これだけは知っておこう!スノボのバインディング装着方法

こんにちは!スノーボードを20年以上やっている、元インストラクターの「らくスノ」です。

実は、ゲレンデでビンディング(バインディング)を装着するときには絶対に守るべきマナーがあります。これを知らないと、自分が恥ずかしい思いをするどころか、周囲のスキーヤーやスノーボーダーに大きな迷惑をかけてしまうこともあるんです。

そこで今回は、正しいビンディングの装着方法とゲレンデのマナーについて、難しい専門用語は一切抜きで、分かりやすく丁寧にお話しします!

さらに記事の後半では、滑り出すのがグッと楽になる「初心者でも立ったままサクッと装着できるコツ」までばっちり伝授しちゃいます!

この記事を最後まで読めば、マナーをしっかり守りながら、誰よりもスマートで正しくビンディングを装着できるようになりますよ。ぜひ参考にしてみてくださいね!

元イントラでスノーボード専門ライター。数々の有名ライダーと取材経験あり。元々スロープスタイルの選手でしたが、 引退後はカービングやバックカントリーを中心にスノーボードを楽しんでいます。

【5ステップ】スノーボードのバインディング装着方法

スノーボードのバインディングの装着手順は、以下のステップで行います。

■バインディングの装着手順

  • ラチェット(留め具)を外す
  • ハイバック(背もたれ)を起こす
  • バインディングに足を乗せる
  • ストラップをラチェット(留め具)に通して締める
  • 左右を装着して完成

ちなみに付ける順番ですが、レギュラースタンス(左足が前になる滑り方)なら左足からグーフィースタンス(右足が前になる滑り方)なら右足から装着するのが基本です。つまり、進行方向側の「前足」から先に固定するということですね。

「そもそも自分のスタンスがどっちか分からない!」という方は、先にスタンスの決め方を解説した記事を読んでみてくださいね。

レギュラーかグーフィーか?利き足を判断するたった1つの方法とは【スノーボード】

ラチェット(留め具)を外す

【GIF】留め具を引っ張りながらスライドさせて外す
【GIF】留め具を引っ張りながらスライドさせて外す

まずは、ラチェット(留め具)をストラップから外す作業からスタートです。

GIFの映像のようにラチェットをグッと引っ張りながらスライドさせると、ロックが解除されて簡単に外れます。まずは足首側とつま先側の2箇所を、それぞれストラップから綺麗に離してバインディングを全開に開いてみましょう。

ハイバック(背もたれ)を起こす

【GIF】ハイバック(背もたれ)を手前に引き起こしてみよう!

留め具が外れてストラップが全開になったら、次はハイバック(背もたれ部分)起こしてあげましょう。

バインディングに足を乗せる

【GIF】かかとに隙間ができないように奥までしっかり合わせよう
【GIF】かかとに隙間ができないように奥までしっかり合わせよう

ハイバックを起こしたら足を乗せます。

もしブーツとバインディングの間に変な隙間があると、滑っている最中にネジやストラップが緩んだり、最悪の場合は外れてしまう可能性があって本当に危険です

そのため、足を乗せるときはかかとをしっかりと奥まで引き込んで、なるべくぴったりと密着させるように乗せてくださいね。

ストラップをラチェット(留め具)に通して締める

【GIF】留め具をストラップに通して上下に動かし締め上げます

無事に足を乗せられたら、ストラップをラチェット(留め具)の溝に差し込んで、そのままレバーをカチカチと上下に動かして締めていきましょう。

本来の正しい手順としては、

  1. 足首側(大きい方)のアンクルストラップ
  2. つま先側(小さい方)のトウストラップ

という順番で装着するのが基本ですが、最初のうちはそこまで順番を気にしなくても全然大丈夫ですよ。

スノボのトーストラップはつま先側につける

スノーボードのインストラクターをしていた時代、たくさんの初心者さんを教えてきましたが、実は一番みんながつまづくのがトーストラップ(つま先側のストラップ)の装着位置なんですよね。

もし付ける位置に迷ったら、足の甲ではなくつま先の先端(つま先側)に引っかけるように付けてみてください。なぜなら、最近のバインディングは写真のようにつま先を包み込むように付ける「キャップ型(つま先側固定)」が主流だからです。

ここを間違えて足の甲に締めてしまうと、ブーツがしっかり固定されずに外れたり、ボードのコントロールが難しくなってしまいます。まずは自分のバインディングの形をチェックして、つま先を前からしっかりホールドしてあげましょう。

厳密にいえば、ストラップを「足の甲に付けるか?」「つま先に付けるか?」でボードの操作感や力の伝わり方は変わってきます。ただ、まだ滑りに慣れていない段階や中上級者でなければ、そこまで深く考える必要は全くありません

まずは主流であるつま先側にしっかりセットして、ブーツがバインディングの中で動かないように固定することだけを意識すればバッチリです。余計なことは気にせず、まずは滑る楽しさを体感してくださいね。

左右装着して完成

左右のバインディングを同じように装着できれば、これで完成です!

ここで1つ注意したいのが、ギチギチに強く締め過ぎると足の血流が悪くなって痛くなってしまうということ。ストラップが動かないように足元がしっかり固定されていれば、必要以上にキツく締める必要はありません

ちなみにウェアのパンツの裾(すそ)ですが、ハイバック(背もたれ)の上から綺麗に被せても、写真のようにハイバックの内側に挟み込んでもどちらでもOKです。自分のスタイルや好みに合わせて選んでみてくださいね。

リーシュコード(流れ止め)はブーツに付ける

バインディングの近くに付いているあの紐(ひも)は、「リーシュコード(流れ止め)」と言います。

これは、万が一ボードが足から外れてしまったときに、スノーボードが無人のまま斜面を勢いよく滑り落ちていってしまうのを防ぐための命綱です。もし人にぶつかったら大事故になってしまうので、とっても大切なパーツなんですよ。

レンタルボードには必ず付属しているので、滑る前にこのリーシュコードをブーツの紐(ひも)の部分にカチッと装着してくださいね。(レンタルによっては、足首にマジックテープで直接巻き付けるタイプもあります)

初心者の方必見!スノボのリーシュコード(流れ止め)付け方教えます

バインディングは他の滑走者の邪魔にならない場所で装着する

リフトから無事に降りられたら、必ずコースの端(隅っこ)まで移動してからバインディングを装着しましょう。

特にリフトの降車場付近は、後ろから次々と人が降りてくるので衝突や接触の危険がとにかく高い場所です。他のスキーヤーやスノーボーダーの邪魔にならないよう、人の流れ(動線)をしっかり確認して、安全な装着場所を選んでくださいね

雪上にスノーボードを置く際はバインディング側を下にする

ゲレンデの雪の上にスノーボードをいったん置くときは、必ずバインディングが付いている側(表面)を下にして置くクセをつけましょう

もしツルツルした滑走面(裏面)を下にして置いてしまうと、少し目を離したほんの一瞬のすきに、無人のまま板だけが斜面を猛スピードで流れていってしまう可能性があります……。万が一、暴走したボードが誰かに激突して大怪我をさせてしまったら、「そんなルール知らなかった」では絶対に済みませんからね

自分自身と周りの安全を守るためにも、「板を置くときはひっくり返す(バインディングを下にする)」というのを徹底してくださいね。

最短で連続ターンをマスター!スノボが1時間で滑れるようになるコツ

私はインストラクター時代に、本当にたくさんの方にスノーボードを教えてきました。

プロとしてお金をいただいている以上、老若男女どんな方であってもレッスン時間内に滑れるようにするのが私の役目です。

そこで、運動が苦手な方でも確実に上達できるように私が編み出したのが、こちらの最短ステップの練習メソッドです。

■スノボを練習する順番

  • 基本姿勢を覚える(5分)
  • 安全な転び方を覚える(10分)
  • 曲がり方を覚える(20分)
  • リフトの降り方を覚える(5分)
  • 横滑りを覚える(10分)
  • 連続ターンをマスター(10分)

もしステップ1の基本姿勢から順番に学びたいという方は、ぜひ以下のまとめ記事をチェックしてみてくださいね。

元イントラが教える!スノボ初心者がたった1時間で滑れるようになるコツ

まとめ

■バインディングの装着手順

  • ラチェット(留め具)を外す
  • ハイバック(背もたれ)を起こす
  • バインディングに足を乗せる
  • ストラップをラチェット(留め具)に通して締める
  • 左右を装着して完成

最初はバインディングを装着するだけでも時間がかかると思いますが、焦らずゆっくりやってみてくださいね

誰でも最初は手惑うものですが、何度か練習すればすぐにスムーズに装着できるようになりますよ

初めて行くスキー場は何かとアウェーな気持ちになって緊張しがちですから、行く前に少しでもスノーボードの知識を持っておくだけで心理的にも一気に楽になりますよ!

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ABOUT US
らくスノさん
スノーボード歴22年の自称育メンボーダー。北海道出身の父の影響で小学生からスキーをはじめ、18歳でスノーボードに出会う。学生時代に留年してまで山にこもり大会などにも出場するが、就職を機に趣味となる。現在は娘も幼いためあまり滑りにはいけないが、いつか子どもとスノーボードに行くのが楽しみ。