スキーやスノボで滑走しながら音楽を聴くのにおすすめのイヤホン!注意点も解説

こんにちは!20年以上スノーボードを楽しんでいる、元インストラクターのらくスノです。

結論からお伝えしますと、ゲレンデで音楽を聴きながら滑りたいなら、周囲の音がしっかり聞こえる「イヤーカフ型」か「骨伝導イヤホン」が一番おすすめです。

スキー場では、後ろから滑ってくる人の音や、周囲の状況を耳から察知することが安全対策としてとても重要になります。耳を完全に塞いでしまうと、周囲の音が聞こえなくなり、思わぬ衝突事故やトラブルにつながるリスクが高まってしまうからです。

今回は、元イントラの視点からイヤーカフ型や骨伝導イヤホンを全力でおすすめする理由と、実際にゲレンデでワイヤレスイヤホンを使ってみて分かったリアルな感想や注意点について詳しくお話ししますね。

この記事を最後まで読めば、友達と楽しく会話しながら滑る方法や、お気に入りの音楽を聴きながら安全にスキー・スノボを楽しむコツがバッチリ分かりますよ!

元イントラでスノーボード専門ライター。数々の有名ライダーと取材経験あり。元々スロープスタイルの選手でしたが、 引退後はカービングやバックカントリーを中心にスノーボードを楽しんでいます。

スキー・スノボ中にイヤホンで音楽を楽しむメリット

たとえば、近くの公園でランニングをしたり、ジムでトレーニングをしたりするときに、ワイヤレスイヤホンで音楽を楽しんでいる方も多いのではないでしょうか。

やっぱり、お気に入りの音楽を聴きながらスポーツをすると、一気にテンションが上がりますよね!

じつは科学的にも、音楽を聴きながら運動をすることで「モチベーションの向上」「疲労感の軽減」「集中力のアップ」といった素晴らしい効果があることが報告されているんですよ。

また、私のように1人でスキー場へ滑りに行く「おひとり様スノボ」が多い方にも、イヤホンは外せないアイテムです。私はいつも、リフトに乗っている時間を活用して、AmazonのAudible(オーディブル)でビジネス書などを聴き流しています。

このように、リフト乗車中のスキマ時間を使って効率よく勉強ができるのも、スキー・スノボでイヤホンを活用する大きなメリットですね。

スキー・スノボで使うイヤホンの種類と特徴

スキーやスノボなどのゲレンデシーンで使用されるイヤホンは、主に3つのタイプに分けられますが、結論から言うと基本的には「イヤーカフ型イヤホン」が一番おすすめです。

  1. イヤーカフ型イヤホン
  2. 骨伝導イヤホン
  3. インナーイヤー型イヤホン

スキー場という特殊な環境だからこそ、それぞれのタイプにメリットとデメリットが存在します。滑走中に外れて無くしてしまったり、周囲の音が聞こえずに危険な目に遭ったりしないよう、自分に合ったものを選ぶことが大切です。

それでは、それぞれのイヤホンの特徴やメリット・デメリットについて、次の項目から順番に詳しく解説していきますね!

イヤーカフとは→耳たぶに取り付けて使用する

まず最初にご紹介するイヤーカフ型イヤホンは、まるでピアスのようにはさむ、または耳たぶに引っ掛けて使用するタイプです。耳の穴を完全に塞がないため抜群の開放感があり、着けていることを忘れるほどの軽さが最大のメリットになります。

気になるバッテリー持ちについても、骨伝導タイプには少し劣るものの、スキー場の営業時間内(約6〜8時間)であれば問題なく使い続けられるほどの十分なスタミナを備えています。

ただし注意点として、構造上どうしても音質はシャカシャカしやすい傾向があり、特に重低音が弱く感じられることが多いです。とはいえ、ゲレンデで周囲の安全な音(足音や周囲の声)をしっかり拾いながら、クリアな中高音でBGM感覚の音楽を楽しむにはこれ以上ないベストな選択肢ですよ!

骨伝導イヤホンとは→内耳に直接振動を与えることで音が伝わる

次にご紹介する骨伝導イヤホンは、空気の振動ではなく、骨を通じて内耳へ直接振動を伝えることで音が聞こえる仕組み of イヤホンです。

こちらの最大の強みは、なんといってもバッテリーの持ちが非常に良いことです。さらに耳の穴を一切塞がないため、イヤーカフ同様にゲレンデでも周囲の音がしっかり聞こえる安心の開放感があります。

ただし、知っておくべき注意点もいくつかあります。空気で音を伝えるイヤーカフやインナーイヤー型に比べると、骨伝導という性質上どうしてもボリューム(音量)が小さく感じられ、全体の音質も少し物足りなく感じることが多いです。

また、耳の後ろに回り込ませる「耳掛けタイプ」が主流なため、ゲレンデでフェイスマスクやゴーグル、ニット帽などを着用したときに、お互いが干渉して少し煩わしく感じることがあります。頭を挟み込む構造から、長時間使っていると若干の締め付け感が気になってしまうのもデメリットと言えますね。

インナーイヤーは音が聞こえないのでNG

最後は、普段の生活でも一番馴染み深いインナーイヤー型イヤホンです。はっきり言って、普段の自宅や電車の中で使うだけなら、このインナーイヤー型が圧倒的に優れています。

イヤーカフ型や骨伝導タイプとは比べ物にならないくらい音質が非常に良く、周囲への音漏れも少ないという大きなメリットがあるからです。

しかし、ゲレンデで使用するとなると「周囲の音が聞き取りづらい」という致命的なデメリットがあります。スキー場において、周りの音が遮断されてしまうのは本当に危険です。後ろからスピードを出して滑ってくる他の滑走者の滑る音や、衝突を避けるための「危ない!」という警告の声も一切聞こえなくなってしまうからです。

さらに、耳に差し込むだけなのでフックがなく、激しい転倒やジャンプの衝撃でゲレンデに落下して紛失してしまうリスクが非常に高いのも難点です。真っ白な雪の中にワイヤレスイヤホンを落とすと、見つけるのはほぼ不可能です。

このような安全面や紛失リスクを考えると、元イントラの立場としてはゲレンデでのインナーイヤー型イヤホンの使用はおすすめできません

スキー・スノボイヤホンの選び方ポイント

ゲレンデで失敗しないためのスキー・スノボ用イヤホン選びの重要ポイントは、大きく分けて以下の4点です。

雪や汗に負けない防水性能は絶対にマスト

ゲレンデでは汗や雪で濡れるため、イヤホンの防水機能は必須条件です。目安としてはIPX4以上のスペックがベストになります。ただ、市販のイヤーカフ型や骨伝導イヤホンはスポーツ仕様が多いため、十分な防水機能が標準装備されていることがほとんどなので安心してくださいね。

グローブをつけた状態での操作性が重要

スキー場では、操作方法が「ボタン式」か「タッチセンサー式」かで扱いやすさが激変します。個人的には、厚手のグローブを着けたままでも再生や曲送りができる「ボタン式(物理ボタン)」が圧倒的におすすめです。タッチセンサー式はいちいちグローブを外す必要があり、ゲレンデでは地味に大きなストレスになります。

激しい滑りでも安心!フィット感ならイヤーカフ型

滑走中の紛失を防ぐフィット感も大切です。インナーイヤー型はズレやすく、骨伝導はゴーグルやフェイスマスクに干渉しやすい難点があります。その点、耳をはさむイヤーカフ型が一番フィット感が高くゲレンデに最適です。私自身も愛用していますが、激しく転倒しても外れることはありませんでした。

コスパ最強!音質を求めるなら1万円前後がおすすめ

高価なモデルほど高音質ですが、3万円を超えるハイエンド機はゲレンデ用としてはコスパが良くありません。風切り音など雑音が多いスキー場では、そこまで超高音質にこだわる必要はないからです。ノイズに邪魔されず満足のいく高音質を楽しむなら、1万円前後のイヤホンが一番おすすめですよ!

おすすめのスキー・スノボイヤホン3選

筆者自身ゲレンデで様々なイヤホンを使ってきましたが、特に使い勝手が良かったイヤホンを3つ紹介したいと思います。

  • ambie(アンビー)イヤーカフ型イヤホン
  • Shokz(ショックス)OpenRun骨伝導イヤホン
  • BONX(ボンクス)GRIP

次項から順番に解説します。

ambie(アンビー)イヤーカフ型イヤホン

定価17,000円(税込)
バッテリー連続6時間
重さ8.8g
その他の機能防水、マイク

まずはソニー(Sony)発のスタートアップから生まれたイヤーカフ型イヤホン「ambie(アンビー)」です。

私もスノボ仲間に勧められて使い始めましたが、これまでスキー場で試したワイヤレスイヤホンの中でダントツ過去最高の使い心地でした!元イントラの私がスノボ中に実感した魅力を厳選してご紹介します。

ambieは装着感が抜群で、着けているのを忘れるほど自然です。スノボに必須のバラクラバやゴーグル、ヘルメットに一切干渉しないのも最高ですね。激しいクラッシュでも落下せず、朝から夕方まで滑っても耳が痛くなることは一切ありませんでした。耳を塞がない構造なので、小学生の娘にもぴったりフィットします。

さらに、物理ボタン搭載でグローブを着けたまま操作できるのが超便利です。雪の中でいちいちグローブを外したくないですよね。多くのイヤーカフ型はタッチセンサーですが、ambieならグローブのままボタンを押してハンズフリー通話ができるので、友達とはぐれた時も安心です。

惜しい点は、耳を塞ぐインナーイヤー型に比べて重低音の音質が劣る点です。中高音は非常にクリアですが、構造上どうしても低音が抜けてシャカシャカ感が出ます。

ここはゲレンデで周囲の音を聞き、安全に滑るための機能美と割り切り、ヘッドホン並みの重低音は期待しすぎないように注意してくださいね。

Shokz(ショックス)OpenRun骨伝導イヤホン

定価17,880円(税込)
バッテリー連続8時間
重さ26g
その他の機能防水、マイク、急速充電

骨伝導イヤホンで最も有名なブランド、Shokz(ショックス)の「OpenRun」をご紹介します。

たしかにスキー場での使い勝手はイヤーカフ型に一歩劣りますが、ジムやランニングなどマルチに使いたい方にはOpenRunが一番おすすめです。元イントラの視点から、その特徴を分かりやすくまとめました。

OpenRunは骨伝導で最高峰の音質を誇り、中高音が非常にクリアです。さらに骨伝導特有の嫌な振動(ブルブル感)が低減されているため、ストレスなく音楽を楽しめます。

スノボに嬉しい機能も満載です。物理ボタン搭載でグローブを着けたまま操作でき、高性能マイク付きなのでハンズフリー通話も快適。さらにBluetoothで簡単接続でき、悪天候でも安心の防水設計や、わずか10分の急速充電にも対応しています。特に連続使用時間が長いのは、ゲレンデにこもるスノーボーダーにとって大きなメリットですね。

惜しい点は、耳の後ろにバンドが回る形状のため、スノボ特有のヘルメットやバラクラバ、ゴーグルと少し干渉しやすい点です。首を動かしたときに引っ張られる感覚があり、装着感はambieに劣ります。また、耳を塞がない構造上、インナーイヤー型に比べると重低音は軽くなります。

スキー場専用としては少し好みが分かれますが、オフシーズンの筋トレやランニングでも大活躍する万能ワイヤレスイヤホンですよ。

スキー・スノボで滑走しながら通話したいならBONXがおすすめ

BONX GRIPのAmazon販売サイト※執筆時点で楽天での販売はありませんでした

定価13,870円(税込)
バッテリー最大7時間連続通話
重さ15g
その他の機能防水

スキー・スノボの滑走中にリアルタイムで通話を楽しみたいなら、雪山用に開発された「BONX GRIP(ボンクスグリップ)」がおすすめです。

正直、通話だけならAirPodsや激安イヤホンでも可能です。しかし、電波が不安定なゲレンデでは通話がブツブツ切れてしまい、そのたびにスマホを取り出して発信し直すのは本当に面倒ですよね。

その点BONX GRIPなら、電波が途切れても自動で再接続してくれるのが最大の強みです。さらに「電波が切れたこと」や「再接続されたこと」を音声案内で教えてくれるため、滑走中も完全にスマホフリーで会話に集中できます。

そんなBONXの惜しい点は、ユーザーの口コミにもある通り「スキー場の環境によって電波が弱くなる」ことがある点です。混雑時や山陰・山頂といった電波の届きにくい場所では、どうしても通話しづらくなります。これはスマホの電波を使う機器共通の弱点なので、あらかじめ頭に入れておきましょう。

ですが、電波さえ良好なら音飛びもなく、複数人で会話しながら滑走するのはめちゃくちゃ楽しいですよ!専用のチャットルームを作れば、コースの分岐で止まらずに「どっちに行く?」と滑りながら相談できます。

スノボレッスンでのコーチングや、動画撮影のタイミング合わせなど、使い道は無限大。仲間と常に繋がりながら、ゲレンデを安全かつ最高に楽しみたい方に最適の選択肢です。

スキー・スノボ中にイヤホンを使う際の注意点

耳穴を塞がないイヤーカフ型や骨伝導イヤホンは、周囲の危険を察知しやすく、雪山でとても安全に使えるアイテムです。しかし、滑走時の音量には十分に注意しましょう。

どちらのタイプも構造上、重低音が弱いため、滑走中はついボリュームを大きくしがちです。ですが、音量を上げすぎると周りの滑走音や他のスノーボーダーからの警告の声が聞こえなくなってしまいます。

また、いくら落下しづらい設計とはいえ、激しい転倒などで「絶対に落ちない」とは言い切れません。あらかじめバラクラバ(目出し帽)やフェイスマスクで耳元を覆っておくのがおすすめです。万が一イヤホンが外れても、雪山での紛失リスクを大幅に抑えられますよ。

安全対策と紛失防止をしっかり行い、お気に入りのイヤホンで最高のゲレンデライフを楽しんでくださいね!

ゲレンデでイヤホン通話はできる?→電波があればどこでもOK!

ドコモ、au、ソフトバンクの大手3大キャリアであれば、有名なスキー場のセンターハウスはもちろん、山頂でもイヤホンでの通話が可能です。

山頂に基地局が置けない場所でも、麓から電波を飛ばすなど各社が様々な対策をしています。実際、ここ数年で私が訪れたスキー場で「圏外で全く電波が無い」という場所はありませんでした。

ちなみに私は格安SIMを使っていますが、山頂でも普通にハンズフリー通話やLINE通話ができています

とはいえ、スキー場の場所や当日の天候によっては電波が繋がりにくくなることもあるため、その点だけはあらかじめ頭に入れておきましょう。

スキー場の電波状況ってどうなの?スマホで通話やSNSはできる?の疑問にお答えします

まとめ

実際にゲレンデでイヤホンを使ってみて本当に調子が良かったので、その感動をそのまま記事にしてみました!

お気に入りの音楽を聴きながら滑走すると、スキー・スノボが何倍も、いや何十倍も楽しくなりますよ

今回ご紹介した周りの安全への配慮やバッテリー対策をしっかり意識しながら、ぜひ次のシーズンは新しい雪山の楽しみ方を体験してみてくださいね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

※日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

ABOUT US
らくスノさん
スノーボード歴22年の自称育メンボーダー。北海道出身の父の影響で小学生からスキーをはじめ、18歳でスノーボードに出会う。学生時代に留年してまで山にこもり大会などにも出場するが、就職を機に趣味となる。現在は娘も幼いためあまり滑りにはいけないが、いつか子どもとスノーボードに行くのが楽しみ。