こんにちは、元スノボイントラで20年以上滑っている、らくスノです。
「スノボ初心者だけどスクールに入ったほうがいいですか?」
私も現役時代よく聞かれた質問です。
結論からいえば、早く滑れるようになりたいならスクールに入ることをおすすめします。
なぜならスクールのインストラクターは、理論的な裏付けを元に、初心者の方が最短で滑れるよう教えてくれるからです。
それにゲレンデのルール・マナー、怪我を防止する方法等…滑る以外の知識も学ぶことができます。
とはいえ、
「友達と来てるのにスクールで別行動するのは申し訳ない…」
「一人でスクールに入るのは恥ずかしい…」
なんて悩む方もいると思います。
でもご安心ください!
この記事を最後まで読めば、そんな悩みも一発で解決しますよ!
目次
スノボ初心者がスクールに入る4つのメリット

スノボ初心者がスクールに入ると4つのメリットがあります。
- 最短で滑れるようになる
- ゲレンデルール・マナーを教えてもらえる
- 怪我を防止することができる
- リフト・コースを優先的に使える
次項から順番にお話していきます。
最短でスノボが滑れるようになる

冒頭でお話した通り、早く滑れるようになりたいなら、スノボスクールに入ることをおすすめします。
なぜならインストラクターは、
- なぜスノボは曲がるのか?
- どうしたら逆エッジを防ぐことができるのか?
- スノボの安全な転び方とは?
こういったことを理論的に理解しているからです。
逆に初心者同士が見よう見まねで教えあっても、滑れるようにはなりません。
インストラクターなら正しい知識を元に的確にアドバイスしてくれる。
だからスノボ未経験の方でも最短で滑ることができるようになるのです。
ゲレンデマナーを教えてもらえる

出典:全国スキー安全対策協議会
ゲレンデには少なからずルールやマナーがあります。
知らないと怪我やトラブルの原因となることも…
相手を怪我させてしまってから「初心者だからルールを知りませんでした」なんて言い訳できませんよね。
スクールではゲレンデルール・マナーをしっかり教えてくれるので安心です。
→スノボ滑る前にこれだけは知っておこう! スキー場のルールやマナー・注意点とは
怪我を防止することができる

スノーボードはどれだけ上級者でも必ず転びます。
だから初心者のうちから正しい転び方を身につけておかないと、怪我をしてしまうのです。
その点スクールに入れば、安全にスノボを楽しむことができます。
また、インストラクターが常に周りの状況を確認しているので、他のボーダーやスキーヤーと接触事故を起こす心配もありません。
→【初心者の方必見!】スノーボード怪我を防ぐために注意したい5のこととは?
リフト・コースを優先的に使える

週末のスキー場は、リフトに乗るだけで30分以上かかる場合もあります。
その点スクールに入れば、優先的にリフトへ乗車することができるのです。
また、スキー場によってはスクール用のゲレンデを確保しているので、周りの滑走者を気にすることなく安全にスノーボードを楽しむことができます。
スクールを利用する手順

ほとんどのスキー場にはスクールが併設されています。
「〇〇スキー場 スクール」などで検索して、あらかじめ予約しておきましょう。
当日は集合時間までに指定の場所に集まってください。
※ちなみに一口にスクールと言ってもJSBAやSAJなど複数の団体が存在しますが、初心者の方はそれほど気にする必要はありません。
どんなことを教えてくれるの?

スノボスクールの初心者レッスンは、はおおむね90分〜2時間程度で終わることが多いです。
- 準備体操
- 基本姿勢を覚える
- 安全な転び方を覚える
- 止まり方を覚える
- リフトの乗降を覚える
- ボードスライドを覚える
- ターンを覚える
スクールやインストラクターにもよりますが、ざっくりと上記のような流れで進みます。
時間内にターンまでできないことも多いですが、正しい知識さえ覚えておけば、あとは個人練習だけで滑れるようになりますよ!
レッスン内容について詳しく知りたい方は、下記の記事も参照ください。
→元イントラが教える!スノボ初心者がたった1時間で滑れるようになるコツ
友達・恋人に教えてもらうのはおすすめしません

「友達・恋人がスノボ教えてくれるって言うけど…」
いくらスノボが上手いからといって、インストラクターでもない友人・恋人に教えてもらうのはおすすめしません。
名選手が名監督になれないのと一緒。
どれだけスノボが上手くても、インストラクターのように理論的な裏付けがなければ、効率よく教えることができません。
実際ゲレンデを見ると、間違った教え方をしているカップル、グループを多数目撃します。
- いきなり上級者コースを滑って転びながら覚える
- 初心者は木の葉滑りから
- リフトの降車は難しいので、最初は友達に支えてもらう
これらはすべて間違い。
確かに友人や恋人は好意でスノボを教えてくれていると思います。
でもね、この調子ではなかなか滑れるようになりません。
結果、お互い滑る時間を削られて、誰も得しない状況になってしまうのです。
友人・恋人も一緒にスクールへ入ろう!

スクールの拘束時間は90分〜2時間程度。
とはいえ、せっかくみんなでスノボに来ているのに、自分だけ別行動っていうのも気が引けますよね。
そんなときは、みんな一緒にスクールに入ってみましょう。
初心者はもちろん、普通にターンできる方でも、あらためてインストラクターに見てもらうと学ぶことがたくさんありますよ。
あらかじめインストラクターに自身のレベルを伝えておけば、それに合わせたレッスンをしてくれるはずです。
1人でレッスンを受ける方もたくさんいる!

「一人だけでスクールに入るのは恥ずかしいですか?」
これもよく聞かれる質問ですが、まったく恥ずかしいことはありません。
というか、普通に1人でレッスン受けにくる方もたくさんいます。
むしろ他の参加者と仲良くなって、思わぬ出会いがあるかもしれませんよ(笑)
私自身1人でスクールに入ってましたからよく分かります。
スクールを割引で利用する方法

スノボスクールは半日で3,000〜5,000円程度が相場です。
でも、スノーボードは交通費、食費、宿泊費…ただでさえお金がかかるので、少しでも節約したいですよね。
この項では、スクールを割引で利用する方法についてお話します。
■旅行代理店で予約する
旅行代理店経由でツアーを予約すると、スクール受講料の割引が付帯している場合があります。
■プライベートレッスンにする
団体で利用するならプライベートレッスンがおすすめ。
既定の人数内なら個別に申し込むよりお安くレッスンが受けられます。
■宿泊者割引を利用する
ホテル・旅館によってはスクールの宿泊者割引を実施している場合があります。
■無料レッスンのあるゲレンデを選ぶ
一部スキー場では、無料で初心者レッスンを行っていることもあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
当たり前ですが、どれだけその友人・恋人がスノボ上手でもインストラクターと素人では知識量に雲泥の差があります。
それこそ間違った知識を元に教えられても、一向に滑れるようになりません。
それより、たとえ1人でも午前中の2時間レッスンを受けて、午後一緒に滑れたほうが効率がいいと思いませんか?
スノボはとにかく滑れるようにならないと、寒いだけで楽しくありません。
だからこそ、スクールに入って手っ取り早くコツを掴んでいただければと思います。
この記事が参考になれば幸いです。
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