本気の人しか見ないで下さい!スノーボード歴22年の私が本当におすすめできるグラトリ板11選

こんにちは、20年以上スノーボードやっている、らくスノです。

「今シーズンはグラトリ専用ボードを買って、もっと上達したい!」なんて思っている方も多いのではないでしょうか。

でも、具体的にどんなボードを選んでいいか迷いますよね。

それこそ板選びに失敗すると、ワンシーズンが台無しになってしまいます。

ご安心ください!

私はショップやメーカー、ライダーの友人がいます。

今回はそんなプロ達の話を総合し、私の経験も加味したうえで、本当に良いと思ったグラトリボードだけピックアップしました!

この記事を最後まで読めば、きっとあなたにぴったりのグラトリボードに出会えるはずですよ。

おすすめのグラトリボード11モデル紹介します!

今回ご紹介するのは下記の11モデルになります。

  1. 011アーティスティック/フラットキング
  2. 011アーティスティック/ダブル
  3. ライス28/RT7
  4. ファナティック/FTCツイン
  5. トルクレックス/ユニコーン
  6. グレイ/トリックスティック
  7. ヨネックス/アクセ
  8. アライアン/ダメージ
  9. バタレオン/ディザスター
  10. K2/ジオメトリック
  11. ライド/キンク

どれもグラトラー御用達の名機ばかりです。

次項から順番に紹介させていただきます。

011アーティスティック/フラットキング

  • 形状:キャンバー、ツイン
  • フレックス:ミディアムソフト
  • レベル:中上級者

011ホームページ

もう「この板無しに日本のグラトリシーンは語れない!」というくらい有名な板。

そもそも、なぜ011がグラトリの代名詞になったかご存知ない方も多いと思います。

日本では2000年代初頭からグラトリブームが起きましたが、何を隠そうそのムーブメントの中心にいたのが、011の創始者である相内康夫プロ(通称会長)でした。

相内会長のフラットでのキャブ900は今や伝説で(当時は540回すだけですごかった)、現役時代の私はスタイルなど大変影響を受けたものです。

そんな相内会長が、2004年にジブ・グラトリに特化したブランドとして立ち上げたのが、011アーティスティック。

出典:011アーティスティックホームページ

011の中でもフラッグシップモデルと言えるのが、このフラットキング。

なんといっても、一番の特徴はこのキックでしょう。

図のように、通常のキックより鋭角に反り上がっているのがわかりますね。

このキックのおかげで、板をピンポイントに弾き、高さのあるオーリーができるようになります。

面よりも点で弾いた方が、よりパワーが集約されますからね。

私も実際に乗りましたが、オーリー時に反発が良すぎてのけぞってしまいました(笑)

出典:011アーティスティックホームページ

また雪面に引っかかりにくいようエッジをビべリングしているので、回転数が足りず「うわ、逆エッジ」なんて思ったら持ち直せたなんてこともありました。

それでいて、アイスバーンでもしっかり雪を噛んでくれるので、どんなコンディションでも安定してグラトリができます。

出典:011アーティスティックホームページ

さらにカーボンより優れた高反発、振動軽減性能を持つPEファイバー繊維補強材を使用することで、まさに完全体という感じですが…正直乗り手は選びます。

点で弾くということはオーリーのポイントが超シビアなので、ある程度練習が必要です。

初級者の方が乗っても、ほとんど板の性能を発揮できないでしょう。

けっして安いボードではないですし、ゲレンデでは「フラキン乗ってるけど、実力はどうなの?」なんて余計な注目を浴びてしまいます。

モチベーションが高くないと乗りこなせない、そんな板ですね。

 

011アーティスティック/ダブルフライ

  • 形状:フラットキャンバー、ツイン
  • フレックス:ソフト
  • レベル:初級者~

011ホームページ

同じく011からダブルフライのご紹介です。

こちらも、前項のフラットキングと双璧を成す、011を代表する板となっています。

出典:011アーティスティックホームページ

フラットキングとの一番の違いはフレックス(板の柔らかさ)と重量です。

通常柔らかい板は、オーリーの反応も弱かったりするのですが…

ダブルはただ柔らかいだけでなく、オーリーで弾く部分は張りが強く、プレスでしならせたい部分は柔軟に曲るように作られています。

ですので、クイックなオーリーには強く反発し、スローなプレスは簡単に曲がってくれる優れたボードといえるでしょう。

また、サーフボードで使われているフォームコアと呼ばれる芯材を使用し、最軽量化に成功しました。

実際展示会で持たせてもらいましたが、めちゃくちゃ軽いです。

出典:011アーティスティックホームページ

ダブルフライはフラットキングと同じくコンベックスが設定されているので、回転不足による逆エッジを防ぐことができます。

ソネ系の技なんかは最初ノーリーするときに勇気がいると思いますが(ヒールエッジ返す時の逆エッジが怖い)、引っ掛かりがないので意外とすんなりできちゃうのがこの板なんです。

出典:011アーティスティックホームページ

ダブルはフラットキングと同じキャンバーシェイプですが、フラット部分が設けられているので、初級者の方でも弾きやすい。

最近はスタイルが出せるリバースとかシャッフル、低回転トリックが人気ですよね。

あえて720や540ではなく、ダブルでスタイル出しまくりのグラトリを目指すのもかっこいいと思いますよ。

フラットキングは乗り手を選びますが、ダブルは初級者の方にもおすすめできる1枚です。

 

ライス28/RT7

  • 形状:キャンバー、ツイン
  • フレックス:ミディアムソフト
  • レベル:初級者〜

ライス28ホームページ

011アーティスティックと並ぶグラトリボードの有名ブランド、ライス28のRT7です。

ライダーさんの滑りを見れば、誰しもやばいと思うはず。

実際に試乗した感想は、とにかくレスポンスが早くコントロールが簡単!

ツインのキャンバーシェイプがしっかり雪面を噛んでくれるので、リバースターンやカービングも容易にできる。

私の得意技オーリー720も楽々回せるし、狙った回転数でしっかり止まってくれます。

出典:ライス28

レスポンスの秘密は軽量なスーパーライトコアにHV2プレート。

この機能により、取り回しの良さと安定感が増しました。

さらに板を5つに区切ってフレックスバランスを調整することで、トランポリンのような弾きやすさを実現。

011のダブル同様、クセがないのでレベルを問わず乗りやすい。

私が自信をもってお勧めする1枚です。

 

ファナティック/FTCツイン

※ちょっと古い映像ですが、軽さは伝わると思います。

  • 形状:ハイブリッドキャンバー、ツイン
  • フレックス:ミディアム
  • レベル:中級~

ファナティックホームページ

前項の3モデルよりは知名度は落ちますが、私の超おすすめモデル、ファナティックのFTCツインをご紹介したいと思います。

ファナティックの特徴は、何といっても圧倒的な軽さ!

計量するまでもなく、持ってみると他のメーカーとの重さの違いがはっきり分かります。

前述のフラットキングやRT7は確かに名機ですが、他のメーカーと比べても突出して軽いわけではないんですよ。

「軽けりゃいい」ってわけでもないですが、重量があるってことは筋力がないと取り回しが難しい…

出典:ファナティックホームページ

ファナティックの特徴の一つである蜂の巣のようなハニカム構造は、余計な部分を肉抜きしつつ剛性は保ったままという優れた機能を有しています。

なんと、この肉抜きによってコアウェイトの重量を45%も軽減したんだとか!

また、実勢価格でダブルやRT7より2〜3万円安いのもポイントが高いですね。

切り返しのクイックなレイト系・シャッフル系をはじめ、高速カービングも柔軟に対応してくれるおすすめのボードです。

【補足】

ファナティック傘下の新しいブランド、FNTCが18-19シーズンより始動しました。

FTCツインと同じハニカム構造を持つFNTCのTNTは、日本の雪山シーンを意識して開発したグラトリ特化型ボード。

しかも日本一売れているグラトリボードだそうです。

FTCツインが気になった方は、合わせてTNTも検討してみてはいかがでしょうか。

詳しくは下記の記事も参照ください。

日本で一番売れてるグラトリボード!FNTCのTNT人気の秘密教えます

トルクレックス/ユニコーン

  • 形状:可変キャンバー、ツイン
  • フレックス:ミディアムソフト
  • レベル:初級者~

トルクレックスホームページ

こちらもグラトリメーカーとして名高いトルクレックスでございます。

出典:トルクレックスホームページ

トルクレックスの特徴といえば、何といっても特許を取得しているガラス心材ですね。

トランポリンのスプリングなんかを想像すると分かりやすいと思いますが、この心材を使用することによって反発力が増大するんです。

また、高速時の板のバタつきを抑える効果もあります。

実際乗ってみると、オーリーで後ろ足に荷重するまでは他のボードと変わらないのですが、次の瞬間信じられないくらい反発が返ってきます。

出典:トルクレックスホームページ

また、011やライスと同じビべリングやコンベックスを施しているので、逆エッジになりにくい。

それでいて、キレッキレのカービングもできちゃいます。

粘りのあるミドルフレックスに、スピン・プレス・カービング等どんなトリックにもマッチする可変キャンバーボード。

キャンバーって乗りづらいイメージがあると思いますが、ユニコーンはフラットゾーンが大きいので初級者の方でも安心ですよ。

もう動画のキレッキレのグラトリを見たら、この板のポテンシャルが一発でご理解いただけると思います。

自分の実力をワンランク上げてくれる、まさにそんなボードですね。

 

グレイ/トリックスティック

  • 形状:可変キャンバー、ツイン
  • フレックス:ミディアムソフト
  • レベル:初級者~

グレイホームページ

昨シーズン乗ってめちゃくちゃ調子良かったので、グレイのトリックスティックを紹介させていただきます。

そもそもグレイは、グラトリというよりもテクニカル・アルペンボードとして評価が高いブランドでした。

ですので、乗る前は「グレイのグラトリボード…?」みたいなノリだったんですが(笑)

やっぱり、こういう愚直なメーカーが本気で遊びボード作ったら怖いです。

なにしろ、開発者自身が「本気でグラトリボード作りました!」って宣言してましたからね。

出典:グレイホームページ

ミドルフレックスで、アクティブキャンバー(可変キャンバー)のツインという形状。

011の項でお話したとおり、通常のキャンバーって点で弾かなきゃいけないので、グラトリ初級者には難しいんですよ。

その点、トリックスティックはセンターのRがしなったとき足下の直線部分が面で接するので、ミディアムフレックスなのにオーリー・ノーリーが簡単にできます。

しかも、オーリー・ノーリーが簡単なのに高さも出せる。

出典:グレイホームページ

カーボンとスーパーライトコアを使用しており、抜群の軽さを誇ります。

なにより、アルペン・テクニカルに定評があるブランドなので、カービングやリバースターンもばっちり!

グラトリ中上級者はもちろん、初級者の方にこそぜひ乗って欲しいボードです。

 

ヨネックス/アクセ

  • 形状:イージーライドキャンバー、ツイン
  • フレックス:ミディアムソフト
  • レベル:初級者~

ヨネックスホームページ

オールカーボンボードとして有名なヨネックス、いつのまにかグラトリに特化したボードを作ってました。

いえ、もともとグラトリの板としては定評のあるブランドだったんです。

なにしろ前述のライス28のプロライダーがアマチュア時代使っていたくらいですから。

ただし、それはあくまでスムースとかネクステージとか、パークモデルをグラトリ用として流用していただけ。

でも、その評判をメーカー側でもリサーチしていたんでしょうね。

ついにグラトリ特化モデルを発表するに至りました。

出典:ヨネックスホームページ

ドイツ語で軸という意味があるアクセの特徴は、カーボンリボン。

チップ部分にX字に配置されたカーボンが、よりクイックに乗り手の動きに反応し、パワーロスなく反発を得ることが可能になりました。

グラトリはチップ部分のトーション・フレックスがすごく大事。

特に最近流行りのシャッフル系やソネ系、私の得意なコンパス系の技は、チップ部分がクイックに反応してくれるととてもやりやすい。

また、センター部分をソフトフレックスにすることでオーリーしやすく、脚力が弱い方でも高く飛ぶことができるようになっています。

そして、私が今さら言うまでもなくヨネックスはオールカーボンボード。

カーボンボードは軽くて反応・反発が良いため、グラトリボーダーも愛用者が多いですね。

キャンバーベースですが、ノーズ・テールがフラットになっているので初心者の方でも弾きやすい。

ヨネックスの板にはさんざんお世話になった私が、自信を持っておすすめできる1枚となっております。

 

アライアン/ダメージ

  • 形状:MIDキャンバー、ツイン
  • フレックス:ソフト
  • レベル:初級者~

アライアンホームページ

アメリカのブランド、アライアンからはダメージのご紹介です。

アライアンの看板モデルのひとつダメージは、昔ながらの4mmキャンバーシェイプとなっています。

私がスノーボードを始めた時代は、ボードなんてすべてこのシェイプだったので、乗るのがめちゃめちゃ難しかったんですよ(笑)

でも、低速グラトリだけでなくカービングやリバースターンも視野に入れてるなら、このシェイプで間違いないですね。

出典:アライアン

正直ダメージのような無骨でオールドスクールな形状は、日本では流行らないんですよね。

なぜならハイキャンバーはコントロールが圧倒的に難しいので、ゲレンデで多数を占める初心者・初級者の方は、やっぱり乗りやすいハイブリッドシェイプ買いますから。

そうなるとメーカーだって、ハイキャンバーよりももっと売れるローキャンバーやハイブリッドシェイプのボードに力入れます。

だからこそ!

だからこそのダメージなんです!

ダメージはヒールからトゥーへの切り返しがめちゃめちゃスムーズ!

グラトリは高回転の踏切になるとかなりエッジ立てるので、トーションの反応が重要になってきます。

ダメージはそんな要望にもクイックに答えてくれます。

ソフトフレックスなのに雪面への食い付きがいいのは4mmキャンバーのおかげ。

もちろんカービングやリバースターンもばっちりです!

私が試乗したときは、とてもスムーズに角付けすることができました。

低回転、プレス系から高速ラントリまで、なんでもいけちゃうボードですね。

 

バタレオン/ディザスター

  • 形状:ローキャンバー、ツイン
  • フレックス:ソフト
  • レベル:初心者~

バタレオンホームページ

前項まではガチモデルばかりだったので、ここからは初心者の方にも乗りやすいボードを紹介します。

まずはバタレオンのディザスターです。

出典:バタレオンホームページ

バタレオンの特徴と言えば、なんといっても3Dシェイプでしょう。

板のノーズ・テールがスプーンの様な形状をしているので、逆エッジしづらいんです。

しかもキャンバー構造なので、オーリーの反発がしっかり返ってくる。

バタレオンの中でも、このディザスターというモデルは柔らかいので、グラトリ初級者の方にもぴったりです。

出典:バタレオンホームページ

個人的にバタレオンの一番良いところは、エッジの切り替えがスムーズにできるので、切り返しが多いグラトリの技では最強のレスポンスを発揮してくれることだと思います。

最近のティーザーだったりYouTube動画見ていると、比較的滞空時間が確保できる540をレイトやタップ、シャッフルで回すっていうのが主流になってます。

そうなってくると、板選びは反発よりも切り返しや取り回しの良さが重要になってくるのです。

バタレオンの3Dシェイプは、まさにそういった要望を満たしてくれるボード。

出典:バタレオンホームページ

良いことばかり書きましたが、前述のモデルと比べるとやはりエッジの食いつきは弱いですね。

スピードを出した時に少しバタつくので、カービングやスピンの高回転は不向きかなと思います。

とはいえ「低速グラトリがメイン」という方には、圧倒的におすすめ!

グラトリ初心者・初級者の方は要チェックですね!

 

K2/ジオメトリック

  • 形状:キャンバー、ツイン
  • フレックス:ソフト
  • レベル:初心者~

K2ホームページ

続いてはK2が生んだ名作WWWの後継機ボード、ジオメトリックのご紹介です。

そもそもWWWは歴史の長いモデルで、10年以上にわたりグラトリ・ジブ板の代名詞として君臨しています。

今でこそ様々なグラトリ専用ボードが販売してますが、当時はグラトリ用の柔らかい板ってそんなに選択肢がなくて、WWWは圧倒的に支持されてました。

出典:K2

確か、最初はロッカーボードで途中からフラットになったと記憶してますが、最新のジオメトリックはハイブリッドキャンバーになりましたね。

そんなジオメトリックの素晴らしい点と言えば、やはり圧倒的なコストパフォーマンス!

インターネットなら型落ちで2万円台~購入できます。

011なんて型落ちでも8万円台なんですよ!

この価格帯のクラスでは間違いなくナンバーワンのグラトリボードです。

正直カーボンバー無いですし(カーボンが入っているとより反発が得られる)、ソフトフレックスなので安定感は微妙かもしれません。

しかし、それはあくまで上級者目線で見るからであって、それこそ今シーズンからグラトリ始めようと思っている方には、圧倒的に扱いやすいボードとなっています。

オーリーも反応が良いので普通に540回せました。

ちょっと口は悪いかもですが、どうせ安いしボロボロになるまで使い倒しましょう!

その頃にはきっと、超絶レベルアップしているはず。

 

ライド/キンク

  • 形状:ハイブリッドキャンバー、ツイン
  • フレックス:ミディアムソフト
  • レベル:初心者~

ライドホームページ

最後にご紹介する板は、ライドの中でも長い歴史を持つ有名モデルKINKです。

出典:ライドホームページ

KINKの特徴は、このクラスでは珍しいハイブリッドキャンバーシェイプでしょう。

面でとらえることができるフラットやハイブリッドボードは、オーリーがピンポイントでなくてもごまかせるというか、ある程度跳んでくれます。

対してキャンバーシェイプは、しっかり点で捉えないと高さが出ません。

少しでもチップやセンター寄りに加重しちゃうと反発がまったく得られないんですね。

KINKは同クラスのボードと比べるとオーリーの踏切が難しいので、生半可な気持ちで購入すると痛い目をみます。

でも、上級者を目指すなら、キャンバーボードは避けて通れません。

周りの同じレベルの友達よりひとつ抜きん出たいとか、向上心を持ってグラトリに取り組むならKINKはベストな選択ではないでしょうか。

出典:ライドホームページ

さらに細かい点を上げると、サイドがスライムウォールという、スケートボードのウィール素材(ウレタン)を使用しているので、高速時や荒れたバーンでの板のバタつきをおさえてくれます。

また、チップ部分が薄くシェイプされているので、スイングウェイトが軽くスピンしやすい。

この辺の機能は、現在ライドの板をメインで使っている私が太鼓判を押します!

とにかく向上心のあるグラトリ初心者ボーダーさんにおすすめの1枚です。

グラトリボードとラントリボードの選び方の違い

現在のスノーボードのトレンドとして、高速カービングからトリックをきめるラントリが人気を集めています。

では、グラトリボードやカービングボードとの板選びの違いは何でしょうか?

解釈は色々あると思いますが、私が考えるラントリの定義はターンやカービングの延長でスピードを保ったままトリックをすることです。

だからラントリボードに求められるのは、高速カービングに耐えうる安定感・グリップ力とトリックしやすいフレックス・反発という幅広い性能なんですよね。

この辺りの考え方が、一般的なグラトリボード・カービングボードとラントリボードの差だと思います。

といわけで、よりラントリに特化した板が知りたい方は、下の記事も合わせて参照ください。

【最新版】元スノボイントラが厳選!ラントリにおすすめの板10選

さらに多くのグラトリ板おすすめブランドを知りたい!

この記事では、筆者が特におすすめのグラトリボードモデルのみピックアップしました。

でも、グラトリ初心者・初級者の方の中には…

  • そもそもグラトリボード選びの基本が分からない
  • グラトリボードのおすすめブランドをもっと知りたい
  • 自分のレベルにはどれがいいか分からない

そんな方も多いのではないでしょうか。

下の記事では、今回選に漏れたブランド・モデルをレベル別に紹介してます。

まだグラトリ板を絞りきれないという方は、合わせて参照ください。

スノーボードのプロ達に聞いた正しいグラトリ用の板選びとは?今シーズンのブランド別おすすめモデルも教えるよ

グラトリ板の型落ちモデルを探すならグーグルショッピング

グラトリ板の型落ち品を探すなら、グーグルショッピングが便利!

たとえば「ブランド モデル名 年式(昨年がベター)」と検索すると、様々なショッピングサイトの板が表示されます。

例)011 ダブル 2021

さらに形状や価格でも絞り込みができるので、自身のレベル・スタイルに合った板がお得に買えちゃいます。

型落ち品の探し方については下の記事にまとめていますので、気になる方は参照ください。

安く買うなら型落ちモデル!スノボギアの旧品を探すコツ・注意点教えます

まとめ

今の実力からワンランク上にレベルアップさせてくれる板ばっかりですので、ぜひご自身のスタイルやスキルに合わせてお選びいただければと思います。

また板選びとともに大事なのが、ビンディングとブーツです。

ビンディングとブーツの相性が悪ければ、どれだけ良い板でもポテンシャルを発揮できませんからね。

グラトリにおすすめのギアは関連記事にまとめています。

どれもこのブログでしか読めない内容ばかりですので、ぜひ合わせて参照ください。

【関連記事】

最強のモデルはこれだ!ベテランスノーボーダーが本気でおすすめするグラトリ用ビンディング10選

本気で上達したいならこれ!ベテランがおすすめするグラトリ用ブーツ10選

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2 件のコメント

  • 回転至上主義いいっすね、僕もやってたのその時代でした。もうやらなくなって10年ぐらい経ちますが、やっぱり011ですかね?いまだに10年以上前のフラットキングが眠っています。久しぶりに読んでいてワクワクしました。

    • カノウ様

      コメントいただきありがとうございます。
      10年前ということは私と同じくらいの世代の方ですかね!ちょうど私より前の世代からグラトリブームが始まって、そんな先輩たちに憧れて私もグラトリ始めました。
      011は今でも人気ですね!手摺狂会知らない世代の方もグラトリと言えば011って言いますし。
      今では私も帰る間際にちょっと遊びでくらいしかグラトリやらないですが、お互い若いボーダーに負けずに頑張りましょう(笑)

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    スノーボード歴22年の自称育メンボーダー。北海道出身の父の影響で小学生からスキーをはじめ、18歳でスノーボードに出会う。学生時代に留年してまで山にこもり大会などにも出場するが、就職を機に趣味となる。現在は娘も幼いためあまり滑りにはいけないが、いつか子どもとスノーボードに行くのが楽しみ。