こんにちは!20年以上スノーボードを続けている、元インストラクターのらくスノです。
「スキー・スノボウェアに防水スプレーって使ったほうがいいの…?」という疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、防水スプレーには水を弾く(撥水)だけでなく、ゲレンデの泥や油汚れの付着をプロテクトする効果もあるため、たとえ新品やゴアテックスのウェアであっても絶対に最初から使ったほうがいいです!
とはいえ、
- 防水スプレーの効果って、一体どのくらい持続するの?
- より撥水効果が高まる、正しい防水スプレーのかけ方は?
- スキー・スノボ用にはどんな防水スプレーを選べばいいの?
…などなど、いざ使うとなると分からないこともたくさんありますよね。
そこで今回は、スキー・スノボウェアに防水スプレーをする本当の意味や、撥水効果を最大に長持ちさせるための効果的なかけ方のコツについて分かりやすくお話しします。
この記事を最後までご覧いただければ、吹雪の日や春先のシャバ雪(濡れやすい雪)の中で長時間滑っても、中まで染み込まずに一日中快適に過ごせるようになりますよ!
そもそも防水スプレーは必要?→汚れを防ぐ効果もあるのでつけよう!

まず、防水スプレーがどれだけ凄いのか効果が分かりやすいように、スノーボードブーツを使って実験してみました。 スプレーをした部分としていない部分での、水の弾き方の差は歴然(れきぜん)ですよね!
冒頭でもお話しした通り、防水スプレーには水を弾く(撥水)パワーだけでなく、「ウェアに汚れが染み付くのを防ぐ(防汚)」という非常に優れた効果があります。
「真っ白な雪山(ゲレンデ)で、ウェアがそんなに汚れることなんてあるの?」と思われるかもしれません。ですが、実はリフトから垂れてくるギトギトした油や、春先のコースに露出した土、風で舞うホコリなど、ゲレンデにはウェアを汚す要素がたくさん潜んでいるのです。
こうした汚れが生地に染み込んでしまうと、ウェア本来の防水機能がガクッと低下するだけでなく、生地そのものを傷めて寿命を縮める原因になってしまいます。つまり、定期的に防水スプレーをしてコーティングしておくことが、結果的に大切なウェアを一番長持ちさせる秘訣になります。
実際に筆者も、上下で12万円ほどするノースフェイス(THE NORTH FACE)の高級ウェアを愛用していますが、生地を守るためにシーズン中も定期的に防水スプレーを吹きかけています!
効果的で長持ちする防水スプレーのやり方3つの手順

スキー・スノボウェアに防水スプレーを散布する際は、以下のステップを意識することで、本来の撥水・防汚効果を最大限に引き出すことができます。
- 防水スプレーを吹きかける前に、ウェアをきれいに洗濯しておく
- ウェアの生地には、繊維を傷めず透湿性を損なわない「フッ素系」のスプレーがマスト
- フッ素スプレーはゲレンデで使用する「30分前まで」に済ませる(効果の持続は約2週間)
せっかくスプレーをしても、正しい方法で行わないと効果が半減してしまうだけでなく、すぐに水が染み込んできてしまいます。
それぞれのポイントがなぜ重要なのか、そして具体的にどのように作業すれば効果が長持ちするのか、次の項目から順番に詳しく説明していきますね!
スキー・スノボウェアは防水スプレーをする前に洗濯する

汚れやホコリの上からそのまま防水スプレーを吹きかけても、成分が生地に定着せず意味がなくなってしまうことは、なんとなく想像がつきますよね。
一見するときれいに見えるウェアであっても、目に見えないホコリや排気ガスの油分などが生地の表面にびっしり付着しています。そのため、洗わずにスプレーをしても、本来の高い防水効果を発揮させることはできません。
高い撥水パワーを長くキープするためにも、まずは防水スプレーをする前にウェアをきれいに洗濯することをおすすめします。
さらに嬉しいメリットとして、ウェアを洗濯したりクリーニングに出したりして生地の「繊維(起毛)」をしっかり整えてあげるだけでも、それだけでウェア本来の撥水効果がグッと復活するんですよ!
自宅で簡単にできるスキー・スノボウェアの失敗しない正しい洗濯方法や干し方のコツについては、別記事で詳しくまとめています。防水スプレーをかける前に、ぜひ合わせてチェックしてみてくださいね。
→スキー、スノーボードウェアの洗い方は?毎回洗濯しないといけないの?の疑問に答えます
ウェアにはフッ素スプレーがマスト

ウェアの洗濯が終わって、中までしっかりと乾燥できたら、いよいよ防水スプレーの出番です!
実は、市販されている防水スプレーには大きく分けて「シリコン系スプレー」と「フッ素系スプレー」の2種類が存在します。
結論からお伝えすると、スキー・スノボウェアに使用するなら、絶対に「フッ素系スプレー」を選ぶのがおすすめです。
※フッ素系はデリケートな生地にも安心して使えますが、万が一の色落ちやシミが心配な方は、まずはジャケットの裏側や裾の裏など、目立たない箇所に少しだけ散布して様子を見てから全体に使うようにしてくださいね。
シリコンスプレー→被膜で覆って撥水する/フッ素スプレー→フッ素樹脂を生地に浸透させて撥水する

シリコンスプレーは、生地の表面をシリコンの「膜」で完全にコーティング(密閉)してしまうイメージです。
価格が安くて効果が長持ちするというメリットはあるのですが、生地の隙間を塞いでしまうため、ウェアの「透湿性(中の湿気を外に逃がす機能)」が失われて、汗で中がビショビショに蒸れてしまうためスキー・スノボウェアには不向きです。さらに、製品によっては大切なウェアの色褪せ(変色)の原因になってしまうこともあります。
一方で、フッ素系スプレーはフッ素樹脂を生地の「繊維(糸)」にまでしっかりと浸透させることで、水を強力に弾く仕組み(撥水)になっています。
イメージとしては、フッ素樹脂がウェアの繊維一本一本に「産毛(うぶげ)」のように細かく付着するような感覚です。
効果の持続期間こそシリコンスプレーよりは短いですが、生地の隙間を塞がないため透湿性が非常に高く、春先などの汗ばむ陽気の日でもウェアの中をドライで快適に保つことができます。
(※フッ素は厳密にいうと「撥水スプレー」という分類になりますが、この記事では分かりやすくするために「防水スプレー」という名称で統一して解説していきますね。)
防水スプレーは使用する30分前までに済ませる!使う頻度は2週間に1回

防水スプレーの散布は、遅くともゲレンデで使用する「30分前」にはしっかりと済ませておきましょう。 なぜなら、スプレーの成分が完全に乾ききる前に雪や水に濡れてしまうと、本来の撥水効果が半減してしまうからです。
また、フッ素系防水スプレーの効果の持続期間は、およそ「2週間程度」が目安となります(※もちろん製品のクオリティや滑る頻度によっても異なります)。実際に筆者も私物のウェアで実験してみましたが、やはり多くの防水スプレーが2週間(半月)を境に徐々に撥水効果が落ちていくのを実感しました。
そのため、ワンシーズンを常に快適に過ごすのであれば、「半月に1回」のペースで定期的にスプレーをかけ直してメンテナンスできるのがベストですね。
※最後に、とても重要な注意点があります。防水スプレーの成分は吸い込むと体にとって非常に有害ですので、作業をする際はベランダや庭など、必ず風通しの良い「屋外」で使用してくださいね。
おすすめの防水スプレー→国産でコスパが良いアメダス一択

結論からお伝えすると、スキー・スノボウェアに使うおすすめの防水スプレーは、コロンブスの「アメダス」一択です!
多くのスノーボーダーにアメダスを全力でおすすめしたい理由は、以下の通りたくさんあります。
- シンプルに防水・撥水性がめちゃくちゃ高い
- 安心安全の「日本製(原産国/製造国が日本)」
- 大容量タイプでも値段がリーズナブルでコスパ抜群
- 釣り人、登山好き、スニーカーマニアなど、過酷な環境で道具を使う様々なジャンルのプロ・愛好家から評価がとにかく高い
- 革のブーツからゴアテックス(GORE-TEX)などの高機能ウェアまで、何にでも使える
- Amazonや楽天市場などの主要ショッピングサイトでの口コミ・評価が圧倒的に高い
- 歴史のある日本の老舗メーカー(コロンブス)が製造・販売している
ネット通販などで「とにかく値段が安いから」という理由だけで、メーカー不明の謎の海外製防水スプレーを使ってしまうと、大切なウェアがシミになったり色抜け(変色)してしまったりする最悪のトラブルも実際に起きています。
大切なウェアの機能を守り、長く安全に使うためにも、圧倒的な信頼と実績があるアメダスを選んでおけば間違いありませんよ!
防水スプレーの比較が不要な理由

正直なところ、個人的には市販の防水スプレーをあれこれ細かく比較する意味はあまりないと思っています。
ネットで「スキーウェア 防水スプレー おすすめ」と検索すると、だいたい有名な5つのブランドが上位に出てくるのですが、筆者自身が実際にいろいろな製品を試してみた結果、以下の『3つの法則』を発見しました。
- 価格が安い防水スプレーは、撥水効果が切れるのがとにかく早い
- 価格が高い防水スプレーは、撥水効果は長持ちするけれど1本あたりのコスパが悪い
- 「本革製品はOK」でも「合成皮革(合皮)はNG」など、素材によって使えない場合がある
特にスノーボードウェアは生地の面積が広いですし、そもそも全体にムラなく散布する作業自体、けっこう面倒くさいじゃないですか(笑)。
そうなると、「塗る範囲が広いから1本のスプレーがすぐに空っぽになってしまう」とか「せっかく苦労してかけたのに撥水効果が全然長持ちしない」というのは、スノーボーダーにとっては致命的なデメリットになってしまいます。
だからこそ、防水性・持続力・コスパ・使える素材の多さなど、すべての面で一番バランスが取れている「アメダス」だけを私は自信を持っておすすめしているわけです。
長持ちでコスパ最強!1シーズンで1本使い切らない
私自身、インストラクター時代から本当にさまざまなメーカーの防水スプレーを試してきましたが、一番信頼性が高くて防水・撥水力に優れていたのがアメダスでした。
実際、ワンシーズンを通して自分のウェアで実験してみたところ、スプレーをしてから2週間以上が経過しても、水を玉のように弾く防水機能がしっかりとキープされていました。
さらにコスパ(使い勝手の良さ)も非常に良く、私の場合は1シーズンで420mlの大容量ボトルを1本使い切るか使い切らないかというレベルで長持ちしてくれました。
ためしに、150mlで2,750円(税込)もするお高めの防水スプレーとも性能を比べてみましたが、正直なところ撥水力の違いはまったく分かりませんでした。
また、ウェアだけでなくスノーボードブーツなど「本革」や「合成皮革(合皮)」の素材を問わず何にでもマルチに使用できる点も、アメダスのポイントが非常に高い理由です。(※どうしてもシミなどが不安な方は、念のためブーツのベロの裏など、目立たない箇所に少しだけ散布して試してみてくださいね。)
アメダスは私自身がさまざまなブランドのウェアで実際に愛用し続けているアイテムなので、性能の高さは間違いありません。
ネットで手間と時間をかけて色々なメーカーの防水スプレーを探し回るくらいなら、「アメダスさえ買っておけば絶対に大丈夫!」と自信を持っておすすめします!
ウェアの保管方法も重要!常にハンガーにかけておく

ウェアの強力な防水機能をずっと長く保ち続けるためには、実はゲレンデ以外の場所での「保管方法」も非常に重要になってきます。 なぜなら、ウェアを小さくたたんで長期間保管してしまうと、生地に折り目やヨレ(シワ)がつき、その部分から撥水機能がどんどん低下してしまうからです。
そのため、滑りに行くシーズン中はもちろんのこと、長期間使わないオフシーズンであっても、ウェアは常にハンガーに掛けてクローゼット等で保管しておくことを強くおすすめします。
ちなみに、私がウェアの保管にガチでおすすめしているのが「サーフィンのウェットスーツ用ハンガー」です! ウエットスーツ用ハンガーは通常のハンガーに比べて肩の厚みがかなり幅広に作られているため、重たいスノボウェアを掛けても全く型崩れしないんですよね。
特にゴアテックス(GORE-TEX)などの高機能ウェアは、生地がヨレたり折れ曲がったりしてしまうと防水・透湿性に致命的なダメージを受けてしまいます。せっかく高いお金を払ってお気に入りのウェアを買ったのですから、ぜひ掛けるハンガーにもこだわってみてくださいね。
スノボブーツの防水スプレーのやり方

ウェアだけでなく、実は「スノボブーツ」こそ、ぜひ防水スプレーを忘れずに使ってほしい超重要アイテムです!
特にシーズン後半の春雪(シャバ雪)などを滑る時は、足元が常に水分を含んだ雪にさらされるため、ブーツがびしょびしょに濡れて冷えてしまいがちですよね。しかし、事前にしっかりと防水スプレーを吹きかけておけば、驚くほど水が染み込まなくなり、足元を一日中ドライで快適に保つことができます。
ただし注意点として、ブーツの表面が汚れたままだと、防水成分が弾かれてしまって効果が半減してしまいます。 そのため、ウェアと同じように、まずは一度表面の泥や汚れをしっかり洗浄(水拭きやブラシ掛けなど)して、完全に乾かしてからスプレーを散布するのが鉄則です。
別記事では、スノボブーツの撥水効果を限界まで高める「効果的な防水スプレーの使い方やお手入れの手順」について、さらに詳しく徹底解説しています。足元の濡れや冷えにお悩みの方は、ぜひ合わせてチェックしてみてくださいね!
→ブーツを買ったら防水スプレーしよう!古いブーツの撥水能力がUPする方法も伝授します
ショップ店長に聞いた!おすすめのスノボウェア25選

残念ながら、スキー・スノーボードウェアを何シーズンも長く愛用していると、どれだけ入念に防水スプレーをつけても本来の撥水効果は戻らなくなってしまいます。 生地そのものの防水フィルムや撥水加工自体が、経年劣化によって寿命を迎えてしまうからです。
「滑るたびにウェアの中まで水が染みてきて、冷たくてストレスになっている…」という方は、無理にスプレーで直そうとせず、思い切ってこれを機会に新しいウェアへ買い換えるのが一番の解決策であり、ゲレンデで快適に過ごすための近道です。
別記事では、ショップ店長やプロライダー、インストラクターなど、スノーボード業界のプロたちのリアルな評判や、実際に展示会で触れた100以上のブランドの中から自信を持っておすすめできるスノーウェアを厳選してランキング化しました!
「メンズ」「レディース」の性別ごとのスタイルはもちろん、機能性を極めた「クオリティ重視」、予算を抑えたい方向けの「コスパ重視」など、それぞれのカテゴリー別で一番おすすめのモデルを分かりやすくまとめています。 これから新しくウェアを探したい方は、絶対に失敗しないためにもぜひ合わせてチェックしてみてくださいね!
→元イントラがおすすめ!おしゃれなスノボウェアブランド25選
まとめ

今回は、スキー・スノボウェアの防水機能を最大限に引き出すための正しいかけ方と、本当におすすめの防水スプレーについて詳しく解説しました。
改めて、撥水・防汚効果を高めるための重要なポイントをまとめておきますね。
- 防水スプレーを吹きかける前に、ウェアをきれいに洗濯してホコリや油分を落とす
- ウェアの生地には、透湿性を損なわずに蒸れを防ぐ「フッ素系」スプレーがマスト
- ゲレンデで使用する30分前までにスプレーを済ませて完全に乾燥させる(効果の持続目安は約2週間)
そして、数ある製品の中でも私がコロンブスの「アメダス」を一番おすすめする理由は以下の通りです。
- シンプルに防水・撥水性が抜群に高い
- 安心・安全の「日本製(日本の老舗メーカーが製造・販売)」
- 大容量タイプでも値段が安くてコスパが良い
- 釣り人や登山家、スニーカーマニアなど、過酷な環境で道具を使うプロ・愛好家からの評価が高い
- 本革のブーツからゴアテックス(GORE-TEX)ウェアまで、素材を問わず何にでもマルチに使える
- Amazonや楽天市場などの口コミ・評価が圧倒的に高い
せっかく買った大事なウェアが、謎の海外製スプレーで色落ちしてしまっては大変ですからね。
ぜひ信頼性抜群の「アメダス」を賢く使って、雪山でも濡れずに一日中快適なスキー・スノボライフを送ってくださいね!。



















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