リアエントリータイプのビンディングってなに?メリット・デメリットは?【スノーボード】

スポンサーリンク

こんにちは、らくスノです。

前回の新規エントリーが2ヶ月前なので超久しぶりの投稿となりましたが、サボっていたわけではありません(笑)ちょくちょく記事をリライトしたりはしてましたよ。

…なんて私の話はどうでもよくて、今回はリアエントリーのビンディングです。

私の友人(初心者)は、何の知識もないままリアエントリーのビンディングを購入。まったく使うことができず、お店に不良品だとクレームを入れたなんて困った話もありますw

さすがにそんな方はいないと思いますが、やはり始めて購入される方はリアエントリービンディングのメリット・デメリットって気になりますよね。

現役時代、メインのビンディングのひとつとしてリアエントリーを使っていたので、その辺の経験をもとにお話できればと思います。

リアエントリービンディングってなに?

リアエントリーとは、通常のビンディングと異なりハイバック(背もたれ)を倒してブーツを履くタイプのものです。

らくスノ
こんなやつです。

私の仲間内ではスリッパと呼ばれていました(笑)

今、スノーボードで主流となっているのがストラップタイプのビンディングですが、リアエントリータイプも愛用者が多いですね。

ちなみに、こちらがストラップタイプ。足をのせてから、ストラップを締めて装着します。

その他、ステップインタイプってのもあるのですが、圧倒的に数が少ないですし今回の話とは直接関係ないので割愛します。

リアエントリーのブランド

そんな少数派であるリアエントリーのビンディングですが、販売しているブランドも少ないです。

下記の記事でビンディングブランドを紹介していますが、私の知る限り特集した30ブランドの中でリアエントリーはわずか3メーカーしかありません。

今シーズンのおすすめは?スノーボード人気ビンディング30ブランド大集結!

■フロー

リアエントリータイプのビンディングメーカーとしては一番有名ですね。ビンディング以外にもブーツや板を販売しているので総合ブランドと言えるでしょう。

■SPユナイテッド

ストラップタイプとしても使えるのがSPユナイテッドの特徴です。

■グヌー

ビンディングは上記のフローやSPユナイテッドより知名度が落ちますが、ボードブランドとして有名です。

 

リアエントリーのメリットは?

では、そんなリアエントリービンディングのメリットとはなんでしょうか?

私は現役時代、フローをメインに活動していたので(と言っても2シーズンくらいでしたが…)、使っていた中で感じたことをまとめてみました。

■着脱が早い

なんと言っても、一番のメリットは着脱が早いということです。

足を入れて、ハイバックと呼ばれる背もたれをあげるだけなので、わずか2秒で装着が完了します。

ですので、私のようなヒトリストボーダーには、装着してすぐ滑り出せるのでおすすめですね。

■オフトレ施設・室内ゲレンデでは最強

オフトレ施設や室内ゲレンデ、オープン直後のスキー場は滑走距離が短いので、どうしてもビンディングの着脱の回数が増えますが、リアエントリーなら装着時間を大幅に短縮できます。

また、現役時代の私はパークアイテムをハイクアップで集中的に練習してたので、その時はリアエントリーがとても重宝しました。

※ハイクアップとは、リフトを使用せず自分の足で斜面を登ること。

【スキー、スノーボード】オフシーズンにできるトレーニング11選

■立って装着できる

ビンディングを立って装着するって、なんとなく上級者なイメージがあると思うのですが、リアエントリーなら初心者の方でも簡単にできますよ。

誰でもできる!立ったままバインディングをつけるたった1つのコツとは【スノーボード】

■足が痛くならない

まぁこれはメリットというか構造上の問題でもあるのですが、足を入れやすくするための隙間を残しておかなければいけないので、必然的に足にかかる負担が減ります。

また、フローのビンディングは面でカバーしてくれるので、局所で負荷が加わるのを防いでくれます。

■目立つ

最後はどうでも良いのですが(笑)なにしろ3ブランドしか扱っていない少数派なので、リアエントリーを知らない友達から「何そのビンディング!?」って注目を浴びます。

リアエントリーのデメリットは?

ブランドのサイトでは、当然良いことしか謳ってないんですよ(笑)

ですので、率直にデメリットもレビューしてみたいと思います。

■重い

最大のウィークポイントが重いということです。

3ブランドともにそうなんですが、ヒールカップ(かかとの金具)が無いのでハイバックをアルミなどで強化しています。

結果、一般的なストラップタイプよりも、相対的に重くなってしまうのです。

とは言っても、わずか数百グラムの差ですので、普通に滑る分にはまったく問題ありません。しかし、グラトリ・ジブメインの方、特に女性や脚力の弱い方は再考の余地があるかもしれません。

軽量なカーボンビンディングとの重量の違い。体重計なのでざっくりですが(笑)両足で約600gの差があります。

■リフト乗車時に引っかかる

構造的にハイバックを倒すことができないので、ほぼビンディングがせり立ったままリフトに乗車することになります。

ですので、リフトと雪面の間が狭いとビンディングが引っかかってしまうのです。

私自身、ハイバックが引っかかってこけたことはありませんが、乗降時には注意が必要ですね。

ざっと計測しただけでも、15cmくらい違います。

構造上、これ以上倒れないんです…

■友達の装着が遅いと意味ない

前項で「素早く装着できるのがリアエントリーの最大のメリット」とお話しましたが、実は友達なんかと滑る時はあまり意味を成しません。

結局、ストラップタイプの友人の装着を待たなければいけないので、しまいには雪面に腰を下ろして雪だるま作ったり…暇を持て余します(笑)

■ワンフット系のトリックがやりづらい

やらない人にとってはどうでも良い話ですが(笑)ワンフット系のトリックがやりづらいです。

ハイバックが立ったままなので、オーリーした時に足が引っかかるんですよね。

「今シーズンはワンフットもやってみたいな!」なんて方は注意してください。

■強く締められない

これは完全に好みの問題なんですが、強く締められないのは少し気になりますね。

正確にいうと、履いたあとにストラップを調整することで強く締めることもできるのですが、そうするとリアエントリービンディングを使用する意味がありません。

また、いったん強く締めてしまうと着脱がしづらくなるんです。(フローはストラップ部分がせり上がるように設計されたモデルもありますが…)

「ビンディングのストラップはガチガチに締めたい!」って方は気をつけてください。

■締め分けができない

前項の続きになりますが、締め分けができないのはネックですね。

ストラップタイプなら、つま先と足首のストラップを調整して「ジブは足首を少し緩めてルーズに流す」とか「カービングするからつま先を強めに締める」なんてことができます。

いえ、正確に言うとできないことはないですが、それだとわざわざリアエントリーを購入する意味がなくなっちゃうんです。(着脱がしづらくなり、滑走後に再調整が必要になってくるので…)

まぁこの辺は上級者限定の話になってきますが、あらかじめ知っておいて損はありません。

■ビンディングに詰まった雪が取り除きづらい

スノボあるあるなんですが、滑っているうちにビンディングに雪が詰まることありますよね。

これ、こまめに取り除かないと凍ってしまい、装着できなかったりビンディングに足を乗せた時に安定感がなくなってしまいます。

リアエントリーの場合、ストラップは付けたままなので雪を取り除くのがとても不便。

かかとで凍おった雪をガシガシを砕くなんてこともやりづらいですね。

 

■パウダーには不向き

パウダーゾーンで停止したら、間違いなくリアで履けなくなります(笑)

バックカントリーメインの方は、ストラップタイプが無難ですね。

■ブーツが傷みやすい

フローのブーツは、リアエントリーのビンディングでも足を入れやすいように細身で、なおかつ、つま先やかかと部分に余計な縫い目がなかったりします。

対して他のブランドのブーツは、リアエントリービンディングなんて意識して作ってないので、甲高で足が入れづらかったり、つま先・かかと部分が擦れて傷みやすいです。

下の写真は、フローと私が使っていたK2のブーツですが、比べていただければ両者の違いは一目瞭然ですね。

出典:https://item.rakuten.co.jp/secondbrand/6917aero-blk/

出典:https://item.rakuten.co.jp/sports-bazaar/s-sb550817/

どんな人におすすめ?

デメリットでは、いろいろ辛辣なことも書きましたが(笑)要は、メリットを最大限に享受できる使い方をすればリアエントリービンディングは最強になります。

  • ヒトリスト
  • オフトレ施設、室内ゲレンデによく行く方
  • オープン直後のスキー場で滑る方
  • ストラップタイプだと足が痛くなる方

上記にあてはまる方には超おすすめなビンディングです!

まぁ上記に当てはまらないから「おすすめしない」ということではないのですが、あまりメリットを享受できないというのが正直なところでしょうか。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

リアエントリービンディングに関して、意外とリアルな意見を書いたサイトがなかったので記事にしてみました。

まぁ超有名プロライダーの石川敦士さんもSPユナイテッドのバインでパウダー滑ってますし、フロー時代からリアエントリーでグラトリ、ジブ、キッカーなんでもやってましたけどね(笑)

だから、「何ができない」とか機能的なデメリットはまったくです。

あとは、当記事を読んでメリット・デメリットを承知したうえで購入すれば、「こんなはずじゃなかった」なんて失敗も少ないかと思います。

この記事が参考になれば幸いです。


スノボ専門ブログらくスノ公式ツイッター

スノーボード歴18年の知識や経験をもとに、毎日初心者の方むけのハウツーやお役立ち情報つぶやいてます。気軽にフォローしてくださいね!




板、ブーツ、バイン、ウェア、小物…
18-19シーズン最新スノーボードギア270ブランド大特集!

スノボ歴18年の私らくスノが厳選した、2018-19シーズンの最新スノーボードギア270ブランドを集めてみました!デザイン?それとも機能?ゲレンデに行く前に最新のギアをチェックしてライバルに差をつけよう!




スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

※日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

ABOUTこの記事をかいた人

スノーボード歴18年の自称育メンボーダー。北海道出身の父の影響で小学生からスキーをはじめ、18歳でスノーボードに出会う。学生時代に留年してまで山にこもり大会などにも出場するが、就職を機に趣味となる。現在は娘も幼いためあまり滑りにはいけないが、いつか子どもとスノーボードに行くのが楽しみ。