元スノボイントラが教える!安全な転び方と立てない時の対処法

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こんにちは、20年以上スノボやっている元インストラクターの、らくスノです。

「転び方、立ち上がり方が難しい」と思ってませんか?

実はコツさえつかめば超簡単なんですよ。

先に結論からお伝えすると、

■スノーボードの安全な転び方

・転ぶ前にしゃがむ

■スノボで立てない時の対処法

①足をできるだけ引き寄せて立つ

②うつ伏せになって立つ

たったこれだけを意識するだけでいいんです。

次項から初心者の方にも分かるよう、専門用語抜きで解説させていただきます。

しゃがむだけで安全に転ぶことができる

【GIF】

転倒する前にしゃがむと、雪面までの距離が近くなるので衝撃が緩和されます。

逆にGIFのように直立のまま転倒した場合、雪面までの距離が遠いため衝撃が増します。

これ、わざと倒れているので手で衝撃を吸収していますが、滑走中いきなりコケたらこんなにキレイに転倒できないですよね。

そもそも真正面に倒れる保証なんてありませんし…

だから転倒しそうになったら、必ずしゃがむクセをつけておきましょう。

しゃがむと背中が丸まり、自然に受身の体勢を取ることができる

【GIF】

しゃがむメリットは、衝撃が緩和されるだけではありません。

しゃがむと背中が丸まり、自然に受身の体勢を取ることができるんです。

特に背中側で転ぶ時は後頭部が危険なんですけど、これなら安全!

からだ全体を使って止まる

【GIF】

手だけで止めようとすると、衝撃が一点に集中するので捻挫や脱臼の原因になりかねません。

とにかくコケそうになったらしゃがむ。

そして手だけではなく、からだ全体を使って止まることを心がけましょう。

上記のGIFのように、野球のヘッドスライディングの要領でしゃがみながら転倒します。

手だけで止まるより、からだ全体を使ったほうが、雪面との摩擦が増すので止まりやすいですよ。

スノボで立てない時→ボードをできるだけ引き寄せて立ってみよう

安全に転べたのはいいけど「その場から立てなくなる」なんてこともありますよね。

そんな時は、ボードをできるだけ引き寄せてみましょう。

試しに家で練習してみてください。

上記の写真のように、足を離した状態で立つより…

足を引き寄せたほうが断然立ちやすいですよね!

スノーボードを装着した状態でもまったく一緒。

どんな斜面でも、足を引き寄せれば簡単に立ち上がることができます。

あおむけで立てない時は、うつ伏せになる

【GIF】

でも、斜面によっては「あおむけじゃ立てない」なんてシチュエーションも出てきます。

そんなときは、うつぶせ状態から立ち上がりましょう。

まず、あおむけに寝転ろんだ状態で半回転してうつ伏せになります。

そしてボードをできるだけ引き寄せて、つま先のエッジ(トゥエッジ)で踏ん張りながら立ち上がります。

状況に合わせて工夫してみましょう。

どうしても立てないときは、バインディングを外す

元イントラである筆者も、深雪に埋まって立てなくなるときがあります。

どうしても立てないときは、バインディングを外して安全に装着できるコース脇まで移動しましょう。

コース途中でバインディングを外す場合は、板を流さないように注意してくださいね。

スノボの逆エッジはひざを曲げるだけで対策できます

そもそもなんですが、転倒のリスクを回避するためには転ばないことが重要です。

スノーボードで雪につまずくことを、逆エッジと言います。

実はひざを曲げるだけで簡単に逆エッジ対策ができるんですよ。

たったこれだけのことで、転倒する回数が劇的に減ります。

以下の記事で詳しく解説してますので、気になる方は合わせてチェックしてみてください。

超簡単にできるよ!スノーボードで逆エッジを防ぐ方法は○○するだけだった!

最短で連続ターンをマスター!スノボを練習する順番

私はイントラ時代にたくさんの方を教えました。

でね、お金をいただいている以上、老若男女どんな方でもレッスン時間内に滑れるようにしないといけません。

そこで編み出したのが下記のメソッドというわけです。

■スノボを練習する順番

  1. 基本姿勢を覚える(5分)
  2. 安全な転び方を覚える(10分)
  3. 曲がり方を覚える(20分)
  4. リフトの降り方を覚える(5分)
  5. 横滑りを覚える(10分)
  6. 連続ターンをマスター(10分)

今回はステップ2の話になります。

ステップ1から学びたい方は、下の記事を参照ください。

再度この記事に戻ってこられる内容になっています。

元イントラが教える!スノボ初心者がたった1時間で滑れるようになるコツ

まとめ

あれこれアドバイスされても、とっさの時に実行するのは難しいです。

だから初心者の方は転倒時にしゃがむことだけを意識して滑ってみてください。

  • スピードを出し過ぎない
  • 衝撃はからだ全体を使って受け流す

また、余裕があれば上記の2点を意識することで、さらに怪我の可能性は低くなります。

【関連記事】0円でできるお尻プロテクター

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当ブログでは0円でできるプロテクターの記事を書いてますので、合わせて参照ください。

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ABOUTこの記事をかいた人

スノーボード歴22年の自称育メンボーダー。北海道出身の父の影響で小学生からスキーをはじめ、18歳でスノーボードに出会う。学生時代に留年してまで山にこもり大会などにも出場するが、就職を機に趣味となる。現在は娘も幼いためあまり滑りにはいけないが、いつか子どもとスノーボードに行くのが楽しみ。