こんにちは、20年以上スノーボードやっている、らくスノです。
皆さんスキー場で日焼け対策されてますか?
実はゲレンデでは街以上に日焼け対策すべき理由があります。
■スキー場で日焼け対策すべき理由
- 雪面からの照り返し
- 肌の乾燥
- 遮るものが無い
- UVA(紫外線A波)
確かに夏よりも紫外線は弱まるものの、しっかり対策しないと日焼けします。
今回はスキー場で紫外線対策すべき理由と、具体的な日焼けの予防対策についてお話したいと思います。
この記事を最後まで読めば、帰宅後に「日に焼けちゃった!」なんてトラブルを回避することができますよ。
目次
冬なのに日焼け対策が必要な4つの理由
出典:https://www.europeanpharmaceuticalreview.com/news/63327/vitamin-d-sunburn-trial/
日の光も弱まる冬に、なぜ日焼け対策をしなければならないでしょうか。
それにはスキー場ならではの理由があります。
雪面からの照り返し
雪目という言葉をご存知でしょうか?
長時間紫外線を浴びると眼球に炎症が起きる症状で、正式には「雪眼炎」と言います。
紫外線の反射率は芝生が1~2%、アスファルトが10~20%に対し、雪は80~90%といわれています。
太陽光を鏡で反射させて全身に浴びているようなものですから、紫外線の影響は言うまでもありませんよね。
肌の乾燥
お肌の乾燥も紫外線の格好の餌食です。
通常は角質層が紫外線から肌を守るバリアの働きをします。
しかし、いったん乾燥による肌荒れを起こすと、バリアが無くなり紫外線が直接表皮に届いてしまうのです。
遮るものが無い
そもそも街で過ごしていれば、一日中屋外にいるというシチュエーションはあまりないですよね。
また私たちが意識しなくても、建物が日差しを防いでくれています。
しかし、ゲレンデには紫外線を遮るものがありません。
UVA(紫外線A波)
実は紫外線には3つの波長があり、その中でもUVAは日差しの弱まる冬でも肌への影響があります。
このUVAは、ウェアを着ていても肌に浸透するので、冬でも注意が必要です。
ゲレンデで紫外線を防ぐ4つの方法
ゲレンデでの紫外線対策には4つの方法があります。
メリット | デメリット | |
ゴーグル、フェイスマスク | 日光を直接シャットダウンするには一番良い方法 | 暑いと付けていられない |
日焼け止め | 紫外線を防ぐには最も適した方法 | お肌に負担がかかる、汗でとれる、メイクの上から塗ることができない |
UVカットコスメ | メイクと併用できて一石二鳥 | 厚塗りになってしまう、汗でとれてしまう、肌に悪影響が懸念される |
ミストタイプの日焼け止め | メイクの上から噴射できる | ムラになってしまう |
ご覧のとおり、それぞれメリット・デメリットがあります。
どの方法が良いということはありませんので、その場の状況に合わせて紫外線対策してくださいね。
ゴーグル、フェイスマスク
気軽に対策できて、もっとも効果が高いのがゴーグル、フェイスマスク。
UVカット商品も発売されているので、着用するだけで紫外線を防ぐことができます。
しかし、トップシーズンでも快晴の時は暑くてつけてられないことも…
快晴の時に着用できないのは、紫外線対策としては致命的ですよね(笑)
→サングラスでスキー・スノボは滑れる?メリットや注意点教えます!
日焼け止め
日焼け対策としては、もっともポピュラーな方法が日焼け止めです。
特に男性はメイクをしないので、日焼け止めだけでも十分だと思います。
ただし、塗り直しが必要なうえ肌に負担がかかるので、私のように敏感肌の方やメイクをして滑る女性には不向きですね。
SPFはサンプロテクションファクター(Sun Protection Factor)の略で、主にUVB(紫外線B波)の防止効果を、PAはプロテクショングレイドオブUVAの略で、主にUVA(紫外線A波)の防止効果を数値化したものです。
UVカットコスメ
UVカットコスメはメイクと紫外線対策が同時にできます。
さらにウォータープルーフなら水濡れ対策も完璧!
しかし、定期的な塗り直しが必要なため、どうしても厚塗りになりがち…
お肌の影響も懸念されます。
ミストタイプ
直接顔などに噴射できるミストタイプの日焼け止めは、メイクする女性におすすめ。
ただし、そのまま噴射してもムラになってしまうので、軽くなじませるなどの工夫が必要です。
もし日焼けしてしまったら…
いくら対策しても、紫外線をまったく浴びないなんてことは不可能です。
では、実際に日焼けしてしまった場合はどうすれば良いのでしょうか?
お肌を冷やす
夏のように肌がヒリヒリするほど焼けることはないですが、少し火照った状態になったら幹部を冷やしましょう。
またはぬるめのシャワーでも構いません。
保湿する
乾燥は状態をより一層悪化させます。
化粧水と乳液でしっかり保湿しましょう。
ただし、あまり強くこすったりするとかえって状態が悪化するので、軽くなじませるように浸透させてください。
また、水分を多めに摂取することも重要ですね。
休憩して代謝を促進
疲れはお肌に悪影響を与えます。
ビタミンやミネラル分を摂取して休憩、新陳代謝を促進させます。
また睡眠を多く取ることも大事ですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
冬の紫外線対策に関しては、勘違いしている方も多いので記事にしてみました。
冬とはいえ、屋外で楽しむスポーツですから油断は禁物です。
女性のみならず、私のような敏感肌の男性も注意いただければと思います。
この記事が参考になれば幸いです。
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