こんにちは、元スノーボードインストラクターの、らくスノです。
「スノボの板はどうやって持ち歩けばいいの?」
「休憩中はどこに置いておくの?」
なんて疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
間違った取り扱いをすると、他のスキーヤー・スノーボーダーの迷惑になることも…
今回の記事では、スノボ板の持ち方や休憩時の置き場所についてお話したいと思います。
この記事を最後まで読めば、ゲレンデや屋内で安全にスノボ板の取り扱いができるようになります。
目次
スノーボードの持ち方は4パターン
まずはスノーボードの正しい持ち方についてお話します。
基本は4パターンあります。
どの持ち方にするかは、お好みで構いません。
しかし、他のスキーヤーやボーダーの邪魔になることもあるので、周りの状況を見ながら判断してくださいね。
片手持ち
一番スタンダードな持ち方です。
前足のバインディングに腕を引っ掛けると、楽に持ち運びできます。
後ろ持ち
後ろ持ちは斜面を登るとき(ハイクアップ)に重宝します。
また、腕力のない女性にもおすすめの持ち方です。
ただし、人が多い時は邪魔になるので気をつけてくださいね。
前持ち
バインディングのかかと部分(ヒールカップ)を吊革のように持つこともできます。
その場で待機するときや、ボードが下ろせない時に便利な持ち方です。
引きずり持ち
もしボードが重くてしんどい時は、引きずり持ちを試してみてください。
ただし、この持ち方も他のスキーヤー・ボーダーの邪魔になるので、人ごみではやめましょう。
休憩中にボードを置く場所は4つ
続いては、休憩中などに板を置いておく場所について。
スノーボードの板は屋外と屋内にそれぞれ仮置きできます。
ボードスタンドに立てる
ゲレンデ内のボードスタンドは、スキー場が公式に認めている仮置き場所です。
空いているようであればボードスタンドに置いてください。
雪に刺す
週末のスキー場は混雑するので、ボードスタンドがいっぱいの時もあります。
そんなとき歩行の邪魔にならない場所であれば、レストランやセンターハウス脇の雪だまりに刺してもOKです。
倒して置く
本当に混雑している日は、もはやレストランやセンターハウス脇にも置けない時があります。
そんなときは、なるべく通行の邪魔にならないような場所に寝かせて置きます。
※板が勝手に滑り出さないように、ビンディング側を下にして置きましょう。
センターハウス内のボードスタンド
屋外のボードスタンドと同じく公式に認められた場所なので、空いていればこちらに置きます。
付着した雪が溶け床が濡れる原因となるので、あらかじめ払っておくと親切ですね。
屋内では床置きや壁に立てかけるのはNG
屋外と違って屋内は狭いので、床に置くのは基本NGと思ってください。
通行の邪魔になるうえ、つまずいたら危ないですからね。
また、壁や柱などに立てかけるのも危険です。
エッジは刃物。
倒れて人に当たったら危ないですし、壁や柱を傷つけてしまうかもしれませんので注意してください。
スキー場内での盗難に注意
ボードを放置するときは盗難に注意して下さい。
残念ながら、毎年たくさんのスノーボーダーさんが盗難の被害に遭っています。
■スキー、スノーボードギアを盗難から守るための6つの対策
- 見える位置に置く
- ワイヤーロックをする
- シールを貼る
- 製造番号を控えておく
- 盗難保険に入る
- 携行品特約に加入してないか調べる
詳しくは下記の記事で解説してますので、合わせて参照ください。
→スキー場で板を盗まれた…盗難被害が増えている理由と防止対策とは
スノボ初心者が1時間で連続ターンできるようになる6ステップ
私はイントラ時代にたくさんの方を教えました。
でね、お金をいただいている以上、老若男女どんな方でもレッスン時間内に滑れるようにしないといけません。
そこで編み出したのが下記のメソッドというわけです。
■1時間で連続ターンできるようになる6ステップ
- 基本姿勢を覚える(5分)
- 安全な転び方を覚える(10分)
- 曲がり方を覚える(20分)
- リフトの降り方を覚える(5分)
- ボードスライドを覚える(10分)
- 連続ターンをマスター(10分)
ステップ1から学びたい方は、下の記事を参照ください。
→元イントラが教える!スノボ初心者がたった1時間で滑れるようになるコツ
まとめ
このブログでもよく話してますが、初心者の方にとってゲレンデは超アウェーな雰囲気…
でも、こういうちょっとしたルールを知っているだけで気持ちが楽になりますよ!
それに、知らず知らずのうちに他人に迷惑をかけていたなんて嫌じゃないですか…
お互いがマナーを守っていれば、きっと最高の旅の思い出になるはず!
【関連記事】
→スノーボードのリーシュコードとデッキパッドとは?付けた方がいいの?
→ゲレンデのルールやマナー・注意点を知ってますか?スノーボードを滑る前にこれだけは覚えておこう