スキースノボウェアの洗濯頻度→215人に聞いたらシーズン終りだけ洗う人が50%でした

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こんにちは、20年以上スノーボードやっている元イントラの、らくスノです。

結論からいうと、スキー・スノボウェアを洗う頻度は自分しだいです。

そもそもスキー・スノボウェアは洗濯することで撥水機能が復活するので、定期的に洗ったほうがいいのはたしかです。

でも毎回洗うの面倒じゃないですか(笑)

実際アンケートを取った結果、洗わない人が22%。シーズン終わりに一回洗うだけという方が50%でした。

だからご自身で衛生面や防水性が許容範囲というなら、洗わなくてもいいです。

今回は洗濯の頻度やウェアの正しい洗い方ついてお話したいと思います。

スキー、スノボウェアを洗う頻度は自分しだい

出典:ゴアテックスホームページより

冒頭でお話した通り、スキー・スノボウェアは面倒なら洗わなくてもOKです。

私のフォロワーさんはガチ勢が多いので、ベテランスノーボーダーも毎回洗っていないことがよくわかりますね。

そもそもスキー、スノボウェアは洗濯することで生地の繊維が立ち、キレイに並ぶことによって撥水をしています。

逆に生地が傷んだり汚れてしまうと、繊維がよれて撥水機能が低下してしまうのです。

でも、ぶっちゃけ毎回洗うの面倒じゃないですか(笑)

個人的には、

  • 撥水機能が目に見えて低下してきた
  • 汚れが目立ってきた
  • シーズンが終わった

上記の基準で洗えば十分だと思います。

洗濯機でウェアを洗う5つの手順

洗濯機で洗う場合の手順は以下のとおりです。

  1. 洗濯機洗い可能かタグを確認
  2. ファスナーやボタンを閉じて洗濯ネットに入れる
  3. 溶けやすい液体洗剤を使用する(粉末NG)
  4. 脱水せずに陰干し
  5. 乾燥した後はハンガーに掛けて保管

次項から詳しくお話ししていきます。

洗濯機洗い可能かタグを確認

まずは洗濯機洗い可能かタグを確認してください。

洗濯機不可の表記がある場合は、手洗いまたはクリーニングに出すしか選択肢はありません。

ファスナーやボタンを閉じて洗濯ネットに入れる

洗濯機で洗う場合は、ファスナーやボタンを閉じて洗濯ネットに入れます。

ファスナーやボタンを閉じないまま洗濯してしまうと、生地を痛めたり破ける可能性もあるので注意してください。

溶けやすい液体洗剤を使用する(粉末NG)

溶けやすい液体洗剤を使用し、量も少なめ。

なぜなら洗剤が残っていると生地が痛む原因になるからです。

汚れが気になる箇所は、洗濯前に部分手洗いを推奨します。

また柔軟剤、漂白剤、蛍光剤も使用しないでください。

撥水生地はデリケートなので、洗濯機は”手洗いコース”など弱い水流にセットしましょう。

脱水せずに陰干し

脱水は生地を痛めるので使用しないほうがいいです。

洗濯が終わったら、そのまま陰干し。

直射日光に当てると生地が痛むので、必ず風通しの良い日陰で乾燥してください。

私はお風呂で浴室乾燥してますね。

乾燥した後はハンガーに掛けて保管

乾燥した後はハンガーに掛けて保管します。

仕上げであて布をしながら軽くアイロンをかけると、さらに撥水効果がアップしますよ。

ポリウレタン素材は熱に弱いのでアイロンNGです。ご注意ください。

ちなみに生地がよれて撥水機能が低下するので、たたんでの保管はNG!

ハンガーはウェットスーツ用がおすすめ

特にゴアテックスなど品質の高いウェアを購入された方は、ハンガーにもこだわりましょう。

前述のとおり、生地がよれてしまうと防水性も半減してしまいます。

せっかく丁寧に洗っても、脆弱なハンガーだとシワの原因になりますからね。

個人的におすすめなのがウェットスーツ用のハンガー。

色々なハンガー試しましたが、

  • 肩部分が広い
  • 穴が空いているので乾きやすい
  • 軽量で使いやすい

安いものだと1,500円くらいから購入できるので、ぜひ試してみてください。

コインランドリーでの洗い方(乾燥機は使わない)

コインランドリーでの洗い方も基本は一緒です。

ただし、生地が痛むので乾燥機は使わないでください。

洗濯機にだけかけて、ランドリーバッグで持ち帰る。

あとは風通しの良い日陰で乾燥しましょう。

ウェアを手洗いする4つの手順

手洗いの手順は以下のとおりです。

  1. 手洗い可能かタグを確認
  2. バスケットにぬるま湯をためて、少量の洗剤でもみ洗い
  3. 脱水後は陰干し
  4. 乾燥した後は撥水スプレーを全体に散布してハンガーに掛けて保管

手洗いの場合も、基本的な手順は一緒。

まずは手洗い可能かタグを確認しましょう。

バスケットにぬるま湯(40℃以下)をためて、ウェアを浸してもみ洗い。

やはり洗剤(粉末NG)は少なめで、もみ洗いと言っても軽く押す感じです。

すすぎは最低2回おこなってください。

スキー、スノボウェア洗濯洗剤おすすめは?→市販品で十分

私自身ニクワックス、グランジャーズ等…様々なウェア用洗濯洗剤を試してきましたが、正直市販品との違いは感じませんでした。

  • 液体洗剤である
  • 柔軟成分、漂白成分、蛍光成分が入ってない
  • 中性か弱アルカリ性がおすすめ

上記の条件を満たしていれば、市販品で十分です。

エマール、ナノックス、アタックゼロなど、基本的に家にある洗剤でOK!※念のため成分表示は確認してください。

防水スプレーの効果は2週間、使用する20〜30分前には済ませておく

大前提として、防水スプレーはウェアの機能を補うもの。

ウェアだけで防水できていれば、わざわざ散布する必要はありません。

  • あきらかにウェアの防水性が落ちてきた
  • 春のベチャ雪で土や油汚れがつきそう

そんなときは、防水スプレーを散布してください。

防水スプレーの散布方法

防水スプレーはフッ素タイプを使用。

遅くても滑走する20〜30分前には防水スプレーを済ませておいてください。

また、シーズン中は2週間を目安にスプレーすると効果が持続しますよ。

防水スプレーについては長くなるので別記事にしました、合わせて参照ください。

スキー・スノボウェアには防水スプレーしたほうがいい?効果的に散布する方法は?

白洋舎へクリーニングに出すと上下セット4,150円

スキー・スノボウェアを一番手軽に洗う方法はクリーニングですよね。

たとえば白洋舎の場合、上下セットで4,500円(税抜)します。※2023年11月時点

たしかに生地を傷めず撥水機能を復活させるならクリーニングに出すのが確実ですが、4,500円は少し考えてしまう金額ですよね…

それにゴアテックスは自宅洗いを推奨していますし、基本的には自宅洗いをおすすめします。

まとめ

スノボウェアは洗濯することで撥水機能が復活します。

だから当記事を参考にして、定期的に洗うことを推奨します。

とはいえ、スキー場に行く毎に洗うのは手間ですよね。

  • 撥水機能が目に見えて低下してきた
  • 汚れが目立ってきた
  • シーズンが終わった

上記を基準に、ウェアを洗濯してください。

きっと来シーズン以降もきれいに着れますよ!

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ABOUTこの記事をかいた人

スノーボード歴22年の自称育メンボーダー。北海道出身の父の影響で小学生からスキーをはじめ、18歳でスノーボードに出会う。学生時代に留年してまで山にこもり大会などにも出場するが、就職を機に趣味となる。現在は娘も幼いためあまり滑りにはいけないが、いつか子どもとスノーボードに行くのが楽しみ。