【24-25版】元イントラがおすすめ!最強のスキー・スノボ用プロテクター10選

元イントラがおすすめ!最強のスキー・スノボ用プロテクター10選

こんにちは、20年以上スノーボードやっている元インストラクターの、らくスノです。

スキー・スノーボードはプロや上級者でも必ず転倒します。

それこそアイスバーンのようなところで何度も尻餅をつくと、痛さに耐えきれず滑るのが嫌になることも…

だからレベルに関わらず着用することをおすすめします。

今回は元イントラである筆者が厳選した、おすすめのプロテクターブランドについて詳しく解説したいと思います。

このページを最後まで読めば、きっとあなたにぴったりのプロテクターに出会えるはずです!

※当コンテンツは独自の評価基準を元におすすめギアをピックアップしてます。評価・選定基準のガイドラインに関してはこちらを参照ください。

そもそもプロテクターって必要なの?→できれば着けたほうがいい!

初心者の方ほど転倒回数が多いので、怪我の防止や痛みを低減するためにも、プロテクターを着用することをおすすめします。

元イントラの立場で言わせてもらうと、レベルを問わず着けたほうがいいです。

実際筆者は現役時代キッカー(ジャンプ台)の着地をミスして骨折してから、プロテクターは必ず着用してます。それからは大きな怪我はしてないです。

初心者の方は転ぶ回数が多いので、だんだん「なんで痛みを我慢してまで滑っているんだろう…」なんてスキー・スノボが嫌になってきます。

特にアイスバーンだと、転倒した時にアスファルト並の衝撃がありますからね。

それにいくら自分が気をつけていても、他の滑走者に追突される可能性もあります。

初心者の方ほどプロテクターを着用すべき

スキー場で怪我をした受傷者の技能
全国スキー安全対策協議会「スキー場で怪我をした受傷者の技能

「別にスピード出したり、ジャンプ台を飛んだりしないし…」

そもそも受傷者の50%が初心者・未経験者です。だから「スピードを出さない」とか、「ジャンプ台を飛ばない」なんてことは関係ありません。(ソースは全国スキー安全対策協議会の調査を参照)

他の滑走者に衝突される可能性もありますからね。

怪我するとせっかくの旅行が台無しですからね。スキー・スノボが楽しい思い出で終わるためにも、プロテクターは着用することをおすすめします。

スノーボードプロテクターの選び方4つのコツ

プロテクター選びのコツ

私自身、現役時代はジャンプ台やスロープスタイルをやっていたので、プロテクターは必需品でした。

具体的には下記を基準にプロテクターを選んでいました。

  • サポートする部位
  • サイズ
  • 動きやすさ・サポート力
  • 通気性

次項から順番に解説していきます。

サポートする部位

プロテクターは主に、

  • ヒップパッド(下半身)
  • ボディプロテクター(上半身)
  • その他(ひざパッド、背中パッド、リストパッド)

3つの部位に分かれます。

まずはサポートしたい部位を考えてプロテクターを選びましょう。

■ヒップパッド

滑走レベルを問わず最初に購入すべきなのがヒップパッド。特にスノーボードはたくさん尻もちをつくので、初心者の方は必須といってもいいでしょう。

また、ひざや腰回りが不安な方は、下半身全体をサポートする一体型プロテクターがおすすめです。

■ボディプロテクター

ジャンプ台、アルペン滑走など危険が伴う競技では必須と言えるでしょう。

私自身ジャンプ台の着地ミスで胸や背中から落ちたことがありますが、プロテクターのお陰もあり大事故にはなりませんでした。

中上級者の方には強く着用をおすすめします。

■その他(ひざパッド、背中パッド、リストパッド)

その他、ひざや手のひらのみをサポートするプロテクターもあります。もし「すでに怪我を抱えている」など不安がある場合は、部位別のプロテクターを装着しましょう。

サイズ

当然ながら、プロテクターにはサイズがあります。

本来なら試着するのがベストですが、ヘルメットなどと違いプロテクターには伸縮性があるので、基本的にはお店のチャート表通り購入すれば極端に合わないということはありません。

下半身ならウエスト基準で購入しても問題ありません。

動きやすさ・サポート力

基本的にプロテクターの素材は伸縮性が高いです。ただし、サポートしてくれるパッドがかえって動きを阻害する場合もあります。

私自身、下半身の動きを阻害されるのが嫌だったので、ロングタイツではなくハーフタイプを愛用してました。

衝撃吸収パッドは多いに越したことはありませんが、動きづらくなっては本末転倒。プロテクターは動きやすさとサポートしたい部位のバランスを考えて選びましょう。

通気性

プロテクターは保温性が高いので、トップシーズンはインナー代わりになります。ただし、早期オープンや春のスキー・スノボは蒸れやすい…

プロテクターの中には、メッシュ生地になっていたり通気性が高いモデルも販売されています。

春スキー・スノボで暑さが気になる方は、そういったモデルを選んでみてはいかがでしょうか。

おすすめのスキー・スノボ用プロテクターブランド10選

順位メーカー名総合得点衝撃吸収性動きやすさコスパ
1位ヨロイ★4.33553
2位エビス★4553
3位OCスタイル★4345
4位鎧武者★44.54.53
5位スライテック★4444
6位A.R.K★3.663.543.5
7位ノースピーク★3.33433
8位ベンケン★3.33334
9位アマゾン★3.33334
10位動物プロテクター★3225

タイプ別おすすめプロテクターランキングは以下のとおりです。

リンクをタップでそれぞれのランキングに移動します。

おすすめのスノボ用プロテクター総合ランキングTOP5

安いけど衝撃吸収性バッチリ!コスパ最強のプロテクター

超簡単!誰でも0円でヒッププロテクターが使える裏技

次項から順番に紹介します。

おすすめのスキー・スノボ用プロテクター総合ランキングTOP5

衝撃吸収性、動きやすさ、コスパを得点化。最もおすすめなプロテクターブランドを5つに厳選しました。

キッカー・高速カービングをする中上級者の方におすすめのプロテクターブランドから、コスパが高いブランドまで。

この項で紹介するブランドなら、機能性は間違いありませんよ。

ヨロイ(レディースサイズあり)

現在私がメインで使っているプロテクターがヨロイです。

様々なブランドを使ってきましたが、スキー・スノーボード用プロテクターとしては文句なし最強です!

低反発素材を区画に分けて細かく配置しているので、衝撃吸収性がずば抜けて高い!

また、ストレッチ部分もハニカム構造(蜂の巣構造)になっているので、クッションに死角がありません。

さらに温度調節機能性を備えているので、トップシーズンは暖かく、春先は涼しく過ごすことができます。

見た目とは裏腹に軽量で動きやすいのも魅力的ですね。

アルペンやジャンプ台・ハーフパイプユーザーはもちろん、怪我をしたくないすべてのスキーヤー・スノーボーダーにおすすめします。

エビス(レディース、ジュニアサイズあり)

エビス プロテクター

「危険なことはやらないし、そこまでゴツいプロテクターは必要ない…」

そんな方におすすめなのが、エビスのプロテクター。

クッションが多いプロテクターは衝撃吸収性が優れている反面、動きが阻害されるデメリットがあります。

特におしりはシルエットが崩れもっさりするので、あまりゴツいヒップパッドは嫌ですよね。

エビスのプロテクターは最低限のクッションで保護機能は満たしつつ、ソフトで動きやすい!

シルエットもすっきりしているので、女性スキーヤー・スノーボーダーさんにもおすすめです。

OCスタイル(レディース、ジュニアサイズあり)

出典:OCSTYLE公式サイトより

インターネット専門激安ウェアブランドとして有名なOCスタイル。

ヒップパッドが驚異の3,520円から、さらにポイントアップデーを狙えば実質10%OFFで購入できることも。

出典:OCSTYLE公式サイトより

また安いだけでなく、厚さ14mmのパッドを使用しているので衝撃吸収性も抜群!

サイズ展開も豊富で、メンズ、レディース、ジュニアまであります。

スノボ中級者くらいまでは、十分満足できるパットになっています。

毎年売り切れ必須の人気ヒップパッド、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

【販売サイト】

OCSTYLEのプロテクター(アマゾン)

スポーツ&スノーボードのOCSTYLE(楽天)

鎧武者(レディース、ジュニアサイズあり)

前項で紹介したエビスのハイエンドライン。

衝撃が加わると硬化するという特殊な緩衝材を使用するなど、機能性には定評があります。

保護できる部位ではヨロイに劣るものの、動きやすさは圧倒的に鎧武者!

「怪我は嫌だけど、かと言って動きは阻害されたくない」なんてスキーヤー・ボーダーにおすすめです。

スライテック(ジュニアサイズあり)

スライテックはアメリカ発のスキー、スノーボード用のプロテクターブランド。

ノーショックという衝撃吸収性能の高い独自素材を使用。

シルエットラインもキレイなのでプロテクターしていることが気になりません。

安いけど衝撃吸収性バッチリ!コスパ最強のプロテクター

初心者・初級者の方やコスパ重視の方におすすめのプロテクターを紹介します。

初心者・初級者の方は高速でターンしたり巨大なジャンプ台を飛ぶことはないと思いますので、動きやすいプロテクターがおすすめです。

必要以上にサポート力が高いとかえって動きづらく、上達の妨げになりますからね。

また、この項で紹介するブランドはどれもリーズナブルなので、価格面でもおすすめです。

A.R.K(レディース、ジュニアサイズあり)

A.R.Kはプロテクター専門のジャパンブランド。

耐衝撃性、フィット感、運動性の高いプロテクターをラインナップしています。

日本を代表するトッププロも使用する高クオリティーでありながら、ヒッププロテクターが2000円台〜購入できる価格帯も魅力的。

デザインも他のブランドに比べて圧倒的におしゃれなので、パンツのウエストからハミ出してもプロテクターに見えません。

ニーパッドやリストパッドも販売しているので、部位別でサポートしたい方にもおすすめです。

ノースピーク(レディース、ジュニアサイズあり)

エビス系列でライトユーザーさんにおすすめのプロテクターブランド。

エビスとの一番の違いは価格ですね。

実勢価格でエビスの半額くらいの値段差があるので、少しでも節約したいスキーヤー・スノーボーダーさんにおすすめ。

ただし、クッション性や保護性能はエビスに劣ります。

しっかり各部位をサポートしたいならエビス、とりあえず重要部位だけ保護できればOKならノースピークを選択すれば間違いないでしょう。

可愛いデザインのモデルが多いので、女性にもおすすめです。

ベンケン(レディースサイズあり)

ベンケンはスキー、スノーボードはもちろん、スケートやバイクなどのプロテクターも販売するブランド。

人間工学に基づいた設計で、3D-EVA保護パッドは転倒時の衝撃を分散する効果があります。

5,000円台から購入できるので、機能性と価格のバランスがいいブランドですね。

ついに出た!激安なのにEVAパッド搭載のアマゾンプロテクター

アマゾン/EVAパッドプロテクター/1,770円(税込)

正直、今までアマゾンのプロテクターは「安かろう悪かろう」でおすすめしてなかったんです。とにかくパッドが柔らかすぎて「これ意味ある?」ってレベルのプロテクターでした…

しかし、アマゾンからもついにEVAパッドプロテクターが販売されたんです。

特殊衝撃吸収素材「EVA」を使用することで、衝撃の吸収・分散が効率的に行えるようになりました。

しかも側面や太もも部分もしっかりガードしてくれるので、イレギュラーな転び方をしても安心です。

なによりこのクオリティーで1,770円は驚愕です。(値段は購入時期により変動する場合があります。)

お子さんにおすすめ!どうぶつお尻プロテクター

お子さん用にはどうぶつプロテクターもおすすめ。

パンダ、しろくま、かめ等…ぬいぐるみのようなプロテクターをお尻に装着して使用します。(モデルによっては膝パッドも付属してます。)

見た目とは裏腹に衝撃吸収能力は高いので、初心者のお子さんなら十分痛みを和らげることができますよ。

スノーボードを楽しむための安全対策

【GIF】転倒する前にしゃがむと安全!
【GIF】転倒する前にしゃがむと安全!

プロテクターと同じくらい重要なのが、正しい転び方を知ることです。どれだけ良いプロテクターを使用していても、間違った転び方をしていれば怪我を防ぐことはできません

基本的にはGIFのように「転ぶ時はしゃがむ」とだけ覚えておけばOK。雪面と身体の距離が短くなるほど衝撃は軽減されますからね。

よく見かけるハウツーだと「スライディングする要領で衝撃を受け流す」なんて書いてありますが、そもそもどんな状況で転倒するかも分かりませんし、元イントラの筆者でもそんなきれいに転べません(笑)

正しい転び方に関してさらに詳しく知りたい方は、以下の記事も参照ください。

元スノボイントラが教える!安全な転び方と立てない時の対処法

超簡単!誰でも0円でヒッププロテクターが使える裏技

「効果が見えないのに、いきなりプロテクターを買うのは敷居が高い…」

そんな方におすすめなのが0円プロテクター。

やり方は簡単、タイツにタオルを挟むだけです。

もちろん市販品に比べれば衝撃吸収性能は劣りますが、ヒッププロテクターの有効性は確認できる!

一度0円プロテクターで衝撃の違いに納得してからプロテクターを購入するのもアリですよ。

試してみて!0円ヒッププロテクター(ケツパッド)のススメ

激安からハイエンドまで!元イントラがおすすめするヘルメット11選

順位ブランド価格安全性デザイン機能性コスパ
1位スミス/バンテージ49,500円(税込)5453
2位オークリー/MOD320,900円(税込)544.53.5
3位OCスタイル/ポンタペス4,980円(税込)4435
4位ジロ/グリッドスフェリカル58,300円(税込)4444
5位スミス/メイズ21,450円(税込)4.534.54
6位サンドボックス/クラシック2.019,800円(税込)3534
7位バーン/ワッツ12,100円(税込)34.53.54
8位アノン/オメガ27,500円(税込)3.54.543
9位スワンズ/H451-R10,450円(税込)3.5334.5
10位インダストリアル5,500円(税込)33.524.5
11位ワークマン1,900円(税込)2.52.525

プロテクターとともに大事なのがヘルメットです。

元イントラの立場から言わせてもらうと、特に初心者の方やお子さんほどヘルメットを着用したほうがいいと思います。

以下の記事ではヘルメットの選び方からおすすめモデルまで解説してます。

まだヘルメットを用意されていない方は、合わせて参照ください。

今シーズンおすすめのスキー・スノボ用ヘルメット11モデル紹介します!

まとめ

順位メーカー名総合得点衝撃吸収性動きやすさコスパ
1位ヨロイ★4.33553
2位エビス★4553
3位OCスタイル★4345
4位鎧武者★44.54.53
5位スライテック★4444
6位A.R.K★3.663.543.5
7位ノースピーク★3.33433
8位ベンケン★3.33334
9位アマゾン★3.33334
10位動物プロテクター★3225

怪我のリスクを低減するためにもプロテクターはとても重要なアイテムです。

実際、全国のゲレンデでは毎年のように接触・転倒による事故が発生しています。

勘違いされている方も多いのですが、プロテクターは下手だからつけるものではありません。

上級者の方ほど、怪我したくないのでしっかりプロテクターを装着していますよ。

怪我をしては、せっかくのスキー、スノボ旅行が台無しです。

ぜひプロテクターを着用して怪我なく滑走を楽しんでくださいね!

元イントラがおすすめ!最強のスキー・スノボ用プロテクター10選

2 件のコメント

  • YOROIプロテクターをご愛用いただいているとの事、誠に光栄です。ご紹介いただき本当にありがとうございます。また何かございましたらどうぞお気軽にお声掛け下さい。

    • わざわざコメントいただきありがとうございます。数あるプロテクターの中でも保護能力高いと思いますし、特にパークを本気で攻めるときは着用しているだけで安心できます。今後も愛用させていただきます。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    スノーボード歴22年の自称育メンボーダー。北海道出身の父の影響で小学生からスキーをはじめ、18歳でスノーボードに出会う。学生時代に留年してまで山にこもり大会などにも出場するが、就職を機に趣味となる。現在は娘も幼いためあまり滑りにはいけないが、いつか子どもとスノーボードに行くのが楽しみ。