スキー場行き帰りの服装は?→過度に着込むより防風対策が重要!

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こんにちは、スノーボード20年以上滑っている元インストラクターの、らくスノです。

  • スキー場ってどのくらい寒いの?
  • どのくらい着込めばいいの?
  • スニーカーでも大丈夫?

初めて行くスキー、スノボ旅行。

雪の降らない地域に住んでいる方は、右も左も分からない事だらけですよね。

それこそスキー場で凍えたり、転んで怪我をしては、旅行を楽しむどころではありません…

実はスキー場とはいえ過度に着込む必要はないんです。むしろマフラーや手袋などで暴風対策をするほうが大事。

今回はスキー・スノボ行き帰りの服装についてお話したいと思います。

この記事を最後まで読めば、極寒のスキー場でも快適に過ごすことができますよ。

スキー場行き帰りの服装は?→暖房が効いてるから過度に着込む必要なし

スキー場の行き帰りの服装

結論からいえば、スキー場へ行くだけなら、過度に着込む必要はないです。

センターハウス、レストラン、宿…雪国の施設はしっかり暖房が効いてますからね。

ただし、少し工夫するだけで、より快適に過ごすことができますよ。

次項から詳しく説明していきます。

アウターだけダウンを着れば、インナーは薄着でOK

雪国の施設は暖房がしっかり効いています。屋内は思いのほか暑いので、過度な厚着をしてしまうと脱ぐのが面倒…

確かに北国の冬はとても寒い。でも、スキー場のセンターハウスや付近のホテルは、暖房施設がしっかりしています。

屋内は思いのほか暑いので、過度な厚着をしてしまうと脱ぐのが面倒…

だからスキー、スノボ旅行へ行く際は、アウターはフード付きのダウン、インナーはロンT・シャツなど薄着がおすすめです。

それでも不安な場合は、念のためセーターやフリースを持参するとよいでしょう。

寒さを感じる原因は風!ニット帽、マフラー、手袋で防風対策

スキー場で寒さを感じる原因は気温ではなく風。ニット帽、手袋、マフラーで風の入口を塞ぐと暖かく過ごすことができます。

「ダウンとロンT・シャツだけで寒くないの?」

そもそもスキー場で寒さを感じる主な要因は気温ではなく風。実際風速1m/sで体感温度が1℃下がると言われています。

だから着込むというより風の通り道さえ塞げば、まったく寒くありません。

ニット帽、マフラー、手袋などでしっかり防風対策をしましょう。

靴下は厚手のもの(ウールなど)

足先は冷えやすいので、しっかりと防寒しましょう。保温性のある厚手の靴下がおすすめです。

すそを閉じることのできるジャケット

風の通り道といえば、ジャケットのすそも注意です。特にミドル丈以上のアウターは風に煽られると身体が寒気にさらされます。

しっかりすそを閉じることのできるジャケットをチョイスしましょう。

傘代わりになるフード付きのアウターが便利

雪国では傘代わりになるフード付きのアウターがおすすめ。サラサラ雪なので、傘をささなくてもほとんど濡れません

アウターはフード付きがおすすめ。なぜならフードが傘替わりになるからです。

特に雪に慣れてない方は、歩行時に滑って転倒する恐れがあります。

傘と荷物で手がふさがっていると、受身を取ることができませんよね。

スキー場の雪はほとんど濡れない

「雪が溶けたらジャケットがびしょびしょになりませんか?」

傘もささずに歩いていると、濡れるんじゃないかって思いますよね。実はスキー場の雪は、ほとんど濡れることはありません。

そもそも平野部と山間部では雪の性質が異なるのです。

平野部の雪は気温が高いのでどうしても粘着質な雪になってしまいます。確かにこのタイプの雪は濡れます。

しかし、ゲレンデがあるような北国はサラサラ雪なので、ジャケットに張り付きにくいのです。

コットンより化学繊維がおすすめ

コットンは雪がまとわりつき乾きづらい…スキー旅行ではアクリルやポリエステル生地でできたアウターがおすすめ。

カシミアやコットンより、水分が付着しても乾きやすいアクリルやポリエステルなどの化学繊維がおすすめです。

北国の雪はサラサラなので、あまりコートに張り付くようなことはないですが、それでも多少濡れることを考慮すると化学繊維が無難でしょう。

厚手で溝がしっかりしているスニーカー・ブーツがおすすめ

踏み硬められた雪面はとても滑りやすいので、溝のないパンプスや高いヒールはNG。溝がしっかりしたシューズがおすすめ。

スキー場のセンターハウスと駐車場の往復だけならどんなスニーカー・ブーツでもOK!

もちろん本来は防水仕様のアウトドアシューズ・ブーツがベストですが、しっかり溝があるクツなら問題ないでしょう。

スキー場やホテル周辺の雪道はしっかり除雪されてますからね。

ただし、ヒールの高いロングブーツやソールに溝のないパンプスはおすすめしません。

いわずもがな凍結した路面で転倒する可能性があるからです。

厚手のスニーカーならなお良し

オールスターなどのキャンバスシューズは生地が薄いうえに水分を吸いやすい。雪国へ行くなら厚手のスニーカーがおすすめ。

スニーカーの定番といえばコンバースやバンズをはじめとしたキャンバ生地。

しかし、キャンバス地は水を吸いやすく、おまけにオールスターやオーセンティックは生地が薄いので靴下が濡れてしまうことも…

快適さ・暖かさを求めるなら、厚みのあるクツがおすすめ。

また旅行前に服やシューズに防水スプレーをしておくと、降雪時も安心ですね。

スノーブーツならスキー場でも快適

個人的におすすめなのがスノーブーツ。

雪国はもちろん、都会でもファッションアイテムとして重宝します。

ソールの溝もしっかりしており、なおかつ防水性、防寒性が高いのが特徴です。

最近はワークマンも激安のスノーブーツを発売してますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

冬の旅行にも最適!ワークマンの激安スノーブーツ9つのメリットとは

雪道は小幅で上から踏みつけるように歩く

雪道は踏みつけるように小幅で歩こう。乾燥したアスファルトの感覚で歩くと転倒する危険があるので注意!

雪道では、クツ以上に歩き方が重要です。

雪道の歩き方のコツは「足の裏全体で上から踏みつけるように、小幅で歩くこと」

  • 踏みつけるように歩く…スリップを防ぐ
  • 小幅で歩く…スリップしたとき体勢が立て直しやすい

逆に、アスファルトと同じ感覚で歩くと転倒する可能性が高いので注意してくださいね。

スキー・スノボウェアの下は何を着ればいいの?ヒートテックはだめ?

スノーウェアの下に着るインナーはドライレイヤー、ベースレイヤー、ミドルレイヤー

ところで「スキー・スノボする時の服装はどうすればいいの?」なんて迷う方も多いのではないでしょうか。

  • ウェアの下って何を着ればいいの?
  • パンツの下はタイツだけで寒くない?
  • インナーは家にあるヒートテックでいいの?

特に初めて行くスキー・スノーボードだったら、インナーの悩みは尽きませんよね。

それこそゲレンデで凍えてしまったら、スキー・スノボを楽しむどころではありません

以下の記事ではスノボウェアの中に着るものについて詳しく解説してます。気になる方は合わせて参照ください。

スキースノボウェアの下は何を着ればいいの?タイツだけで寒くない?

ゴーグルやグローブはレンタルできないショップも多いので注意

ヘルメットプロテクターゴーグル・グローブ
苗場スキー場1,000円
石打丸山スキー場1,000円
ニセコアンヌプリ2,200円各2,200円
蔵王温泉スキー場
野沢温泉スキー場
丸沼高原スキー場800円500円
※上記はスキー場付属のレンタルショップ。ーは貸出なし。

ウェアやスキー・スノボセットはレンタルでいいけど、グローブやゴーグル、ヘルメット、プロテクターまで借りようとしてませんか?

実は上記のような大規模スキー場でさえレンタルしてないショップが多いんですよ。感染症対策の影響でのきなみ貸出を辞めてしまったんですね。

まぁ仮にゴーグル・グローブの貸出をしていても、シーズン中まったく洗わないので、カビ臭いし不衛生なので借りないほうがいいです…

ワークマンなら防寒グローブ780円〜、ヘルメットは1900円で買える。ゴーグルはネットで3,000円くらいで買えます。

スキー場で買うと高くついちゃうので、あらかじめ購入しておくことをおすすめします。

レンタルの相場や節約方法については以下の記事にまとめてますので、合わせて参照ください。

レンタル料の平均は?→ウェアとスキー・スノボセットで8千円が相場

スキー場の持ち物→コピペで使えるチェックリスト作ったよ!

スキー・スノボの持ち物一覧

スキー・スノボって、たとえ日帰りでもたくさん荷物があるじゃないですか。

20年以上スノーボードやっている元イントラの筆者でさえ、たまにグローブを忘れたりしますからね。

それこそ現地で購入してたら、かえって高くついてしまいます。

そして筆者が得た結論は、忘れ物チェックリストを作ることだったんです。

以下の記事では、コピペで使える忘れ物チェックを紹介してます。

自由に使ってもらって構わないので、ご自身の持ち物チェックはもちろん、ぜひラインやSNSで友達とシェアしちゃってください!

スキースノボの持ち物→スマホにコピペできるチェックリスト作ったよ

まとめ

最後に今回の記事をまとめてみたいと思います。

スキー場へ行くだけなら、過度に着込む必要はありません。

もし不安であれば、防寒着・スノーシューズなど念のため準備しておくと安心ですね。

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ABOUTこの記事をかいた人

スノーボード歴22年の自称育メンボーダー。北海道出身の父の影響で小学生からスキーをはじめ、18歳でスノーボードに出会う。学生時代に留年してまで山にこもり大会などにも出場するが、就職を機に趣味となる。現在は娘も幼いためあまり滑りにはいけないが、いつか子どもとスノーボードに行くのが楽しみ。