している

ゴーグルの隙間やフェイスマスクから吐息が侵入すると結露を誘発してしまいます。

結露とは暖かい空気が冷たい空気に触れることで起きる現象。

たとえば窓や鏡に息を吹きかけると曇りますよね。

特に冬は寒暖差が大きいので、ゴーグル内で結露が発生しやすくなります。

隙間を作らない

まず大前提として、ゴーグルに隙間を作らないようにしましょう。

装着した時にほほや鼻の部分に隙間があるとゴーグルが曇る原因になります。

またゴーグルがネックウォーマーやニット帽に被っていると、やはり隙間から吐息が侵入して曇りやすくなります。

しっかりおでこやほほ・鼻の部分にフィットするよう調整してくださいね。

ゲレンデ内ではゴーグルを外さない

ゲレンデでは、なるべくゴーグルを外さないようにしましょう。

ゴーグルをおでこや首にかけていると、隙間から入る雪や吐息・汗によってゴーグルが曇ってしまいます。

ウェアによっては、内ポケットにゴーグル入れが付いている場合があります。

なんらかの理由で外したいときは、ウェアの胸ポケットに入れましょう。

意外と知らないスノーボードウェアの機能まとめてみました!

装着前に外気にさらす

ゴーグルを装着する前に、軽く外気で冷やしておきましょう。

ゴーグルと外気の温度差がなくなれば、結露しにくくなります。

ゴーグルの曇り止めコーティングが剥がれている

そもそもゴーグルにはあらかじめ曇り止めコーティングがされています。

だから新しく購入したゴーグルは、曇り止めを塗らなくても曇りません。

しかし、経年劣化やキズによってコーティングが剥がれてしまうと、ゴーグルが曇りやすくなります。

新品を購入する

一番手っ取り早いのが、新しくゴーグルを購入することです。

とはいえ1年に数回しか使わないゴーグルをわざわざ購入するのは気が引けますよね。

でも、ご安心ください!

20年以上スノボギアを見てきた筆者がおすすめしているOCスタイルというブランドは、

  • Wレンズ
  • UVカット
  • 専用ケース
  • 球面レンズ
  • ベンチレーション
  • ヘルメット対応

これだけ高機能でフィット感抜群のゴーグルが税込2,860円〜と、激安で購入できます。

「とりあえず安ければOK!」という方には超おすすめです。

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曇り止めスプレーを使う

前述の通り新しいゴーグルであればすでにコーティングされているので、曇り止めスプレーを使う必要はありません。

しかし、汗や吐息、雪の侵入に注意しても曇るときは、すでにコーティングが剥がれている可能性が高いです。

スプレーはこまめに塗り直す必要はあるものの、ある程度ゴーグルの曇りを防ぐ事ができます。

※曇り止めはゴーグルが乾いた状態で使用しましょう。濡れていると効果が半減します。

ゴーグルを乾かす時にやってはいけない3つのこと

もしレンズが曇ってしまったら、ゴーグル全体の水分を取り除かなければなりません。

なぜならレンズだけ拭いても、ゴーグル内部が濡れているとまた曇ってしまうからです。

とはいえ乾燥方法を間違えると、かえって曇りを助長してしまうことも…

この項では、ゴーグルを乾かす際の注意点についてお話したいと思います。

ティッシュやタオルでレンズを拭く

レンズを目の粗いティッシュやタオルで拭くのはNG。

なぜならレンズに施された曇り止めコーティングが剥離してしまうからです。

それに乱暴に拭くことでレンズに小傷が増えると、さらに曇りやすくなってしまいます。

レンズを拭くときは必ずメガネ専用のクロスを使用してください。

エアコンやドライヤーの暖気で直接温める

ゴーグルをエアコンやドライヤーの暖気で直接温めると、曇り止めコーティングの剥離や変形の原因になります。

レンズ以外の濡れた箇所は、タオルなどで優しく水気を取ってください。

ゴーグルの寿命を延ばすためにも、自然乾燥を心がけてくださいね。

曇り止めをそのまま塗る

ゴーグルが濡れた状態で曇り止めを塗布しても意味がありません。

なぜなら、曇り止めは完全に乾燥した状態から塗布することで効果を発揮するからです。

ゴーグルが濡れてしまったら、まずは水気を取り除くことだけに集中しましょう。

髪の長い女性はバックルタイプがおすすめ

ゴーグル装着時は吐息で曇りやすいですよね。

とはいえ髪の長い女性は素早く装着することができません。

そんなときは、左右が分離できるバックルタイプのゴーグルがおすすめ。

バックルタイプなら、ニット帽がずれることなく素早く装着できます!

ターボファン、空気循環機能付きゴーグルなら曇らない!

出典:ダイスホームページより

上位モデルのゴーグルには、ターボファンや空気の循環システムを備えたものがあります。

当然、通常のゴーグルより高価ですが、どんなコンディションでも曇り知らずで快適に滑ることができます。

たとえばダイスの「BANK」はワンタッチでレンズとゴーグル本体の間に隙間ができ、空気を循環することで曇りを取り除くことができます。

出典:ダイスホームページより

また同じくダイスの「JOKER」はレンズに内蔵された透明発熱体がレンズのくもりや凍結を除去するので、吹雪でもクリアな視界を確保してくれます。

レンズの曇りに悩まされているボーダーさんはぜひチェックしてみてください。

曇らないスキー・スノボゴーグルおすすめブランド・モデル

出典:スミス

具体的な曇らないゴーグルを知りたい方のために、当ブログではおすすめのブランド・モデルをまとめました。

  • スミス4Dマグ
  • ドラゴンPXV
  • オークリーFlight Deck
  • アノンM4TORIC
  • スパイMARAUDER

…等々、最先端の技術を投入したゴーグルが丸わかりです。

詳しくは下の記事を参照ください。

今シーズンのおすすめは?スキー、スノーボードゴーグル人気25ブランド大集合

まとめ

いかがでしたでしょうか。

  • 汗・雪などの水分がゴーグル内に侵入している
  • ゴーグルの隙間やフェイスマスクから吐息が侵入している
  • ゴーグルの曇り止めコーティングが剥がれている

今一度3つの原因のどれに当てはまるか考えて、この記事を参考に対策してください。

今後、どんなコンディションでもゴーグルの曇りにいっさい悩まされなくなりますよ!

またゴーグルが濡れてもけっしてレンズをティッシュやタオルで拭いたり、暖房で乾かさないでくださいね。

この記事が参考になれば幸いです。

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ABOUTこの記事をかいた人

スノーボード歴22年の自称育メンボーダー。北海道出身の父の影響で小学生からスキーをはじめ、18歳でスノーボードに出会う。学生時代に留年してまで山にこもり大会などにも出場するが、就職を機に趣味となる。現在は娘も幼いためあまり滑りにはいけないが、いつか子どもとスノーボードに行くのが楽しみ。