こんにちは、元スノーボードインストラクターの、らくスノです。
皆さんは立ったままバインディング着けることができますか?
立ったまま装着できると、
- ウェアが濡れない
- お尻が冷えない
- 装着が早い
- 場所をとらないので他の滑走者の邪魔になりにくい
こんなにメリットがあるんですよ!
「でも、立ったまま装着するなんて上級者しかできないでしょ?」
いえいえそんな事はありません、誰でも簡単にできます。
実は立ったまま装着するコツはたった1つだけなんです。
それは平らな場所で装着すること!
…釣りではないですよ、ページはそのままでお願いします(笑)
そんなの当たり前でしょと思った方、これにはしっかり根拠があるんですよ。
この記事を最後まで読めば、初心者の方でも簡単に立ったままバインディングを装着することができるようになります。
目次
立ったままバインディングをつけるコツは平らな場所で装着すること
立ったままバインディングをつけるコツは、平らな場所で装着する事です!
ウソだと思うなら、自宅で試してみてください。
立ったままの状態でバインディングを装着してみましょう。
…そう、誰でもできちゃうんですよ!
では、なぜゲレンデでは装着することができないんでしょうか、不思議ですよね?
傾斜のない場所でやってみよう!
では実際にゲレンデでやってみましょう。
…とはいっても最初はコースではなく、センターハウス前などの傾斜がない場所で練習します。
先ほど自宅で試したように、立ったままバインディングを装着してみてください。
…そう、誰でもできちゃうんです!
ここまで練習してみて、ほとんどの方は「なにこれ、上級者じゃなくても全然できるじゃない!」と思ったはず。
そう、立ったままバインディングを装着している上級者風の人達は、ただの幻想だったんです(笑)
立ったままバインディングが装着できない最大の原因は足元
今度はコースのスタート位置で装着してみましょう。
「あれ、急にできなくなっちゃった…」
不思議ですよね、さっきまでは簡単に装着できていたのに…
では、冷静に自分の足元を見てください。
傾斜があったり、ボコボコしていませんか?
そうなんです!
立ったままバインディングが装着できない最大の原因は足元にあったのです。
足元が安定しないと装着が難しい
足元が不安定だったり傾斜があると上級者でも装着は難しいです。
足元が不安定だと装着時にバランスを取らないといけないので、結果的に体勢が保てなくなりコケてしまいます。
ここでやっと装着時のたった一つのコツ「平らな場所を作って装着する」を試すときがきました。
装着場所が平坦ならコース上でも立ったまま装着できる
自宅でもゲレンデでも、平坦な場所では簡単にバインディングを装着できましたよね。
要はコースのスタート位置でも平坦な場所を作ってあげれば良いのです。
まず、片足だけバインディングを装着した状態で、コースの傾斜が始まる一歩前くらいのところに装着するための場所を確保します。
【GIF】
次に、板を固定するために、ヒールエッジ(かかとのエッジ)で雪面を平らにならします。
するとどうでしょう、板が滑らず動かず固定されました!
■横から見たイメージ
…そうなんです。
立って装着できるかどうかは上手い下手ではありません、場所作りなんです!
アイスバーンは人が装着した跡を使う
標高が高いゲレンデでは、アイスバーンになってる場合もありますよね。
「いくらヒールエッジで削っても、固くて平坦にならないよ〜」
そんなときは、人が装着した跡を使ってみましょう。
また、アイスバーンは滑りやすいので、その場で固定せずに動いてしまいます。
そこで、平らにするのではなく引っ掛ける場所を作りましょう。
そうすれば、少ない労力で装着場所を確保することができますよ。
バランスが取りづらいときはつま先側のエッジを掴む
バランスが取りづらい場合は、つま先側のエッジをつかんでみましょう。
ぐらぐらしてた体勢が安定します。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「立ってバインディングをつけるなんて誰でもできる!」ということをご理解いただけたと思います。
怪我することではないですし、ぜひ気軽に試してみてください。
立ったまま装着して友達をびっくりさせましょう(笑)
この記事が参考になれば幸いです。
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