こんにちは!20年以上スノーボードをやっている元インストラクターのらくスノです。
「バートンの板(ボード)に他ブランドのビンディングは取り付け可能?」
「逆に、バートンのビンディングに他ブランドの板を取り付けできる?」
「そもそもバートンと他ブランドのジョイントシステム(ネジ穴)の違いって何?」
ギア選びのとき、こんな疑問を持つ方はめちゃくちゃ多いです。
確かにバートン(BURTON)は「The Channel(チャネル)」というレール式の独自ジョイントシステムを採用しているので、一見すると他ブランドと組み合わせられないように思えますよね。
でも安心してください!現行モデルであれば、バートンと他ブランドでも問題なく取り付け可能なケースがほとんどなんですよ。
ただし、バートン専用の「ESTビンディング」や、少し古い中古・型落ち品を選ぶ場合は、設置できない落とし穴もあるので絶対に注意が必要です。
今回は、絶対に失敗したくない方のためにバートンと他ブランドのビンディング・板の互換性について、分かりやすく徹底解説します!
この記事を最後まで読めば、購入した後に「ジョイントシステムが合わなくて取り付けできなかった……」なんていう最悪のトラブルを完璧に防げるようになりますよ!
バートンと他ブランド、板とビンディング互換性の早見表

結論からサクッと知りたい!という方のために、まずは一目でわかる重要なポイントの早見表(まとめ)を作ってみました。
- バートンのESTビンディングは他社の板に取り付けることができない
- 現行モデルならほとんどのブランドと互換性がある
- 旧モデルは年式により設置できないことがある
基本的にはこの3点さえ押さえておけば、ギヤ選びでの致命的な失敗は避けられますよ!
それでは、次のパートからそれぞれのポイントについてさらに詳しく説明していきますね。
バートンCHANNELシステムと4✕4ディスクの違いはネジの本数

現在リリースされているスノーボード板の規格には、大きく分けて「The Channel(チャネル・チャンネル)」と「4×4(フォーバイフォー)」という2つのジョイントシステムが存在します。
そして、独自のチャネルシステムを採用しているバートン(BURTON)や一部のブランドを除くと、世の中のほとんどのスノボメーカーは「4×4」の規格を採用しているんです。
今回は互換性が主題なので細かい仕様の違いは省きますが、見分け方はめちゃくちゃシンプル!
とりあえず「チャネルは2本のネジ」「4×4は4本のネジ」でビンディングを固定する、とだけ覚えておけばバッチリです!
現行モデルならバートンの板に取り付け可能なブランドが多い

現行モデルであれば、多くのビンディングブランドがバートンの「The Channel」システムにもそのまま対応できるマルチディスク(汎用プレート)を標準採用しています。
代表的なマルチディスクを採用している人気ビンディングブランドは以下の通りです。
- ユニオン(UNION)
- フラックス(FLUX)
- K2(ケーツー)
- ライド(RIDE)
- NOW(ナウ)
これらブランドの現行モデルであれば、バートンの板にもバッチリ取り付けられますよ。
ただし、ここで注意したいのが、ブランドによっては「Channel対応のディスクが別売り」になっていたり、初心者向けの価格が安い「下位モデルにはマルチディスクが付いていない」というケースもある点です。
そのため、購入前には必ずスノーボードショップの店員さんに確認するか、ネットの販売サイトのスペック表をしっかりチェックしておきましょう。
もしそれでも「自分の選ぶモデルが対応しているか不安……」という方は、全てのモデルにマルチディスクを採用していて、なおかつ圧倒的にモデル数が多い「ユニオン」か「フラックス」を選んでおくのが一番無難で間違いありませんよ!
特にこだわりがなければバートンのビンディングがおすすめ

でもね……実はバートンの板に他ブランドのビンディングを載せる場合、バートン専用の「EST」以外のビンディングだと、足元の「センタリング(ブーツの前後位置の微調整)」が細かくできないという大きな弱点があるんです。
一般的なマルチディスクは、ネジ穴の関係でディスクを「横向き」にしかセットできないため、スタンス幅は変えられても、ブーツが板の真ん中に来るように前後に動かす微調整が難しくなります。つまり、バートンのThe Channelシステム本来の強みである「ミリ単位で位置を自由自在に調整できる」というメリットが100%活かせなくなっちゃうんですね。
バートンはエントリーモデルからハイエンドまでビンディングのモデル数がめちゃくちゃ豊富です。
そう考えると、バートンの板をこれから新しく購入するのであれば、「互換性があるからといって、わざわざ他ブランドのビンディングを選ぶメリットはそこまでないのかなぁ」というのが、元イントラとしての本音です。
※ちなみに「センタリング」とは、板の中心にちょうどブーツが来るようにビンディングの位置を調整するセッティングのことで、これがズレているとターンのしやすさに大きく影響してしまいます。
中古・型落ち品のビンディングは年式により設置できない

さて、ここからが一番の注意が必要な中古や型落ちのビンディングを選ぶ際のお話です。
なぜなら、他ブランドのビンディングがバートンのThe Channelシステムに対応しているかどうかは、そのギヤの「年式(シーズン)」によって全く異なるからなんです。
たとえば人気のフラックス(FLUX)を例に挙げると、18-19シーズン(2018年秋発売)以降のモデルからChannelシステム対応のマルチディスクが標準装備されるようになりました。つまり、それより前の古い中古モデルだと、そのままではバートンの板に絶対に取り付けられないんです。
ですので、フリマアプリや中古ショップで購入する際は、「バートンのチャネルボードにも対応するディスクが付いていますか?」と必ず出品者や販売店に確認するようにしてください。
もしディスクの有無が少しでも曖昧だったり不安だったりするなら、トラブルを避けるためにも、古い中古や型落ちのビンディングは思い切って買わない選択をするのが絶対に賢明ですよ!
Re:Flexなら他社の板にバートンのビンディングが取り付け可能

最後は逆のパターン、「他社ブランドの板(ボード)に、バートンのビンディングは取り付けできるの?」という疑問にお答えします!
結論から言うと、バートンの「Re:Flex(リフレックス)」というモデルのビンディングであれば、4×4規格を採用しているどんなブランドのボードにもばっちり設置可能です!
現在バートンが展開しているビンディングには、大きく分けて「EST(イーエスティー)」と「Re:Flex(リフレックス)」という2つの規格がラインナップされています。
ここで絶対に間違えてはいけないのが、EST規格のビンディングはバートンのThe Channelシステム(レール式)専用に作られているため、他社ブランドに多い「4×4」のボードには絶対に取り付けることができないという点です。
すでに他ブランドの板を持っていて、「ビンディングだけバートンに買い替えたいな」と考えている方は、購入するモデルが「EST」なのか「Re:Flex」なのかの違いを必ずしっかりと確認してくださいね。
2つのモデルの見分け方は画像の通りで、ESTはビンディングの足の「左右(外側)」にネジ留めパーツがあり、Re:Flexは一般的なビンディングと同じように「足の真下(ベースプレートの中心)」にディスクをはめてネジ留めする構造になっています。これだけ覚えておけば、お店やネット通販でもすぐに見分けられますよ!
初心者でもできる!スノーボードのセッティング・調整方法

カービングやグラトリ、パウダーなど、皆さんが目指す滑りのスタイルはどうあれ、スノーボードを思い通りに操るうえで一番大事なのが「セッティング」です!
実はセッティングが間違っていると、どれだけ最新の高性能な板やビンディングを揃えたとしても、ギヤの性能を100%発揮できずに上手く滑ることができなくなってしまいます。
私のブログでは、ビンディングの取り付け方法だけでなく、滑りが激変する正しいセッティングのノウハウについても別記事で詳しく解説しています!
- 滑りのレスポンスを劇的に上げるハイバックローテーションの調整方法
- ターンの捉え方をシャープにするフォワードリーンの調整方法
- 自分の体格やスタイルに合わせた最適なスタンス幅の決め方
- 膝を痛めずスムーズに動かせるバインディング(ビンディング)の角度の合わせ方
- パウダーや荒れた雪面が劇的に楽になる効果的なセットバックの活用方法
- ブーツのつま先やかかとが雪面に擦れて転倒するドラグを完璧に防ぐ対策方法
バートンのビンディングの正しい設置方法が分かったら、次はぜひご自身の滑りに合わせた最適なセッティング調整にもチャレンジしてみてくださいね!
→初心者でもできる!スノーボードのセッティング・調整方法教えます
まとめ

バートンのThe Channel(チャネル)システムって、使いこなせばミリ単位で調整できてめちゃくちゃ便利なのは分かりますが、最初はちょっとややこしくて頭が混乱しちゃいますよね(笑)。
実は元イントラの私自身、過去に初めてバートンのギヤを購入するときに、互換性の仕組みがよく分からなくて本気で混乱した経験があるんです。
だからこそ、これから新しいギヤ選びで迷っている皆さんには、同じように失敗して欲しくないなと思って今回詳しく記事にまとめてみました。
- バートンCHANNELシステムと4✕4ディスクの違いはネジの本数
- 現行モデルならバートンの板に取り付け可能なビンディングブランドが多い
- 取り付けられるか不安ならバートン、ユニオン、フラックスの現行モデルを選ぶ
- 中古・型落ち品のビンディングは年式により設置できない
- Re:Flexなら他社の板にバートンのビンディングが取り付け可能
とりあえず、バートンのThe Channel(チャネル)システムを搭載した板を購入するときは、以下のポイントだけ絶対に覚えておいてください!
「色々と細かい規格や年式の話を聞いたけれど、やっぱりよく分からない……」という方は、バートン(BURTON)、ユニオン(UNION)、フラックス(FLUX)の3大ブランドの現行モデル(新品)をセットで購入し、中古や型落ち品には手を出さないようにしましょう。
予算を抑えたい気持ちも分かりますが、この「王道ブランドの現行モデルを選ぶ」というシンプルなルールさえ守っていれば、購入後にビンディングが設置できないという最悪のトラブルは100%回避できますよ!






























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