こんにちは、元スノーボードインストラクターの、らくスノです。
スノーボードを始めて、一番最初に購入する道具がウェアですよね。
でも…
- どんな機能があるの?
- ウェアを選ぶ基準って何?
- どうやって洗えばいいの?
ウェアを選ぶと言っても分からない事だらけ…
普段の洋服と一緒。
自分が気に入らないウェアだとスキー場に行くテンションも上がりません。
でもご安心ください!
各項では、
- ウェア・パンツの機能
- 購入する際のコツ
- おすすめのコーディネート例
- 正しい洗い方
- 保管方法
- その他小物に関する豆知識
ウェア全般に関する情報をお話したいと思います。
この記事を最後まで読めば、購入のコツから洗い方まで、ウェアに関するすべての疑問が解決します。
きっとあなたにとってベストなスノーボードウェアが見つかるはず!
購入する前にウェアの機能を知っておこう!

購入する前の事前知識として、スノーボードウェアの機能を紹介します。
「ウェアのスペックなんて、どれも一緒じゃないの?」
いえいえ、実はそうでもないんです。
■スノーボードウェアの基本機能
- パウダーガード
- ベンチレーション
- パスケース
- 防水ポケット
- イヤホンコードホール
たとえば、スノボウェアには必須であるはずのパウダーガード(雪止め)やパスケースも、モデルによっては付属してない場合があります。
購入後に後悔しないためにも、まずは自分にとってどの機能が必要なのか、あらかじめ確認しておきましょう。
耐水圧は10,000mm、透湿性は5,000g前後あれば問題なし




耐水圧とは、どれぐらいの水圧に耐えられるかというJIS規格に基づく数値で、高いほど良いとされています。
購入サイトを見ると、必ず「耐水圧20,000mm!」なんて記載がありますよね。
確かにスノボウェアの耐水圧は高いに越したことはありません。
実際に世界最高水準の防水透湿性素材ゴアテックスは、耐水圧40,000mm前後あるといわれています。
しかし、普通にゲレンデを滑るだけだったら耐水圧をさほど気にする必要はありません。
耐水圧10,000mm前後あれば十分。
さらにウェア内の蒸れを防ぐ透湿性も、ゴアテックスは25,000g以上あるといわれてますが、スノーボードウェアに関していえば5,000g前後あれば十分です。
インターネットでウェアを購入するコツ




そもそも初めてウェアを購入される方は、何を基準に選べばいいかわからないですよね。
安心してください、超簡単です!
ずばり、デザインで選んでOK!
「えっ、何万円もするのにそんなに適当なことじゃ困ります…」
いえいえ、もちろんこれには理由があります。




出典:https://middle-edge.jp/articles/ynFlk
たとえば、「機能性抜群!どんなブリザードでも全然寒くない」上記のウェアと…




出典:ロキシー
こちらの機能はぼちぼちのウェア、値段が同じだったらどちらを選びますか?
まぁ前者を選ぶ方はいないですよね(笑)
ボード歴20年以上の私はもちろん、知人のプロライダーさんやイントラさんも例外なくデザインで選んでます。
たとえば彼氏・彼女とデートするとき、コーディネートがイマイチ決まらないとテンション上がりませんよね。
スノーボードも一緒。
ウェア選びのコツは、何よりもデザイン優先で購入することです!
スノーボードウェアのシルエットは3種類
スノボウェアには3つのシルエットがあります。
初めて購入する場合はスタンダードなシルエットがおすすめ。
より個性を出したい場合はタイト、もしくはルーズに着こなすとおしゃれ上級者に見えますね。
タイト




出典:https://store.shopping.yahoo.co.jp/a2bweb/17waconpblast.htmlsc_i=shp_pc_search_itemlist_shsrg_img
スタンダード




出典:https://item.rakuten.co.jp/oc-sports/132010014/
ルーズ




出典:http://www.upsports.jp/item_3_technine-13-baseball-jk-blk_1_1.html
サイズの選び方のコツ
インターネットでスノボウェアを購入する際、一番困るのがサイズ選びではないでしょうか?
ワンサイズ違うだけで印象が変わってしまいますからね。
基本は各メーカーのサイズチャートがベースとなります。




出典:https://item.rakuten.co.jp/meik333/15-m-j4/
基本のサイズが決まったら、あとはルーズに着たい場合などにサイズUPして調整します。
もしサイズが微妙なら、ワンサイズ大きいものを購入することをおすすめします。
もともとスノーボードウェアはルーズに着こなすものなので、多少大きくても問題ありません。




出典:https://item.rakuten.co.jp/meik333/15-m-j4/
どうしても心配なときは、ブランドがスポンサードしているプロライダーや実際着ている人をインターネット・SNSなどで探して、自分の身長、体型と比較してみてください。
私の経験上、ここまでやればまずサイズでの失敗はありません。
今シーズンおすすめのコーディネート例
この項では、ジャケット×パンツのおすすめコーディネート例についてお話したいと思います。
スタンダードなのはジャケットまたはパンツのどちらかが柄、もう一方が無地という組み合わせ。
また、ここ数年はアースカラーや街着風の着こなしがトレンドなのでおすすめですね。
あえて上下同系色のセットアップにしても、こなれ感が出てかっこいいですよ!
柄×無地




出典:https://item.rakuten.co.jp/oc-style/132010006/
一番スタンダードな組み合わせが柄×無地。
前項で紹介した柄と無地のアイテムを組み合わせると失敗がないので、初めてウェアを購入するかたにおすすめの着こなしです。
アースカラー




出典:https://store.shopping.yahoo.co.jp/sees/2021scape-poww.html
ここ数年のトレンド、アースカラーです。
控えめな色使いが、逆にこなれ感を演出しますね。
ダークカラー




出典:http://chuu.jp/product/
ベテランスノーボーダーほど地味なウェアを好む傾向にあります。
ダークカラーでコーディネートしているボーダーを見つけたら、玄人でかなり上手そうなオーラを感じますね。
街着風




そのまま普段着として外出できるようなウェアも最近のトレンドですね。
蛍光色




出典:http://www.murasaki.jp/client_info/MURASAKI/itemimage/
以前と比べると、ゲレンデで蛍光色のウェアを見る機会はだいぶ減りました。
しかし、無地のトップスに蛍光色のパンツを合わせてアクセントにするなど、様々なコーディネートで活躍するカラーです。
上下同系色




出典:https://item.rakuten.co.jp/oc-style/131010010/
街着だとなかなか合わせづらい組み合わせですが、ゲレンデでは意外としっくりくるのが同系色。
個人的に同系色のウェアを着たボーダーは上手そうに見えまね。
なお、人気ウェアブランドについては下記の記事にまとめていますので、合わせてご参照ください。
インナーは乾きやすい素材がおすすめ




ウェアが決まったら、次はインナーです。
基本的に家にあるもので代用しても良いですが、ヒートテックなどの発熱素材は特徴を理解してないと底冷えの原因になることも…
またゲレンデではインナーも例外なく濡れるので、できれば乾きやすい素材がおすすめですね。
詳しくは下記の記事にまとめていますので、合わせてご参照ください。
→ネットショップより安い!?ワークマンでスキー・スノボに使えるインナー買ってみた
→ユニクロのヒートテックでスノーボードってぶっちゃけどうなんですか?
購入後のスノボウェアの正しい洗い方と保管方法




正しいウェアの洗い方と保管方法についてお話します。
スノボウェアは自宅で洗うか、クリーニングに出すかの二択になります。
クリーニングの場合は、撥水加工も入れると2,000円前後といったところでしょうか。
自宅で洗う場合は、洗濯機か手洗いになります。
まずはウェアのタグに表記がありますので、必ず洗濯機洗い可能か確認してください。




洗濯機不可の表記がある場合は、手洗いまたはクリーニングに出すしか選択肢はありません。
洗濯機で洗う場合は、ファスナーやボタンを閉じて洗濯ネットに入れます。
溶けやすい液体洗剤を使用し、量も少なめ。
なぜなら洗剤が残っていると生地が痛む原因になるからです。




手洗いの場合は、バスケットにぬるま湯をためてウェアを浸してもみ洗い。
やはり洗剤は少なめで、もみ洗いと言っても軽く押す感じです。




脱水後は陰干しです。
直射日光に当てると生地が痛むので、必ず風通しの良い屋内で乾燥してください。
私の場合はお風呂で浴室乾燥してます。
乾燥した後は撥水スプレーを全体に散布してハンガーに掛けて保管します。
生地がよれて撥水機能が低下しますので、畳んでの保管はNG!
ちなみに洗う頻度は、よほど汚れが目立つ場合を除きシーズン終わりの1回でOKです。
もっと詳しく知りたい方は、下記の記事も合わせてご覧ください。
→スキー、スノーボードウェアの洗い方は?毎回洗濯しないといけないの?の疑問に答えます
その他の小物に関して




小物に関しての記事をまとめました。
ゴーグル、ニット帽など装着する意味や購入のコツを知っておくと失敗がありません。
小物を一緒に購入する予定の方は、ぜひご一読ください。
→メガネでスキー、スノーボードはできますか?注意点は?【眼鏡の方必見!】人気記事
→ニット帽、ゴーグルを着ける本当の意味とは?明日使えるマメ知識も教えちゃいます!
→ゲレンデの定番はニット帽だけじゃない?キャップやハットでおしゃれを楽しんじゃおう!
→定番から上級者向けまで!スキー、スノーボードゴーグル人気25ブランド大集合
→最新スノーボード(スノボ)グローブ・手袋人気30ブランド大集合!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
行き当たりばったりで購入するのではなく、あらかじめ予備知識を入れておくと失敗がありません。
スノーボードウェアは1度購入すると長く着るものです。
ぜひ理想のウェアを見つけてくださいね!
この記事が参考になれば幸いです。
【関連記事】
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