こんにちは、20年以上スノーボードやっている元イントラの、らくスノです。
スキー・スノボウェアを買ったのはいいけど、「洗い方は?」「毎回洗わなきゃいけないの?」なんて疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
そもそもスキー・スノボウェアは洗うことで撥水機能が復活します。
でも、ウェアの生地はデリケートなので、間違った洗い方をしてしまうと撥水機能が落ちてしまうことも。
今回はウェアの正しい洗い方や洗濯頻度についてお話したいと思います。
この記事を最後まで読めば、お気に入りウェアの生地を傷めず、長く着続けることができるようになります!
目次
洗濯することでウェアの撥水機能が復活する
出典:ゴアテックスホームページより
そもそもスキー、スノボウェアは生地の繊維が立ち、キレイに並ぶことによって撥水をしています。
逆に生地が傷んだり汚れてしまうと、繊維がよれて撥水機能が低下してしまうのです。
だから、ウェアは定期的に洗濯する必要があるんですね。
白洋舎へクリーニングに出すと上下セット4,150円
スキー・スノボウェアを一番手軽に洗う方法はクリーニングですよね。
たとえば白洋舎の場合、上下セットで4,150円(税抜)します。※2022年11月時点
たしかに生地を傷めず撥水機能を復活させるならクリーニングに出すのが確実ですが、4,150円は少し考えてしまう金額ですよね…
それにゴアテックスは自宅洗いを推奨しています。
少しでも節約したい方やゴアテックスユーザーは、これから解説する洗濯方法を試してみてください。
洗濯機でウェアを洗う5つの手順
洗濯機で洗う場合の手順は以下のとおりです。
■洗濯機で洗う場合
- 洗濯機洗い可能かタグを確認
- ファスナーやボタンを閉じて洗濯ネットに入れる
- 溶けやすい液体洗剤を使用する(粉末NG)
- 脱水せずに陰干し
- 乾燥した後は撥水スプレーを全体に散布してハンガーに掛けて保管
次項から詳しくお話ししていきます。
洗濯機洗い可能かタグを確認
まずは洗濯機洗い可能かタグを確認してください。
洗濯機不可の表記がある場合は、手洗いまたはクリーニングに出すしか選択肢はありません。
ファスナーやボタンを閉じて洗濯ネットに入れる
洗濯機で洗う場合は、ファスナーやボタンを閉じて洗濯ネットに入れます。
ファスナーやボタンを閉じないまま洗濯してしまうと、生地を痛めたり破ける可能性もあるので注意してください。
溶けやすい液体洗剤を使用する(粉末NG)
溶けやすい液体洗剤を使用し、量も少なめ。
なぜなら洗剤が残っていると生地が痛む原因になるからです。
汚れが気になる箇所は、洗濯前に部分手洗いを推奨します。
また柔軟剤、漂白剤、蛍光剤も使用しないでください。
※撥水生地はデリケートなので、洗濯機は”手洗いコース”など弱い水流にセットしましょう。
脱水せずに陰干し
脱水は生地を痛めるので、基本的に使用しないほうがいいです。
洗濯が終わったら、そのまま陰干し。
直射日光に当てると生地が痛むので、必ず風通しの良い日陰で乾燥してください。
私はお風呂で浴室乾燥してますね。
乾燥した後は撥水スプレーを全体に散布してハンガーに掛けて保管
乾燥した後は撥水スプレーを全体に散布してハンガーに掛けて保管します。
さらに仕上げであて布をしながら軽くアイロンをかけると、さらに撥水効果がアップしますよ。
ちなみに生地がよれて撥水機能が低下するので、たたんでの保管はNG!
→スキー・スノボウェアには防水スプレーしたほうがいい?効果的に散布する方法は?
ウェアを手洗いする4つの手順
手洗いの手順は以下のとおりです。
- 手洗い可能かタグを確認
- バスケットにぬるま湯をためて、少量の洗剤でもみ洗い
- 脱水後は陰干し
- 乾燥した後は撥水スプレーを全体に散布してハンガーに掛けて保管
手洗いの場合も、基本的な手順は一緒。
まずは手洗い可能かタグを確認しましょう。
バスケットにぬるま湯(40℃以下)をためて、ウェアを浸してもみ洗い。
やはり洗剤(粉末NG)は少なめで、もみ洗いと言っても軽く押す感じです。
すすぎは最低2回おこなってください。
スキー、スノボウェア洗濯洗剤おすすめは?→市販品で十分
私自身ニクワックス、グランジャーズ等…様々なウェア用洗濯洗剤を試してきましたが、正直市販品との違いは感じませんでした。
- 液体洗剤である
- 柔軟成分、漂白成分、蛍光成分が入ってない
- 中性か弱アルカリ性がおすすめ
上記の条件を満たしていれば、市販品で十分です。
エマール、ナノックス、アタックゼロなど、基本的に家にある洗剤でOK!※念のため成分表示は確認してください。
むしろ、洗濯後に塗布する撥水スプレーのほうが重要です。
防水スプレーの効果は2週間、使用する20〜30分前には済ませておく
防水スプレーはフッ素タイプを使用。
最低滑走する20〜30分にはスプレーを済ませておいてください。
また、シーズン中は2週間を目安にスプレーすると効果が持続しますよ。
防水スプレーについては長くなるので別記事にしました、合わせて参照ください。
→スキー・スノボウェアには防水スプレーしたほうがいい?効果的に散布する方法は?
スキー、スノボウェアを洗う頻度→シーズン終わりの1回でもOK!
スキー、スノボ ウェアってどのくらいの頻度で洗ってますか?
※洗うというのは洗濯機、手洗い、クリーニング全て含みます。
今ウェアに関する記事を執筆中なんですが、皆さんの意見をお伺いできればと思います🎶
ご協力お願いします😌
— らくスノ公式@夏眠中 (@rakusnowkousiki) September 19, 2020
結論からいうと、ゲレンデへ行く毎に洗う必要はありません。
実際アンケートを取った結果も、シーズン終わりに一回洗うだけという方が大半でした。
私のフォロワーさんはガチ勢が多いので、ベテランスノーボーダーも毎回洗っていないことがよくわかりますね。
確かに専門書を見ると「ウェアはゲレンデに行く毎に洗う、洗わないと撥水機能が落ちる。」なんてことが書いてあります。
でも、ぶっちゃけ毎回洗うの面倒ですよね(笑)
個人的には、
- 撥水機能が目に見えて低下してきた
- 汚れが目立ってきた
- シーズンが終わった
上記の基準で洗えば十分だと思います。
おすすめのスノボウェアブランド16選
下の記事では、ハイエンドから激安ブランドまで、おすすめのウェアブランドを特集しました。
知り合いのイントラやショップ店長の意見も取り入れているので、リアルな人気ブランドを知ることができます。
まだ具体的なブランド・モデルが決まってない方はチェックしてみてください。
→ベテランスノーボーダーの筆者がおすすめ!おしゃれなスノボウェアブランド16選
まとめ
スノボウェアは洗濯することで撥水機能が復活します。
だから当記事を参考にして、定期的に洗うことを推奨します。
とはいえ、スキー場に行く毎に洗うのは手間ですよね。
- 撥水機能が目に見えて低下してきた
- 汚れが目立ってきた
- シーズンが終わった
上記を基準に、ウェアを洗濯してください。
きっと来シーズン以降もきれいに着れますよ!
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