こんにちは、元スノーボードインストラクターの、らくスノです。
結論からいえば、スノーボードはボールを蹴りやすい方が利き足(後ろ足)になります。
いずれにしろ、なんとなくでOK!
もし違和感があっても、レンタルボードならすぐ交換できますからね。
今回は利き足(レギュラー・グーフィー)の判別方法や、途中で前後を変えたい時の対処法についてお話したいと思います。
この記事を最後まで読めば、スノーボードの利き足の悩みが一気に解消されますよ。
目次
スノーボードはボールを蹴りやすい方が利き足(後ろ足)
冒頭でお話した通り、スノーボードはボールを蹴りやすい方が利き足になります。
- レギュラースタンス(右が利き足)…進行方向に対して左足前
- グーフィースタンス(左が利き足)…進行方向に対して右足前
写真をご覧いただけると分かるとおり、スノーボードの場合利き足が進行方向に対して後ろ足になります。
そもそも正確な利き足判別法はない
- 足を組んだ時、上になるほうが利き足
- 自転車にまたがる方の足
- ケンケンしやすい足
- 幅跳びで踏み切る足
- 後ろから押された時、踏み出した足
利き足の判別方法は色々言われてはいますが、筆者自身がお世話になっている整体師さんや知り合いのトレーナーさんにも聞いても、正確な判別法はないとのことでした。
でね、結局一番合理的な決め方が「ボールを蹴りやすい方の足=利き足」という結論に至ったのです。
なぜなら「ボールを蹴る」という行為は、軸足と利き足の両方を使う行為なので、より正確に判別できるからです。(左右の足には、それぞれ軸足と利き足の役割があります。)
利き手と利き足は違う
たまに利き手と利き足が同じだと思っている方がいますが、正確には違います。
実際、利き手は「右9:左1」に対して、利き足は「右7:左3」の割合という研究結果もありますからね。
くれぐれも利き手だけで利き足を判断するのはやめましょう。
アンケートの結果約22%がグーフィー(左が利き足)でした
レギュラー?グーフィー?
— らくスノ@スノボブログやってる人 (@rakusnowkousiki) September 25, 2024
すみません、今記事を書いているのでアンケートにご協力いただければ幸いです🙇♂️
ちなみに当ブログでアンケートを取った結果、約22%のスノーボーダーがグーフィー(左が利き足)と答えてくれました。やはりグーフィーは少数派ですね。
まずは滑ってみて違和感があれば変更しよう!
私のインストラクターとしての経験上、ほとんどの人は「ボールを蹴りやすい足=利き足」で間違いありません。
しかし、どれだけ正確に利き足を知ろうとしても、この型に当てはまらない人もいます。
本当にまれですが、利き足が右なのにグーフィーのほうが滑りやすいなんて生徒さんもいましたから。(実際Xのアンケートのときも、数名いらっしゃいました。)
だから実際に滑ってみるまで利き足は分からないのです。
もし滑っていてなんとなく違和感があるなら、逆足も試してみてください。
レンタルボードならレギュラー・グーフィーを変えるのは簡単。
レンタルショップで逆足にセッティングしたボードと交換してもらいましょう。
はっきりとした違和感が分からなくてもOK!上達したら両方滑れるようになる
違和感は厳密に分からなくても大丈夫です。
なんとなく「滑りにくいなぁ」と感じたら、前後を変更してみましょう。
結局ある程度上達してくると、レギュラー・グーフィー両方滑れるようになりますからね。
ドラクエで言ったら「魔法使いで始めても僧侶で始めても、いずれは賢者になる!」みたいなもの(笑)
どちらが利き足でも普通に滑ることはできるので、最初から深く悩む必要はありません。
逆足での滑り方のコツについては以下の記事で詳しく解説してますので、合わせて参照ください。
→30分でできる!スイッチスタンス(フェイキー)のコツ教えます【スノーボード】
最短で連続ターンをマスター!スノボを練習する順番
私はイントラ時代にたくさんの方を教えました。
でね、お金をいただいている以上、老若男女どんな方でもレッスン時間内に滑れるようにしないといけません。
そこで編み出したのが下記のメソッドというわけです。
■スノボを練習する順番
- 基本姿勢を覚える(5分)
- 安全な転び方を覚える(10分)
- 曲がり方を覚える(20分)
- リフトの降り方を覚える(5分)
- 横滑りを覚える(10分)
- 連続ターンをマスター(10分)
ステップ1から学びたい方は、下の記事を参照ください。
→元イントラが教える!スノボ初心者がたった1時間で滑れるようになるコツ
まとめ
スノーボードはボールを蹴りやすい方が利き足(後ろ足)になります。
- レギュラースタンス(右が利き足)…進行方向に対して左足前
- グーフィースタンス(左が利き足)…進行方向に対して右足前
いずれにしろレギュラー・グーフィーは深く考えることではありません。
大事なのはスノーボードを怪我なく楽しむこと。
ぜひ気軽に滑ってみてくださいね!