こんにちは、20年以上スノーボード滑っている元イントラの、らくスノです。
タイトルの通り、実は663人中約半数の方は毎回一人でスキー・スノボに行ってるんですよ。「たまに一人で行く」と答えた人を加えると、83%以上がひとりスキー・スノボを楽しんでいます。
「えっそれって寂しくないんですか?」
たしかにさみしい部分はあるかもしれませんが(笑)それ以上にひとりスノーボードには得られるメリットがたくさんあります。
■ひとりスキー・スノーボードのメリット
- 自分の都合でスケジュールを組み立てられる
- 集中して練習できる
- 同じコースで反復練習できる
- リフトの待ち時間が少ない
- 音楽を聴きながら滑れる
- 着替える時間が早い
- レッスンやバックカントリーツアーで新しい仲間と出会える
今回は一人スキー・スノーボードのメリットや交通費を安く済ませる方法などについてお話したいと思います。
この記事を最後まで読めば、ひとりでも大好きなスキー・スノーボードが楽しめるようになりますよ!
目次
ひとりスキーヤー・スノーボーダーは意外と多い
そもそも「1人でスキー・スノボに行くのは変じゃない?」なんて誰も思わないです。
実際Xのアンケートでも50%以上の方が、ほぼ毎回一人。「たまに一人で行く」を合わせると、実に83%のスキーヤー・スノーボーダーが一人でトリップしていることが分かりますね。
この意識の隔たりは、単純にスキー・スノーボードを「レジャー」として捉えているか、「スポーツ」として捉えているかの違いだと思います。
スポーツだと考えれば、上達するために1人で練習することは、ごく自然な行為ですよね。
緊張するのは最初だけ!すぐに慣れる
筆者自身も最初はすごく緊張したんですよ。
「ひとりでスノボしてたら不自然かな?」「一人で食事してたら笑われないかな?」みたいな…
でも、そんな心配は無用でした。そもそも「あいつ一人で来てるよ笑」なんて、いちいち他人をチェックしている人なんていませんからね。
緊張するのは最初だけで、すぐに慣れて周りの目が気にならなくなります。
ひとりスキー・スノーボード7つのメリット
では、ひとりでスキー・スノーボードに行くと、どのようなメリットがあるのでしょうか。
■ひとりスキー・スノーボードのメリット
- 音楽を聴きながら滑れる
- 自分の都合でスケジュールを組み立てられる
- 集中して練習できる
- 同じコースで反復練習できる
- リフトの待ち時間が少ない
- 着替える時間が早い
- レッスンやバックカントリーツアーで新しい仲間と出会える
次項から順番に解説していきます。
音楽を聴きながら滑れる
友達や恋人と一緒に来ている時は、あまり音楽聴きながら滑りませんよね。
その点ひとりスキー・スノーボードなら、ずっと好きな音楽を聴きながら滑っていられます。自分の世界に浸れるのです(笑)
ただし、危険回避の為にもインナーイヤホンはおすすめしません。周りの音が聞こえる骨伝導イヤホン使いましょう。
→スキー・スノボ中みんなで通話したり音楽を聴くのにおすすめのイヤホン!
自分の都合でスケジュールを組み立てられる
グループでスキー・スノボの予定を立てるのは大変ですよね。ときには自身の都合に合わせられないこともあります。
でも、一人なら
- 思いついたらいつでも滑りに行ける
- 好きなスキー場で滑れる
- 自分都合で帰ることができる
たとえば「明日急に仕事が休みになったからスノボへ行こう!」なんてこともできちゃいます。
集中して練習できる
たとえば友達と滑りに行くと、まだ練習したいのに「そろそろお昼にしない?」なんてことありますよね。
ひとりスキー・スノーボードでは滑りたいだけ滑れます。
筆者自身ゲレンデコンディションのいい日は、1分でも練習時間を無駄にしたくないので、お昼も食べずにひたすら滑ってました(笑)
自分のペースで集中的に練習できるというのは、ひとりスキー・スノーボード最大のメリットですね。
同じコースで反復練習できる
同じコースをひたすら反復練習したいときありますよね。
でも、友達と一緒だと「別のところ行こうよ」なんて言われて、好きなコースで滑れないことも…
その点、ひとりスキー・スノーボードだったら気がすむまで同じコースを反復練習できます。
リフトの待ち時間が少ない
4人乗りリフトだと、混雑時におひとりさま専用のレーンを設けている場合があります。
一人だとリフトに乗れる回数が増えるので、必然的にたくさん滑ることができるのです。
また私が実際に体験したエピソードなんですが、同じく一人で滑っていたスノーボーダーとリフト乗車中に意気投合。途中から2人で滑ることになりました(笑)
こういった思わぬ出会いがあるのも、ひとりスキー・スノーボードのメリットですね。
着替える時間が早い
自分は早く滑りたいのに、友人がタラタラ着替えていてイラっとした経験ありませんか?(笑)
特に朝一のノートラックを滑走するためには、1分でも早くリフトへ並びたいですよね。
ひとりスキー・スノーボードなら、素早く着替えて即ゲレンデも可能です。なんなら家からウェア着て行ってもいいですし(笑)
レッスンやバックカントリーツアーで新しい仲間と出会える
一人で検定対策レッスンやバックカントリーツアーに参加すると、日頃接点が無いような年齢・職業の方と意気投合することも。
友人同士で行くとどうしてもマンネリ化しますし、メンバーも固定されて刺激がありませんからね。
その点ヒトリスト同士なら話しかけやすいですし、色々なスキーヤー・ボーダーと出会えるので良い刺激になります。
ひとりスノーボードの注意点→怪我した時に備えてスマホはマスト
メリットばかりお話してきましたが、一人で滑る場合に注意しなければいけない点もあります。
それは知人がいないと怪我をしたときに救助が遅れてしまうことです。怪我防止のためにヘルメット・プロテクターを装着しましょう。
また、救助を呼ぶためにも、常にスマホを携帯しておくことをおすすめします。
ちなみに誰にも告げずに一人でスキー・スノボへ行っちゃう方も多いのですが、怪我の程度によっては学校やバイト、仕事先に連絡が必要かもしれません。
万が一の時のため家族や友人、恋人には行き先を伝えておきましょう。
→スキー場ではスマホのバッテリーが減りやすい!カイロはNGなので人肌で保温しよう
一人だと交通・宿泊費が割り勘にできない→節約する方法あります
ヒトリストのデメリットといえば、交通・宿泊費を割り勘にできないことですよね
交通費を節約するなら費用を頭数で割れない車ではなく、一人でも料金が変わらないバスや新幹線がオススメです。
実際、筆者も一人でスノボへ行くときは、スキーツアーのバスを使用することが多いです。
また、ドミトリー(相部屋)なら一人でも予約可能で、2,500円〜宿泊できる宿もあります。予算を8,000円程度まで増やせば、ビジネスホテルもいけますね。
詳しく語ると長くなるので別記事にしました。気になる方は以下の記事も参照ください。
→新宿〜白馬トリップが2泊3日で3万円以下!極限まで節約してスノボ旅行してみた!
女性ヒトリストスキーヤー・スノーボーダー向けのプランもある
男性はともかく、女性のヒトリストは何かと不安ですよね。でも、今は女性向けのサービスも充実しています。
たとえばスキー・スノボのツアーバスは、予約時に男性が隣にならないよう配慮してくれます。
また、ドミトリーも女性専用ルームがあるので、一人でも安心して泊まることができますね。
気になる方は、バス予約の代理店や宿泊施設に確認してみましょう。
初心者でも大丈夫!スキー・スノボスクールは1人でも受講可能
もちろん初心者のヒトリストでもOK!
私自身イントラとして初心者レッスンを担当したときは、1人で受講される方もたくさんいましたよ。
たとえば午前中だけレッスンを受けて、午後から一人で滑ってもいいかもしれません。
とにかくご自身に楽しむ気持ちがあれば、きっと楽しいスキー・スノボ旅行になるはずです。
まとめ
一番のメリットは、やはり時間を有効に使えることではないでしょうか。
私もはじめて一人でスノーボードに行った特は、めちゃくちゃ緊張しました。でも、緊張するのは最初だけ、慣れたらまったく問題ありません。
実際ツイッターのアンケートでも、80%以上の方が一人スキー・スノーボードを経験してますからね。
それだけみなさんが単独スキー・スノーボードにメリットを感じているわけです。
実際、一人でスキー・スノーボード行くと、ツアーの参加者やリフト待ちなどヒトリストに遭遇することが多々あります。
だから「孤独だ」なんて思わず、ぜひ一度ひとりスキー・スノーボードに出かけてみてはいかがでしょうか。