スノボでハーフパイプやキッカー・ジブしたいけど何から始めればいいの?パークデビューまでの流れを教えます

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こんにちは、スノーボード20年以上やっている、らくスノです。

今シーズンはキッカー(ジャンプ台)やハーフパイプ・ジビングに挑戦したいという方も多いのではないでしょうか。

でも、いったい何から始めていいかわからないですよね。

それこそ気合や根性だけでアイテムに入ると、怪我の原因になることも…

それに正しい順序で練習しなければ、いつまでたっても上達しません。

今回はスノーボードでキッカーやハーフパイプ・ジビングを始めるまでの流れについて解説したいと思います。

この記事を最後まで読めば、怪我なく安全にステップアップすることができますよ!

まずはグラトリで練習してみよう!

まず大前提として、「徐々にステップアップしていく」意識を持ちましょう。

気合や根性だけで、いきなりアイテムに突っ込んでも怪我するだけ。

一般コースでもパークの予行演習をすることはできます。

  1. グラトリ
  2. 地形
  3. ウェーブ

まずはパークへ入る前に、上記の順序で練習してみてください。

グラトリ(グラウンドトリック)とは、キッカーなどのアイテムを使うことなく跳んだり回転したりすること。

自力で跳ぶだけなので怪我のリスクも少ないうえ、すべてのフリースタイル競技の基本となるので、その後のステップアップもスムーズです。

スノーボードグラトリ初心者でも簡単にできるトリックや最短でマスターするコツまで記事まとめ

地形を使って練習してみよう!

一般コースでグラトリができるようになったら、コースの地形を使って飛んだり跳ねたりしてみましょう。

一般コースとはいえ、壁や落ち込みを使ってトリックすることもできます。

地形遊びと侮るなかれ。

ある程度慣れてくると上記の写真くらいは跳べるようになります。

ハーフパイプやキッカーの事前練習としては十分だと思います。

ただし、あくまでコース内なので、他の滑走者には注意してくださいね。

ウェーブで練習してみよう!

地形に慣れてきたら、コース脇のウェーブでも練習してみましょう。

ここでジャンプと着地の練習を繰り返します。

連続したウェーブは練習効率も良いですし、ジャンプのタイミングをはかったり着地のトレーニングにはぴったり!

ジャンプ台のコツはラジオ体操!?初心者でも簡単にキッカーが飛べる方法教えます

パークに入ってみよう!

では、いよいよパークに入ってみましょう。

パークとは、キッカーやハーフパイプ・ジブアイテム(BOXや階段の手すりのようなアイテム)が連続で設置してある場所。

通常は注意喚起の看板があって、ロープなどで一般コースと隔てられている場合が多いですね。

とはいえ、この時点でトリックをマスターしている必要はないんですよ。

最低限オーリーができればOK。

ジャンプさえできれば、ハーフパイプ、キッカー、ジブなんでもいけます。

それよりも、もっと大事なことはパークのルールを知ることです。

一般コースとは別に、パークには独自のルールが存在するので注意しましょう。

※パークのルールや設置されているアイテムの種類については、下記の記事も参照ください。

パークのルール、マナー知ってますか?初心者の方でも気軽に楽しむ為に覚えておくべき6つのこと

アイテムの下見をしてみよう!

パークに入ったからといって、いきなりハーフパイプやキッカーを跳んではいけません。

まずは、どんなアイテムが設置されているのか確認してください。

チェックする項目は以下の通りです。

■各アイテムのサイズ

自分のレベルで遊べるアイテムなのか、キッカーやBOX・レールなどのサイズをあらかじめ確認しましょう。

特にアイテムに対する知識がなくても、上下の写真を見比べればどちらが上級者向きかお分かりいただけると思います。

■アイテムを使っている人のレベル

「はたして、自分のレベルで遊べるアイテムなのか?」

一番参考になるのが実際使用している人の熟練度ですね。

しばらくアイテム付近で滑走者のレベルを観察してみましょう。

■スタート地点、着地地点の位置

アイテムへの進入スピードを誤ると、怪我の原因になりかねません。

周りのボーダーがどこからスタートして、どのあたりでランディング(着地)しているか確認しましょう。

■アイテムの状態

私はレールに乗った際、エッジがアイテムの突起に引っかかり大転倒したことがあります。(どうやら整備不良だったみたいです…)

また、ディガーさん(アイテムを整備する人)に悪意はなくても、週末は使用する人数が多いので、どうしてもリップ(踏切台)やランディングが荒れてしまいがち。

リップ・ランディング地点は平らに整備されているか、アイテムが変形していないか等、ご自身の目で確認しましょう。

低難易度のアイテムから練習してみよう!

アイテムの確認が完了したら、いよいよパークデビューです。

ゲレンデによってはパークも難易度別になっていますので、まずは低難易度コースから練習しましょう。

大丈夫!失敗しても途中でストップしても誰も見てません。

逆の立場だったら、見ず知らずの人に「あいつ失敗した~下手くそだなぁ」なんて、いちいち観察してないですよね。

特に私なんか、現役時代は自分のトリックだけに酔いしれてましたし(笑)

とにかく怪我だけには注意してくださいね!

ヘルメット・プロテクターを着用しよう!

上級者になるほど、必ずプロテクターを着用してパークに入ります。

なぜなら、アイテムの難易度が上がるほど怪我のリスクが高まるからです。

各スキー場では着用を促しているものの義務はありません。

しかし、最低限ヘルメットは被ることをおすすめします。

試してみて!0円ヒップパッドプロテクター(ケツパッド)のススメ

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はパークデビューまでの流れをまとめてみました。

ときどき勢いだけでキッカーを飛ぼうとする方を見かけますが、怪我のリスクを考えると褒められた行為ではありません。

根性論よりも、この記事の通り段階を踏んで練習すれば、意外と簡単に跳べちゃうもんですよ。

具体的なトリックのコツについては、関連記事も参照ください。

この記事が参考になれば幸いです。

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ABOUTこの記事をかいた人

スノーボード歴22年の自称育メンボーダー。北海道出身の父の影響で小学生からスキーをはじめ、18歳でスノーボードに出会う。学生時代に留年してまで山にこもり大会などにも出場するが、就職を機に趣味となる。現在は娘も幼いためあまり滑りにはいけないが、いつか子どもとスノーボードに行くのが楽しみ。