こんにちは!20年以上スノーボードをやっている元インストラクターの、らくスノです。
スノボ初心者の方の大きな壁といえば、やっぱりリフトですよね。「リフトが怖くて上手く降りられない…」なんて悩んでいる方も多いと思います。
でもね、安心してください。実はスノーボードを片足だけでコントロールするのって、上級者でも普通に難しいんですよ!だから、最初から無理に「片足で板をコントロールしよう」としてはいけません。
リフトから上手に降りるコツは、たったの2つ。板をまっすぐ進行方向へ向けたら、あとは「ソファーから立ち上がる要領」でスッと降りるだけです!
今回は、元イントラである筆者が、初心者の方でも一瞬でマスターできる「簡単リフト降車術」を分かりやすく解説します。
この記事を最後まで読めば、もうリフトの降り口でコケる恐怖は一切なくなりますよ!
リフトから降りる動作はソファーから立ち上がるのと一緒

「そもそも、リフトからスムーズに立ち上がること自体ができないんです…」
私もイントラ時代に本当によく生徒さんから相談されましたが、みなさんちょっと難しく考えすぎです!
実はリフトから降りるときの動作って、普段の生活で「ベンチやソファーから立ち上がる動作」とまったく一緒なんですよ。
まずは試しに、自宅のソファーで練習してみましょう!
- スノーボードを履いているときのように、下半身(腰から下)だけを横向きにする
- 両手は写真のようにソファーに添えて構える
- あとは、そのままスッと真上に立ち上がるだけ!
ほら、誰でも簡単にできますよね?
「背筋をピンと伸ばして」とか「板の真ん中にきれいに乗って」とか、余計なことは一切考える必要はありません!
この「まっすぐ上に立ち上がる」ということだけに集中するのが、バランスを崩さずにリフトから降りる一番簡単な方法なんです。
実際のリフトから降りるときも、このソファーのイメージのままチャレンジしてみてください。
リフトが降り口に近づいたら、後ろ足のバインディングのすぐ内側(デッキパッドを貼っているあたり)に、後ろ足をしっかり乗せます。
あとは、板をまっすぐ進行方向へ向けて、スッと立ち上がるだけ!他のことはなーんにも意識しなくてOKです。これだけで、驚くほど簡単にするりと降りられますよ!
スノボのリフトの降り方!板を進行方向に向けて立ち上がるだけ

上のGIFは、以前私がレッスンしたカップルの方々です。なんとこれが人生初の海外リフト(初リフト)だったのですが、めちゃくちゃスムーズに降車できていますよね!
このお二人のように、板をまっすぐ進行方向へ向けて、ただスッと立ち上がるだけで本当に簡単に降りることができちゃうんです。
よくスノボのハウツー本やネットの記事を見ると、こんなアドバイスが書いてありますよね。
- 背筋をピンと伸ばして
- 行きたい進行方向を視線でしっかり確認して
- 重心は常に板の真ん中をキープ
- 両手を広げてバランスを取る
たしかにどれも間違ってはいません。……が!人間って、いざ本番というときに複数のことを同時に言われても絶対にできないんですよ。頭では分かったつもりでも、目の前に降り口が迫ってくると焦ってパニックになっちゃいますからね。
だから、最初は「板を進行方向へ向けて、スッと立ち上がること」これだけを意識すれば100点満点です!
これはNG!リフトでコケてしまう降り方

もそも、なぜリフトから降りるときにコケてしまうのでしょうか?
実は、初心者がリフトの降り口で転んでしまう原因は、次の4つのパターンのどれかに当てはまることがほとんどなんです。 [1]
- 定員MAX(満席)でリフトに乗っている
- まだ慣れていないのに、片足で板をコントロールしようとしている
- 不安すぎて、隣にいる人につかまっている
- 怖くてつい、リフトの支柱や背もたれをギュッと掴みっぱなしにしている
心当たりがある方も多いのではないでしょうか?
でも、逆にいえばこの4つさえ気をつければ、初心者の方でも絶対にコケずに、驚くほどスムーズに降車することができるということ!
では、どうすればこの「コケる原因」を完全にクリアできるのか、次の章からさらに詳しく解説していきますね。
定員MAXでリフトに乗っている

まず1つ目の原因がこれ。リフトの定員MAX(満席)で乗ってしまうと、隣の人との距離が近すぎて、どうしても降りる難易度が上がってしまいます。
たとえば、大きめのスキー場だとメインリフトがクワッド(4人乗り)なことも多いですよね。でも、ここにぎゅうぎゅうの4人フルで乗ると、実は元イントラの私でさえ「隣の人とぶつからないかな…」と降車にめちゃくちゃ気を使うレベルなんです。
だからこそ、まだリフトに慣れていないうちは、4人乗りリフトならあえて「2〜3人」の少人数で乗車することを強くおすすめします!
ガラガラの平日はもちろん、混雑している休日でも、少しだけ後ろに並んでいるグループに順番を譲ったり、リフト係員さんに声をかけたりすれば、意外と簡単に隙間を作って乗ることができますよ。
隣の相手との間隔さえしっかり空いてしまえば、もし降りるときに自分の思った方向へ板が進まなくても、人とぶつかって共倒れでコケる可能性をグッと減らすことができるんです!
降車時に片足で板をコントロールしようとしている

リフトから降りるとき、ボードを無理やり足元でコントロールしようとすると、かえってバランスを崩して大コケしてしまいます。そもそも、板を片足だけで操るのって、想像以上に相当なテクニックが必要ですからね。
だから、まだ慣れていない初心者の方は、降りたあとに思った方向へ進まなくても、無理にコントロールしようとしなくて全然大丈夫です!そのまま直進して勝手に止まるのを待ちましょう。
もし直進した結果、隣の人とぶつかりそうになってしまったら、恥ずかしがらずに「わ〜!ぶつかる〜!」と大きな声を出して周りに警告してください!
声をかけつつ、相手の背中や肩に「そっと手を添える」ようにして自分のバランスを保つのが、安全に衝突を避けるプロ直伝のテクニックです。
ただし、ここでくれぐれも相手を「ギュッと掴んだり、強く押したり」してはダメですよ!お互いにバランスを崩して、大惨事の共倒れになってしまいますからね。
人につかまっている

ゲレンデに行くと、「お互いに手をつなぎながら」とか「腰に手を添えて」リフトから降りようとしている人たちをよく見かけます。
特にこれ、カップルにありがちなんですよね(笑)。優しい彼氏が、スノボ初心者の彼女の手を引いて「一緒に降りようね!」ってエスコートする微笑ましい光景……。
でもね、元イントラから言わせてもらうと、この降り方は上級者でもめちゃくちゃ難しいので絶対にやめてください!
なぜなら、手や腰を握り合っている時点で、二人の体軸バランスが完全に崩れてしまっているからです。お互いの引っ張り合う力で、乗車しているときからすでに軸がブレブレなんですよ。
リフトから綺麗に降りるための鉄則は、とにかく「姿勢をまっすぐ」に保つこと。
誰かの手を借りようとせず、自分一人の軸でまっすぐスッと立ち上がる方が、100倍バランスを崩しにくくて安全なんですよ!
リフトの支柱や背もたれにつかまっている

リフトから降りるときに、怖さのあまりリフトの支柱(手すり)や背もたれをギュッとしがみつくように握っている方、実はけっこう多いのではないでしょうか?
でも、これも先ほどのお話とまったく同じ。支柱や背もたれにつかまっている時点で、自分の体軸バランスが後ろや横にグニャリと崩れてしまっているんですよ。その状態から立ち上がろうとするから、足元がグラついてコケてしまうんです。
また、よく降車するときに「よし、勢いをつけて降りるぞ!」と、手でリフトの支柱やシートをグッと後ろに押し出す人がいますが、これも一気にバランスを崩す原因になるので絶対にNGです!
わざわざ手で押して推進力をつけようとしなくても、スキー場のリフトの降車場所は、必ず勝手に前に進むような「緩やかな斜面」に設計されています。
なので、余計な力を入れずにただスッと立ち上がるだけで、雪の斜面に合わせて板が自然と気持ちよく走り出してくれますよ!
スノボ初心者が1時間で滑れるようになる練習方法

私はイントラ時代にたくさんの方を教えました。
でね、お金をいただいている以上、老若男女どんな方でもレッスン時間内に滑れるようにしないといけません。
そこで編み出したのがこのメソッドというわけです。
- 基本姿勢を覚える(5分)
- 安全な転び方を覚える(10分)
- 曲がり方を覚える(20分)
- リフトの降り方を覚える(5分)
- 横滑りを覚える(10分)
- 大回りで滑る(10分)
そうです、たった6ステップで良いんです。
今回のリフトの降り方はステップ4の内容になります。他のコツも詳しく知りたい方は下記の記事も合わせて参照ください。
→元イントラが教える!スノボ初心者がたった1時間で滑れるようになるコツ
まとめ

載せている動画(GIF)は私の実際の生徒さんですが、本当に最初から一度もコケることなく、綺麗にリフトから降車できていますよね!
そう、リフトから降りるのには、特別なテクニックも難しいことも何一つありません。板をまっすぐ進行方向へ向けて、普段通りにスッと立ち上がるだけです。
ここまで読んで、「あれ?初心者だけど、なんか次からリフト降りられる気がしてきたぞ…!」と思ったあなた。
そのイメージ、大正解です!絶対に誰でもできるようになります!
ぜひゲレンデに行く前に、自宅のソファーや公園のベンチを使って、頭の中でスッと立ち上がるイメトレをしてみてくださいね。応援しています!






























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