こんにちは、元スノーボードインストラクターの、らくスノです。
「スキー、スノーボード保険には入った方がいいですか?」
私もインストラクター時代よく聞かれた質問です。
結論からいえば、一日数百円から加入できるので心配なら入ることをおすすめします。
スキー、スノーボードは転倒などで怪我するリスクが高いスポーツ。
しかも自分だけならまだしも、他人を怪我させては大変です。
今回はスキー・スノボ保険に入るべき理由や、どんな商品・補償があるのかについてお話したいと思います。
この記事を最後まで読めば、安心してスキー・スノボを楽しむことができますよ!
目次
スキー、スノーボード保険に入るべき3つの理由
冒頭で申し上げた通り、スキー・スノーボード保険には入ったほうがいいです。
理由は3つあります。
■スキー・スノボ保険に入るべき3つの理由
- ほとんどの受傷原因は転倒だから
- 簡単に加入できるから
- 一日数百円から加入できるから
「半日ゲレンデにいるくらいで事故なんか起きないよ」という方もいるでしょう。
確かに何も起きない可能性の方が高いと思います。
しかし、事故が起こる可能性が0ではない以上、念のために入っておいた方がいいというのが私のスタンスです。
ほとんどの受傷原因は転倒だから
保険に入るべき一番の理由、それが「ほとんどの人は転倒で怪我をしているから」です。
上記は全国スキー安全対策協議会が発表した受傷原因です。
意外なのは、ジャンプ台やハーフパイプなど危険な競技をやっていた訳ではなく、普通に滑っていただけなのに怪我した方が多かったこと。
だからゲレンデで滑っている以上、誰でも怪我をするリスクはあります。
加害者になる可能性もある
百歩譲って、自己責任の怪我ならいいでしょう。
しかし、ゲレンデは貸切でない以上、他の滑走者と接触する可能性もあります。
受傷者のうちスキーは16.3%、スノーボードは12.2%の方が人との接触による事故。
仮に相手を傷つけてしまった場合、ごめんなさいでは済まされません。
もちろん怪我をしない、させないという事が大前提ですが、もしもの場合に備えておくことは大事ですよね。
→スノボ滑る前にこれだけは知っておこう! スキー場のルールやマナー・注意点とは
保険は簡単に加入できる
いくら「保険に入ったほうがいい」と正論を言われても、加入するのが面倒という方も多いと思います。
しかし、今はスマホはもちろん、コンビニでも簡単に加入できます。
たとえば、セブンイレブンの1DAYレジャー保険は、
- セブンイレブンで24時間加入OK
- レジで支払いできる
- スキー・スノーボードは1日500円の保険料
- グループ・家族での加入もできる
充実した保証内容になっています。
楽天損保のレジャー保険は1日200円~と格安なうえに、スマホで決済可能。
さらに楽天ポイントも貰えちゃいます!
※免責条項や補償内容は必ず確認して下さいね。
他の傷害保険に入ってないか確認
加入する前に、すでに別の保険でカバーされていないか調べましょう。
ご自身や家族の中で、すでに自動車保険や火災保険に加入されている方はいらっしゃいませんか?
実は、自動車保険や火災保険の特約で、スキー、スノーボードを含むレジャーでの事故をカバーしてくれることもあります。
実際、私が加入しているセコム損保の火災保険では、携行品損害補償特約や個人賠償責任特約がオプションでついています。
なお、クレジットカード付帯の国内旅行保険もありますが、適用されるのは死亡・後遺傷害のみで、入院や賠償は保証されない場合も多いので注意が必要です。
ツアー会社に申し込むこともできる
JRやバスのスキー・スノボツアーでスキー場へ行く場合は、旅行代理店経由で保険に申し込むことも可能です。
国内の旅行代理店は必ず保険会社と提携してますので、気軽に加入することができますね。
しかも旅行代理店は包括契約を結んでいるため、個人で申し込むより安いことも。
もし加入したい時は、各旅行代理店に問い合わせてみてください。
→スキー場へはどうやって行く?6つの交通手段の特徴まとめてみた
一日数百円から加入できる
前項でお話した通り、スキー・スノボ保険は数百円~で加入できます。
これなら学生さんでも負担なく保険に入ることができますよね。
ただし、保険会社・保険料によって補償内容は変わります。
どこまでカバーするかは個人の判断にはなりますが、あらかじめ補償内容は確認しておきましょう。
ウィンタースポーツ以外でも便利なスポーツ傷害保険
出典:楽天超かんたん保険より
スキー、スノーボード以外でもスポーツをする方は、これを機会に年間契約を検討しても良いかもしれません。
たとえばスポーツ傷害保険ならスキー、スノーボードはもちろん、日常生活やスポーツ、レジャー中の事故も補償してくれます。
ちなみに私は登山もするので、JIROという日本山岳機構の保険に加入しています。
年間契約とはいえ、ほとんどのレジャー保険は月額数百円で加入できるのでおすすめです。
バックカントリーは補償されない
保険に加入したからといって、すべてが補償されるわけではありません。
たとえば一般的なレジャー保険では、コース外の遭難、事故(バックカントリー等)は補償されません。
また、盗難や破損費用は時価ですので、仮に被害にあっても購入した金額が全て戻ってくるとは限りません。
免責事項については加入時にしっかり確認してくださいね!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
私は保険のセールスでもなんでもないですが、初心者の方にもスキー、スノボ保険を身近に感じて欲しいと思いこの記事を書きました。
まぁ加入するかどうかは個人の判断になりますが、こういった保険があるということだけでも知っておくといいですよ!
この記事が参考になれば幸いです。
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