こんにちは、元スノーボードインストラクターの、らくスノです。
肥満体型の方はお腹がつっかえて立ち上がりにくいと思います。
どうしても立てないときは、いったんうつ伏せになってから起き上がってみましょう。
実際、私は体重三桁の男性を教えたことがあるので間違いありません。絶対に立ち上がれます。
目次
スノーボードは自転車に乗るのと一緒、体重は関係ない
スノボは自転車と同じ。普通に練習すれば、ほとんどの方は乗れるようになりますよね。
むしろスノーボードは自転車より簡単です。
たとえば200kg近い体重の力士が、平気で自転車に乗ってたりするじゃないですか。
だから、始める前から「私は体重3桁だから…」なんて考える必要はないのです。
肥満気味の方がスノボをする5つの注意点
ただし、簡単に滑れるとはいえ、問題がないわけではありません。
- 怪我のリスクが高い
- ギアの適正サイズがない
- ビンディングが装着しづらい
次項から順番に解説します。
怪我のリスクが高い
極端な肥満の方は怪我のリスクが高くなります。
なぜなら肥満体型だと転んだ時により大きな負荷が加わるからです。
でも、自分が適正体重でないと自覚のある方は、
- 安全な転び方をしっかり学ぶ
- プロテクターを着用する
私の経験上、上記の2点を守ればまず怪我をすることはありません。
→【初心者必読】スノーボードの安全な転び方はしゃがむするだけ!?超簡単にできるコツ教えます
ギアの適正サイズが無い
レンタルするにも購入するにも適正サイズがありません。
たとえばスノボ板の場合、男性は50~120kg、女性は45~80kgくらいが推奨体重になります。
つまり、数字のうえでは上記の体重以外の方に合うモデルは存在しないのです。
とはいえ適正サイズがなくても滑るだけならまったく問題ありません。
たしかに「自分に合うギアがない」というのは上達の妨げになることも事実。
しかし、少なくても初心者・初級者の段階でそこまで気にすることはありません。
通常は身長-15〜-20cmくらいを目安に板を選びます。
そのうえで、肥満体型なら5〜10cm長めのボードを選ぶとコントロールしやすいですよ。
ビンディングが装着しづらい
肥満の方はお腹がつっかえて、ビンディングが装着しづらいです。
たとえばウェアをビブパンツにするとお腹が圧迫されず、かなり装着しやすくなります。
→パウダーや春スノボにおすすめのビブパンツ!人気ブランドも紹介します
よりスノボが上達したいなら普通体型になる努力をする
- ジャンプ台に挑戦してみたい
- 高速カービング・ラントリしてみたい
- グラトリを練習してみたい
ある程度上達したいなら、普通体型になる努力を同時並行で進めて行くことをおすすめします。
実際普通に滑るのとは比較にならないくらい足腰に負担がかかりますからね。
私自身プロライダーやイントラなど超上級者の知り合いも多いですが、やはり極端に太っている人はいません。
まとめ
私がイントラ時代に教えてた体重3桁の男性は、問題なく滑ることができました。
だから体重なんて気にせず、軽いノリでスノーボードに挑戦してみてください。
ただし、怪我のリスクが高いのは事実。
不安なようであれば、しっかりインストラクターのレッスンを受けてくださいね。
安全な滑り方やスノボの楽しみ方については関連記事を参照ください。
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