こんにちは、らくスノです。
「友達にスノボ誘われたけど、ウェアの下って何を着ればいいの?」なんて方も多いのではないでしょうか。初めてのスノボだったら、ウェアはレンタルでいいとしても中に何を着れば良いのか分かりませんよね。
私はスノーボード歴18年、スキーを入れるとウィンタースポーツは30年以上やっています。それこそ何百回もスキー場に行ってると、当日の天気をみればウェアの下に何を着れば良いのか大体わかるようになるんですね~。
今回は、そんなウィンタースポーツの経験をもとにスノーボードウェアの重ね着についてお話したいと思います。
スキー場には何を持参すればいいの?
初めてスノーボードをされる方、とりあえずウェアはレンタルで良いとして、その他にどんな服を持参すれば良いのでしょうか?
■ベースレイヤー
下着、肌着、タイツなど
■ミドルレイヤー
ロンT、シャツ、トレーナー、パーカー、フリースなど
まずはベースレイヤー、要は下着ですね。わざわざ新しいものを買う必要もないですが、できれば綿ではなくポリエステルなど乾きやすい素材がおすすめです。
もちろん、CWXやスキンズなどのスポーツ下着をお持ちでしたらそれがベストですが、ユニクロのヒートテックなどでも問題ありません。
→ユニクロのヒートテックでスノーボードってぶっちゃけどうなんですか?
ミドルレイヤーは下着のうえに羽織るもの。こちらもわざわざ買う必要は無いので、ユニクロや家にあるもので代用してください。
できれば、ロンTよりシャツ、トレーナーよりジップのあるパーカーやフリースがおすすめですね。なぜかというと、暑い時に胸元を開けられるほうが体温調整しやすいからです。
持参するものに関してはお分かりいただけたと思いますが、実はスキー場へ行く時期によって着用方法を工夫する必要があります。
次項から、スキー場で実際に滑る時の着こなしについてお話したいと思います。




重ね着で体温調整
スノボ初心者のみなさん、「ゲレンデは寒そうだから、とりあえず厚着しよう!」なんて思っていませんか?
確かに寒いよりは暑いほうがいくらかマシですが、それではゲレンデで快適に過ごすことができません。いくらスキー場に行くとはいっても、時期により着るものも調整する必要があります。
まず大前提として、スノーボードでは重ね着(レイヤリング)で体温を調整します。
ですので、ダウンのウェアをレンタルすることはおすすめしません。ダウンだと暑い時に脱げなくなってしまうからです。シーズン中は、前述のミドルレイヤーで体温を調整するんですね。
例えば、下着の上からシャツを着て、その上からパーカーを羽織るような要領です。そして、暑い場合はパーカーやシャツを脱いで体温調整します。
早期オープン、春スノボ
ここからは、時期ごとの重ね着について解説したいと思います。まずは、10・11月の早期オープンや3月以降の春スノボの時期です。
正直、この時期は晴れてるとクソ暑いです(笑)ですので、ゲレンデに行くからなんて3枚も4枚も重ね着すると暑くて死にますw
グラトリやるとかコースの上から下までコケずに滑れるレベルなら、上はパーカーやシャツだけでも十分。タイツも不要です。
→10、11月に早期オープンするスキー場の人工雪を滑る際の注意点とは
最近は、撥水シャツや防水パーカーも販売しているので、水濡れも気になりませんね。




早期オープン、春スノボの荒天、または12月
12月になると、外気温も一気に下がってくるので、さすがにパーカーやシャツ1枚というわけにはいきません。また、早期オープンや春スノボでも荒天時はかなり寒いです。
さすがにウェアは必要になりますが、それでもトップシーズンのように3枚4枚重ね着する必要はありません。
アンダーウェアとシャツ、その上からウェア羽織れば十分快適に滑ることができます。
でも、念のためパーカーやフリースなど厚手のミドルレイヤーも持参してくださいね。




トップシーズン(1月、2月)
1年で一番寒い時期ですので、当然それなりの防寒をしていかないとあっという間に凍えてしまいます。
トップシーズンはアンダーウェアとシャツ、さらにその上からパーカーやフリースを羽織って最後にウェアを着ます。
「それだけで大丈夫なの?」なんて疑問を持つ方もいらっしゃると思いますが、逆にこれ以上着てしまうと暑いし動きづらいです。スノーボードはスポーツなので、過度に厚着をする必要はありません。
これだけ重ね着して芯から寒さを感じるようであれば、天候の回復を待つかいったん休憩したほうが良いかもしれませんね。




携帯カイロは必要?
「携帯カイロって必要ですか?」
これ、よく初心者の方に聞かれるんですが携帯カイロは必要ありません。前述のように、コンディションに合わせて重ね着できていれば快適に過ごすことができるからです。
そもそも、貼るカイロにしても持つカイロにしても、一部分しか暖まらないのでゲレンデではほとんど意味を成しません。
むしろ、体温調整には首周りが非常に重要なので、トップシーズンは必ずネックウォーマーやバラクラバ(目出し帽)を持参しましょう。また、腰周りや手首などからも寒気が入らないように注意です。
まぁどちらにしろ芯から冷えてきたら休憩の合図なので、無理して滑ることのないよう気をつけてくださいね。
→今シーズンおすすめの人気ネックウォーマー・フェイスマスク30ブランド紹介します
まとめ
いかがでしたでしょうか。
初めてのスノボはどうしても厚着になりがちですが、晴れていると汗だくで滑るどころではなくなってしまうので、ゲレンデの天気を見て調整しましょう。
それでも不安であれば、予備のミドルレイヤーを宿や車に置いておくだけで安心ですね。
ちなみに、上記はあくまで目安ですので、スキー場の場所(標高)・風・滑る時間によっても変わります。その点はあらかじめご留意ください。
この記事が参考になれば幸いです。