スノボ板にダリングしないと?→転びやすくなる…5分で終わるからやってみよう

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こんにちは、スノーボード20年以上やっている元イントラの、らくスノです。

ダリングとは滑るときに使用しない余分なエッジを削ること。

なぜダリングするかというと他人の板を傷つけたり、雪面のちょっとした凹凸に引っかかり転倒してしまうからなんです。

でも、実際どうやったらいいか分かりませんよね。

今回はたった100円でできるダリングの方法をお教えしたいと思います。

この記事を最後まで読めば、初心者でもお手軽・簡単にダリングすることができますよ!

ダリングとは有効エッジ以外の部分を削ること

滑る時に使用するエッジを「有効エッジ」といいます。

逆にいえば、有効エッジ以外は不要ということになります。

本来の滑走で使用しないエッジを削ぎ落とすためにダリングするわけです。

ダリングをしない3つのデメリット

ダリングをしないと、

  • エッジが雪面に引っ掛かる
  • 他人の板を傷つけてしまう
  • ジブ・プレス系トリックで引っ掛かる

といったデメリットがあります。

エッジが雪面に引っ掛かる

普通に滑っているだけでも、雪面のちょっとした凹凸を拾ってしまい、逆エッジをくらった時のような状態になります。

他人の板を傷つけてしまう

気をつけていても、リフト待ちやリフト乗車中に他人の板にぶつかってしまうことはあると思います。

でも、ダリングしてないと、ぶつかった時に他人の板を傷つける可能性があります。

ジブ・プレス系トリックで引っ掛かる

ジビング(レール、BOXなど)やグラトリのプレス系トリックで、エッジが引っ掛かりやすくなります。

私自身も経験がありますが、ダリングをしてないと急ブレーキをかけたような状態で転倒するので、とても危険です。

ダリングのチューンナップ料金は2,000円前後+送料

ダリングをチューンナップショップに出すと、2,000円前後の料金がかかります。

しかも配達すると送料もかかるので、ダリングだけお願いするのはあまり現実的ではありませんね。

新品を購入するとダリングをサービスしてくれるショップもありますが、店舗によって対応は異なります。

でも、ご安心ください!

これから説明する方法を実行すれば、ご自身でも簡単にダリングできますよ。

100円でできる超簡単ダリングのやり方

では、実際にダリングしてみましょう。ダリングのやり方は以下のとおりです。

  • 100円均一でヤスリを購入
  • ダリングの範囲はボードの反り上がりから指一本分外側
  • 100円均一のヤスリで削る
  • サンドペーパーで仕上げ磨き

次項から詳しく解説します。

100円均一でヤスリを購入

まず、100円均一で金属用のヤスリを購入してください。※木工用もあるので注意!

私はダイソーで買いましたが、ある程度大きい店舗ならどこの100均でも購入できます。

ダリングの範囲はボードの反り上がりから指一本分外側

100円均一でヤスリを購入したら、滑走で使用しない不要なエッジを削ってみましょう。

前述の通り、ノーズ(先頭)・テール(後方)の反り上がり部分が不要なエッジとなります。

床に置いたとき、反り上がりから指一本分外側が削り始めの目安となります。

ロッカーボードは、床に置いた時点で浮き上がっていると思います。

その場合は、しっかり床に押さえつけてから反り上がりの目安を測りましょう。

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削る部分を測ったら、マスキングテープなどで目印をつけます。

100円均一のヤスリで削る

【GIF】

削る部分を決めたら、100円均一で買ったヤスリでエッジを落としていきます。

最初は恐る恐るだと思いますが、どちらにしても使わない部分なので大胆に削っても大丈夫です。

イメージとしては、図のようにとがったエッジを丸くする感じ。

ノーズ(先頭)とテール(後方)それぞれダリングしたら完了です。

ちなみに金属の削りカスが散乱するので、できれば屋外でダリングすることをおすすめします。

サンドペーパーで仕上げ磨き

余裕がある方は仕上げ磨きをしてみましょう。

ヤスリで削ったエッジは目が荒いので、そのままだと錆びやすくなってしまいます。

最後に細目のサンドペーパーなどで仕上げ磨きしてあげると、錆びにくくなりますよ。

もちろんサンドペーパーも100均で購入可能です!

セルフダリングの比較画像です。

こんなにエッジが丸まりました!

まとめ

そもそも「ダリングを知らない」とか、「難しそう」なんて思っていませんでしたか?

たった100円でエッジの引っ掛かりがなくなるなら安いもんですよね。

私もエッジがレールに引っ掛かって大転倒したことがあります。

事故を防止する観点からも、必ずダリングしましょう!

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ABOUTこの記事をかいた人

スノーボード歴22年の自称育メンボーダー。北海道出身の父の影響で小学生からスキーをはじめ、18歳でスノーボードに出会う。学生時代に留年してまで山にこもり大会などにも出場するが、就職を機に趣味となる。現在は娘も幼いためあまり滑りにはいけないが、いつか子どもとスノーボードに行くのが楽しみ。