【26-27最新版】スキー・スノーボードにおすすめのバックパック9選

こんにちは。20年以上スノーボードを続けている元インストラクターの、らくスノです。

最近は、ゲレンデでバックパックを背負って滑るスキーヤー・スノーボーダーを見かける機会が増えました。

スマホやモバイルバッテリー、カメラ、自撮り棒、水筒、防寒着、お子さん用のハーネスなど、持ち運びたい荷物が多いときはバックパックがあると非常に便利です。

また、バックカントリーだけでなく、ゲレンデでも荷物をスマートに持ち運べることから、愛用するライダーも増えています。

今回は、スキー・スノーボードにおすすめのバックパックを、選び方のポイントとあわせて詳しくご紹介します。

もちろん、ゲレンデ用として使いやすいモデルから、本格的なバックカントリーにも対応できる高機能モデルまで幅広くピックアップしました。

この記事を最後まで読めば、自分の滑り方や用途に合った最適なバックパックが見つかるはずです。

元イントラでスノーボード専門ライター。数々の有名ライダーと取材経験あり。元々スロープスタイルの選手でしたが、 引退後はカービングやバックカントリーを中心にスノーボードを楽しんでいます。

スキー・スノーボード用バックパック選びのコツ

いきなりおすすめモデルを紹介されても分からないと思うので、まずはスキー・スノーボード用バックパック選びのコツについてお話します。

■バックパック選びのコツ

  • 容量選びの基準は歩行距離と荷物
  • 容量が20㍑未満ならデザインで選んでOK
  • 板が取り付けできるボードキャリーは必須
  • ゴーグルポケットがあると便利
  • 背面や側面から物がとれると出し入れが楽

他にもバックパックの機能はありますが、とりあえず上記さえ抑えておけば問題ありません。

バックパックの容量選びの基準は歩行距離と荷物

まずは容量選びからです。

基本的に、ゲレンデやサイドカントリーで使用するなら20L前後のバックパックがあれば十分でしょう。

一方で、

・食料や飲み物を多めに持ち運びたい
・予備のグローブや防寒着も収納したい
・アイゼンやハーネス、ロープなどのレスキューギアも携行したい

という方は、30L~40L程度を目安に選ぶのがおすすめです。

ただし、容量が大きくなるほど荷物も増えやすく、ハイクアップや滑走時の負担も大きくなります。

そのため、必要以上に大きなバックパックを選ぶのではなく、自分の用途に合った容量を選ぶことが大切です。

容量が20㍑未満ならデザインで選んでもOK!

容量が20L未満のバックパックであれば、デザインやカラーを重視して選んでも問題ありません。

本来は、実際に背負ってフィッティングを確認してから購入するのが理想です。

ただし、20L未満のモデルは荷物がそれほど重くならないため、背負い心地の違いが滑走に大きく影響するケースは少ないでしょう。

そのため、ゲレンデでの普段使いがメインであれば、自分の好きなデザインやカラーを優先して選ぶのもおすすめです。

まずは「使いたくなるバックパック」を選ぶことが、長く愛用するポイントですよ。

バックカントリーで使うなら板が取り付けできるボードキャリーは必須

バックカントリー用バックパックでは、ボード・スキーキャリー機能は欠かせない装備の一つです。

スノーボーダーなら、スノーボードはもちろん、スノーシューを固定する際にも活躍します。

また、スキーヤーやスプリットボードユーザーでも、急斜面や藪、岩場などでは板を外して歩かなければならない場面があります。そのため、板をしっかり固定できるキャリー機能があると行動しやすくなります。

一方で、ゲレンデで使う場合にも意外と便利です。

例えば、お子さんが疲れて板を運べなくなったときでも、バックパックに固定すれば両手が空くので、安全かつ楽に持ち運べます。

バックカントリーを視野に入れている方はもちろん、ゲレンデメインの方でもボードキャリー機能付きのモデルを選んでおくと、さまざまなシーンで重宝します。

ゴーグルポケットがあると便利

ゴーグルポケットも、スキー・スノーボード用バックパックでは便利な機能の一つです。

バックカントリーでは、よほどの吹雪でない限り、ハイクアップ中はサングラスを着用することが多くあります。

その理由は、ゴーグルを着けたまま登ると、発汗によってレンズが曇りやすくなるからです。

ゴーグルポケットがあれば、ハイク中はサングラス、滑走前にゴーグルへと素早く付け替えることができます。

また、ゲレンデでも予備のサングラスやゴーグルを安全に収納できるため、とても重宝します。

一般的にゴーグルポケットは、バックパック上部など取り出しやすい位置に配置されており、内部にはレンズを傷から守るマイクロファイバー生地が採用されています。

大切なゴーグルやサングラスを安心して収納できるので、バックパックを選ぶ際はぜひチェックしておきたいポイントです。

背面や側面から物がとれると出し入れが楽

背面アクセスやサイドアクセスに対応したバックパックを選ぶのも重要なポイントです。

スノーシューやスノーボードをバックパックに取り付けた状態では、上部の開口部だけだと荷物の出し入れがしにくくなります。

また、多くの方は保温着やレスキューキットなど、使用頻度の低い荷物をバックパックの底に収納することが多いでしょう。

しかし、必要になったときに上からすべての荷物を取り出して探すのは、意外と手間がかかります。

その点、背面や側面から内部へアクセスできるモデルなら、必要な荷物を素早く取り出せるため、時間も手間も大幅に減らせます。

特にバックカントリーでは、悪天候や寒い環境で長時間荷物を広げずに済むというメリットもあります。

荷物の出し入れのしやすさは、実際に使い始めると満足度を大きく左右するポイントなので、購入前にぜひチェックしておきましょう。

スキー・スノボにおすすめのバックパック9選

スキー・スノーボードバックカントリーにおすすめのバックパックは以下のとおりです。

どれも一般スキーヤー・スノーボーダーはもちろん、山岳ガイドやプロライダーも愛用するモデルばかりです。

次項から順番に解説していきます。

ノースフェイス/チュガッチ

人気・知名度ともにトップクラスを誇るバックパックが、ノースフェイスのチュガッチです。

ライダーからのフィードバックをもとに開発されており、バックカントリーで求められる機能が充実しています。

主な特徴は以下のとおりです。

フリース素材を採用したゴーグルポケット
上部と背面の両方から荷室へアクセス可能
耐摩耗性に優れた高耐久ナイロン生地

中でも特に注目したいのが、耐摩耗性の高いナイロン素材です。

バックカントリーでは、スノーボードのエッジやスノーシューの爪がバックパック背面に当たり、生地が傷みやすくなります。

しかし、チュガッチは耐久性に優れた素材を採用しているため、ハードに使っても傷みにくく、長期間愛用しやすいのが魅力です。

容量は18L・28L・35L・45Lの4サイズをラインアップ。

ゲレンデメインから本格的なバックカントリーまで、自分の滑り方や用途に合わせて容量を選べるのも大きなメリットといえるでしょう。

パタゴニア/スノードリフター

パタゴニアのスノードリフターは、高いブランド力がありながら、比較的リーズナブルな価格で購入できるバックパックです。

同じ容量帯で比較すると、ノースフェイスのチュガッチより実売価格が1万円以上安いこともあり、コストパフォーマンスの高さが魅力です。

価格を抑えられている理由の一つが、シンプルな構造です。

余計なストラップや装備を必要以上に増やしていないため、見た目もすっきりしていて使いやすく感じます。

バックパックは、ストラップやコードが多すぎると、かえって荷物の出し入れや装着時にストレスを感じることもあります。

その点、スノードリフターは必要な機能だけを厳選した扱いやすい設計になっています。

もちろん、ボードキャリーやゴーグル収納など、スキー・スノーボードで必要となる基本機能はしっかり搭載されています。

容量は20Lと30Lの2サイズ展開。

ゲレンデやサイドカントリーがメインの方や、大容量のバックパックまでは必要ない初心者・中級者の方に特におすすめのモデルです。

アークテリクス/ラッシュSK

アークテリクスのラッシュは、他のバックパックにはない革新的な設計が魅力のモデルです。

中でも最大の特徴が、ロールトップ式の開口部を採用していること。

開口部が大きく開くため荷物の出し入れがしやすく、荷物の量に応じて容量を柔軟に調整できるのもメリットです。

「ロールトップだと荷物を取り出しにくいのでは?」と思うかもしれません。

しかし、ラッシュはサイドファスナーからメイン収納へ直接アクセスできるため、雪山でも必要な荷物を素早く取り出せます。

さらに、左右に分かれた2気室構造を採用しているので、装備を整理しやすく、効率よくパッキングできるのも魅力です。

また、バックパネル中央にはアルミ製のフレームが内蔵されており、荷物が増えても重心が安定しやすく、滑走中やハイクアップでも快適な背負い心地を実現しています。

機能性や背負い心地にこだわりたい方は、ぜひ一度アークテリクスならではの革新的なバックパックを体感してみてください。

レインオアシャイン/SCパック

今、バックカントリーシーンで注目を集めている国産ブランドが、レインオアシャインです。

2017年に誕生した比較的新しいブランドですが、「もっと気軽に旅やアウトドアを楽しんでほしい」というコンセプトのもと、機能性とデザイン性を兼ね備えたバックパックを展開しています。

中でもSCは、その名のとおりサイドカントリーでの使用を想定して開発されたモデルです。

容量は13Lとコンパクトですが、サイドカントリーやゲレンデであれば、必要な装備は十分収納できます。

必要最低限の荷物で軽快に滑れるため、バックパックの重量をできるだけ抑えたい方にもぴったりです。

また、シンプルで洗練されたデザインも魅力の一つ。

ゲレンデで使用しても違和感がなく、普段使いしやすいスタイリッシュなシルエットに仕上がっています。

「必要な機能だけを備えたシンプルなバックパックが欲しい」という初心者の方や、ゲレンデ・サイドカントリーメインで滑る方におすすめのモデルです。

ak/ディスパッチャー

スノーボーダーに特におすすめしたいバックパックが、Burton [ak] ディスパッチャーです。

ディスパッチャー最大の魅力は、スノーボードを背負ったときの安定感にあります。

スキーと兼用で設計されたバックパックの中には、スノーボードを取り付けることを重視していないモデルも多く、板を背負うと重心が偏って歩きづらく感じることがあります。

その点、ディスパッチャーはスノーボーダー向けに設計されているため、ボードを装着した状態でも非常にバランスが良く、ハイクアップ時でも安定した背負い心地を実現しています。

また、ボックス型に近いシルエットを採用しているため、ボードが体にしっかりフィットし、歩行中に荷物がぶれにくいのも特徴です。

さらに、背面パネルには剛性の高いシェルが採用されており、ボードを固定してもバックパックが型崩れしにくく、快適な背負い心地を維持してくれます。

容量は18L・25L・35Lの3サイズ展開。

バックカントリーはもちろん、ゲレンデでもスノーボードを快適に持ち運びたい方には、ぜひチェックしていただきたい完成度の高いバックパックです。

ボルコム/イグチスラックベスト

少し変わり種ですが、ぜひスノーボーダーに紹介したいアイテムが、レジェンドライダーブライアン・イグチが監修したスラックベストです。

バックパックではなくベストタイプですが、その機能性は非常に優れています。

見た目以上に収納力があり、プローブやシャベルなどのアバランチギアもしっかり収納可能です。

もちろん、スノーボードを固定できるボードキャリー機能も備えています。

最大の魅力は、体に密着する設計であること。

バックパックのように荷物が揺れにくいため、ハイクアップ時の負担が少なく、滑走中もバランスを崩しにくいのが特徴です。

一方で、収納容量はバックパックほど大きくないため、長時間のバックカントリーや大量の装備を持ち運ぶ用途にはあまり向きません。

しかし、短時間のハイクやサイドカントリー、必要最低限の装備で身軽に滑りたい方には、非常に魅力的な選択肢といえるでしょう。

「より軽快に滑りたい」というスノーボーダーは、ぜひ一度チェックしてみてください。

ダカイン/ヘリプロ

ダカインのヘリプロは、耐久性を重視する方におすすめのバックパックです。

近年は登山用品でも軽量性を追求したウルトラライトギアが人気ですが、スキー・スノーボードでは軽さだけを重視すれば良いというわけではありません。

確かに軽量なバックパックはハイクアップ時の負担を軽減できます。

しかし、その代わりに耐久性が犠牲になってしまっては、長く使うギアとしては物足りません。

その点、ヘリプロは非常に堅牢な作りが魅力です。

実際に手に取ると、生地や縫製のしっかりした作りから、高い耐久性を実感できるでしょう。

また、カラーバリエーションが豊富なのも大きな魅力です。

多くのブランドが2~3色程度の展開なのに対し、ヘリプロは7種類ものカラーから選べるため、自分好みのデザインを見つけやすくなっています。

容量は20Lと24Lの2サイズ展開。

ゲレンデやデイハイクをメインに使いたい方、耐久性を重視して長く愛用できるバックパックを探している方におすすめのモデルです。

マムート/ニルバーナ

マムートのニルバーナは、機能性を重視する方におすすめの多機能バックパックです。

「ここまで必要なの?」と思うほど、雪山で役立つギミックが数多く搭載されています。

実際にニルバーナを使っている友人もいますが、「まだ使い方が分からないストラップがある(笑)」と言うほど、多彩な機能が詰め込まれています。

とてもこの記事だけでは紹介しきれないので、細かな装備については製品ページもぜひチェックしてみてください。

機能面だけでなく、細かな使い勝手への配慮も魅力です。

例えば、バックパック内部には忘れ物を防ぐためのチェックリストがプリントされており、雪山へ入る前の装備確認にも役立ちます。こうした細かな工夫からも、雪山での実用性を重視して設計されていることが分かります。

容量は18L・25L・30L・35Lをラインアップ。

とにかく機能が充実したバックパックが欲しい方や、細かな使い勝手にもこだわりたい方には、マムートのニルバーナがおすすめです。

オスプレー/ソールデン

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オスプレーのソールデンは、軽量性を重視する方におすすめのバックパックです。

なお、男性向けモデルが「ソールデン」、女性向けモデルが「ソフリス」という名称で展開されています。

ソールデン最大の魅力は、圧倒的な軽さにあります。

現行モデルでは、従来モデルから一部の機能が見直されたことで賛否の声もありますが、バックカントリーでは軽量であること自体が大きなアドバンテージです。

長時間のハイクアップでは、バックパックが軽いほど体への負担を軽減でき、疲労も抑えられます。

また、オスプレーらしいシンプルで洗練されたデザインも人気の理由の一つです。

機能性だけでなく見た目にもこだわりたい方には、非常に魅力的なモデルといえるでしょう。

容量は22L・32L・42Lの3サイズ展開。

日帰りのバックカントリーから本格的なツアーまで幅広く対応できるため、初心者はもちろん、経験豊富なライダーや山岳ガイドにも支持されているバックパックです。

おすすめのバックカントリーギア特集記事

以下の記事ではバックカントリーボーダーにおすすめのギアを特集しています。

ブーツ以外のバックカントリーギアをお探しの方は、合わせて参照ください。

メジャーから玄人向けまで!おすすめのパウダーボードブランド

スノーボードバックカントリー用スノーシューの選び方とおすすめモデル8選

バックカントリーにおすすめのスプリットボード10選

まとめ

■スキー・スノーボードバックカントリーにおすすめのバックパック

各ブランド基本的な機能は満たしつつ、個性的なギミックが興味をそそりますよね。

ぜひご自身が実際にハイクする姿を想像しながら、バックパックを選んでいただければと思います。

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ABOUT US
らくスノさん
スノーボード歴22年の自称育メンボーダー。北海道出身の父の影響で小学生からスキーをはじめ、18歳でスノーボードに出会う。学生時代に留年してまで山にこもり大会などにも出場するが、就職を機に趣味となる。現在は娘も幼いためあまり滑りにはいけないが、いつか子どもとスノーボードに行くのが楽しみ。