こんにちは、20年以上スノーボードやっている、らくスノです。
- 今度北海道トリップに行くけど、荷物が大きいので宅配したい…
- 車に載せきれないのでボードだけ宿に発送したい…
- 家族が多いので、荷物はスキー場で受け取りたい…
スキー・スノーボードってとにかく荷物が多いですよね。
それこそ空港までボードケースを抱えたり、子どもの分まで荷物を持ってるとスキー場へ着く前に疲れてしまいます…
そんな方におすすめなのがスキー・スノーボード便!
カバーに入れさえすれば、大型荷物ではなく既製サイズの料金でスキー場や宿に板を送ることができます。
今回はスキー・スノーボード道具を発送する手順や料金についてお話します。
この記事を最後まで読めば、重いスキー・スノーボードを運ぶ苦労から開放されますよ!
目次
スキー・スノーボード道具をスキー場や宿へ発送する手順
スキー・スノーボード道具は以下の手順で発送します。
- 送り先住所を確認
- カバーを購入
- 梱包・通常発送
- 帰りは宿・スキー場から発送
次項から順番に解説します。
送り先住所を確認
まずは送り先の住所を確認しましょう。
「○○スキー場 宅配」
「ホテル○○ 宅配」
などでGoogle検索すると、送り先の住所を調べることができます。
検索に表示されない場合は、直接スキー場や宿に連絡してください。
カバーを購入
クロネコヤマトの場合、縦×横×高さ3辺の合計が160cm・25kg以内でないと大型荷物扱いになります。(佐川は160cm・30kg以内)
スキー・スノーボード板はほとんどが160サイズを超えますよね。
でもご安心ください!
ヤマト、佐川急便、ゆうパックではスキー・スノーボード用カバーを販売してます。
そのケースに入れさえすれば、規定料金で発送できるのです。
■専用カバーの購入方法(クロネコヤマト)
- 営業所で購入
- 集荷時に購入
- クロネコマーケットで購入
ヤマトで購入できるスキー・スノボカバーは3種類あります。
- スキー板カバー(H33×W215cm)250円
- スノーボードカバー(H55×W175cm)530円
- スキー・スノーボードマルチカバー(H84×W246cm)320円
■専用カバーの購入方法(佐川急便)
佐川急便は営業所でしかカバーを購入できません。
H59×W174cmの1種のみでカバー代が616円、しかもボードケースは大型宅配になってしまいます。
通常送料はヤマトも佐川も変わらないので、営業所が目の前にあるなど特別な理由がなければクロネコヤマトで送ったほうがお得です。
■専用カバーの購入方法(ゆうパック)
ゆうパックも郵便局でしかカバーを購入できません。
- スキー板カバー(H34×W207cm)250円
- スノーボードカバー(H55×W184cm)580円
ただし、ゆうパックはカバー無しでも発送することができます。
3社の料金比較に関しては、このあと詳しく解説しますね。
梱包・発送
板を単体で贈る場合は、スキー・スノーボードカバーが便利。
ただしカバーには緩衝材が入っていますが配達中に破損するリスクもあるので、できればエッジカバーはつけたほうがいいです。
※ビンディングをつけたままでも発送できます。
スキー・スノーボードマルチカバーは、ボードケースごと発送する際に便利です。(クロネコヤマトのみ)
カバーは繰り返し使えるので、スキー場・宿からの返送にも使用できます。
発送は下記の方法から選ぶことができます。
- コンビニ(ヤマト・ゆうパックのみ)
- 自宅引き取り
- 営業所持ち込み
ちなみに、ほとんどのスキー場・宿は着払いNGなので、料金は最初に払っておきましょう。
また、降雪による配送遅延も想定されます。
旅行予定日の2~3日前までに出荷しておくと安心ですね。
※そもそもカバーが不要という方は、ゆうパックのほうがお得です。料金に関しては、この後詳しく解説します。
帰りは宿・スキー場から発送
スキー・スノーボードを楽しんだら、今度は自宅に返送しなければなりません。
宿泊した宿、またはスキー場(インフォメーションカウンターなど)から発送してもらいましょう。
ただし、ペンションやロッジなど小規模な宿は対応できないこともあります。
その場合、スキー場もしくはコンビニ・営業所(郵便局)への持ち込み対応になります。
※佐川急便はコンビニ発送できません。
スノボを北海道へ送った場合の3社の送料比較
スキー・スノーボード宅配のなかでも、一番需要があるのが北海道トリップではないでしょうか。
なぜなら、ほとんどのスキーヤー・スノーボーダーが飛行機を利用しますからね。
自宅から空港、さらに空港からスキー場まで運ぶのは面倒です。
しかもピーチエアに代表される格安航空会社の場合、スキー・スノーボード荷物は追加料金が発生します。(ピーチエアの場合、片道2,200円)
それを考えると、宅配を検討する余地はあると思います。
この項では、東京から北海道にスノーボード道具を発送すると仮定して、3社(ヤマト、佐川、ゆうパック)の送料を比較してみたいと思います。
カバーが不要ならゆうパックが最安、カバーが必要ならヤマトが最安
いろいろ条件を入れるとややこしいので、先に結論から申し上げますね。
- 専用カバーが不要ならゆうパックが最安
- 専用カバーが必要ならヤマトが最安
要は自前でカバーを用意する、もしくはカバー自体が不要ならゆうパックが最安。
専用カバーが必要ならヤマトが最安ということになります。
※スキーも同様です。
■ボードとバインディングのみ発送
ゆうパック | ヤマト | 佐川 | |
カバー代 | 580円 | 530円 | 616円 |
送料 | 2,490円 | 2,050円 | 2,050円 |
割引 |
|
|
持込割100円 |
そもそもヤマトと佐川は専用カバーがないと発送してくれないので、ボードカバーを自前で用意できる(もしくは不要)ならゆうパックがお得。
ただし、クロネコメンバーならカバー代を入れてもヤマトが最安になります。
■ボードケースごと発送
ゆうパック | ヤマト | 佐川 | |
カバー代 | 販売なし | 320円 | 販売なし |
送料 | 2,490円 | 2,510円 | 3,960円~ |
割引 |
|
|
持込割100円 |
ボードケースのまま発送でもOKならゆうパックがお得。
宅配時の傷や汚れが心配なら、ヤマトのケースに入れたほうが無難ですね。
ちなみにボードケース発送の場合は、クロネコメンバー割を使ってもゆうパックがお得です。
スキー・スノボ便の送料は発送元とお届け先により異なる
出典:クロネコヤマト
スキー・スノーボード便の送料は発送元とお届け先により異なります。
3社の送料は下記から確認できます。
※クロネコヤマトと佐川急便で送料は変わりません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
特に北海道トリップの場合、ボードケースごとゆうパックで発送してもLCCとの差額は往復220円ですから、運ぶ手間を考えれば断然お得ですよね。
一度宅配の楽さを覚えてしまうと、もう後には戻れなくなりますよ(笑)
気になる方は、ぜひ一度スキー・スノーボード便を試してみてはいかがでしょうか。
この記事が参考になれば幸いです。
【関連記事】
→スキー場へはどうやって行く?6つの交通手段の特徴まとめてみた
→怪我、盗難、紛失…スキー場で遭遇しやすい5つのトラブルを回避する方法