こんにちは、元スノーボードイントラの、らくスノです。
「サングラスでスキー・スノーボード滑れるの?」
「ゴーグルを持っていませんが、サングラスでも代用可能ですか?」
そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
降雪時はともかく、晴れの日ならサングラスでも滑れそうですよね。
結論から言えば、サングラスでもスキー・スノボはできます。
ただし、ゴーグルは視界の確保だけでなく、顔面を保護する役割もあります。
だから初心者の方が安易にサングラスで滑ると、怪我をする可能性もあるのです…
今回はサングラスでスキー・スノボするメリット・デメリットについてお話したいと思います。
この記事を最後まで読めば、サングラスで安全にスキー・スノーボードを楽しむことができますよ!
目次
サングラスでスキー・スノボする5つのメリット
冒頭でお話した通り、サングラスでスキー・スノボしても問題はありません。
実際私も快晴の日はサングラスで滑ることが多いです。
では具体的にサングラスで滑ると、どのようなメリットがあるのでしょうか。
曇りにくい
ゴーグルが曇る原因は、発汗や吐息による結露。
でもサングラスは密閉されているわけではないので、レンズが曇りづらいです。
着脱が楽
特に髪の長い女性は、毎度ゴーグルを外すのがおっくうですよね。
その点サングラスは楽に着脱ができます。
涼しい
トップシーズンでもピーカンの時はゴーグル内が蒸れますよね。
サングラスなら暑い日も快適に過ごすことができます。
紫外線を防ぐことができる
サングラスでしっかり紫外線対策をしましょう。
ゲレンデでは太陽光はもちろん雪面からの照り返しもあるので、しっかりUV対策をしないと雪目になってしまいます。
→冬の日焼け対策は万全ですか?スキー場でも簡単にできる4つの紫外線対策とは
上級者に見える
完全に主観ではありますが…(笑)
ゲレンデでサングラスをしている方がいると、なんとなく上級者に見えます。
サングラスでスキー・スノボするデメリット
良いことばかりお話してきましたが、当然サングラスでスキー・スノボをするデメリットもあります。
そもそもゴーグルには視界の確保以外に、顔面を保護する役割もあるのです。
上記の写真の通り軟質素材でできているので、転倒時の衝撃を吸収してくれます。
逆にサングラスだと、転倒したときに目の周りを怪我する恐れがあるのです。
だからうまく受け身を取ることができない初心者の方には、サングラスでの滑走をおすすめできません。
→ニット帽、ゴーグルを着ける本当の意味とは?明日使えるマメ知識も教えちゃいます
サングラスで安全に滑るコツ
では、どのようなことに注意すれば、サングラスでも安全に滑ることができるのでしょうか。
- メガネ拭きを持参する
- 偏光レンズのモデルを使用する
- 軟質のサングラスを使用する
次項から詳しくお話していきます。
メガネ拭きを持参する
ゴーグルより曇りづらいとはいえ、滑走中に雪が付着することもあります。
メガネ拭きがあれば、リフト乗車中などに水滴を取り除くことができますよね。
しっかり視界を確保すれば、安全に滑走することができます。
偏光レンズのモデルを使用する
出典:オークリー
偏光レンズとは乱反射する光を一定方向だけ取り込むようにして、地形のコントラストを見やすくするレンズのことです。(ブランドによってはハイコントラストレンズと呼ばれています)
特に春雪のデコボコなコースではエッジ抜けのリスクがあるので、偏光レンズがおすすめです。
軟質のサングラスを使用する
出典:スミス
軟質素材のサングラスなら、転倒による怪我のリスクも減少します。
また、最近はスミスのワイルドキャットフレームやPOCのドゥーブレードなど、ゴーグルとサングラスの中間のようなアイテムが流行しています。
ゴーグルの軟質や視界の広さと、サングラスの通気性・手軽さを併せ持った逸品です。
合わせて検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
最後に今回の記事をまとめてみたいと思います。
■スキー場でサングラスを使う5つのメリット
- 曇りにくい
- 着脱が楽
- 涼しい
- 紫外線を防ぐことができる
- 上級者に見える
■サングラスのデメリット
- 転倒したときに目の周りを怪我する恐れがある
■サングラスで安全に滑るコツ
- メガネ拭きを持参する
- 偏光レンズのモデルを使用する
- 軟質のサングラスを使用する
私も快晴の日はサングラスを愛用してます。
ぜひ安全面に気をつけながら、サングラスを活用いただければと思います。
なお、おすすめのサングラスブランドに関しては関連記事も参照ください。
この記事が参考になれば幸いです。
【関連記事】
→ゲレンデで使える!人気スキー・スノボ用サングラス20ブランド紹介します