■この記事で分かること
- スキー・スノボを滑りながら通話する方法
- 音楽聴きながらゲレンデを安全に滑る方法
- ゲレンデでワイヤレスイヤホンを使う時の注意点
こんにちは、20年以上スノーボードやっている元イントラの、らくスノです。
結論からいうと、BONXというワイヤレスイヤホンを使えば、滑走しながら通話できます。
また、音楽を聴きながら滑りたいなら、骨伝導イヤホンがおすすめです。
今回はBONXや骨伝導イヤホンをおすすめする理由や、ゲレンデでワイヤレスイヤホンを使ってみた感想についてお話したいと思います。
この記事を最後まで読めば、友達と会話しながら楽しく滑ったり、音楽を聴きながら安全にスキー・スノボすることができます!
※当コンテンツの商品はすべて自費で購入しております。メーカーから一切報酬を得ていません。評価・選定基準のガイドラインに関してはこちらを参照ください。
目次
ゲレンデでイヤホン通話はできる?→電波があればどこでもOK!
大手3社の場合(ドコモ、au、ソフトバンク)、有名なスキー場であればセンターハウスはもちろん山頂でもワイヤレスイヤホンでの通話は可能です。
たとえば山頂に基地局を設置できない場合は麓から電波を飛ばすなど、大手3社とも様々な工夫をしています。
個人的な感覚でも、数年内に行ったスキー場で電波が無かったことはありませんでした。
ちなみに筆者は格安SIM使ってますが、頂上でも普通に会話できますね。もちろんLINE通話も可能です。
とはいえ、場所や天候によっては繋がりにくい場合もあるので、その点はあらかじめ留意しておきましょう。
→スキー場の電波状況ってどうなの?スマホで通話やSNSはできる?の疑問にお答えします
スキー・スノボで滑走しながら通話したいならBONXがおすすめ
→BONX GRIPのAmazon販売サイト※執筆時点で楽天での販売はありませんでした
定価 | 13,870円(税込) |
バッテリー | 最大7時間連続通話 |
重さ | 15g |
その他の機能 | 防水 |
スキー・スノボ滑走中に通話を楽しみたいなら、雪山での通話用に開発されたBONXがおすすめです。
なぜなら途中で電波が途切れても、自動で再接続してくれるからです。
正直通話だけなら、Airpodsでも2,000円台で買える激安イヤホンでもできます。
でも、ゲレンデの不安定な電波状況だと、途中で通話が切れてしまうんですよ。そうなると、スマホを取り出して再度通話を開始する必要があります。
その点BONXなら、電波が途切れても自動で再接続。さらに音声で電波が途切れたことや再接続されたことを教えてくれるので、いちいちスマホを取り出す必要もありません。
音質は普通だが結局滑走音がうるさいので気にならない
気になるのが音質だと思いますが、いたって普通です。「すごく良い」というわけでも「すごく悪い」というわけでもない。
正直Airpodsのほうが音質は良いですね。
ただし、部屋で使うならともかく、スキー・スノボ中は滑走音のほうがうるさいので(笑)音質は全然気にならないですよ。
スキー場で使うならBONX GRIPがおすすめ
執筆時点でBONXは3つのモデルが発売されてますが、スキー場で使うならイヤーグリップが付いたBONX GRIPがおすすめです。
実際イヤーグリップなしで滑走したことがあるんですが、転んだ拍子に落下してしまいました。
雪の中にあんな小さいイヤホンを落としたら、まず探し出すことは不可能ですからね。
BONXの惜しいところは環境によっては電波が弱いことがある
Xでつぶやいたところ「環境によっては電波が弱いことがある」というレビューを複数いただきました。
- 周りに人が多いと通じづらい
- そもそも電波が弱いスキー場がある
- 山陰や頂上は通じづらい
私自身「まったく通じなかった」という経験はありませんが、混雑時や山奥のスキー場では通話しづらいかもしれません。
まぁ電波状況に影響されやすいのはBONX以外の通話機器にも言えることですが、その点はあらかじめ留意しておきましょう。
音飛びもなし!複数で会話しながら滑走するとめちゃくちゃ楽しい
もう私が説明するまでもありませんが、単純に会話しながら滑るのはめちゃくちゃ楽しいです(笑)
また、チャットルームを作れば複数人でも会話ができます。
たとえばコースの分岐で「どちらに行く?」ってなった時、一旦止まるじゃないですか。でもBONXを使えば滑走中に相談しながらどちらに行くか決められます。
電波さえあれば、音飛びもしないし、使用距離に制限もありません。
スキー・スノボレッスンで使ったり、動画撮影のタイミング合わせで使ったり、使用方法は無限大です。
滑走中に音楽を聴くなら骨伝導イヤホンがおすすめ
元イントラの立場で言わせてもらうと、スキー・スノボ滑走中のイヤホンは推奨しません。
相手の滑走音が聞こえづらいので、衝突のリスクが高まりますからね。
とはいえ「自分の好きな音楽を聴きならがノリノリで滑走したい」という気持ちも分かります。
そこでおすすめなのが骨伝導イヤホンです。
その名の通り、骨伝導で音が伝わるイヤホン。普通のインナーイヤホンと違うところは、耳穴を塞がないので周囲の音も聞こえるということです。
これなら音楽を聴きながら安全に滑走することができます。
骨伝導イヤホンは楽天・Amazonの安いものでも十分
骨伝導イヤホンは20,000円以上するものもありますが、正直安物で十分です。
結局どれだけ音質の優れたイヤホンでも、滑走音でかき消されるので(笑)それに万が一落としたら目も当てられません。
ちなみに筆者は上記の楽天ランキングで1位の激安骨伝導イヤホンを使ってますが、音も良いしまったく壊れないです。
安全に音楽を楽しみたい方は、ぜひチェックしてみてください。
骨伝導イヤホンは落としやすい!心配であれば首掛けタイプを選ぶ
骨伝導イヤホンのデメリットは、転倒時などに落としやすいところですね。
実際、私はキッカー(ジャンプ台)の着地でイヤホンが外れ、紛失しかけたことがあります。
落下を防ぐには耳当て付きのニット帽やヘルメットを被ることをおすすめします。
また多少のわずらわしさはありますが、首掛けタイプの骨伝導イヤホンもおすすめです。
スマホはウェアの内ポケットに入れておこう!
ゲレンデでスキー・スノーボードをしながら通話・音楽を楽しんでいて、ふとスマホをみると「そんなに使ってないのに充電が残り10%になってた!」なんてことありますよね。
実はスマホのバッテリーって寒さに弱いんですよ。
だからウェアの外ポケットに入れると、外気にさらされバッテリーの減りが早くなります。
おすすめは人肌に近いウェアの内ポケット。体温でスマホを保温してくれます。
ちなみに携帯カイロで温めるのは結露を誘発するのでNGです。
詳しい対処法は以下の記事にまとめてますので、合わせて参照ください。
→スキー場でスマホのバッテリーが急激に減った時の対処法→人肌で温めて充電
まとめ
ゲレンデでイヤホンを使ってみてとても調子が良かったので、勢いで記事にしてみました。
BONXはみんなで揃えると、さらにスキー・スノボが楽しくなります。
骨伝導イヤホンは安いもので全然OKだと思います。周りの安全に配慮しながら、ぜひ試してみてくださいね!