こんにちは、らくスノです。
よく初心者の方から、「運動神経まったく無いのですか、スノーボード滑ることができますか?」なんて質問を受けることがあります。
答えはもちろんYESなんですが、同じようにご自身の体型を気にされている方も多いようです。
実際にあったのが、体重3桁台の男性や140cm台の女性など。教える側の私なんてそんなことまったく意識してませんが、やはりコンプレックスを抱えていると気になるようです。
今回は肥満ややせ型、もしくは低身長・高身長の方がスノーボードを滑ることができるのかについてお話したいと思います。
スノーボードは自転車と一緒
私がいくら「スノーボードは簡単だよ!」と言ってもいまいちピンと来ないですよね。でも、自転車と同じだと思えば想像しやすいのではないでしょうか。
例えば、これから自転車に乗る練習をするとして、あまり運動神経や体型まで気にされる方はいないと思います。
普通に練習すれば、ほとんどの方は乗れるようになりますよね。むしろ、スノーボードは自転車より簡単です。
スノーボードを滑るのって、そのくらいのレベルの話。だから、始める前から「私は体重3桁だから…」とか「身長140cmしかないから…」なんて考える必要はないのです。
「そんなのらくスノさんの感覚でしょ?」なんて思った方、以前書いた記事も合わせてご参照ください。
この時取材させていただいたねこさんは普段まったく運動しない方でしたが、半日でスノーボードを滑ることができるようになりました。
→運動音痴のインドア系女子を未経験のスノボに連れて行ったら奇跡が起きた話
それでも不安なら、ぜひ私の体験取材にお申し込みください!必ず滑れるようにします!
私も記事のネタができて助かります(笑)
ぽっちゃりプロスノーボーダー?
実際、プロのスノーボーダーでも筋骨隆々ってわけではありません。
例えば、有名なプロスノーボーダーのひとりチョコバニラボール新井さんは、普段から特に筋トレなどはしていないようです。それでもダブルコークできちゃいます。
また、テックナインのライダーである戸田聖輝プロは、昔からぽちゃ系スノーボーダーとして有名です。
それでも、今でこそジブ(手すりとかすべる競技)が中心ですが、以前はビッグエアコンテストの出場経験もあるほどのテクニシャン。
プロになるくらいだと、やっぱり体脂肪一桁代で筋肉ムキムキ…なんて想像されていたかもしれませんが、すべてのプロライダーの方がそうであるとは限りません。
スノーボードが上手くなる理由って、実は体型とは別のとこにあるんですね。
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適正サイズがない
ただし、それでも極端な体型に問題がないわけではありません。それは、スノーボードギアやウェアに適正サイズがないことです。
例えば、スノーボードを代表するブランド、バートンのラインナップを見てみましょう。
フラッグシップモデルであるカスタムのサイズは150~162cmまで、女性モデルのフィールグッドは142~149cmまでラインナップされています。
一般的にスノーボードの適正サイズは身長ー15~ー20cmと言われていますので、男性165~182cm、女性157~169cmがバートンが推奨する身長となります。
つまり、上記の身長以外の方に合うモデルは存在しないことになります。
もちろん、適正サイズでなくても滑るだけなら問題ありませんが、自分に合うギアがないというのは上達するうえでの妨げになることも事実です。
ちなみに、男性54~118kg(カスタム)、女性は45~82kg(フィールグッド)までが推奨体重だそうです。

怪我しやすい
また、適正サイズ以上に問題なのが、極端な肥満や痩せ型の方は怪我をしやすいということ。
なんとなくお分かり頂けると思いますが、肥満体型だと転んだ時により大きな負荷が加わるので捻挫・むちうちなどのリスクが高まります。
また、痩せ型に関してはヤフー知恵袋でこんな質問を見かけました。
当方、179cm59kgなんですが板の長さは、どれくらいがベストでしょうか?(15~20cm身長から引くぐらいがいいのですか?)
2年前、154cmの板を貰い滑っていたところ、転倒し骨折してしまいました。レベル的には、初心者ぐらいです。引用:ヤフー知恵袋
問題は質問の内容ではなく赤字部分。この質問者さんはかなり痩せ型ですが、どうやら滑っていた時に転倒して骨折したようです。
私もジャンプ台の着地に失敗して骨折したことはあります。しかし、普通に滑っているだけで骨折というのはあまり聞いたことがありません。
あくまでこれは想像ですが、骨折した要因のひとつに痩せ型ということがあったのではないかと思います。
ですので、自分が適正体重でないと自覚のある方は、安全な転び方を学んでしっかりプロテクターを着用することをおすすめします。
→【初心者必読】スノーボードの安全な転び方は○○するだけ!?超簡単にできるコツ教えます
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ちなみに、冒頭でお話した体重三桁の男性や140cm台の女性は問題なく滑ることができました。
ですので、身長や体重なんて気にせず怪我だけ気をつけてスノーボードを楽しんでください。
それに、スノボ行くと言っても部活じゃないんだから、そんなに悩むほど真剣にならなくていいんですよ(笑)
別にたいして滑ることができなくても、気心の知れた仲間と雪遊びや温泉なんて楽しくないわけがありません。
逆にガチで滑るほどつまらないものはないんですよ…過去の私がそうだったのでw
ぜひ、気軽にスキー場に足を運んでいただければと思います。
この記事が参考になれば幸いです。
余談ですが、私もちょっと脂肪が気になってたので、先日8kgダイエットしました。詳しくは兄弟ブログをご覧ください。
→【証拠写真あり】ベルタ酵素ダイエットで8キロ減量!?効果・口コミが信じられないので自分で試してみた