スキー場までの雪道にチェーンは必要?スタッドレスタイヤで行けますか?【スキー・スノボ】

こんにちは、スノーボードを20年以上続けている、らくスノです。

「スキー場へ行くのに、チェーンは積んでおいたほうがいい?」

自家用車・レンタカー問わず、あまりスキー場へ行ったことのない方なら、スタッドレスだけで本当にたどり着けるのか心配ですよね。

それこそ山道で立ち往生したり、スリップ事故でも起こしたら大変!

でも、私は数百回車でゲレンデに行ってますが、チェーンはほとんど使った事がありません。

特に最近のスタッドレスタイヤはとても進化していますので、しっかり除雪されている道なら制動性に問題はないでしょう。

しかし、ほとんど使用する機会がなくても、万が一のため積んでおいた方が良いと思います。

山の天気は気まぐれ、突然天候が激変して吹雪くこともありますからね…

今回は必要がなくてもチェーンを積んでおくべき理由についてお話したいと思います。

この記事を最後まで読めば、安心してスキー場まで運転できるようになります。

スタッドレスタイヤとチェーンの違いとは

チェーン スタッドレス
メリット
  • 価格が安い
  • 大雪に強い
  • 高速でも安定
  • 乗り心地が良い
  • 寿命が長い
  • 脱着の必要がない
デメリット
  • 脱着の手間
  • 寿命が短い
  • 乗り心地が悪い
  • 高価
  • 大雪に弱い

チェーンとは雪道を走行する時、タイヤに装着する滑り止めです。

スタッドレスタイヤよりさらにグリップが強いため、豪雪やアイスバーンに威力を発揮します。

しかし、前述のように現在はスタッドレスタイヤが発達しているうえスキー場への道はしっかり除雪されているため、バスやトラックでもなければほとんど使用する機会はありません。

では、なぜほとんど使用しないのに、チェーンを携行する必要があるのでしょうか?

ほとんど使用しないのにチェーンが必要な4つの理由

ほとんど使用しないのに、チェーンが必要な理由は4つあります。

  • チェーン規制がある
  • 運転に不慣れだと立ち往生してしまう
  • どんなコンディションか誰も予想できない
  • 渋滞の原因になる

順番に説明させていただきます。

チェーン規制がある

雪道のコンディションによっては、突如チェーン規制される場合があります。

本当にその路面状況で必要なのかは別問題として、チェーンが通行手形になるケースもあるので携行することをおすすめします。

※2018年より「タイヤチェーンを取り付けていない車両の通行止め」という標識が導入されました。

この標識がある区間では、スタッドレスタイヤでもチェーンを装着しないと通行できません。

運転に不慣れだと立ち往生してしまう

雪道の運転に不慣れだと立ち往生してしまう場合があります。

ドライな路面よりも繊細なアクセルワーク・ブレーキング技術が要求されるため、雪道での運転に自信が無いなら持参した方がいいですね。

どんなコンディションか誰も予想できない

私は数百回車でスノーボードへ行って、一度だけ立ち往生したことがあります。

忘れもしません、菅平高原スキー場へ向かう途中の山道で、アイスバーンに乗り上げたタイヤは空回り、どうにも進まなくなってしまったのです。

確かに、一般的には雪道に弱いと言われるFF車でしたが、スタッドレスも新しく通行に関する規制もありませんでした。

結局、山道を登ることを諦め、人力で車を押してどうにかアイスバーンを脱出。

ふもとのガソリンスタンドでチェーンを購入して事なきを得ました。

このように、しっかり除雪されていても、人知が及ばないところでハプニングは発生します。

やはり、もしもの場合に備えてチェーンは携行したほうが良いでしょう。

渋滞の原因になる

百歩譲って、ご自身の責任でスタックするのは仕方がないとしましょう。

しかし、引き起こされる渋滞によってたくさんの人に迷惑がかかる場合があります。

実際、毎年のようにスタックによる渋滞が発生していますよね。

もちろん自然災害によるスタックは仕方のない部分もありますが、少なくても備えは万全にしておくべきでしょう。

タイヤチェーンは5種類ある

タイヤチェーンは主に5種類ありますが、乗用車に限って言えば非金属製が主流です。

■非金属製

現在、乗用車で主流となっているのが樹脂など非金属製のチェーン。

丈夫で軽量、脱着も容易なので、初めて購入するなら樹脂タイプのチェーンをおすすめします。

ただし、金属製よりも高価なうえに氷上・雪上性能は劣ります。

■金属製

重量があり脱着にも時間がかかりますが、安価でグリップも抜群。

しかし、耐久性は非金属製よりも劣ります。

※金属製の中でも亀甲型とはしご型が存在ます。亀甲型のほうがグリップ力が高いです。

■布(スノーソックス)

タイヤに被せるだけなので装着も簡単。

乗り心地も良いですが、チェーン規制区間では通行できません。

高速走行に不向きで耐久性も無いので、メインのチェーンとするには心元ないですね。

■結束バンド

結束バンドは、タイヤに巻くだけの簡易版チェーン。

高速道路はもちろん40km以上の走行には耐えきれませんが、雪が降らない地域での備えとしては便利です。

■スプレー

当然、メインのチェーンには成りえませんが、雪が降らない地域での非常時の備えとして携行される方が多いです。

チェーン無しでスキー場へ行くベストな方法

散々不安をあおりましたが、普通に運転できるテクニックがあれば雪道で戸惑うことはありません。

ただし、スタッドレスのみでスキー場へ向かうなら、以下のことを意識してください。

  • 4WD車を選ぶ
  • 天気予報やツイッターでスキー場までの降雪・路面状況をチェック
  • 山奥ではなくふもとのスキー場をチョイスする
  • レンタカーならチェーンを借りる
  • 運転に自信が無ければ車で行かない

順番に説明していきます。

4WD車を選ぶ

ツイッターでアンケートを取ったところ、4割の方がチェーン携行なしの4WD車でした。

もちろん2駆でも4駆でもチェーンは携行したほうがいいですが、最低限4WD+スタッドレスだと安心ですね。

天気予報やツイッターでスキー場までの降雪・路面状況をチェック

あらかじめ天気予報やスキー場の公式ツイートなどで降雪・路面状況を確認しましょう。

特にツイッターはスタックによる渋滞・駐車場の空き状況など、路面状況以外の情報もタイムリーに知ることができるので便利です。

山奥ではなくふもとのスキー場をチョイスする

「高速道路を降りてわずか○○分!」なんてスキー場ありますよね。

チェーンを携行しないなら、山のふもとにあるアクセスの良いゲレンデを選ぶのもひとつの方法です。

ゲレンデデビューするならどこが良い?初心者・初級者におすすめのスキー場をご紹介します!

レンタカーならチェーンを借りる

レンタカーであればオプションでチェーンを借りることもできます。

シングルタイヤで2千円が相場ですが、貸出できない場合もあるので必ずレンタカー店に確認してくださいね。

運転に自信が無ければ車で行かない

それを言ったらおしまいですが(笑)

運転に自信がないならバスや電車のほうが安心・安全ですので、合わせて検討してみてはいかがでしょうか。

スノーボードはどうやって行く?バス、車、新幹線のメリット・デメリットを比較してみた

冬のスキー場にノーマルタイヤは絶対にNG

時々SNSで「ノーマルタイヤでスキー場へ行けますか?」なんて質問を見かけますが絶対にNG。

たしかにふもとのスキー場などは、駐車場まで積雪が無いこともあります。

しかし、一見雪が無さそうでも路面が凍結している場合もあるのです。

また、行きはともかく帰路で急に雪が降り出すことも…

山の天候は変わりやすいので、いつ天候が激変するか分かりません。

冬のスキー場へ行くなら、最低限スタッドレスタイヤは装着すべきですね。

※ちなみに雪道・凍結路をノーマルタイヤで走行すると、法令違反になります。

ノーマルタイヤにチェーンを装着しても安全が担保されない

「ノーマルタイヤにチェーンをしたら行けるのではないか」と考える方も多いようですが、もちろんダメですよ(笑)

そもそも、ほとんどの国産メーカーが駆動輪のみの装着を推奨してます。(4WDでも2輪のみで良い)

4輪すべてに装着すると、安全性が担保されません。

仮に2輪のみ装着しても、ノーマルタイヤではあっという間にスリップして事故になりますからね。

チェーンはあくまでスタッドレスタイヤの予備として使用するものです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

スタッドレスタイヤが進化している現在、チェーンが必要になる機会は極端に減りました。

しかし、文中でもお話した通り、数百回に1回でも立ち往生する可能性があるので、安全のためにも携行することをおすすめします。

また、チェーン装着の有無に関わらず、雪道では車間距離を十分に取り急加速・急ブレーキを避けて安全運転を心がけましょう。

この記事が参考になれば幸いです。

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ABOUTこの記事をかいた人

スノーボード歴21年の自称育メンボーダー。北海道出身の父の影響で小学生からスキーをはじめ、18歳でスノーボードに出会う。学生時代に留年してまで山にこもり大会などにも出場するが、就職を機に趣味となる。現在は娘も幼いためあまり滑りにはいけないが、いつか子どもとスノーボードに行くのが楽しみ。