生理でもスキー・スノボ楽しめる?ゲレンデでの注意点や対策を教えます

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まさにシーズン真っ盛りのこの時期、スキー・スノボ好きにとっては心躍る季節ですよね。

しかし、女性にとっての心配事と言えば生理。

せっかくのスキー・スノボなのに、生理と重なってしまったらブルーな気持ちになります。

「転んだときにナプキンがずれない?」「生理痛が悪化したらどうしよう…」と不安もたくさんありますよね。

しっかり対策しておくことで、生理でもスキーやスノボを楽しめるんです。

今回は、生理でもスキー・スノボを楽しむための対処法をご紹介します。

生理でもスキー・スノボはできる!

「生理になっちゃったから、スキー・スノボには行かない方が良いのかな…」なんて悩んでいる方。

生理でも、スキー・スノボは十分できます。

シーズン中に毎週末のようにスノボに出かけていると、1~2回くらいは生理がかぶってしまいます。

私も幾度となく生理中にスノボをしてきましたが、しっかり対策しておけばあまり気にすることなく楽しめます。

日帰りなら、ナプキンも1日2回程度変えれば大丈夫です。

夢中になって滑っているうちに、生理の憂鬱も吹き飛びますよ!

ゲレンデでできる生理対策

そうはいっても、ナプキンのズレや生理痛など不安は尽きませんよね。

ここではゲレンデでできる生理対策をご紹介します。

ナプキン

ウェアを着て、動きづらいスキー靴やブーツを履いていると、トイレに頻繁に行くのは億劫ですよね。

行きたいときに近くにトイレがあるとも限らないので、行けるタイミングも限られます。

ゲレンデでは、いつもより大きめのナプキンを使用しましょう。

滑り始める前に新品に交換しておくと安心です。

転んだり激しい動きをしたりしてもズレないように、ナプキンは羽根つきを選ぶのがおすすめ。

ポケットに予備のナプキンを2個程度忍ばせておきましょう。

タンポン

「とにかく動きやすくしたい!」という人は、タンポンがおすすめです。

ナプキンのゴワゴワ感が無いので、生理であることを忘れてしまうくらい快適に滑れます。

量が少ない日ならタンポンだけで十分です。

8時間ほど交換しなくても大丈夫なので、滑り始める直前に入れておけばスノボ中に何度もトイレに行く必要もありません。

量が多いなら、タンポンとナプキンを両方使っておくと安心です。

おすすめは、「タンポン+軽い日用の薄いナプキン」の組み合わせ。

ナプキンが薄いので動きやすく、かつ漏れる心配もないので、生理を気にせず滑れます。

ピル

低用量ピルを使えば、スキー・スノボと日程がかぶらないように生理をずらすことができます。

毎週末スノボに出かける人だったらずらしてもどこかでかぶってしまいますが、大がかりな旅行であればピルを使うのがおすすめ。

生理をずらすためのピルは「中用量ピル」で、産婦人科で医師に相談すると処方されます。

通販で販売している海外製の低用量ピルとは種類が違うので注意しましょう。

ピルを処方してもらうのは、ずらしたい生理の1つ前の生理が始まったタイミングがベストです。

早めることも遅くすることも可能ですが、早めた方が確実にスノボとかぶるのを避けられます。

事前に計画を立てて、生理をずらしましょう。

多い日・少ない日の対策

多い日と少ない日によって、生理の対策は異なりますよね。

それぞれの対策をご紹介します。

多い日の対策(ナプキン+タンポン)

多い日は、ナプキンだけでなくタンポンも使っておくと安心です。

更に生理用ショーツを履けば、ナプキンのズレを防いでくれます。

万が一ショーツに漏れてしまっても、クロッチ部分に施された防水布によってショーツの外には漏れにくくなります。

少ない日の対策(薄いナプキン、軽い日用タンポン)

少ない日は、薄いナプキンや軽い日用のタンポンだけで十分です。

軽い日用の薄くてコンパクトなナプキンなら、着けていても違和感があまりないので快適です。

量が少ない分、ナプキン交換の頻度も多い日より少なく済みます。

泊まりで行く場合の準備

泊まりでスキー・スノボ旅行に行く場合は、どのような準備をしていけば良いか悩みますよね。

そんなときは以下の持ち物を準備しておきましょう。

  • 多めのナプキン、タンポン(6個くらい)
  • 生理用ショーツ
  • ショーツの替え
  • 生理痛の薬
  • ホッカイロ

ナプキンやタンポンは、滑っているうちによれてダメになってしまうこともあるので、多めに準備しておくのがポイント。

万が一漏れてしまった時に備えて、ショーツの替えもあると安心です。

寒い場所では生理痛が悪化しやすいので、痛みを抑えてしっかり体を温められるように薬とホッカイロも持っていきましょう。

その他の注意点

その他、スキー場ならではの注意点もあります。

  • お腹・腰を冷やさない
  • 休憩はこまめに取る
  • 頭痛・生理痛に注意

無理をせず、体調に気をつけながらスキー・スノボを楽しみましょう。

お腹・腰を冷やさない

スキー場は気温が低く、身体が冷えてしまいがち。

お腹・腰を冷やすと生理痛が悪化してしまうので、毛糸のパンツやヒートテックを着たり、カイロを貼ったりして対策しましょう。

ウェアが濡れると一気に身体が冷えるので、防水スプレーをして浸水を防ぐのがおすすめです。

休憩はこまめに取る

生理中の女性の身体は万全な状態ではないので、無理は禁物です。

だるくて思うように動けなかったり、貧血になったりすることも。

ベストコンディションではないということを忘れず、休憩はこまめに取って体調管理しましょう。

頭痛・生理痛に注意

普段から生理痛が重いなら、スキー場ではもっと悪化してしまう可能性があります。

鎮痛剤は忘れずに持っていきましょう。

軽めの痛みであれば、普段から使っていて効果のある鎮痛剤が一番。

水なしで飲めるタイプだと、痛みを感じたときにすぐに飲めるので便利です。

しかし酷い頭痛や生理痛になると、市販の鎮痛剤では効果が得られないことも。

事前に産婦人科で相談して、鎮痛剤を処方してもらうと安心です。

温泉には入れる?

生理中だと入っていいのかちゅうちょしてしまう温泉。

入らないに越したことはありませんが、スキー・スノボで身体が冷え切ったときは、温泉で温まりたいですよね。

入っていいか悩んだときは、経血の量で判断してください。

量が少ない日なら、温泉に入る直前に新しいタンポンを入れておけば大丈夫です。

生理中はのぼせやすいので、長時間の入浴は控えましょう。

量が多い日は、万が一漏れてしまうと周りのお客さんに迷惑をかけてしまうので控えた方が無難です。

どうしてもサッパリしたいときは、新しいタンポンを入れてシャワーだけで済ませましょう。

まとめ

今回は、スキー・スノボに生理がかぶったときの対処法についてご紹介しました。

せっかく滑るなら、生理を気にせず気持ちよく滑りたいですよね!

動きやすくしたいならタンポン、漏れを確実に防ぎたいならナプキンとタンポンを併用するなど、経血の量やシーンに合わせて対策しましょう。

今回の記事を参考に自分に合った方法を見つけて、快適にスキー・スノボを楽しんでください。

ライタープロフィール

ライター名:サカ田シオリ

おやつ屋さんライター。焼き菓子やアイシングクッキーを作ったり、文章を書いたりします。旅と食べることがとにかく好きな、食欲おばけ。下手っぴながらスノボが大好きで、毎週のように滑ってます。

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ABOUTこの記事をかいた人

スノーボード歴22年の自称育メンボーダー。北海道出身の父の影響で小学生からスキーをはじめ、18歳でスノーボードに出会う。学生時代に留年してまで山にこもり大会などにも出場するが、就職を機に趣味となる。現在は娘も幼いためあまり滑りにはいけないが、いつか子どもとスノーボードに行くのが楽しみ。