スノボのリフト降り方→板を進行方向へ向けソファーから立ち上がる要領で降りる

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こんにちは、20年以上スノーボードやっている元インストラクターの、らくスノです。

リフトから降車するコツは、板を進行方向へ向け、ソファーから立ち上がる要領で降りるだけ。

実はスノーボードを片足でコントロールするのは上級者でも難しいんですよ。

だから片足で板をコントロールしようとしてはいけません。

今回は初心者の方でも簡単にリフトから降車する方法をお教えしたいと思います。

この記事を最後まで読めば、もうリフトでコケることはなくなりますよ!

スノボのリフトの降り方!板を進行方向に向けて立ち上がるだけ

上のGIFは、以前私がレッスンしたカップル。初リフトですが、うまく降車できてますよね。

このように板を進行方向へ向けてスッと立ち上がるだけで簡単に降りることができます

よく下記のようなハウツーを見かけます。

  • 背筋を伸ばして
  • 進行方向を視線で確認して
  • 重心は板の真ん中
  • 両手を広げて

たしかに間違ってはいませんが、人間は複数のことを同時に教えられてもできないんですよ。

頭では分かったつもりでも、いざ降車になると焦ってそれどころではなくなります。

だから最初は「板を進行方向へ向けて立ち上がること」だけ意識すればOKです。

リフトから降りる動作はソファーから立ち上がるのと一緒

「そもそもリフトからスッと立ち上がることができません…」

私もイントラ時代によく相談されましたが、皆さん難しく考えすぎです。

実はリフトから降りる時の動作は、ベンチやソファーから立ち上がる動作とまったく一緒なんですよ。

実際に自宅のソファーで練習してみましょう。

スノーボードを装着している時のように下半身は横向き、両手は写真のように添えて構えます。

あとは、そのままスッと立ち上がるだけ。誰でもできますね。

「背筋を伸ばして」とか「板の中心に乗って」とか、余計なことを考える必要はありません。

写真のようにまっすぐ立ち上がるのが、バランスを崩さずにリフトから降りるもっとも簡単な方法です。

実際のリフトから降りる際も、ソファーから立ち上がるイメージでチャレンジしてみてください。

後ろ足はビンディングの少し前に置く

実際にリフトに乗ってみましょう。

写真のように、降車時はビンディングの少し前に後ろ足を乗せます。

あとは進行方向へ板を向けて、スッと立ち上がるだけ。

他のことは一切意識しなくてOK!

びっくりするほど簡単に降車できますよ。

リフト乗車時はハイバックを倒す

リフトへ乗車する際は、必ず装着してない方のハイバック(背もたれの部分)を倒してください。

ハイバックが立ったままだと、バインディングがリフトに挟まれ危険です。

日頃から装着時以外はハイバックを倒す癖をつけておきましょう。

リフト降車時にコケてしまう4つの理由

そもそも、なぜリフトから降りるときにコケてしまうのでしょうか。

  • 定員MAXでリフトに乗っている
  • 片足で板をコントロールしようとしている
  • 人につかまっている
  • リフトの支柱や背もたれにつかまっている

次項から詳しく解説させていただきます。

定員MAXでリフトに乗っている

リフトの定員MAXで乗車すると、間隔が近いので降車が難しいです。

たとえば4人乗りリフトなら2~3人で乗車することをおすすめします。

相手との間隔が空けば、降車時に自分の思った方向へ進まなくても、人とぶつかってコケる可能性は減りますよね。

片足で板をコントロールしようとしている

初心者の方は、降車時に思った方向へ進まなくても、無理にコントロールする必要はありません。

そもそも板を片足で操るには相当なテクニックが必要です。

無理矢理コントロールしようとすると、かえってバランスを崩しコケてしまいます。

もし隣の人とぶつかりそうになったら「わ~ぶつかる~!」と声をかけ警告してください。

そして相手の背中などに手を添えるようにします。

くれぐれもつかまったり押したりしてはダメですよ。

人につかまっている

カップルにありがちですね(笑)彼氏が初心者の彼女の手を取って、一緒に降りるみたいな…

しかし、上級者でもこの降り方は難しいです。

なぜなら、手や腰を握っている時点で両者の体軸バランスが崩れているから。

前述の通り、人の手を借りずソファーから立ち上がるように降車してくださいね。

リフトの支柱や背もたれにつかまっている

降りるときに支柱や背もたれにつかまっている方、けっこう多いのではないでしょうか。

前項と同じく、支柱や背もたれにつかまっている時点で体軸バランスが崩れているんですよ。

また、降車時に推進力を得るため支柱やシートを押す行為も、一気にバランスを崩す原因です。

推進力をつけなくても、降車場所は緩斜面になっているので自然に板が走り出します。

しつこいようですが、リフトの降車は立ち上がるだけです!

まとめ

以前「運動が苦手」という女性にレッスンしたことがありますが、GIFの通り、最初からコケずに降車できました。

リフトから降りるのに何も難しいことはありません。

板を進行方向へ向けて普通に立ち上がるだけ。

「初心者だけど、なんか降りられる気がしてきた!」

その通りです!誰でもできます。

ぜひ、家のソファーや公園のベンチでイメトレしてみてくださいね。

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ABOUTこの記事をかいた人

スノーボード歴22年の自称育メンボーダー。北海道出身の父の影響で小学生からスキーをはじめ、18歳でスノーボードに出会う。学生時代に留年してまで山にこもり大会などにも出場するが、就職を機に趣味となる。現在は娘も幼いためあまり滑りにはいけないが、いつか子どもとスノーボードに行くのが楽しみ。