初心者必見!単独トレッキングで遭難しないための7つの注意点とは

こんにちは、元スノボインストラクターの、らくスノです。

夏場は山歩き初心者の方向けにハイキング・トレッキングの情報を発信しています。

「最近友達と予定が合わないし、単独トレッキングをはじめたいけど遭難が不安…」

そんな方も多いのではないでしょうか。

単独トレッキングは自分の都合で計画できるうえ、マイペースで登れるのが魅力ですよね。

出典:警察庁

しかし、警察庁の調査によると、単独登山は死亡・行方不明の確率がパーティー登山の2倍になるというデータもあります。

怪我や滑落しても目撃者がいないので、リスクが増えるのは当然です。

でも、ご安心ください。

しっかり準備すれば遭難のリスクは確実に減らせますよ!

今回は単独トレッキングで遭難しないための、7つの注意点についてお話したいと思います。

この記事を最後まで読めば、安全に単独トレッキングを楽しむことができますよ。

単独トレッキングで遭難しないための7つの注意点とは

私は数年前、単独登山でビバーク(緊急避難)した経験から、自分でも遭難事例を研究しようと書籍を読みあさりました。

すると、ある法則に気づいたんですね。

出典:警察庁

そもそも遭難原因の7割は道迷い、滑落、怪我。

でも、単独登山で遭難した人は、まったくといっていいほど3つの備えができていなかったのです。

逆に言えば、一人山行でも道迷い、滑落、怪我に対する備えができていれば、遭難を防ぐことができます。

では、具体的にどのようなことに注意すれば、遭難のリスクを減らすことができるのでしょうか。

  1. 人が多い低難易度の山から試してみる
  2. 家族・友人にトレッキング計画を伝える
  3. 遭難した時のために準備する
  4. 山小屋・すれ違う登山者に挨拶する
  5. トレッキング計画を途中で変更しない
  6. 慎重な状況判断、トラブル対処法の勉強をする
  7. 登山保険に加入する

次項から順番に解説させていただきます。

人が多い低難易度の山から試してみる

3000m級の登山経験があっても、まずは難易度の低い山から練習してみましょう。

実際単独で登ってみると、パーティーと勝手が違うので戸惑うこともあります。

いきなりエスケープルート(避難経路)がない山に挑戦してしまうと、トラブルが起きたときに対処できません。

登山者の多い山なら、最悪滑落や行動不能に陥っても助けを求めることができますよね。

家族・友人にトレッキング計画を伝える

あらかじめ信頼できる家族・友人にトレッキング計画を伝えておきましょう。

誰にも告げずにソロトレッキングすると、いざ遭難したとき誰にも捜索してもらえないリスクがあります。

私は登山計画はもちろん、下山予定日に連絡がなかった場合の対処法もコピーして妻に渡していますよ。

もちろん「○○山に行くよ」なんてアバウトな計画もNG。

登山道と通過時間が分からなければ、捜索隊も探しようがありません。

遭難した時のために準備する

ソロトレッキングは、水、食料を多めに持つようにしましょう。

単独遭難の場合、パーティー登山より発見されるまでに時間がかかりますからね。

また私は、低難易度の山へ行く時も必ずエマージェンシーキット(救急箱)やツエルト(簡易テント)をザックに入れてます。

もちろんお金をかける必要はありません、大体のアイテムは100円均一で揃いますよ!

100円均一で購入できる!トレッキングに使えるお役立ちアイテム20選

山小屋・すれ違う登山者に挨拶する

山小屋のスタッフやすれ違う登山者には必ず挨拶しましょう。

他の登山客の印象に残すことで、遭難したとき目撃者となってくれるのです。

実際、山小屋のスタッフや他の登山客の証言から発見に至った例もあります。

もちろん、すれ違いざまの挨拶はマナーですが、遭難へのリスクヘッジの意味もあります。

トレッキング計画を途中で変更しない

「今日は調子が良いから次のピーク(頂上)まで」なんて、アドリブで計画を変更するのはやめましょう。

※急な悪天候や体調不良等、やむを得ない場合を除く。

いくら友人・家族にトレッキング計画を伝えていても、途中で変更しては意味がないですからね。

計画外のところで遭難すると、捜索隊に発見される可能性が低くなります。

もし計画変更の可能性があるときは、計画書にメモを残すことをおすすめします。

慎重な状況判断、トラブル対処法の勉強する

滑落・怪我、道迷い、天候に関してはご自身でもある程度リスクコントロールすることが可能です。

  • 滑落・怪我…あらかじめ危険ルートを把握。慎重に通過する。
  • 道迷い…踏み跡がわからなくなったら、必ず引き返す。地図で現在地を確認。
  • 天気…入山前に天気予報を確認。雲行きが怪しくなってきたら、付近の山小屋等に避難する。

またあらかじめ対処法を知っていれば、いざトラブルに巻き込まれてもパニックに陥らずに済みます。

実際書籍を調べると、生還した方は共通して遭難後の対応が適切でした。

トレッキング保険に加入する

もし遭難すると、高額な捜索費用がかかります。

■捜索費用の一例

  • 民間ヘリでの捜索・救助…数十万円~数百万円
  • 民間の救助隊…1人1日2~3万円

もちろん県警のヘリや山岳救助隊なら費用はかかりません。

しかし、命が掛かっている時に、残された家族が民間団体を雇わないなんて選択肢が取れるとは思えませんよね。

家族に金銭的な負担をかけないためにも、登山保険に入ることをおすすめします。

年間たった数千円で、万が一の事故が保証されますよ。

もし年間契約の敷居が高いなら、コンビニでも一日数百円で加入できます。

あの高尾山や六甲山でも、毎年数十件の遭難が発生しているのです。

どんな山でも油断禁物ですね。

遭難は残された家族にも負担をかける

余談ですが、遭難すると残された家族はどうなるのかにも言及しておきましょう。

あなたが山で遭難死しても、もし遺体が発見されないと法的には7年間行方不明扱いになります。

行方不明扱いでは、本来家族に支払われるべき保険や各種手当が支払われません。

何より残された家族は気持ちの整理がつきませんよね。

トレッキング計画さえしっかり提出していれば、もし滑落死しても遺体が発見される可能性が高まります。

自分自身はもちろん、家族を守るためにもしっかり登山届を出しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

昔は毎週のように登山していた友人も、仕事や育児に追われ一緒に登ることも少なくなりました。

その点、単独トレッキングなら自分の都合で好きな時に山行ができますよね。

とはいえ、グループでの登山よりリスクがあるのも事実です。

ぜひ、今回の記事を参考に、遭難に備えていただければと思います。

ところで単独トレッキングは交通費が割り勘できない分、パーティー登山よりお金がかかりますよね。

単独トレッキングする方の交通費の節約方法については下記の記事にまとめたので、合わせて参照ください。

単独トレッキングする方は必見!交通費を半額以上節約する方法教えます【移動手段別】

【関連記事】

ブーツ、ザック、ウェア合わせて1万円以下!?激安ギアで節約トレッキングはじめよう

安くても高品質!ワークマンのトレッキング用品を買って全身コーデしてみた!

賢く節約!ユニクロで激安トレッキングをはじめてみよう


スノボ専門ブログらくスノ公式ツイッター

スノーボード歴20年の知識や経験をもとに、毎日初心者の方むけのハウツーやお役立ち情報つぶやいてます。気軽にフォローしてくださいね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

※日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

ABOUTこの記事をかいた人

スノーボード歴20年の自称育メンボーダー。北海道出身の父の影響で小学生からスキーをはじめ、18歳でスノーボードに出会う。学生時代に留年してまで山にこもり大会などにも出場するが、就職を機に趣味となる。現在は娘も幼いためあまり滑りにはいけないが、いつか子どもとスノーボードに行くのが楽しみ。