こんにちは、20年以上スノーボードやっている、らくスノです。
今回はピボットスピン540メイクのコツと、プレストリックの極意をこっそり教えちゃいます!
ピボットスピン540とは、GIFのように板のテール(後方)を軸に540回る技です。
基本的にはピボットスピン360とやり方は一緒ですが、180度増えた分よりしっかりプレスしなければなりません。
360なら足を上げるだけである程度形になりますが、540になると誤魔化したプレスでは軸が安定せず回しきれません。
ピボットスピン540のコツはチップに乗ること
ピボットスピン540のコツは、基本的に360と同じ「タメ」と「逆エッジ」です。
※まだピボットスピン360の記事をご覧になってない方は、下記の記事を参照ください。
→憧れの360が簡単にできる!?ピボットスピン360のコツ教えます
しかし、さらに180度回すには、「タメ」と「逆エッジ」だけでは不十分。
では、540度回すには何が必要なのか?
それが鬼プレスなんです!
回っている時に、チップに乗ることをイメージしながらプレスしてみてください。
軸がしっかりしていると、安定して540回すことができます。
まずは止まった状態で鬼プレスの練習をしてみよう!
【GIF】
まずは平坦な場所で、チップに乗るプレスの練習をしてみましょう。
プレストリックは止まった状態でも練習できます。
というか、止まった状態で鬼プレスできなければ、スピンしながらメイクできるはずもありません。
見た目とは裏腹に、止まった状態での鬼プレスも結構難しいです。
ただ怪我するような練習ではないので、気軽に挑戦してみてくださいね。
プレス上級者になりたいならミディアムフレックスの板を狙え!
プレストリックって、一般的には柔らかい板が良いとされているじゃないですか。
私も初心者の板選びという形で、さんざん柔らかい板を勧めていました。
でも、それはあくまでグラトリ初心者・初級者に限定した話。
なんとなく想像できると思いますが、チップに全体重が乗るってことは、ある程度板に硬さがないと軸が安定しません。
それに、高速時の安定など今後のことを考えても、この技にチャレンジするほどの実力の方でしたら、ここで板を買い換えるのもアリかと思います。
プレス上級者になりたいならミディアムフレックス(もしくはソフトミディアム)の板に乗ることをおすすめします。
はい、めでたく「らくスノブログ」卒業ですね…さみしいぜ(笑)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
このブログではさんざん板ではなく練習が大事と言っていたのに、最終的に「板のせいにしやがった」と思われるかもしれません…(笑)
でも、このレベル(もしくはそれ以上)になると板選びは超重要。
「今シーズンは540まで回すぜ~」なんて実力者の方は、ぜひ板の買い替えを検討してみてはいかがでしょうか?
私がおすすめする板に関しては、下記の関連記事を参照ください。
この記事が参考になれば幸いです。
【関連記事】
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