【26-27版】プロライダーやショップ店長に聞いた!グラトリにおすすめのブーツ11選

こんにちは!20年以上スノーボードを滑り倒している、元インストラクターのらくスノです。

「グラトリ上級者がガチで使っているブーツってどれ?」
「自分のレベルに合う、操作性の高いグラトリブーツが知りたい!」
「今、どんなグラトリブーツが人気なんだろう?」

今この記事を読んでいるあなたは、そんな疑問や悩みを抱えていませんか?

スノボのギア選びの中でも、ブーツは直接体に触れる一番重要なアイテム。選び方を間違えて足に合わないものを選んでしまうと、グラトリのパフォーマンスが一気に悪化して、上達が遠のいてしまいます。

そこで今回は、グラトリ用ブーツの選び方とおすすめランキングを徹底解説!

実は私、プロのグラトリライダーや人気ショップの店長、A級インストラクターなど、スノーボード業界トップクラスの知人・友人がたくさんいます。

今回は、そんなグラトリ界のトッププレイヤーたちのリアルな評判や口コミをベースに、独自調査でガチ採点してランキング化しました!

この記事を最後まで読めば、あなたのレベルに合わせた「本当に買うべき最強のグラトリブーツ」が必ず見つかりますよ!

元イントラでスノーボード専門ライター。数々の有名ライダーと取材経験あり。元々スロープスタイルの選手でしたが、 引退後はカービングやバックカントリーを中心にスノーボードを楽しんでいます。

グラトリブーツとは→3軸方向に動きやすいブーツ

「そもそも、グラトリ用ブーツと普通のブーツって何が違うの?」と疑問に思っている方も多いですよね。

実は、グラトリに向いているブーツには決定的な特徴があります。それが、「縦・横・斜めの3軸方向に動きやすい」ということです。

たとえば、カービング向きのブーツは「キレのあるターン」をすることに重点を置いて作られています。ターンは基本的に上下の曲げ伸ばしがメインなので、グラトリのように足を斜めや左右に激しく動かすことは想定されていません。

そのため、カービング用の硬いブーツでプレスやオーリー(ジャンプ)をしようとしても、足首がロックされて動かず、めちゃくちゃトリックがやりづらいんです。

一方で、グラトリ向きのブーツは3軸方向へフレキシブルにしなって、あなたの動きに抜群の反応を示してくれます。特に「足首部分の動かしやすさ(可動域の広さ)」の違いは圧倒的です。

「グラトリ用って、ただ柔らかいだけでしょ?」と思っている方も多いですが、実はそれは大きな間違い。
各ブランドは、絶妙な柔軟性をキープしながらも、トリックを仕掛けたときに一瞬で板にパワーが伝わる(反応が良くなる)よう、さまざまな最新技術を詰め込んでいます。

このあたりの各ブランドの細かいこだわりや工夫については、この後のモデル紹介で詳しく解説しますね!

グラトリ用ブーツの選び方4つのポイント

ネットの口コミや「柔らかいブーツが良い」という噂だけを信じて、何の知識もなくグラトリ用ブーツを購入すると、高確率で足の痛みやかかと浮きに悩まされることになります。

実は、グラトリ用ブーツをネットでポチる前に、絶対に知っておくべき重要な4つのポイントがあるんです。

  • 自分が目指すべきスタイルを考えておく
  • 1にも2にも、まずはフィット感
  • スタイルに合わせたフレックス(硬さ)を選ぶ
  • 使い方に合ったブーツの締め方を選ぶ

この4つのポイントを押さえておけば、ブーツ選びで失敗して数万円をドブに捨てるようなリスクを完全に回避できます。

次項から、失敗しないための選び方を順番に詳しく解説していきますね!

自分の目指すべきスタイルを考えておく

一口にグラトリと言っても、高回転系、乗り系、ラントリ系など、実は様々なトリックやスタイルが存在します。

あらかじめ「自分がどのスタイルを目指したいのか」をイメージしておかないと、このあとのブーツ選びで確実に迷ってしまいます。

これは車を選ぶときとまったく同じです。
「近所への買い物用」なのか「アウトドア用」なのか、用途が決まっていないと軽自動車かSUVかを選びようがありませんよね。

まずはYouTubeなどでプロライダーの動画をチェックして、自分が「かっこいい!真似したい!」と思うスタイルをあらかじめ決めておきましょう。

グラトリブーツはフィット感が超重要!

グラトリ用のブーツ選びは、「フィット感が8割」と言っても過言ではありません。これはスノボのブーツ全般に言える超重要事項です。

スノボショップで買うにしろ、ネット通販で買うにしろ、購入前には必ず試着をしてください。どれだけ高機能で評価の高いブーツであっても、自分の足に合っていなければ、グラトリはおろか普通に滑ることすら苦痛になってしまいます。

試着の際は、足幅やつま先が痛くないかはもちろん、「膝を曲げて踏み込んだときにかかとが浮かないか」を絶対にチェックしてみてください。

「でも、グラトリ初心者だからフィット感の良し悪しなんて分からないよ…」と不安に思う必要はありません。たとえスノボ未経験の方であっても、最低3〜4モデルを履き比べれば、自分の足に合っているかどうかは感覚で必ず分かります

「ショップに行くのが面倒くさい」「近くに専門店がない」という気持ちはとてもよく分かります。でも、ブーツは数万円する大きな買い物ですし、何よりあなたのこれからの上達速度を大きく左右する最重要ギアです。

試し履きだけは面倒くさがらず、ぜひお店に足を運んで試着をしてみてくださいね!

ブーツの硬さ(フレックス)を3タイプから選ぶ

グラトリをするうえで最も重要と言ってもいいのが「ブーツの硬さ(フレックス)」ですが、グラトリ用は通常のブーツ選びと勝手が大きく異なります。

一般的には「初心者は柔らかいブーツ、上級者は硬いブーツ」を選ぶのがセオリーとされていますよね。

しかし、グラトリ用ブーツの場合はレベルではなく、「自分が目指すスタイル」によって選ぶべきフレックスが決まります

たとえば、低速でのプレスや、体を極限までひねってスタイルを出す「乗り系」のトリックを目指すなら、足首が自由に動くソフトフレックス(柔らかめ)のブーツが圧倒的に有利です。逆に、高速域でのオーリーや高回転スピン、ラントリなどを狙うなら、板を弾くパワーを逃さないミドル(硬め)のブーツが必要になります。

中にはソフトフレックスのブーツで「720(2回転スピン)」をメイクしてしまうような猛者もいますが(笑)、それは例外的な超上級者の話です。

グラトリのブーツを選ぶときは、自分のレベルではなく、「自分がどんなスタイルで滑りたいか」を基準にしてフレックスを選ぶことを強くおすすめします。

ちなみに、ガチガチに硬いハードフレックスのブーツは「前振り(アングルを両足ともプラスに振る設定)でのカービング」向きなので、基本的には選ばないほうがいいです。

グラトリに必要な「足首を左右・斜めにねじる動き」がガチガチの硬さによって制限されてしまうため、トリックを仕掛けるのがめちゃくちゃ難しくなってしまいます。

もちろん、超高速域での弾きを重視するラントリ上級者なら使いこなせるケースもありますが、一般的なグラトリ用としては扱いが難しすぎるので避けるのが無難です。

ブーツの締め方を3タイプから選ぶ

ブーツには大きく分けて3つの締め方(レーシングシステム)があります。締め方次第で使用感がガラリと変わるので、メリット・デメリットをしっかり理解しておきましょう。

モデルによっては、同じ名前でも「締め方違い」で2種類以上販売されていることもあるので、自分の好みに合わせてチョイスするのもおすすめですよ。

1. BOA(ボア)タイプ:早さと手軽さはナンバーワン!

今やゲレンデの主流になりつつあるのが、ダイヤルを回すだけで素早く簡単に締め上げることができるBOAタイプです。

  • メリット: ダイヤルをカチカチと回すだけで、力を使わず簡単に全体の締め具合を調整できます。しかも一度締め上げれば滑っている最中に緩みにくいので、1日中ストレスフリーで快適に滑ることができます。
  • デメリット: 「足首や甲はきつく締めたいけれど、スネまわりは自由に動かしたいから緩めにしたい」といった、部位別の細かい締め分けができません。足首の可動域を限界まで微調整したいグラトリ上級者には、少し物足りなく感じる場合があります。

2. ひも(シューレース)タイプ:自由自在な締め分けでスタイルが出せる!

昔ながらの、自分でひもを結ぶ伝統的なひもタイプです。

  • メリット: 何と言っても一番のメリットは、自分の狙い通りに部分ごとの締め分けが100%自由にできることです。
    • ラントリをするときは足首を緩めてエッジを立てやすくする
    • 高回転スピンを練習するときは全体的にガチガチに強く締める
    • 膝を絞ってスタイルを出したいから、甲以外はすべて緩める
    • 怪我をしているからスネの部分だけは緩めにしておく
    • 骨が当たって痛いから足首の特定の部分だけ力を抜く
      このように、その日のスタイルや足の状態に合わせて、ミリ単位で自在にフィット感をコントロールできます。
  • デメリット: 履くのにどうしても時間がかかります。また、引っ張るのに強い力が必要なので、握力に自信のない女性の方はキツく締め上げるのが大変なことも。滑っているうちに徐々に緩みやすいので、休憩のたびに締め直す手間がかかります。

3. ハイブリッド(マルチシューレース)タイプ:いいとこ取りの最新システム!

最近は、BOAとひものメリットを掛け合わせ、お互いのデメリットを補ったマルチシューレースタイプのラインナップがものすごく増えています。

たとえば、先ほど紹介したディーラックス(DEELUXE)のブーツを例に挙げると、モデルによっては「ひも・BOA・ベルクロ(パワーベルト)」の3つをすべて組み合わせた調整が可能です。

  • BOAシステムで、足の甲や全体を素早くホールドする
  • シューレース(ひも)で、好みの締め具合に微調整する
  • ベルクロ(パワーベルト)で、スネの可動域を一瞬で簡単に調整する

「手軽さも、細かい締め分けも、どちらのメリットも諦めたくない!」という欲張りな方は、このハイブリッド(マルチシューレース)タイプのブーツを検討してみるのが間違いなく一番おすすめです!

グラトリにおすすめのブーツ11モデルご紹介します

それではここから、グラトリ界のトッププレイヤーたちの声を元に厳選した、タイプ別おすすめブーツを紹介していきます!

今回お届けするランキングのラインナップは以下の通りです。

  • おすすめのグラトリ用ブーツ総合ランキングTOP5
    • 迷ったらこれを選べば間違いなし!プロも認める最強モデル
  • 軽量で扱いやすいグラトリ用ブーツTOP3
    • 足元が軽くなってトリックが激変!操作性重視のモデル
  • 安いけど高品質!コスパ最強のグラトリ用ブーツTOP3
    • 予算を抑えてクオリティにも妥協しない!お財布に優しいモデル

次項から、各カテゴリーに分けて詳しく紹介していきますね!

おすすめのグラトリ用ブーツ総合ランキングTOP5

まずは、すべての要素をハイレベルでクリアした「総合ランキングTOP5」から紹介します!

「とにかくグラトリのレベルを爆上げしたい!」
「プロや上級者がガチで信頼している、間違いないブーツが欲しい!」

そんな、究極のパフォーマンスを求める方に心からおすすめしたい、グラトリ界の最高峰モデルだけを厳選しました。

これを選べば、あなたのグラトリが劇的に変わること間違いなしです!

ディーラックス DNA PRO

当ブログで厳正に審査した結果、グラトリ用ブーツの最高得点(総合第1位)は、DEELUXE(ディーラックス)の「DNA PRO(ディーエヌエー プロ)」とさせていただきました!

大人気グラトリYouTuberの「こきっすん」さんも愛用していることで有名な、今大注目のブーツです。

このブーツが神がかっている理由は、大きく分けて4つあります。

1. シンプルに軽くて扱いやすい

グラトリにおいて「足元の軽さ」は、高回転やキレのある動きを生み出すための超重要要素。DNA PROはとにかく軽量なので、足が疲れにくく操作性が抜群です。

2. 足裏感覚がめちゃくちゃ良い

ソール(靴底)が極限まで薄く成形されているため、雪面の状況や板のしなりが足の裏にダイレクトに伝わります。より微細なボードコントロールをするなら、ソールは薄ければ薄いほど有利なんですよね。

3. 薄いのに「着地」が安定する

「ソールが薄いと足が痛そう…」と思うかもしれませんが、心配無用です。大きな負荷がかかるかかと部分などには、しっかりとした衝撃吸収材が内蔵されているので、ジャンプからの着地もピタッと安定します。

4. 「ひも×BOA×パワーベルト」のハイブリッド仕様

DNA PROは、クラシックレース(ひも)、BOAシステム、パワーベルトを組み合わせたマルチシューレースを採用しています。
「足首の可動域を細かく調整したいけど、ひもだけだと脱ぎ着が面倒くさい…」というスノーボーダーのワガママを完璧にクリア!細かい締め分けができるのはもちろん、調整も脱ぎ着も一瞬で終わるのでめちゃくちゃ楽ちんです。

高回転スピンから、スタイル全開の乗り系トリックまで完全網羅。さらに、テクニックさえあればラントリやカービングまでこなせてしまう超マルチブーツです。

普通のブーツは、どれかの性能が秀でていると「ここがちょっと物足りないな…」という弱点があるものですが、DNA PROに関してはどのスペックを取っても文句のつけようがありません。

まさに、グラトリの可能性を極限まで広げてくれる「究極の神ブーツ」です!

ディーラックス ID TEAM

最初にはっきり言っておきますが、単純な機能性(スペック)だけで言えば、BURTON(バートン)の「ION(アイオン)」には少し劣ります。

でも、そんな機能面のビハインドなんてどうでもよくなるくらい、余りある強烈なメリットがこの「TEAM ID(チーム アイディー)」には詰まっているんです!

最大のメリットは、なんと言っても圧倒的な「コスパの良さ」
定価ベースで比較すると、DNA PROより約1万円も安く、なんと高級ブーツの代名詞であるIONの「ほぼ半額」で手に入ってしまいます!

もちろん、安いからといって妥協はありません。おすすめポイントを3つにまとめました。

  • ゲレンデでも一瞬で可動域を変えられる
    足首とスネ周りを独立して締め分けられる独自の「C3レーシングシステム」を搭載。アウターの引き紐を調整するだけで、高回転スピンに必要な「高い反応性」から、プレスやグラブがしやすい「スタイル全開の柔軟さ」まで自由自在にコントロールできます。
  • 驚異の軽さでトリックが仕掛けやすい
    TEAM IDの持ち味は、足元が驚くほど軽くなる驚異的な軽量設計です。長時間のライディングでも疲れにくく、ボードの取り回しが劇的に楽になるため、トリックの仕掛けやすさはピカイチです。
  • 熱成形不要ですぐ足に馴染む最高のフィット感
    インナーには「STAGE 3 サーモインナーライト」を採用しています。ディーラックス独自の優れたホールド感はそのままに、ショップでの焼き回し(熱成形)をしなくても、履いた瞬間から足に馴染む手軽さを実現しています。

「予算は抑えたいけれど、グラトリのパフォーマンスは妥協したくない」

そんなグラトリ初心者から上級者まで、すべてのライダーに自信を持っておすすめできる汎用性抜群の1足です!

バートン ION

クレブスポーツ通販事業課
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江端翔兵(クロージャ)田中 彪麻(スプレッド)いぐっちゃん(WRXsb)等々、名だたるトップライダーも愛用するベストセラーモデル。筆者個人も長年使っていました。

BURTON(バートン)のハイエンドモデルである「ION(アイオン)」の最大の特徴は、足裏感覚が非常に優れていることです。

実際触ってみると分かりますが、負荷が加わる部分の形状を細かく変えて衝撃を分散する「オートカントアウトソール」が設計されています。だから着地時のクッション性はもちろん、マニュアル操作のように細かい荷重の使い分け(ボードコントロール)が可能です。

また、インナーのフィット感が抜群に良いのもポイントです。まるでパウダービーズのクッションに包まれているような感覚を味わえます。紐を締めたときに圧が足全体へ均等に分散するため、窮屈感を一切感じません

実はつい最近までアジアンフィット(ワイド)モデルのラインナップがなかったため、足型によってどうしても合う合わないがありました(日本人は幅広甲高が多いため)。しかし、現在は「ワイドモデル」が定番化され、フィッティングの死角は完全になくなりました。

フィット感の向上により、グラトリの大敵である”かかと浮き”も一切感じさせません

フレックスは固めのフィールなので中上級者向きですが、高回転やカービング混じりのトリックを極めたい方には間違いなく最適のブーツと言えるでしょう。

DNA PROと比べても機能性に非の打ち所がありませんが、唯一のネックはやはり価格の高さですよね(笑)。

ノースウェーブ EDGE SLS

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瀧澤憲一(FNTC)中川智貴(クロージャ)高橋玲(YONEX)、岸波秀樹(011)等々、グラトリ界のトップライダー達がこぞって愛用するNORTHWAVE(ノースウェーブ)の「EDGE(エッジ)」。

エッジの最大の強みは、ずばり圧倒的なコストパフォーマンスの高さです。型落ちモデルを狙えば2万円台で購入できるケースもあり、先ほど紹介したDNA PROやIONでは「絶対にあり得ない破格の安さ」で手に入ります。

さらに、足首を曲げやすいミディアムソフトなフレックス(柔らかさ)に設計されているため、グラトリ初心者の方でも扱いやすい親切なブーツに仕上がっています。

この「柔らかさ」こそがエッジのメリットであり、自由自在な可動域を生み出してくれます。足首が柔軟に動くおかげで、乗り系(プレス)やサシ系の技を繰り出したときに、スタイル全開のカッコいいシルエットを簡単に表現できます。

しかし通常、「可動域が広い(柔らかい)」というメリットは、裏を返せば「レスポンス(反応)が遅い」というデメリットと紙一重です。

そこでエッジが採用しているのが、独自の「ヒール・リッカー」システムです。紐を締め上げると同時にかかとを強烈にホールドし、グラトリの大敵である「かかと浮き」を徹底的にシャットアウトしてくれます。

このシステムのおかげで、つま先(トゥ)やヒールへ踏み込んだときのパワーロスが最小限に抑えられ、「柔らかいのに驚くほど反応が良いブーツ」という理想の操作性を実現しています。

サーティーツー LASHED

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有名グラトラーであるジェジュンさんや、ナックルハック(地形の落ち込みを使ったトリック競技)で世界一に輝いたゼブ・パウエル(Zeb Powell)も愛用しているのが、THIRTYTWO(サーティーツー)の「LASHED(ラッシュド)」です。

ラッシュド最大の強みは、なんと言っても「かかとが絶対に浮かない」鉄壁のインナー構造にあります。

グラトリを練習しているとき、どうしても「かかと浮き」が気になってトリックに集中できないという方は非常に多いと思います。

ラッシュドのインナー(TEAM FIT)には、アキレス腱を左右からガッチリと挟み込む「ヒールホールドキット(調整用Jバー)」を装着できるポケットが配置されています。そもそも人間の骨格上、アキレス腱のくぼみを後ろからしっかり押さえ込めば、構造上かかとは絶対に浮きません。

さらに、アウターの内部には独立した「チームインターナルハーネス」が内蔵されています。紐を締め上げることでくるぶし周りを外側から包み込むようにホールドし、これまでにない極上のフィット感を体験できます。

フレックス(硬さ)は柔らかすぎず硬すぎないミディアム設定。高回転のスピン系から、絶妙な「タメ」が必要な乗り系(プレス)まで、あらゆるトリックを万能にこなせる究極のオールラウンドブーツです。

軽量で扱いやすいグラトリ用ブーツTOP3

この項では、ショップのスタッフや現役ライダー、イントラ(インストラクター)に徹底リサーチした中で、特に評判の良かった「軽量で扱いやすいグラトリ用ブーツTOP3」を紹介します。

フラックス/NF-LACE

FLUX(フラックス)の「NF-LACE(エヌエフ レース)」は、トップグラトリライダーである堀内礼くん(スプレッド)が開発を主導したブーツです。

NFを一言で表すなら、まるでオーダーメイドで作ったかのような極上のフィット感

ご本人に直接インタビューした際、「シーズン初めから、履き慣らす必要がなく理想の状態で動けるブーツが欲しかった」と熱く語られていました。

特にグラトリでは足首の可動域が最重要視されるため、柔軟性を徹底的に追求しつつ、トリックに必要な反応の速さ(レスポンス)も両立した設計に仕上がっています。また、あえて「紐(シューレース)」タイプにこだわったのも、締め具合をミリ単位でコントロールしたいシビアなグラトリボーダーの微調整ニーズに応えるためです。

同じく堀内くんが監修・立ち上げに関わっているグラトリ専用ビンディングブランド、「SLY(スライ)」との相性も抜群です。詳細なマッチングや乗り味については、関連記事をぜひ合わせてチェックしてみてください。

スプレッドDX、ZEROやSLYバインディングの魅力を人気ライダー堀内礼くんにインタビュー

サロモン LAUNCH

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SALOMON(サロモン)の「LAUNCH(ローンチ)」に搭載されている、独自の足首ホールドシステム「ストレートジャケット(STR8JKT)」。これが本当に最高なんです!

いくらアウターブーツをキツく締めたところで、インナーが緩いとグラトリの大敵である「かかと浮き」の原因になります。

その点、ストレートジャケットなら、外側のレースやダイヤルを回すだけでインナーの足首部分をダイレクトに固定できるため、かかと浮きとは完全に無縁になります。

さらにローンチには「ワイドモデル」もラインナップされているので、幅広甲高な足型が多い日本人のスノーボーダーでも安心して選べます。実際、私の友人は超扁平足(へんぺいそく)なのですが、「ローンチのワイドしか履けない!」と大絶賛していました。

  • 滑っていると足のくるぶしが当たって痛い
  • ブーツを締め上げると足の甲が圧迫されて痛い
  • ガチガチに固めず、ほどよく足首の「遊び」が欲しい

こんな悩みを抱えている方には、足当たりの良さと抜群のホールド感を両立したローンチが間違いなくおすすめです!

バートン RULER

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BURTON(バートン)のミドルクラスを牽引する不動の人気ブーツ「RULER(ルーラー)」

最上位モデルであるION(アイオン)の優れたフィット感やクッション性をしっかりと継承しつつ、扱いやすいミドルフレックス(中間の硬さ)に仕上がっています。

なんと言っても、ハイエンドのIONより定価が約3万円も安く手に入る圧倒的なコストパフォーマンスは大きな魅力です。

硬すぎるブーツは、体をひねったり膝を曲げたりする「グラトリのスタイル」を出しにくいため、あえてIONではなくこのルーラーを好んで履いているグラトリ上級者もいるほどの実力派です。

  • 「バートンで揃えたいけれど、IONは予算オーバー……」
  • 「IONよりも足首の可動域を広げて、スタイル全開で滑りたい!」

そんな悩みを抱えるグラトラーさんに、自信を持っておすすめできる間違いない1足です。

安いけど高品質!コスパ最強のグラトリ用ブーツTOP3

この項では、グラトリ初心者の方にもおすすめの「コスパ最強ブーツTOP3」を紹介します。

ただ価格が安いだけではなく、上位モデルに引けを取らないハイパフォーマンスなブーツばかりを厳選しました!

ディーラックス ID LITE

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DEELUXE(ディーラックス)の「ID(アイディー)」シリーズは、昔から初心者から上級者まで幅広い層に対応できる名作ブーツとして、スノーボード界で絶大な人気を誇ってきました。

近年、各メーカーが相次いで大幅な値上げを敢行するなか、「上位モデルのDNA PROにはなかなか手が届かない……」というライダーに向けて、お財布に優しい価格帯でありながら非常に高いパフォーマンスを発揮するモデルをドロップしてくれるディーラックスの姿勢は、まさに太っ腹と言わざるを得ません。

これだけの充実した機能性を備えた本格仕様のブーツを、この驚きのプライス(定価4万円台〜)で手に入れられるのは、シリーズ最軽量を誇る「ID LITE(アイディー ライト)」を置いてほかにありません。

「性能は妥協したくないけれど、予算はできるだけ抑えたい」というコスパ重視のグラトラーさんには、間違いなく全力でおすすめできる究極のグラトリブーツです!

バートン MOTO

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011 Artistic(ゼロワンワン アーティスティック)の伊藤駿介プロも愛用する、BURTON(バートン)の不動のスタンダードモデル「MOTO(モト)」

筆者自身も長年バートンを履き込んできたのでMOTOの特徴は熟知していますが、何よりブーツの型にクセがなく、本当に誰の足にもフィットしやすいのが大きな強みです。もちろん、幅広甲高な足型に合わせた「ワイドモデル」もばっちりラインナップされています。

バートンの上位モデル(IONなど)に比べると細かな微調整機能こそ少ないものの、そんなデメリットを全く気にさせないほどホールド感が抜群です。実際にグラトリで激しく動かしてみても、かかと浮きはほとんど気になりませんでした

MOTO自体は扱いやすいソフトフレックス(柔らかめ)のブーツですが、足裏のベースがしっかりしているため踏み込み時のパワーロスが非常に少ない設計になっています。インナーも肉厚でクッション性が高く、朝から夕方まで長時間滑り倒しても足に痛みを感じることがありません

誤解を恐れずに言えば、スノーボードブーツの機能性って「札束」でどうにでもなる世界なんですよね(笑)。

「一番のおすすめはDNA PROやIONなので、これを買ってください!」と言ってしまえば話は早いのですが、すべてのボーダーがブーツに5万円も8万円も注ぎ込めるわけではありません。

その点、MOTOは定価3万円台という圧倒的な低価格でありながら、山を遊び尽くせるだけのスペックが詰まっており、コストパフォーマンスの高さで言えば間違いなく最高評価の部類に入ります。

私は、「グラトリに挑戦してみたいけれど、ブーツのことが全然分からない……」と悩んでいるエントリー層の方には、迷わず「とりあえずMOTOを選んでおけば間違いないですよ!」とおすすめしています。

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実は、HEAD(ヘッド)の「LEGACY(レガシー)」って、スノーボードフェアや大型セールの安売りなどで1万円台で見かけることもある激安ブーツなんです。

筆者も実際に試着するまでは「しょせん安価な初心者モデルでしょ」なんて少し舐めていたのですが……これが驚くほど超しっかり締まるんですよ!

一般的なスノボ界のセオリーだと「1万円台で叩き売りされているようなブーツは使い物にならない」と言われがちです。しかし、このレガシーはエントリーモデルという枠には到底収まりきらないくらい、非常に完成度の高いブーツに仕上がっています。

もちろん、数十万クラスや先述したハイエンドの上位モデルと真っ向から比べたら見劣りする部分はあります。ですが、「この価格でBOA(ボア)システムがしっかりと機能し、足元をホールドしてくれる」と考えれば、十分すぎるスペックを有しています。

足型も幅広で履きやすく、なおかつ柔軟に足首を使えるソフトフレックス設計。「これから予算を抑えてグラトリを本格的に練習したい!」という初心者の方には、間違いなく最初におすすめしたい高コスパな1足です。

業界のプロ達に聞いた!グラトリにおすすめのボード&ビンディング

私にはショップ店長やプロライダー、インストラクターの友人・知人がたくさんいます。

以下の記事では、そんなグラトリのプロたちから集めたリアルな情報やアンケートを元に、グラトリにおすすめのボード(板)やビンディング(バインディング)を大特集しています!

グラトリは、「板・ビンディング・ブーツ」の3つのギアがベストなセッティングで揃ってこそ、本当の実力を発揮できるスポーツだからです。

「今シーズンこそ絶対に上達したい!」「最強のグラトリセッティングを完成させたい!」という方は、ぜひ以下の記事も合わせてチェックしてみてくださいね。

人気ライダーさん達に聞いた!おすすめのグラトリ板16選

→人気ライダーさんに聞いた!グラトリにおすすめのビンディング

まとめ

ブーツは、スノーボードのギア選びの中でも一番大事な部分です。

特に、足首の自由度や繊細なボードコントロールが求められるグラトリでは、ブーツが足に合わないというのは致命的な問題になります。たとえ超絶テクニックを持ったプロライダーであっても、ブーツが合っていなければ自分の実力を半分も発揮できないでしょう。

実は私自身、新しいブーツを買うときは、1日かけて何足も何足も試着を繰り返します。そうやって、硬さや締め心地、かかとの浮き具合などを何度も確かめているうちに、「これだ!」という自分に100%フィットする運命の1足が分かってくるのです。

「今シーズンこそは、グラトリがもっと上手くなりたい!」

そんな熱い思いを持っている方こそ、ブーツ選びだけは絶対に妥協しないでください。お店に足を運び、自分が心から納得できる最高の相棒に出会えるまで、じっくりと探してみてくださいね。

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らくスノさん
スノーボード歴22年の自称育メンボーダー。北海道出身の父の影響で小学生からスキーをはじめ、18歳でスノーボードに出会う。学生時代に留年してまで山にこもり大会などにも出場するが、就職を機に趣味となる。現在は娘も幼いためあまり滑りにはいけないが、いつか子どもとスノーボードに行くのが楽しみ。