こんにちは、元スノボインストラクターの、らくスノです。
スキー・スノボ滑走中、スマホや貴重品はウェアのどこへしまっておくべきか悩みますよね。
結論から言えば、スマホや貴重品はウェアの内ポケットに入れておくのが一番安全です。
なぜならファスナーを締め忘れても落下しづらいし、万が一落ちてもパウダーガードに引っかかって助かるパターンもあります。
私自身、パウダーガードに引っかかってスマホが落下せずに済んだことが何度かあります。
さらに他にも以下のメリットがあるんです。
- スマホを保温できる
- 濡れにくい
- スマホ破損の可能性が減る
今回はスマホや貴重品をスキー場で落とさないためにできる工夫についてお話したいと思います。
この記事を最後まで読めば、もうスマホや貴重品をスキー場で紛失する心配はなくなりますよ。
目次
スキー・スノボ中のスマホや貴重品→ウェアの内ポケットなら紛失しづらい
冒頭でお話した通り、スキー・スノボ滑走中のスマホや貴重品は、ウェアの内ポケットが一番安全です。
たとえばリフトでの会話に夢中になってたりすると、ポケットのファスナー閉め忘れることありますよね。
滑走中に外ポケットが開きっぱなしだったら、当然落下して紛失するリスクは高まる。
でも、内ポケットならファスナーを閉じ忘れても落ちづらいし、万が一落下してもパウダーガードに引っかかります。
つまり、落下して紛失するリスクを低減できるというわけです。
落下防止だけじゃない!内ポケットへ入れると3つの良いことがある
落下防止だけではありません。
スマホや貴重品を内ポケットへ入れると3つの良いことがあります。
- スマホを保温できる→バッテリーが減りづらい
- スマホやお札・車のキーが濡れにくい
- スマホ破損のリスクが減る
順番に説明します。
スマホを保温できる→バッテリーが減りづらくなる
ご存知の方も多いと思いますが、スマホって低温になるとバッテリーの消耗が早まるんです。
でも、スマホを内ポケットに入れておくと、人肌に近いので保温できます。
ちなみに携帯カイロでスマホを保温してる人をたまに見ますが、結露を誘発するし、なによりメーカーも推奨してないのでおすすめしません。
スマホは人肌以上の温度になると故障のリスクが高まるので注意してくださいね。
→スキー場ではスマホのバッテリーが減りやすい!カイロはNGなので人肌で保温しよう
スマホやお札・車のキーが濡れにくい
内ポケットは外ポケットに比べ水に濡れるリスクが減ります。
たとえば1万円札とか千円札が濡れると、自販機も通らなくなるし、レジでは嫌な顔されるかもしれないし…(笑)
それに車のスマートキーも完全防水ではありません。
また、いくら防水とはいえ濡れたスマホを使うのも気持ちが悪いですよね。
スマホが壊れるリスクが減る
パンツのポケットに入れている方も多いと思いますが、転んだ時にスマホが破損する可能性があります。
また、ご自身の体にあたって怪我をするリスクも…リスクを考えると比較的安全なのが内ポケット。
さらに100円均一で買えるスマホ用のクッションケースに入れておけば、保温とスマホの保護に一石二鳥です。
※100均で買える紛失防止グッズに関しては、記事の後半で紹介します。
【補足】そもそもスキー場って電波あるの?→あるけど条件によっては不安定
センターハウス | 駐車場 | コース | 降雪時 | 混雑時 |
---|---|---|---|---|
基本電波はある | 基本電波はある | 不安定 | 不安定 | 不安定 |
「そもそもスキー場って電波あるの?」なんて疑問に思いますよね。
- はぐれた友達を探したり
- 電子マネーを使ったり
- SNSを投稿したり
筆者もスマホは必ず持ち歩きます。
ただ、上の表にある通り、基本電波はあるけど条件によっては不安定です。
もし電波が通じにくい場合は、場所を変えて使ってみると良いでしょう。
→スキー場の電波状況は?→SNS・通話は可能!でも降雪中や山の陰では通じにくい
他にもある!スマホ・貴重品を紛失しないための工夫
スキー・スノボ中にスマホや貴重品を落としても滑走音でかき消されたり、雪上だと落下音がしないので、気づかないことが多いんですよ。
■スマホを紛失しないための工夫
- 外付けのケースには入れない
- 追跡アプリを設定しておく
- 必要最低限の貴重品しか持ち歩かない
上記を参考に、スキー場でスマホ・貴重品を紛失しないよう工夫しましょう。
外付けのケースにスマホ・貴重品を入れない
外付けのケースは転んだ時の衝撃でチェーンが切れたり外れたりする可能性があるので注意です。
実際、筆者はベルトにぶら下げるタイプの小物ケースに現金とロッカーキーを入れて滑っていたら、いつの間にかチェーンが切れ紛失したことがあります。
それ以来、外付けケースは使ってないですね。
スマホや貴重品は内ポケットに入れましょう。
追跡アプリを設定しておく
あらかじめ一緒に滑る家族・友達と追跡アプリを設定しておくもの有効な手段ですね。GPS追跡アプリを設定しておけば、万が一紛失しても正確な位置を知ることができます。
基本的にi-phoneもAndroidも無料で設定できます。特にお子さんにスマホをもたせる時は、GPSアプリを設定しておくと安心です。
設定方法を説明すると長くなるので、詳しくは以下の各公式サイトをご覧ください。
→iPhoneの「探す」で友達を探す(アップル公式)
→紛失した Android デバイスの位置の特定、保護、データ消去を行う(グーグル公式)
必要最低限の貴重品しか持ち歩かない
筆者の友人でもたまにいるんですよ…「ゲレンデに財布ごと持っていってどうするの?」みたいな(笑)
そもそも銀行のカードとか必要ないし、現金なんて数千円あれば事足ります。
最近は電子マネーで決済できるスキー場も増えているので、そうなるともはや財布自体が不要です。
ちなみに私は車のキーとスマホ、あとは最低限の現金をジップロックに入れて内ポケットです。それ以外貴重品は持ち歩きません。
防水ケース、リールホルダーなど…100均で買える紛失防止グッズ
100円均一には、文中で紹介した
- リールホルダー
- 防水ケース
- クッションケース
…等々、紛失防止グッズがたくさんあります。
たとえば車のキーは、リールホルダーを付けておくだけで落下のリスクがかなり減ると思います。
100円均一はスキー・スノボグッズの宝庫です。スキー場へ行く前に、ぜひ一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
100均で買えるスキー・スノボグッズに関しては以下の記事にまとめています。気になる方は合わせて参照ください。
→100均で買える!ゲレンデに持っていくと便利なグッズ18選
ゲレンデにはいくら持って行く?→7,000円くらいあればOK!
■スキー・スノボ旅行1人分の費用の相場(日帰り)
- スキー・スノボのレンタル費用 約8,000円
- リフト券 約5,000円
- 飲食費約2,000円
ゲレンデに持っていくお金はすべてレンタルして15,000円くらい、リフト券と飲食だけなら7,000円くらいあれば事足ります。
逆にそれ以上のお金を持っていてもリスクしかないので、コインロッカーにでも入れておきましょう。
交通費や宿泊費を含めてどのくらいかかるか試算してみました。スキー・スノボ費用がどのくらいかかるか気になる方は以下の記事を参照ください。
→スキー・スノボ1回行くと1人いくらかかる?→日帰りで1万5千円〜、宿泊だと3万円〜
まとめ
偉そうに話している筆者自身、何度かスキー場でスマホや車のキーを落としてます(笑)
でも、内ポケットへ入れるようにしてから、いっさい貴重品を落とすことはなくなりました。
「たったこれだけのこと?」と思うかもしれませんが、騙されたと思って一度試してみてください!