こんにちは、20年以上スノーボードやっている元イントラの、らくスノです。
スノボって連続ターンできるようになるまでが、一つの壁になっているんですよね。でも、コツさえ知っていればリフト1本目からS字ターンできます。
連続ターンのコツは、ずばり「大回り」です。
なぜなら大回りでS字ターンするとスピード制御が容易になるからです。
今回はスノボ未経験でも、わずか10分で連続ターンできるようになるコツを伝授したいと思います。
この記事を最後まで読めば、初日から友達と一緒にガンガン滑れるようになりますよ。
目次
大回りでS字ターンするとスピード制御が容易になる
連続ターンできない理由はスピードコントロールの難しさなんです。実際スピードがのってくると、怖くてコケてしまう初心者の方が多いんですよね。
でも、スノーボードは自転車と一緒。ある程度スピードを出さないと、上級者でもターンはできません。
とはいえ初心者の方がスピードコントロールなんて、できなくて当たり前です。
一番やってはいけないのが小回りターン。ひたすら加速していくので、上級者でもスピードコントロールが難しいです。
大回りS字ターンをすると直線で加速しても横へ滑っている間に減速する
では、どうすればスピードをコントロールすることができるのか?
その答えが大回りターンということです。大回りすることで、直線で加速しても横に滑っている間に減速します。
つまり、初心者の方でもスピードコントロールが簡単にできるのです。
練習する中でスピードが自在にコントロールできると思ったら、どんどん恐怖心が抜けていきます。
スピードに慣れてきたら、徐々に直線で加速する時間を長めにとってみましょう。あっという間にスピード感のある連続ターンをマスターすることができます!
スタートする前に滑走するルートをイメージする
「あそこに木があるから避けよう」とか「あっちは人が多いから迂回しよう」とか…
スタートする前に、あらかじめ自分が通るルートをイメージしておくと、よりスムーズに連続ターンできますよ。
滑走ルートのイメージは中上級者も無意識にやってたりします。
特に初心者の方は、いったん滑り出すと、全体を見る余裕がなくなりますからね。(もちろん最初は仕方ないです)
ルートのイメージは事故や怪我を回避するうえでも重要です。
何回目でターンできるようになる?→リフト1本目からターンできます
GIFは筆者が実際にレッスンしたスノボ未経験の女性ですが、上手でしょう?
これ、実はリフト1本目なんですよ!
大回りを意識すれば、まったくの初心者でも運動神経なくても、たった10分でGIFのように滑れるようになるのです。
SNSなどでは「ターンできるまで2日かかった」なんて投稿も見かけます。たしかに見よう見まねで練習してたら2日以上かかるでしょう。
でも、科学的根拠に基づいた練習をすれば、リフト1本目からターンできるようになります。
逆エッジが怖い→ひざを曲げるだけで逆エッジしなくなります
連続ターンを覚えるうえでネックになるのが逆エッジですよね。
逆エッジとは雪につまずくこと。両足をビンディングで固定されたスノーボードは、雪につまずくと防ぐ手段がありません。
実は逆エッジはひざを曲げるだけで簡単に防ぐことができるんです。だから滑走中は、ひざを曲げることを意識してください。
もちろん科学的根拠はありますが、説明すると長くなるので別記事にしてます。詳しく知りたい方は以下の記事も参照ください。
→スノボの逆エッジとは?→雪につまずくこと、ひざを曲げるだけで対策できます
スノボが1時間で滑れるようになる6ステップ
私はイントラ時代にたくさんの方を教えました。
でね、お金をいただいている以上、老若男女どんな方でもレッスン時間内に滑れるようにしないといけません。
そこで編み出したのが下記のメソッドというわけです。
■スノボを練習する順番
- 基本姿勢を覚える(5分)
- 安全な転び方を覚える(10分)
- 曲がり方を覚える(20分)
- リフトの降り方を覚える(5分)
- 横滑りを覚える(10分)
- 連続ターンをマスター(10分)
今回はステップ6の話になります。
ステップ1から体系的に学びたい方は、下の記事を参照ください。
→元イントラが教える!スノボ初心者がたった1時間で滑れるようになるコツ
A級イントラ伊東コーチが教える!初心者でもできるカービングのコツ
S字ターンをマスターしたら、ぜひカービングターンにも挑戦してみましょう。
カービングとはキレのある上級者ターンのこと。これができるとゲレンデでも映えます。
A級イントラにトップ合格し、現在は個人でレッスンコーチをしている伊東しんごさんにカービングのコツについて伺ってきました。
■カービングのコツ
- 常に板の真上に重心があることを意識する
- しゃがみ方のコツはひざではなく足首を曲げること
- 中上級者は前後の重心も意識する
「たったこれだけのこと?」と思うかもしれません。
でも、筆者自身レッスンを受講してから驚くほど板へ乗れるようになりました。
「より見栄え良く滑りたい」という方は以下の記事も参照ください。有料レッスンを受けないと聞けない内容ばかりです。
→A級イントラトップ合格の伊東コーチが教える!初心者でもできるカービングのコツ
初心者でもできるグラトリ!オーリー+3トリックを1日でマスター!
連続ターンをマスターしたら、ぜひトリックにも挑戦してみましょう!
でも…
- グラトリって何から始めたらいいの?
- どんな練習をすればいいの?
- 最短で上達するコツってありますか?
グラトリをはじめようにも、右も左も分からない事だらけですよね。
以下の記事では、スノボ初心者の方が1日で180までマスターする方法を解説してます。実際、筆者がレッスンした女性は、1日で壁180までできるようになりました。
トリックに挑戦したい方は、ぜひチェックしてみてください。
→グラトリ初心者は何から始めればいい?→オーリー+3トリックを1日でマスター
まとめ
スノボは大回りを意識するだけで連続ターンできるようになります。
そして逆エッジを防止するために、常にひざは曲げておきましょう。
これならメモするまでもないですよね。
ゲレンデで思い出しながら滑ってみてください。
「これからスノボへ行く」という方も、「以前行ったときはほとんどターンできなかった」という方も、この記事を読んでる時点で大きなチャンスです(笑)
ぜひ今シーズンは連続ターンをマスターして、楽しいスノボ旅行を満喫していただければと思います。