超簡単!スキー、スノボについた雪を効率よく落とす3つの方法

こんにちは、20年以上スノーボードやっている元インストラクターの、らくスノです。

  • ビンディングに雪が付着して固まってしまい装着できない…
  • 板についた雪が重くて滑走しずらい…
  • 帰る時、エアブローやブラシ待ちの長蛇の列に並びたくない…
  • 凍った雪が落ちないのでブラシの柄で叩いてたら傷がついてしまった…

そんな悩みを抱えている方も多いと思います。

結論としては、防水・撥水スプレーを板に散布すれば、雪はかなり付着しづらくなります

今回は効率よく雪を落とす方法について解説したいと思います。この記事を最後まで読めば、板やビンディングに雪がつくことを防ぎ、リフト終了後にブラシの長蛇の列に並ばなくてもすみますよ。

なぜスキー・スノボの雪落としが重要性なの?→パフォーマンスが落ちる

ビンディングにこびりついて落ちない雪

そもそも、なんでスキー・スノボの雪落としが重要なんでしょうか。

まずゲレンデで滑っている時、板に雪が付着しているとパフォーマンスが落ちます。雪の重量が加算される分、板がコントロールしづらくなるというわけです。

またビンディングが装着しづらくなり、滑走効率が低下します。

さらに滑走が終わって帰宅する際も、板に雪が付着したままだと、他のギアや車内を濡らすことになります。

つまりスキー・スノボ板に雪が付着していて良いことはないのです。

滑走中の雪の付着を防ぐ方法→板に防水・撥水スプレーを散布する

シリコンスプレーの全体写真

まず滑走中板に雪が付着するのを防ぐ方法についてお話します。

あらかじめ板に防水・撥水スプレーを散布すると、板に雪が付着しづらくなります。特におすすめなのが、被膜を作ることで雪が付着しづらくなるシリコンスプレー。

シリコンスプレー自体はとても安価で、100円均一でも購入できます。板やビンディングに散布してみましょう。

ただし、ボーダーはリフトを降りる時に足を置く位置にスプレーを吹きかけると滑りやすくなるので、散布する場所には気をつけてください

また、スプレーによっては木材やプラスチックがNGなこともあります。

注意書きを確認するとともに、不安であれば目立たない位置に吹きかけて色落ち等しないかチェックしてみましょう。

ソールに吹きかけないよう気をつけましょう。

ガラコでも代用できる

スプレータイプのガラコ(窓ガラス用撥水スプレー)などを雪の付着防止に使用している方も多いです。

ただし、当然ながら公式の使用方法ではありません。心配な方は一度目立たない箇所に散布して、問題ないか確認してみましょう。

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防水スプレーのおすすめ→アメダス一択!

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アメダス1,658円(420ml)3.94円4.4(10,647レビュー)
ロックタイト 760円(420ml)1.80円4.0(16,854レビュー)
トコ3,554円(500ml)7.10円3.9(2,341レビュー)
3M2,780円(345ml)8.05円3.9(3,981レビュー)
コニシ571円(420ml)1.35円4.0(1,540レビュー)
執筆時点での情報です。

スキー・スノーボードウェアやブーツにも併用できる撥水スプレーならアメダスが一番おすすめです。

筆者自身20年以上さまざまな撥水スプレーを使用してきましたが、コスパ、持続力、汎用性…どれをとってもアメダスが一番良かったです。

板の雪落とし以外にも使用したい方は、アメダスをチェックしてみてください。

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滑走後に素早く雪を落とす方法→ボードスタンドに放置

スキー場のボードスタンドの写真

続いては滑走後に素早く、板に付いた雪を落とす方法についてお話します。

そもそも凍った雪は、エアブローやブラシで落ちないですよね。かといってブラシの柄でガシガシ叩くと、板が傷ついてしまいます。

まず落とせる雪は、あらかじめ手で払っておいてください。そしてセンターハウス内にあるボードスタンドに板を立て掛けておくだけ。

屋内は暖房が効いているので、みるみる付着した雪が溶けていきます。

着替えのタイミングで、センターハウス内のボードスタンドに放置しておきましょう。

ただし、残念ながらスキー場は盗難が多いのも事実です。しっかりワイヤーロックなどで盗難対策はしてくださいね。

【実験済み】切れないワイヤーロックのおすすめは?→ケーブル型

【注意】暖房で温めるのはNG

ときどぎ暖房で板を温めている方を見かけることがありますが、変形や傷みの原因になるのでNGです。必ず自然乾燥を心がけましょう。

MYブラシを用意しておく→100円均一でも買えるよ

100円均一の雪落とし用ブラシの写真

そもそもスキー・スノーボードで疲れているのに、エアブローやブラシ待ちの長蛇の列に並びたくないですよね(笑)

筆者は列に並びません。なぜならMYブラシを持参しているからです。

別にホームセンターにある大げさなブラシを買う必要もなく、100円均一のブラシでも十分ですよ。

このサイズなら、電車やバス移動の方も持参できますからね。

100円均一で使えるスキー・スノボグッズに関しては以下の記事にまとめています。

100均で買える!ゲレンデに持っていくと便利なグッズ19選

車に乗せておくと便利なスキー・スノボ旅行グッズ24選

駐車場での着替えが楽な芝マットやボードを車内積載可能なハンギングベルトなど、車に積んでおくと便利なグッズはたくさんある!

ブラシ以外にも車に乗せておくと便利なグッズはたくさんあります。たとえば駐車場での着替えに便利な芝マット。

ボードの車内積みに便利なハンギングベルトなど。

詳しくは以下の記事で特集してますので、合わせて参照ください。

冬のスキー・スノボ旅行におすすめ!車にあったら便利なグッズ・カー用品24選

まとめ

板やビンディングについた雪を効率よく落とすには、以下の3つの方法があります。

  • 防水・撥水スプレーを散布する
  • センターハウス内のボードスタンドに放置する
  • ブラシを持参する

どれも簡単にできることばかりなので、気軽に試してみてくださいね。これでもうリフト終了後に長蛇の列に並ばなくても済みますよ。

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ABOUTこの記事をかいた人

スノーボード歴22年の自称育メンボーダー。北海道出身の父の影響で小学生からスキーをはじめ、18歳でスノーボードに出会う。学生時代に留年してまで山にこもり大会などにも出場するが、就職を機に趣味となる。現在は娘も幼いためあまり滑りにはいけないが、いつか子どもとスノーボードに行くのが楽しみ。