スキースノボウェアの洗濯頻度→215人に聞いたらシーズン終りだけ洗う人が50%でした

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今回の記事では以下の疑問が解決します。

  • スキー・スノボウェアってどのくらいの頻度で洗わないといけないの?
  • 汚れているようには見えないけど洗わないといけないの?
  • 洗濯機で洗える?エマールとか市販の洗剤は使えるの?

こんにちは、20年以上スノーボードやっている元イントラの、らくスノです。

スキー・スノボウェアは洗うことで撥水機能が復活します。だから定期的に洗ったほうがいいのは確かです。

でも、ぶっちゃけ毎回洗うの面倒じゃないですか(笑)

実際Xでアンケートを取った結果、215人中洗わない人が22%。シーズン終わりに一回洗うだけという方が50%でした。

だからご自身で衛生面や防水性が許容範囲というなら、洗わなくてもいいです。

今回は洗濯の頻度やスキー・スノボウェアの正しい洗い方ついてお話したいと思います。

この記事を最後まで読めば、スキー・スノボウェアの洗濯に関する疑問がすべて解決しますよ!

スキー、スノボウェアを洗う頻度→約半数がシーズン終わりに1回だけ

冒頭でお話した通り、スキー・スノボウェアは面倒なら洗わなくてもOKです。

私のフォロワーさんはイントラさんなどスキー・スノボガチ勢が多いので、ベテランでも毎回洗っていないことがよくわかりますね。

そもそもスキー、スノボウェアは洗濯することで生地の繊維が立ち、撥水効果を維持しています。

逆に生地が傷んだり汚れてしまうと、繊維がよれて撥水機能が低下してしまうのです。

たしかに正論を言えばこまめに洗濯すべきなんでしょうけど、ぶっちゃけ毎回洗うの面倒じゃないですか(笑)

個人的には、

  • 撥水機能が目に見えて低下してきた
  • 汚れが目立ってきた
  • シーズンが終わった

上記の基準で洗えば十分だと思います。

洗濯機で洗う人が約37%、クリーニングに出す人が約28%

では、スキーヤー・スノーボーダーの皆さんは、具体的にどうやって洗っているのでしょうか。

同じくXでアンケートを取ったところ、85人中約37%が洗濯機、約28%がクリーニングでした。やはり手軽に洗える洗濯機で洗っている方が多いようです。

またシーズン中は洗濯機、シーズン終了後はクリーニングに出して保管という方も一定数いらっしゃいましたね。

それでは、次項からは一番多かった洗濯機での洗い方について解説したいと思います。

洗濯機でウェアを洗う5つの手順

洗濯機で洗う場合の手順は以下のとおりです。

  1. 洗濯機洗い可能かタグを確認
  2. ファスナーやボタンを閉じて洗濯ネットに入れる
  3. 溶けやすい液体洗剤を使用する(粉末NG)
  4. 脱水せずに陰干し
  5. 乾燥した後はハンガーに掛けて保管

次項から詳しくお話ししていきます。

洗濯機洗い可能かタグの表示を確認

まずは洗濯機洗い可能かタグを確認してください。

洗濯機不可の表記がある場合は、手洗いまたはクリーニングに出すしか選択肢はありません。

ファスナーやボタンを閉じて洗濯ネットに入れる

洗濯機で洗う場合は、ファスナーやボタンを閉じます。

ファスナーやボタンを閉じないまま洗濯してしまうと、生地を痛めたり破ける可能性もあるので注意してください。

溶けやすい液体洗剤を使用する(粉末NG)

溶けやすい液体洗剤を使用し、量も少なめ。なぜなら脱水後に洗剤が残っていると生地が痛む原因になるからです。

汚れが気になる箇所は、洗濯前に部分手洗いを推奨します。

また柔軟剤、漂白剤、蛍光剤も使用しないでください。

ちなみに液体洗剤は市販のものでぜんぜんOKです。(おすすめの洗剤に関しては後述)

撥水生地はデリケートなので、洗濯機は”手洗いコース”など弱い水流にセットしましょう。

脱水時間は短めで陰干し

洗剤残りがなくなるので、すすぎは最低2回を推奨します。脱水は生地を痛めるので、短時間で軽めに済ませてください。

洗濯が終わったら、そのまま陰干し。直射日光に当てると生地が痛むので、必ず風通しの良い日陰で乾燥しましょう。

ヒーターを弱設定で、軽く乾燥機をかけても良いです。ちなみに筆者ははお風呂で浴室乾燥してますね。

乾燥した後はハンガーに掛けて保管

仕上げであて布をしながら軽くアイロンをかけると、さらに撥水効果がアップしますよ。

繊維を立たせるため、洗濯機のヒートポンプ乾燥機能を使うのもOK。

アイロンNGの素材もあるので、念の為タグの表示を確認しましょう。

それでも撥水効果が戻らないときは、防水スプレーを使うことをおすすめします。(後述)

ハンガーにかけて保管!オフシーズンもたたんで保管はNG

乾燥した後はハンガーに掛けて保管します。(生地がよれて撥水機能が低下するので、たたんでの保管はNG)

特にゴアテックスなど品質の高いウェアを購入された方は、ハンガーにもこだわりましょう。せっかく丁寧に洗っても、脆弱なハンガーだとシワの原因になりますからね。

個人的におすすめなのがウェットスーツ用のハンガー。

色々なハンガー試しましたが、

  • 肩部分が広い
  • 穴が空いているので乾きやすい
  • 軽量で使いやすい

安いものだと1,500円くらいから購入できるので、ぜひ試してみてください。

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ゴアテックスウェアも基本は洗濯機OK

ゴアテックスウェアも基本は洗濯機OKです。洗い方も一緒。

ゴアテックスに関しては、youtubeとかブログでいろんなやり方がレクチャーされてますが、中には間違った情報もあるので安易に信じないほうがいいです。

間違った洗い方をすると、撥水機能が低下するだけなので…

ゴアテックス社が洗い方の記事を出しているので、迷ったらその内容だけを信じましょう。

当ブログもゴアテックス社の洗い方記事に元に、内容を精査しているのでご安心ください。

スキー、スノボウェア洗濯洗剤おすすめは?→エマールなど家にある洗剤でOK

私自身ニクワックス、グランジャーズ、モンベル等…様々なウェア用洗濯洗剤を試してきましたが、正直市販品との違いは感じませんでした。

そもそもウェア専用洗剤といっても、特殊な原料を使用しているわけではないですからね。

ゴアテックス社も「専用の洗剤を使うべき」なんて言ってません。

  • 液体洗剤である
  • 柔軟成分、漂白成分、蛍光成分が入ってない
  • 中性か弱アルカリ性がおすすめ

上記の条件を満たしていれば、市販品で十分です。

エマール、ナノックス、アタックゼロなど、基本的に家にある洗剤でOK!※念のため成分表示は確認してください。

ウェアの撥水機能が十分であれば防水スプレーは必要なし

大前提として、防水スプレーはウェアの撥水機能を補うもの。ウェアだけで防水できていれば、わざわざ散布する必要はありません。

  • あきらかにウェアの防水性が落ちてきた
  • 春のベチャ雪で土や油汚れがつきそう

そんなときは、防水スプレーを散布してください。

防水スプレーはフッ素タイプを使用。シーズン中は2週間を目安にスプレーすると効果が持続しますよ。

防水スプレーの効果的な使い方については、以下の記事を参照ください。

スキー・スノボウェアには防水スプレーしたほうがいい?効果的に散布する方法は?

大手5社のスキー・スノボウェアのクリーニング料金比較

上下セット1枚あたり撥水処理店舗数
ポニークリーニング2,640円〜1,320円550円800店舗
ホワイト急便(宅配)7,980円〜1,596円別コース宅配のみ
ホワイト急便(店舗)3,300円〜1,650円無料4,500店舗
リネット4,070円〜2,035円660円宅配のみ
白洋舎4,950円〜2,475円50%増し500店舗
リナビス7,980円〜2,660円2,200円宅配のみ
※すべて税込み価格。執筆時点の情報です。

「洗濯機は面倒だからクリーニングに出したい」

そんな方のためにクリーニング大手5社の料金を安い順に並べてみました。単純に1枚あたりの単価を基準にするとポニーが一番安いです。

ただし、

  • 宅配サービスは2枚以上などの最低枚数縛りがある
  • そもそも付近に店舗がないなら宅配のほうが楽
  • クリーニングのクオリティーは各社違うので、値段だけでは比較できない
  • ウェアの仕様によっては別途費用が上乗せされる場合がある
  • クリーニングする枚数によっては順位が逆転する

表まで作っておいてなんですが、単純に値段だけで比較するのは難しいです(笑)

詳しくは各お店のリンクをクリックしてみてください。

ウェアを手洗いする4つの手順→基本は洗濯機と一緒

手洗いの手順は以下のとおりです。

  1. 手洗い可能かタグを確認
  2. バスケットにぬるま湯をためて、少量の洗剤でもみ洗い
  3. 脱水後は陰干し
  4. 乾燥した後は撥水スプレーを全体に散布してハンガーに掛けて保管

手洗いの場合も、基本的な手順は洗濯機と一緒。

まずは手洗い可能かタグを確認しましょう。バスケットにぬるま湯(40℃以下)をためて、ウェアを浸してもみ洗い。

やはり洗剤(粉末NG)は少なめで、もみ洗いと言っても軽く押す感じです。

すすぎは最低2回おこなってください。

まとめ

スノボウェアは洗濯することで撥水機能が復活します。とはいえ、スキー場に行く毎に洗うのは手間ですよね。

  • 撥水機能が目に見えて低下してきた
  • 汚れが目立ってきた
  • シーズンが終わった

上記を基準に、ウェアを洗濯してください。きっと来シーズン以降もきれいに着れますよ!

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ABOUTこの記事をかいた人

スノーボード歴22年の自称育メンボーダー。北海道出身の父の影響で小学生からスキーをはじめ、18歳でスノーボードに出会う。学生時代に留年してまで山にこもり大会などにも出場するが、就職を機に趣味となる。現在は娘も幼いためあまり滑りにはいけないが、いつか子どもとスノーボードに行くのが楽しみ。