こんにちは、元スノーボードインストラクターの、らくスノです。
スキー・スノーボードをレンタルする時、利き足や身分証など事前に準備しておかなければならないことがあります。
またレンタルショップによって借りられるものは異なるので、ちゃんと確認しておかないと当日困ってしまいます。
今回の記事ではスキー・スノーボードをレンタルする手順はもちろん、事前に準備しておくことについても詳しく解説したいと思います。
この記事を最後まで読めば、もうレンタルショップで戸惑うことはなくなります!
目次
スキー・スノボをレンタルする前に準備すること3つ
まずはレンタルする前に、以下の3点を準備しておきましょう。
身分証
レンタルするためには身分証が必要です。
あらかじめ健康保険証、免許証、マイナンバーカードなど準備しておきましょう。
※複数人で借りる場合、代表者一名が持っていれば大丈夫です。
利き足(スタンス)
スノーボードには左足前のレギュラースタンスと、右足前のグーフィースタンスがあります。
それぞれセッティング方法が異なるため、あらかじめ自分はどちらのスタンス(利き足)か確認しておきましょう。
利き足の確認方法については下記の記事にまとめてますので、合わせて参照ください。
→レギュラーかグーフィーか?利き足を判断するたった1つの方法とは
借りるもの
レンタルショップではウェアやスキー・スノボセットの他、ゴーグル、グローブ、プロテクター、ヘルメットなども借りることができます。
あらかじめ何をレンタルして、何を購入するか確認しておきましょう。
→これは知らなかった!元イントラがスノボの持ち物と道具の節約術教えます!
スキー場のレンタルショップで借りられる道具
レンタルショップでは以下のものを借りることができます。
■レンタルショップで借りられるもの
- スキー・スノーボードセット
- ウェア
- ヘルメット
- プロテクター
- ゴーグル
- グローブ
※レンタルショップにより内容は異なります。また、感染症対策の一環としてゴーグル、グローブがレンタルできなくなったショップもあるのでご注意ください。
ただし、すべてレンタルすると1日1万円以上かかるので、ご自身で用意できるものはあらかじめ準備しましょう。
たとえばグローブはワークマンで1,000円程度で購入できますし、プロテクターはタオルでも代用可能です。
スキー・スノボレンタルの値段は一式8,000円前後が相場
苗場 | 石打丸山 | ニセコ | 蔵王 | |
スキー・スノボセット | 5,000円 | 2,500円 | 5,000円~ | 4,000円 |
ウェア | 3,500円 | 2,500円 | 4,700円 | 4,000円 |
レンタルの相場は一式8,000円前後です。
たとえばレンタルの質が高いガーラ湯沢は、スキー・スノーボード一式借りると1日約8,500円かかります。
もちろんさらに安いショップもあるかもしれませんが、レンタルは安かろう悪かろう。
だから単純に安いレンタルショップを探せばいいって問題でもないんですね。
料金相場や節約術については長くなるので別記事にしました、合わせて参照ください。
→スキー・スノボ道具のレンタル料金の相場は?賢く節約する方法も教えます!
レンタルの手順
レンタルショップに到着したら、さっそく申し込みしましょう。
レンタルは以下の手順でおこないます。
- 申込書を記入
- 申込書を受付に提出
- ウェアに着替えてゲレンデへGO!
次項から順番に解説していきます。
申込書を記入
受付には申し込み用紙が用意されていますので、必要事項を記入します。
※代表者は身分証が必要なので、忘れずに持参しましょう。
申込用紙には下記の内容を記入します。
- 靴のサイズ
- 身長、体重
- スキーorスノーボード
- レギュラーorグーフィー(スノボの場合)
- 保険加入の有無
- 名前、住所、電話番号等の個人情報
- 何をレンタルするのか(ウェアやグローブ、ゴーグルなど)
※レンタルショップにより記載する内容は異なります。
申込書を受付に提出
記入を終えたらレンタル受付へ申込書を提出し、受取場所で待機して下さい。
※受取場所はレンタル受付と異なる場合があります。
ウェアもレンタルする場合、スキー・スノボセットが用意されるまでに選んでおくと効率的ですね。
しばらくすると、代表者の名前が呼ばれますので、各人ボードとブーツを受け取ってください。
ウェアに着替えてゲレンデへGO!
ウェアとボード・ブーツを受け取ったら着替えましょう。
スキー場に併設されたレンタルショップなら、必ず付近に更衣室があります。
「着替えているあいだ、受け取ったボードはどうするの?」
レンタルショップで受け取ったボードは、ゲレンデ内にあるスタンドに立てかけておきます。
→スノーボードってどうやって持ち歩けばいい?休憩中はどこに置いておくの?の疑問にお答えします!
レンタル品はいつでも交換OK!
レンタルしたウェアやスキー・スノボセットは、営業時間内ならいつでも交換可能です。
特にブーツは、サイズが合っていないと靴擦れの原因になることも…
ブーツサイズを変更するのは、決して悪いことではありません。
楽しいスキー・スノボ旅行にするためにも、サイズが合わないと感じた時は遠慮なく交換をお願いしてみましょう!
返却はリフト営業時間終了の30分前まで
レンタルはリフト終了の30分前までに返却しましょう。
また宿泊する場合は、返却日まで借りたままでもOKのレンタルショップもあります。
いずれにせよレンタルショップにより条件は異なりますので、事前に確認してくださいね。
格安でレンタルする方法
ツアーを利用すると割引価格でレンタルできます。
また宿泊先のホテルや旅館でも割引を受けられる場合があるので、事前に確認してみましょう。
ショップによってはレンタルの早期割引予約を受け付けていたり、オンライン専門のレンタル業者もあるので、気になる方は探してみてください。
毎シーズン1回以上スキー・スノボへ行くならレンタルより購入
レンタル | 激安モデル | 入門モデル | 上級モデル | |
ウェア(上下) | 3,000円 | 10,000円 | 30,000円 | 70,000円〜 |
板・ブーツ・ビンディング | 4,000円 | 30,000円 | 90,000円 | 170,000円〜 |
ゴーグル | 500円 | 3,000円 | 10,000円 | 30,000円〜 |
グローブ | 500円 | 3,000円 | 5,000円 | 15,000円〜 |
合計の値段 | 8,000円 | 46,000円 | 135,000円 | 285,000円〜 |
レンタルが1日8,000円もするとなると、「購入したほうが安上がりなのでは?」と感じる方も多いでしょう。
個人的には、毎シーズン1回以上スキー・スノボへ行くなら買ったほうがいいと思います。
上記の図の通り、スノーボードの3点セットは30,000円〜、ウェアも10,000円〜買えますからね。
つまり5回以上スキー・スノボへ行けば元が取れる。
大切にすれば5年以上使えるので、毎シーズン1回以上スキー・スノボに行く予定があるなら買ってしまったほうが断然安上がりです。
→スキー・スノーボード道具レンタルか購入か?判断するたった1つの基準とは
スキー・スノボウェアだけはおしゃれな最新モデルを購入!
スキー・スノボセットはともかく、ウェアくらいはおしゃれなものを着たいですよね。
とはいえ、レンタルだと当日までどんなウェアがあるか分かりません。
しかも毎シーズン使い回しなので、トレンドが過ぎたデザインのウェアが出てくることも…
最近は上下1万円以内で購入できるおしゃれなウェアも増えています。
2〜3回スキー・スノボへ行けば元が取れちゃうので、ぜひ購入も検討してみましょう。
→激安なのに高品質!OCスタイルのスノボウェア買ったのでレビューします
→スノボウェア激安ブランドって機能はどうなの?ハイマスマニア買ってみた!
まとめ
最後に今回の記事をまとめてみたいと思います。
①レンタル前に準備すること
- 身分証を用意する
- 利き足を決めておく
- レンタルするものを考えておく
②レンタルショップで借りられるもの
- スノーボードセット
- ウェア
- ヘルメット
- プロテクター
- ゴーグル
- グローブ
③すべてレンタルすると8,000円前後かかる。
④レンタルの手順
- 申込書を記入
- 申込書を受付に提出
- ウェアに着替えてゲレンデへGO!
⑤返却はリフト終了の30分前まで
シーズン真っ盛りの週末はレンタルショップも混雑するので、あらかじめ流れを知っておくだけでも安心ですよね。
ぜひこの記事を参考に、スキー・スノボ旅行を楽しんでいただければと思います。
【関連記事】
→賢く節約しよう!スキー、スノボ専用じゃなくても代用・兼用できるウェア・小物
→【初心者必見】はじめてのスノボ!準備から滑り方まで専門用語抜きで教えます
→スキー・スノボ1回行くといくらかかる?各種費用の内訳と節約方法教えます!